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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 16:16:41.42 ID:gE55w2ku0

(ごらく部部室)


京子「・・・」

結衣「えっ・・・」

ちなつ「京子センパイ、今何て・・・?」

あかり「きょ、京子ちゃん?」







2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 16:17:35.28 ID:gE55w2ku0


京子「だから、行ってみようと思うんだ。スターバックス・・・」

結衣「えっ、ええー!?」

ちなつ「スターバックスって、あのスターバックスですか?」

あかり「ほ、本気なの?」




3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 16:18:09.58 ID:gE55w2ku0


京子「ああ、もちろん本気だ。私は決心したんだ」

結衣「か、考え直せよ京子!」

ちなつ「そうですよ、スタバがどんな恐ろしい所か知ってますよね?」

あかり「中学生には早いよぉ!」




4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 16:19:01.72 ID:gE55w2ku0


京子「確かに、スタバの恐ろしさは色々と噂には聞いている・・・」

結衣「ああ、注文の仕方がやたらややこしくてまるで呪文みたいだって」

ちなつ「それで、間違うと店員や周りの人が一斉に吹き出すんですよね?」

あかり「ひぃえー!」




5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 16:20:02.22 ID:gE55w2ku0


結衣「そして、その様子を写真や動画に撮られて・・・」

ちなつ「下手したら、ツイッターとかに上げられて一生笑いものに・・・!」

あかり「いやぁーっ!」

京子「ああ・・・」




6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 14:37:49.21 ID:D7HWjf6X0


結衣「か、考え直せよ京子!」

ちなつ「そうですよ京子センパイ、いくら何でも無茶ですよ!」

あかり「そうだよ京子ちゃん、人生終了しちゃうよぉ、まだ中学生なのに!」

京子「いや、もう決めたんだ。私はスタバに行く!」





7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 14:39:06.59 ID:D7HWjf6X0


結衣「何で・・・。何でだよ京子。そんなに、生き急ぐ事なんて・・・」 

ちなつ「そうですよ、もっと大人になってからでも」 

あかり「そうだよ、考え直そうよ!」 

京子「みんなの言う通りだ。だけど・・・」 




8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 14:40:20.20 ID:D7HWjf6X0


京子「これは、いつか必ず乗り越えなきゃいけない試練なんだ」 

結衣「だからって、さすがにまだ早すぎるんじゃ・・・」 

ちなつ「コーヒーが飲みたいなら、いれてあげますから」 

あかり「だいたい京子ちゃん、コーヒーは飲めるの?」 




9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 14:41:38.51 ID:D7HWjf6X0


京子「・・・正直、コーヒーよりファンチオレンジの方が好きだ・・・。けど」 

京子「私は、飲むんだ!スタバで、ヘーゼルナッツキャラメルソースチョコフラペチーノを!」 

結衣「うっ、うおおおーーーっ!?」 

ちなつ「そ、それがコーヒーの名前なんですか!?」 

あかり「お、お洒落だよぉ、お洒落過ぎるよぉ!」 




10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 18:46:27.18 ID:D7HWjf6X0


結衣「・・・そうか、京子。お前本気なんだな?」 

ちなつ「ええ。どうやら、止めても無駄みたいですね・・・」 

あかり「そうだね・・・。京子ちゃん、いつ行く積りなの?」 

京子「そうだな。明日。明日の夕方に行こうと思ってる」 




11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 18:47:37.89 ID:D7HWjf6X0


結衣「なら、明日は盛大に見送らないとな!」 

ちなつ「ええ、お店の前まで行かないとですね。中にはとても入れませんけど」 

あかり「きょ、京子ちゃん、本当に大丈夫なの?」 

京子「ああ、ありがとうねみんな。なーに、大丈夫。心配ないって」 




12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 18:49:16.93 ID:D7HWjf6X0


京子「必ず、生きて帰ってくるから・・・」 

結衣「・・・ああ。信じてるよ京子。お前ならきっとやれる」 

ちなつ「ぜ、全然心配なんてしてないんですからね」 

あかり「気をつけてね、京子ちゃん・・・」 










13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 19:31:30.65 ID:D7HWjf6X0

(その日の夜、結衣の家) 


結衣「・・・京子が明日、行くんだよな・・・スタバに」 

結衣「ああ、心配だ。今からでも京子に電話して、考え直すように言って・・・」 

結衣「・・・いや、ダメだ。信じなきゃ。大丈夫って言ったアイツの事、信じてやらなきゃ・・・!」 




14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 19:32:11.33 ID:D7HWjf6X0

(ちなつの家) 


ちなつ「はーあ、まったく京子センパイと来たら。無謀が過ぎるんだから」 

ちなつ「・・・けど私、全然心配してないなんて言っちゃって」 

ちなつ「せめて、気をつけてぐらい言っても良かったかな・・・」 




15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 19:32:52.78 ID:D7HWjf6X0

(あかりの家) 


あかり「うっ、うっ・・・心配だよぉ、京子ちゃーん」 

あかり「あかりが代わりに・・・なんて、それは怖すぎるし・・・」 

あかり「お願いします、どうか明日、京子ちゃんが無事で済みますように・・・」 











16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 19:40:59.36 ID:D7HWjf6X0

(翌日、スタバの前) 


結衣「い、いよいよだな。本当に行くのか?」 

ちなつ「え、ええ、今ならまだ引き返せますよ?」 

あかり「きょ、京子ちゃん、本当に行っちゃうの?」 

京子「うん、もうここまで来たんだ。今さら後戻りはできない・・・」 




17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 19:41:57.07 ID:D7HWjf6X0


結衣「・・・そうか。じゃあ、せめて笑顔で送ってやらないとな」 

ちなつ「ええ、そうですね。ほらあかりちゃん、涙を拭いて」 

あかり「う、うん、気をつけてね、京子ちゃん・・・グスッ」 

京子「みんな、大丈夫。絶対無事に帰ってくるから」 




18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 19:51:09.95 ID:D7HWjf6X0


結衣「・・・それじゃあ。京子の健闘を祈って!京子、バンザーイ、バンザーイ!」 

ちなつ「京子センパイ、バンザーイ!」 

あかり「きょ、京子ちゃん、本当に気をつけてね?」 

京子「う、うん、それじゃ、行ってくる!」 

ガー… 




19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 19:54:17.69 ID:D7HWjf6X0

(スタバ店内) 


京子「こっ、ここが・・・。スタバ・・・!」 

京子「・・・」 

京子「・・・ゴクリ」 




20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 20:18:19.36 ID:D7HWjf6X0

(店外) 


ガー… 

京子「・・・」 

結衣「ん?ど、どうした京子?」 

ちなつ「何かあったんですか?」 

京子「う、うん、まず一旦、店の中の空気だけを確認した・・・」 

あかり「ど、どうだったの?」 




21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 20:19:14.97 ID:D7HWjf6X0


京子「うん、えっと、コーヒーの香りがした・・・」 

結衣「さ、さすがはスタバ・・・!」 

ちなつ「伊達に、コーヒー専門店を名乗ってませんね・・・!」 

あかり「コーヒーの香る、大人の空間・・・。京子ちゃん、そこはあかり達の常識が通用しない世界だよ、何が起こるかわからないから気をつけて!」 

京子「ああ・・・。よーし!それじゃ、今度こそ行ってくる!」 

ガー… 




22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 13:28:32.17 ID:kwWXpVF80

(スタバ店内) 


京子(・・・座席に、大学生らしき客が何組か・・・。それと、ノートパソコンで何かしてる人がチラホラ) 

京子(一番奥にあるのが、注文カウンター・・・?今、一人お客さんがいる) 

京子(あそこに並べばいいのか・・・?よーし) 

京子(ううっ・・・。何だか周りからの視線を感じる・・・) 




25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 13:32:08.87 ID:kwWXpVF80


受付「いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ」 

客「はいえーと・・・スターバックスラテのホットを・・・」 

京子(ヘーゼルナッツキャラメルソースチョコフラペチーノ・・・ 
よーし、バッチリだ。ネットで調べたこれを、噛まずにスラッと言えば何も問題はない!) 

客「サイズはトールで」 

受付「はい、トールですね」 

京子(え・・・?と、トール!?サイズがトールって何!?) 




26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 13:33:30.43 ID:kwWXpVF80


客「それにアドショット追加で、フォームミルクを多めに」 

受付「はい、かしこまりました」 

京子(あとちょっと!?何があとちょっとなんだ!?どういう事!?) 


受付「それでは、あちらでお待ちください」 

客「はい」 

京子(ど、どうする!?・・・いや落ち着け、練習した通りに・・・!) 




27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 13:35:26.05 ID:kwWXpVF80


受付「お待たせしました。ご注文をどうぞ」 

京子(え、えーと・・・あ、カウンターにメニューが置いてある!これを見ながら) 

京子(・・・え?な、ない!) 

京子(ヘーゼルナッツキャラメルソースチョコフラペチーノが、載ってない!) 




28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 15:33:53.53 ID:kwWXpVF80


京子(もしかして、このお店じゃ売ってない・・・?) 

京子(イチかバチか、注文してみる?) 

京子(・・・いや、それは危険過ぎる。地雷を踏みに行くようなもの。なら、ここは妥協して) 




29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 15:34:41.24 ID:kwWXpVF80


京子「えーと・・・。こ、これを」 

受付「はい、ソイラテですね、サイズはどれにしますか?」 

京子「え、えっと、と、トール・・・?」 

受付「トールでよろしいですね」 

京子「はい・・・それを」 


京子「あとちょっとで・・・」 

受付「はい?」 




30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 15:35:32.21 ID:kwWXpVF80


京子(だ、ダメだ・・・。ヘーゼルナッツキャラメルソースチョコフラペチーノを注文したかったのに) 

京子(ソイラテって、何だよ・・・。そんな聞いたこともないやつ、頼みたいんじゃないのに) 

京子(周りからあざけるような視線を感じる。やっぱり、スタバは私には早過ぎたんだ・・・) 

結衣「京子!」 

ちなつ「京子センパイ!」 

あかり「京子ちゃん!」 




31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 15:37:16.10 ID:kwWXpVF80


京子「え・・・?ゆ、結衣?それにみんな?ダメだ、来ちゃ!」 

結衣「・・・」ツカツカ 

京子「結衣!」 

受付「あ、いらっしゃいませ。ご注文は・・・」 




32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 15:51:29.12 ID:kwWXpVF80


結衣「オススメで!」 

受付「は、はい、ではただ今人気のストロベリーベリーマッチフラペチーノのトールサイズは・・・」 

結衣「うん、それを3つ!」 

京子「結衣・・・!」 




33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 15:53:34.72 ID:kwWXpVF80


結衣「ほら、京子。頼みたいのがあるんだろ?」 

結衣「大丈夫だって。みんなついてるから。ほら勇気を出して」 

ちなつ「ええ、そうですよ京子センパイ」 

あかり「京子ちゃんは一人じゃないよ!」 

京子「みんな・・・。よーし」 

京子「じゃあ、さっきの私の注文はキャンセルで。代わりに」 




34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 15:54:21.89 ID:kwWXpVF80


京子「ヘーゼルナッツキャラメルソースチョコフラペチーノ、1つ!」 
















35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 23:36:48.67 ID:kwWXpVF80

(10分後) 


京子「へー、フラペチーノって、パフェみたいのなんだねー。コーヒーの一緒だと思ってた。おいしいけど」 

結衣「そこをわからず注文しようとしてたのかよ」 

ちなつ「けど、おいしいですねーコレも」 

あかり「うん、す、ストロベリー?・・・何だっけ」 




36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 23:37:20.07 ID:kwWXpVF80


京子「けど結衣。それにみんな。ありがとう、助かったよ・・・」 

結衣「ん?い、いやなぁに」 

ちなつ「結衣センパイ、かっこ良かったですよ」 

あかり「うん、そうだね。京子ちゃんのピンチにお店に飛び込んでって」 




37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 23:40:54.97 ID:kwWXpVF80


京子「まぁ、それに折角だから、じっくり味わおう!この大人な空間のムードをさ!」 

結衣「ああ、そうだな」 

ちなつ「ええ。あかりちゃんは場違いだけど」 

あかり「なんで!?」 




38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 23:45:12.92 ID:kwWXpVF80


京子「う、うーん、大人の空間、か・・・うん」 

結衣「あ、ああ。この雰囲気に合う、何か大人っぽい話を・・・」 

ちなつ「そ、そうですね」 

あかり「ん?」 




39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 23:47:32.05 ID:kwWXpVF80


京子「え、えっーと、黒い下着?」 

結衣「あ、ああ、やっぱ大人なら黒だよな、下着は。うん」 

ちなつ「そ、そうですね。スケスケで、腰の所がヒモになってて・・・」 

あかり「やっぱり、無理して大人ぶるのはやめようよ!?」 


終わり 




40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/03(日) 23:48:24.61 ID:kwWXpVF80

以上になりました 
読んでくれた方、ありがとうございました






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