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1: 名無しさん@おーぷん 2015/04/21(火)21:23:41 ID:QBA
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
第六話
巫女「メリーさんと食事会」
の続編です
- 2: 名無しさん@おーぷん 2015/04/21(火)21:23:49 ID:QBA
閻魔「そこのお二人!!」
花子「……へ?」
口裂け女「……は?」
メリー「……え?」
巫女「……」
巫女「あ、これ私じゃどうにもならなくなったわ」
メリー「いやいやいやいや、アレって……え、閻魔様ぁ!?」
巫女「なんつー時に現れてんだあの廃人、つーかここ現世だぞおい」
メリー「何その淡白な反応!?」
巫女「いやたまーに現世に遊びに来てるけどさ、寄りにもよって……」
メリー「いやダメでしょ地獄の王みたいなもんだし、何してんの閻魔様」
巫女「いやーあの人さー、同じオンラインゲームしてんだけどさー。たまにラグがウザいって言って現世でプレイしたりするのよねー」
メリー「何そのアクティブさ」- 3: 名無しさん@おーぷん 2015/04/21(火)21:24:05 ID:QBA
巫女「あとネカフェの特典良い時にたまに来るのよね」
メリー「閻魔様、ネカフェとかより仕事しないの!?」
巫女「しながら途中で抜け出すから性質悪いのよ」
メリー「意味分かんない」
巫女「とりあえずさ、一時休戦してアレに突撃するわよ」
メリー「いやいやいやいや、あれ入ったら何起こるか分からないから。と言うか休戦させないから」
巫女「あ、てめぇ人が話してる時に何手錠なんて……あ、この手錠本物の奴だ、おい」
メリー「さぁて、今夜はお楽しみよ?」
巫女「残念縄抜けの術」
バキンッ
メリー「手錠壊したぁぁぁ!?」
巫女「はっはっはぁ、鳩が豆喰らったような目で見なさんな」
メリー「怪力女……」
巫女「いや違うから、巫女さんの数多の護符の一つの斬撃護符使っただけだし」
メリー「あ、当たったらどうすんのさ!」
巫女「まぁ、こう、真っ二つにズバーンと。度胸合体できないような」
メリー「ひぃぃ……」- 4: 名無しさん@おーぷん 2015/04/21(火)21:24:20 ID:QBA
巫女(流石に可哀想か)
巫女「分かったから本気で怯えないでよ、デートしてやるから」
メリー「本当!?」
巫女「っても、映画見て食事するくらいならね」
メリー「デート!デート!」
巫女「あ、こいつ聞いてねぇ。まぁ良いか」
巫女「じゃ、行くわよメリーさん」
メリー「……やっぱり行くんだ……」
一方その頃
口裂け女「な……なぁぁ!?」
閻魔「久々だな口裂け女、はーっははぁ!」
花子「……誰?」
閻魔「えー、知らないのー。嘘でしょー、閻魔様だよ閻魔様。君達の遥か上の存在的な?」
花子「……え?」
口裂け女「いや何でここに居るんですか、と言うかなんで現世に居るんですか。と言うか仕事どうしたんですか」
閻魔「相変わらずツッコミ多いなー、なんとなく!」
口裂け女「馬鹿じゃないの?」
閻魔「切れ味の良いナイフみたいなツッコミありがとう、閻魔様少し傷付いた」
花子「え、閻魔様って、閻魔様ぁ!?」
閻魔「そうそう、私が閻魔様。地獄からの使者!」
口裂け女「地獄の巫女みたいな人よ花子さん、まともに取り合ったら面倒だから」
閻魔「流石にちょっと扱い酷く無い?」
巫女「何やってんのよ閻魔」
口裂け女「み、巫女さん!?」
花子「あ、君は……喫茶店の!?」
メリー「私メリーさん、こんにちは!」
巫女「その前に謝れ阿呆」
閻魔「おや巫女っち、お前さんも二人のキューピッドになりにきたのかぇ?」
花子「きゅ、キューピッド……」
口裂け女「待って顔赤らめないで花子さん、と言うか閻魔何しに来てるんだよおい」
メリー「恋のキューピッド……素敵な響き……」
巫女「お前は黙れよもう、とりあえず寒いから私の神社にみんな来なさい。そこで今回の騒動を纏めましょう」
閻魔「あ、ノーパソ持って来るの忘れた」
巫女「どうせログインボーナスもう貰ってるんだから良いでしょ」
メリー「花子さん……頑張れ!」
花子「う、うん……」
花子(こ、この子少し怖いな……)
口裂け女「なにこれ」
巫女の神社(自宅)
巫女「さて、ここに集まるはカップルの誕生を祝う人と妖怪が混じる披露宴となりま」
口裂け女「おい待てや巫女、本当に待てや」
メリー「おめでとう花子さん、喫茶店ではごめんね……私、貴女達の事ずっと祝うから!」
花子「ぼ、僕……ありがとう、嬉しいな……」
口裂け女「お前ら二人も待てや、花子さん正気に戻ってお願いだから」
閻魔「いやーめでたしめでたし」
口裂け女「やめろやマジで、私は他に好きな人居るから」
花子「ぼ、僕の事嫌いなの!?」
口裂け女「いや違うって、そうじゃないって。同性の妖怪だからそういうのじゃないってば」
メリー「健気な女の子の淡い純情を弄んだのね!?」
口裂け女「お前はまず誰だよ、何で接点無い妖怪がいきなり私を罵倒するのさ」
巫女「まぁほら、為せば成る、恋愛もまた同じ」
口裂け女「黙れよもぉぉ!!」
閻魔「あ、巫女っちちょっとパソコン貸して。マイショップ確認したい」
巫女「どうせ売れてるんだから良いじゃ無い」
口裂け女「お前らゲームから離れろよぉぉぉ!!!」
巫女「まぁ冗談はさておき、そもそもの発端は口裂け女の優しさが原因な訳で」
メリー「それで花子さんは君に恋愛感情を持ってしまった!」
閻魔「そして素直にお前へ告白したのだぞ、それも張り裂けそうな気持ちを抱きながら」
花子「……僕、本当に好きになっちゃったんだ……口裂け女さんの事……」
巫女「けれど悲しいかな、口裂け女はこれを拒む」
閻魔「嗚呼、悲劇の妖怪はトイレを離れ、遠い地へ」
メリー「なんて可哀想……」
口裂け女「何そのモノローグ、やめてよ。と言うか私は花子さんが嫌いじゃないから。でもお友達としてだから、恋愛とか本当無理ですから」
メリー「酷いよ!」
口裂け女「君は黙る事を知ろう、そもそも同性に告白するとかおかしいでしょ!!」
メリー「私は嬉しいけどなぁ」
巫女「あ、ちなみにこいつ百合じゃなくてレズ、モノホンの同性愛な方」
口裂け女「なんで私の周りはこんなのばっかなんだろう」
花子「そこに僕を入れないで欲しい」
口裂け女「いや花子さんも入れられたく無かったら正気に戻ってよ」
閻魔「と言うか疑問何だが何故に花子さんは口裂け女が好きになったんだ?」
口裂け女「いやそこからかよ」
花子「じ、実は……」
花子説明中
花子「……と言う訳です」
閻魔「イイハナシダナー」
メリー「イイハナシダナー」
巫女「イイハナシダナー」
口裂け女「何でお前ら三馬鹿は息ピッタリなの!?」
メリー「でもさ、でもさ。同性だからって嫌うのは違うよね」
閻魔「恋愛は人間も妖怪も自由なんだぞ、それを貴様は頭ごなしに否定しているのだ。恥を知れ恥を」
口裂け女「いやいやいやいや、だからさ。本当にさ」
花子「……ぐすっ」
巫女「あー、泣ーかしたー泣ーかしたー」
閻魔「せーんせーに言ってやろー」
口裂け女「あああああああああ!!!!!」
メリー「なんか楽しいねー」
巫女「でしょ、一人より皆で騒ぐ方が世界は楽しくなるわ。そこに人も妖怪も無いってね」
メリー「それ、管理者としての言葉?」
巫女「それもあるわね」
口裂け女「真面目な話は後にして、その前に話進めてよ。もう叫び過ぎて喉痛い」
巫女「てへっ」
口裂け女「裂くぞ腹黒巫女」
巫女「でもさー、少しくらい花子さんの気持ちも分かってあげても良いんじゃない?」
口裂け女「そ、それは……」
閻魔「確かに同性だ。だが何度も言うが彼女は君に惚れてしまったんだ。これはもうどうしようもない」
メリー「受け入れるべきなのは口裂け女の方、そういう人も居るって事を理解してあげて欲しいな」
口裂け女「で、でも……」
巫女「あんただって人間を好きになって私に相談しに来たでしょうが、人も妖怪も関係無い。ましてや恋愛になるとね」
口裂け女「うぐっ……」
花子「……もう、良いよ。皆」
口裂け女「は、花子さん……?」
花子「異常だってのは僕が一番わかってる。でも好きになった事に変わりない。でも口裂け女さんは……そんな僕はやっぱり気持ち悪いと」
口裂け女「待って、違うってば。人の趣味とか趣向とかにとやかく言うつもりは毛頭無いし、気持ち悪いなんて思ってないし!」
巫女「あーあバッド入っちゃった
。ネガティブ根暗娘になっちゃった」
口裂け女「張っ倒すぞ巫女少し黙れ。ねぇ花子さん……本当に私が好きになったの?」
花子「……うん」
口裂け女「…………分かった」
花子「!」
巫女「お?」
メリー「!」
閻魔「ほう」
口裂け女「……ごめんなさい」
花子「……っ……」
口裂け女「酷い妖怪だと思って貰って構わない。でも私は……私には、好きな人が居るの。片想いだけどね」
口裂け女「その人に、私は伝えなきゃならない。自分の気持ちを、本心を」
口裂け女「……妖怪だってバレたらすぐに逃げられるだろうし、口もこんなに裂けてるから素顔を見られたら最後だって分かってる。でも……」
口裂け女「その人に私の気持ちを伝えないで、貴女と一緒にはなれない」
口裂け女「だから……ごめんなさい」
花子「……ぐすっ……ひっく……わ、分かって、ました……ぇぐっ……はいっ……」
巫女「……それって片想いの人に振られたら花子さんと付き合って良いって事よね」
口裂け女「……えっ」
メリー「そう言えば」
閻魔「確かに」
花子「く、口裂け女さん……!」
口裂け女「いや待て待て待て、ちょーっと待とう」
巫女「言質頂きました~」
閻魔「よっしゃ、閻魔様バッチリ聞いたから最早逃げられんぞ」
メリー「よぉし花子さん、今からその男をコロコロしに行こう!」
花子「え、で、でもっ」
口裂け女「あぁぁあぁぁ待てってばメリーさぁぁん!」
メリー「ぐえっ、首、クビぃ……」
口裂け女「あ、あ、あ、あの人に手を出したら本気で殺す、絶対殺す、口裂いてお腹裂いて股も裂く!!」
メリー「あばばばば……ブクブク……」
花子「くくく口裂け女さん!?メリーさん泡吹いてる!」
巫女「お、そのまま締めちゃえ。やっちまえ~」
花子「何で巫女さんメリーさんにそんな冷たいの!?」
巫女「機密事項です、おらさっさと締めあげろ口裂け女。見なかった事にしてあげるから」
口裂け女「……はっ、メメメ、メリーさぁん!?」
メリー「ブクブク……」
巫女「ちっ」
閻魔「んー、なんか閻魔様疎外感」
メリー「三途の川が見えた」
巫女「お前は常世の住人だから渡っても戻ってくるじゃん」
口裂け女「ほ、本当にごめんなさい……」
巫女「除霊は最後までキッチリやるのが乙ってもんよ」
花子「でも妖怪同士なんだから意味ない気が……」
閻魔「いや常世に来ても地獄じゃないと私の管轄じゃないから、変な所に行っても何も出来ないから」
花子「変な所?」
巫女「……」
閻魔「あー……まぁ、地獄以外にも常世ってあんだよねぇ。現世で言う外国みたいな?」
メリー「良く分かんないけど死ぬかと思った」
口裂け女「いや本当ごめんってば」
巫女「そのまま死ねば良かったのに、なーんちゃって」
花子「巫女さん目が笑ってない」
閻魔「さて、とりあえずひと段落したし私帰るわ」
巫女「はよ帰れ、あんたこっちに来ると他の妖怪とか大変何だから」
花子「口裂け女さん、ぼく待ってる……ありがとう」
口裂け女「え、あ、うん……とりあえず私達も帰ろうか、今日は何食べる?」
花子「僕は口裂け女さんの手料理が良いな~」
メリー「傍から見たら付き合ってるよねアレ」
巫女「まぁひと段落したから良いでしょ。後は時間が何とかしてくれるわ」
花子「今日は皆さん、ありがとう……僕、口裂け女さんの事待つよ!」
口裂け女「あーうん、あー……うん……」
巫女「早めに申請出してくれないと婚約する時面倒だから注意ね」
口裂け女「うっさい!帰ろう花子さん、たっぷり料理作りますから!!」
閻魔「んじゃ、またね~巫女っち」
バタンッ
巫女「……はぁ」
巫女「いやー疲れた、オールキャスト勢揃いって感じ?」
メリー「お祭りって楽しいね~」
巫女「そうね~、それとお前もそろそろ帰れ。ナチュラルに居座ろうとすんな」
メリー「えー!?」
巫女「デートしたいんでしょ?」
メリー「うっ」
巫女「……三日後、十時に駅前の時計の前で待ってなさい。まずは映画ね、それからご飯食べて……」
メリー「……ほ、本当にデートしてくれるの?」
巫女「まぁね、流石にやり過ぎたし。でもそれが終わったら付きまとわない事」
メリー「……」
巫女「あんたは望んで現世に来た、面倒な手続きをして正式にね。現世で私とばかり居てもメリーさん自身の為にならない」
メリー「そ、そんな事……」
巫女「あんたの仕事は人を脅かす事、そして私はそんな妖怪達を管理して平和的に世界を見守る存在。悩みとか相談はいつでも受けるけど、それ以上は駄目。今回だけ特別に付き合ってあげる」
メリー「……やっぱり、巫女さんは妖怪嫌いなの?」
巫女「……何で?」
メリー「なんと、なく……何処か一線を引いてるって言うか……」
巫女「……当たり前でしょ、私は人間。あんたは妖怪、価値観が違うのよ」
メリー「……矛盾してるよ、それ」
巫女「人間なんだから矛盾してて当然よ、ほら帰った帰った。三日後に会いましょう」
メリー「……うん、おやすみなさい……」
バタンッ
巫女「……はー、何とか帰らせられたわね」
巫女「面倒な約束しちゃったけど、まぁそれも仕事の内よね」
巫女「……妖怪が嫌いか? だって」
巫女「……分かってる、昔の事だし。彼女達は関係無いし」
巫女「あーやだやだ、最近どうも調子狂うなー」
巫女「…………」
巫女「忘れよう、明日はいつのも私。そう……」
巫女「私は私なのだから」
完
以前はVIPで書いていましたが専門板があると聞いたので此方で掲載させて頂きました
四話から続いてましたが無事にこの回は終わりました、読んで頂きありがとうございます
暇潰しでした、また何処かで
テンポよく読めて面白かったです!おつでした!
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