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1: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:15:45.01 ID:GKBYaU1wo

結衣「三人でボーリングとか、初めてだね!」モグモグ

雪乃「私はボーリング自体初めてなんだけど。比企谷君、どうやればいいのか、教えてくれる?」

八幡「ああ。まずはボールを選ぶんだ。向こうに幾つかボールがあるから、自分が持ちやすいボールを選んでくれ」

雪乃「そうね……。これがいいかしら」ムンズッ

結衣「ゆきのん、ボールを鷲掴みとかスゴいね!」モグモグ

八幡「何で由比ヶ浜はさっきからバナナを食ってるんだ?」





2: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:16:28.53 ID:GKBYaU1wo

雪乃「それで、このボールをどうすればいいの?」ブンブン

結衣「ゆきのん、ボールを鷲掴みで振り回すとかスゴいね!」モグモグ

八幡「ああ。そしたら、そのボールをこのレーンの奥に向かって投げるんだ。ピンが倒れた本数が自分の点数になる」

雪乃「このボールをレーンの奥に投げればいいのね?」ザッ

八幡「おい、野球の投球モーションで投げるのか」

結衣「ゆきのん、ボールに重さを感じさせないってスゴいね!」モグモグ



3: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:17:15.75 ID:GKBYaU1wo

雪乃「それじゃ、第一投目、行くわよ」ザッ

結衣「ゆきのん、がんばれー!」ポイッ

八幡「おい、由比ヶ浜。食べたバナナの皮をポイ捨てするな。危ないだろ」

雪乃「せーの……あっ」ツルッ


雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」


八幡「しまった! 雪ノ下がバナナの皮で滑って転がっていったぞ!」

結衣「ゆきのーん!」




4: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:17:48.81 ID:GKBYaU1wo

雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」 

パッカーン!! 


パンパカパーン♪ 


雪乃「がこっ! うぃーん!!」 


八幡「まずい! 雪ノ下がそのまま奥に転がっていったぞ!」 

結衣「スゴいよ、ゆきのん! ストライクだよ!」



5: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:18:19.04 ID:GKBYaU1wo

ガコガコッ、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ 

ガシャコン 


コロコロ…… 

雪乃「ただいま」スタッ 


八幡「お、おう……」 

結衣「ゆきのん! レーン奥から転がり戻ってきて無事とか、スゴいね!」



6: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:18:57.45 ID:GKBYaU1wo

結衣「じゃあ、次は私の番だね。がんばるよー!」ムンズッ 

八幡「おい、由比ヶ浜! それはボールじゃなくて……!」 

結衣「せーの!」ブンッ 


雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」 


八幡「しまった! 雪ノ下が凄い勢いで転がされていったぞ!」 

結衣「ゆきのーん!」



7: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:20:05.32 ID:GKBYaU1wo

雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」 

パッカーン!! 


パンパカパーン♪ 


雪乃「がこっ! うぃーん!!」 


八幡「まずい! 雪ノ下がそのまま奥に転がっていったぞ!」 

結衣「スゴいよ、ゆきのん! ストライクだよ!」



8: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:20:33.33 ID:GKBYaU1wo

ガコガコッ、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ 

ガシャコン 

コロコロ…… 

雪乃「ただいま」スタッ 


八幡「お、おう……」 

結衣「ゆきのん! レーン奥から転がり戻ってきて無事とか、すごいね!」



9: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:21:04.40 ID:GKBYaU1wo

八幡「点数表示が、何故か雪ノ下が二連続ストライクになってて、由比ヶ浜はガーターになってるぞ」 

結衣「でも、次はヒッキーの番だから、今度こそ大丈夫だよね!」 

八幡「ああ。俺は腕力がないからな。雪ノ下を掴んで放り投げる事は無理だ」 

結衣「ところでさ、ヒッキー。このボール置き場にあるボタンって何だろ? とりあえず押してみるよ」ポチッ 


ドカンッ!! 


雪乃「ひゅーーーーーーーーーーん!!」 


八幡「しまった! 雪ノ下がテロリストの仕掛けた爆弾の爆発で飛んでいったぞ!」 

結衣「ゆきのーん!」



10: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:21:31.87 ID:GKBYaU1wo

雪乃「ひゅーーーーーーーーーーん!!」 

パッカーン!! 


パンパカパーン♪ 


雪乃「がこっ! うぃーん!!」 


八幡「まずい! 雪ノ下がそのまま奥に転がっていったぞ!」 

結衣「スゴいよ、ゆきのん! ストライクだよ!」



11: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:21:59.85 ID:GKBYaU1wo

ガコガコッ、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ 

ガシャコン 

コロコロ…… 

雪乃「ただいま」スタッ 


八幡「お、おう……」 

結衣「ゆきのん! レーン奥から転がり戻ってきて無事とか、すごいね!」



12: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:22:52.53 ID:GKBYaU1wo

八幡「これで雪ノ下は三連続ストライクか」 

結衣「でも、私たちがガーターだよ、ヒッキー!」 

雪乃「次は私の番ね」ムンズッ 

八幡「雪ノ下の番が多すぎないか?」 

結衣「不思議な不公平を感じるし!」ヌリヌリ 

八幡「おい、由比ヶ浜。勝手に床にワックスを塗ると、滑りやすくなって怒られるぞ」 

雪乃「それでは、行くわよ」タタタッ 

雪乃「あ」ツルッ 


雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」 


八幡「しまった! 雪ノ下が滑って転んで勢いよく転がっていったぞ!」 

結衣「ゆきのーん!」



13: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:23:20.39 ID:GKBYaU1wo

雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」 

パッカーン!! 


パンパカパーン♪ 


雪乃「がこっ! うぃーん!!」 


八幡「まずい! 雪ノ下がそのまま奥に転がっていったぞ!」 

結衣「スゴいよ、ゆきのん! ストライクだよ!」



14: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:23:47.86 ID:GKBYaU1wo

ガコガコッ、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ 

ガシャコン 


コロコロ…… 

雪乃「ただいま」スタッ 


八幡「お、おう……」 

結衣「ゆきのん! レーン奥から転がり戻ってきて無事とか、スゴいね!」



15: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:24:40.67 ID:GKBYaU1wo

八幡「遂に雪ノ下が四連続ストライクだな」 

結衣「ゆきのんばっかりズルイし! こうなったら、ゆきのんを使って私がガーターを出してやるし!」ムンズッ 

八幡「おい、由比ヶ浜! まさか、お前、雪ノ下を投げる気じゃ……!」 

結衣「せいっ!」ブンッ 


雪乃「ひゅーーーーーーーーーーん!!」 


八幡「しまった! 雪ノ下がオーバースローで飛ばされていったぞ!」 

結衣「ゆきのーん!」



16: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:25:16.30 ID:GKBYaU1wo

雪乃「ひゅーーーーーーーーーーん!!」 

ズガンッ!! バキンッ!! 


雪乃「ぎゅいーーーーーーーーーーん!!」 


八幡「大変だ! 雪ノ下が天井をぶち破ってそのまま大空に飛んでいったぞ!」 

結衣「ゆきのーん! カムバーック!!」



17: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:25:52.25 ID:GKBYaU1wo

― ニューヨーク 高層ビル ― 


キャシー「凄いわね、ニューヨークの街が一望出来るなんて。こんな場所でお洒落にディナーが出来るだなんて、まるで夢みたいな気分よ」 

ブライアン「だったら、自分の頬でもつねって確かめてみるかい? それとも俺が確かめさせてあげようか? 頬をつねる訳じゃなく、唇を塞いでだけどね。HAHAHAHA」 

キャシー「ブライアンったら、冗談ばっかり。やめてよ、もう。ふふっ」



18: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:26:58.71 ID:GKBYaU1wo

キャシー「それにしても、ブライアン。今日は一体どうしちゃったの? こんな高級そうな場所に私を誘うなんて」 

ブライアン「ああ、その事か。だったら、キャシー。実は君にも、ある程度の察しはついてるんじゃないかい?」 

キャシー「ついている、と言えば、ついているかもしれないわね。でも、それは到底私の口からは言えなさそうな事だもの。だから……」チラッ 

ブライアン「キャシー……今日は少し真面目な話をしたいんだ。いいかい?」 

キャシー「ええ、もちろんいいわ。でも……せめて食事が終わってからにして欲しいの。もしも私の予想通りの事だったら、ここであなたと一緒にこのまま食事なんて出来そうにないもの」 

ブライアン「オーケー。わかったよ。話は食事の後に。ワインをすっかり飲み終えて、デザートを食べ終わってからにしよう」 

キャシー「そうしてもらえると嬉しいわ。ありがとう、ブライアン」



19: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:27:41.31 ID:GKBYaU1wo

キャシー「そういえば、あなたと初めて出会った夜も、こんなシチュエーションだったわね」 

ブライアン「そうだな。あの時はこんな高そうなレストランじゃなく、しみったれたラムの匂いが充満している安くてボロっちいバーだったけどな」 

キャシー「そして、あなたはお客じゃなくてその店のバーテンダーだった」 

ブライアン「ああ。来る客、来る客、全員がコカインでもやっているかのような、キマッちまってる奴らばかりだったよ。お代を貰おうとすると、代わりにショットガンを突きつけてくる様な奴もザラにいたさ」



20: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:28:29.86 ID:GKBYaU1wo

キャシー「あの頃の私もそうだったわね。すっかり酒と麻薬に溺れていたわ。まるで野良犬の様だった」 

ブライアン「そう思っているのは君だけだよ、キャシー。バーに入ってきた君は美しくて、俺には君が天使のように見えた。これは嘘じゃない」 

キャシー「そう言ってくれるのは、今も昔もあなただけよ、ブライアン。他の人は違うわ」 

ブライアン「……なあ、キャシー。自分を卑下するのはいい加減やめにしないか。昔はともかく、今の君は真面目にスーパーマーケットで働いてるじゃないか。周りの評判だって……」 

キャシー「でも、それは全部あなたが世話を焼いてくれたからだもの。私一人だったら絶対に無理だった。それに、今のあなたはバーテンダーではなく、有名プロレスラー……。私とあなたとの距離は遠ざかっていくばかりだわ」 

ブライアン「キャシー……」



21: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:29:23.50 ID:GKBYaU1wo

キャシー「私はね。あなたに助けられたから、今度は私があなたを助けたかったの」 

ブライアン「そうだったのか……。君がそんな風に思ってるとは知らなかったよ」 

キャシー「でも、あなたは私の助けなんか必要ないぐらい体も心も強かったし、それに隣には可愛いガールフレンドもいた」 

ブライアン「いや、ステファニーと俺はそんな仲じゃ……。それに、キャシー、ちょっと待ってくれ。俺は、実は君の事が……!」 


雪乃「ぎゅいーーーーーーーーーーん!!」 


ブライアン「WHAT!?」 

キャシー「な、何!? どうしたの、ブライアン!?」 

ブライアン「オーノー……! クレイジー……!!」 

キャシー「ブライアン!? どうしちゃったの、ブライアン!?」



22: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/26(月) 22:30:25.14 ID:GKBYaU1wo

その後、雪ノ下は戻って来る事がなかったので、雪ノ下の代わりに俺と由比ヶ浜が二人で投げて、俺たちの三人での初ボーリングは終わった 

翌日、雪ノ下は普通に登校してきた 

部室でも雪ノ下は由比ヶ浜と普通に話していたが、昨日のボーリングの話をしたら、由比ヶ浜は四階から放り投げられていた。多少は怒っていたらしい 

やはり、由比ヶ浜結衣とボーリングをするのは最大級に間違っている 








23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 22:36:19.56 ID:LiCyawvAO

乙 
おもしろかったよ



26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 23:37:01.37 ID:uN7nes640

ガハマさんが割と酷いww



28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 23:49:58.27 ID:j9nnYTAHo

ボーリングじゃなくてボウリングな 
そこまでがネタならばすげーわ



30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:59:48.74 ID:rsT7rRbi0

ボーリングだと思ってた 
なにはともあれ乙






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