転載元 : http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1559470936/

1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 19:22:16.19 ID:KTXI4/1Q

絵里「私を外国人かなにかと勘違いしてるわね」

海未「実際、そういう印象を持たれますよ。ハンバーガーも食べたことなかったのですから」

絵里「ハンバーガーはたまたまよ。そういう機会が一度もなかっただけ」

海未「ハンバーガーを食べる機会がないって結構すごいですよ」

絵里「事実そうだったし仕方ないでしょ。ラーメンは食べれるわよ。なんなら今日行く?」

海未「!」

海未「どこに行きます!?秋葉原ってたくさんラーメン屋さんあるじゃないですか!」ウキウキ

絵里「……もしかして行きたかったの?」



3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 19:30:38.30 ID:KTXI4/1Q

海未「あ、あそこはどうですか。男坂の前にある武士みたいな名前のところ」

絵里「入ったことあるの?」

海未「無いですよ。でももやしがたくさん入っていることは知っているので、ヘルシーじゃないですか」

絵里「……入ったことないなら辞めておきましょう」

海未「ではUTX高校にあるいつも人が並んでいるところは?」

絵里「美味しかったのだけれど……お腹空いてるから並ぶのはね」

絵里「あ、そうだ。しばらく食べてなかったから行きたいところあるのだけどいい?」

海未「はい。絵里のおすすめがあるなら連れて行ってください」

絵里「じゃ、上野までいきましょ」



6: 名無しで叶える物語(おいしい水) 2019/06/02(日) 19:34:08.48 ID:2Aii2rMb

ラーメン大好き絢瀬さん




10: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 19:38:33.75 ID:KTXI4/1Q

絵里「ここよ。晩御飯前だから混雑する前で良かったわね」 

海未「はぇ~……こんななんだかお店の看板はカッコ良さそうですね」 

絵里「ん?ここ知らないの?一応チェーン店よ」 

海未「……あ、知ってましたけどね!!」 

絵里(実はこの子あんまりラーメンに拘りないのかしら) 

絵里「24時間開いてるから夜勉強しててお腹空いたら上野まで来るといいわよ」 

海未「そんなことすればお母様になんと言われるか……」



11: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 19:44:38.84 ID:KTXI4/1Q

絵里「ちょっと高いのがねー」ガガッピー 

海未「カエ……タマ?」 

絵里「海未、あなた亜里沙みたいな反応するのね。知らないでしょ」 

海未「し、知ってます!!いつも頼んでます!」 

絵里「だいたいとんこつ系のラーメン屋さんにしかないわよ。海未はとんこつ派だったのね、知らなかったわ」 

海未「とんこつ組……?そ、そうです!組長まで選ばれましたから!」 

絵里(あ、やっぱり……) 

絵里「ふふふ……」



12: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 19:50:58.05 ID:KTXI4/1Q

「2名様ご来店です!」 

海未「……」 

海未「え、絵里」コソコソ 

絵里「ん?」 

海未「すごいですね。勉強机に向かっている感じです」 

絵里「仕切りもあるし、店員さんとも対面しないから女性ひとりでも入りやすいの」 

海未「へー……」 

絵里「感心してないで、その紙にチェックつけないと」 

海未「これ、アンケート用紙じゃなかったのですか?」 

絵里「お好みを書くのよ。……初めてならおすすめにつけておくのね」 

海未「むっ」



13: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 19:55:02.89 ID:KTXI4/1Q

「いらっしゃいませ。食券お預かりします」 

海未「あ、ハイ。よろしくお願いします」ペコペコ 

絵里(見えてないわよ) 

「替え玉が必要になったらこのプレートをこちらに置いてください」 

海未「わかりました」 

絵里(わかってなさそう)



17: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:00:42.38 ID:KTXI4/1Q

カチャカチャ カパッ 

海未「あ……この仕切り外せたのですね」 

絵里「知らない人が隣にいるときは外しちゃダメよ。気まずいから」 

絵里「園田海未ちゃん、初めてのとんこつラーメンです。果たしてお口に合うでしょうか」 

海未「は、初めてじゃないです!」 

絵里「今にわかることね」



18: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/02(日) 20:03:15.22 ID:cHsWBn9j

女の子がラーメン食べる時髪まとめる仕草、いいよね



22: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:08:50.09 ID:KTXI4/1Q

絵里「海未は閉鎖された空間とか、狭いところ好き?」 

海未「えっ、どうでしょうか。特に考えたことはないですが、嫌いではありません」 

絵里「海未と個室でご飯食べるのも悪くないかなって思ったのよ」 

海未「っ……!?///そ、それはどういう意味ですか?」 

絵里「そのままの意味よ。今度、お鍋でも食べに行く?女子高生の身としては高いから、きっと何かの節目になるでしょうけど」 

海未「……ぜひお願いします。絵里と一緒にご飯を食べるの、楽しいですから」 

絵里「私も」 

絵里・海未(………ちょっと恥ずかしい///)



23: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:16:36.60 ID:KTXI4/1Q

「おまたせしました」ドン 

海未「こ、これが……」 

絵里「あら、海未も硬めにしたの?やるわね」 

海未「と、当然です」 

海未(カタメというワードだけどこかで聞いておいて良かったです) 

絵里「いただきまーす」 

海未(ど、どう食べれば……) 

『まずはスープから』 

海未(書いてるじゃないですか!観光客に配慮したお店で良かったです!) 

海未(スープ……このレンゲを使えばいいのですよね、たぶん) 

海未「……ごきゅっ」 

海未「んっ❤」 

海未(喉を通る未知の感覚……クリーミーで、癖になってしまいます……❤)



24: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:22:59.81 ID:KTXI4/1Q

絵里「海未、麺伸びるわよ。硬めにした意味がなくなっちゃう」 

海未「そ、そうですねっ……」 

海未(たしかにラーメンは麺も主役です、食べなければ……しかし)チラッ 

絵里「ずずっ、ずぞぞぞぞ……」 

海未(か、完璧すぎます!容姿に似合わないくらい上手に啜れています!) 

海未(い、意外とやってみると簡単なのかも知れませんね。よし、見ていてください!) 

海未「んっ、んも、んもっ……」もたもた



26: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:31:07.44 ID:KTXI4/1Q

海未「んも……」 

絵里「海未」 

海未「……」(箸で宙の麺を口へ運ぶ) 

絵里「海未、一度噛み切りなさい」 

海未「んっ」 

海未「おいしい……!」 

絵里「海未ちゃ~ん?」ニヤニヤ 

海未「あ……///これは、その……」 

絵里「まさか海未がフランス人だなんて思わなかったわ」 

海未「うぅ……///」



27: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:36:03.91 ID:KTXI4/1Q

絵里「その様子じゃ、ラーメン自体食べるのが初めてって感じね」 

海未「はい……穂乃果もことりも、あまり連れて行ってくれませんし、だからといって一人で入るのも……」 

絵里「うどんとか蕎麦は?」 

海未「問題ない、と思っているのですが……麺の太さの違いでしょうか」 

絵里「ラーメンはもっと訓練が必要ね。海未がラーメンマスターになるまで付き合ってあげるわ」 

海未「絵里……!」 

絵里「とりあえず今は、食べやすい食べ方でいいと思うわ。ご飯は美味しく食べるのが一番ですもの」 

絵里「幸い、仕切りがあるから私以外には見られないし」 

海未「っ……///」チュル、チュル…



30: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:40:51.43 ID:KTXI4/1Q

絵里「スープと一緒に食べてみるのがいいと思うわ。たぶん海未はそっちの方が食べやすいと思うし」 

海未「レンゲに麺を載せる感じでいいのでしょうか。……んむ」 

海未「はふ……❤幸せです❤」 

絵里「……」ニコニコ 

絵里(毎度のことではあるけれど、海未の食べる姿はすごく可愛い。できればずっと見ていたいくらいには) 

海未「……?」 

海未「麺伸びますよ?」 

絵里「え、えぇ」



33: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:49:01.22 ID:KTXI4/1Q

海未「ず、ずぞ」 

海未(コツが掴めてきました) 

海未(しかし……) 

海未(このカエダマ?はいつ使うのでしょうか。もう完食してしまいますよ) 

絵里「ふぅ……」スッ 

~♪ 

「少々お待ちください」 

海未「絵里……今のは?」 

絵里「まあ見てなさい」 

「お待たせしました」 

海未「!!!」 

海未「め、麺だけが運ばれてきました!」 

海未「カエダマとは、おかわりのことだったのですね」 

絵里「本当はこんなことしてると太るのだけれど……練習終わりはどうしても、ね?」 

絵里「だからスープは美味しくても替え玉を食べ終わるまでは飲み切っちゃダメよ?」



34: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/02(日) 20:50:45.55 ID:TkkHL3RE

妙に色っぽく食べるな



35: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:51:05.39 ID:KTXI4/1Q

海未「よ、よし、私も……」スッ 

~♪ 

「お待ちください」 

海未(たのしい……!!)ドキドキ



36: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 20:55:22.00 ID:KTXI4/1Q

海未(それから、私は替え玉を堪能しました) 

海未(秘伝のたれがスープに溶け辛味の効いた味になって、飽きを感じさせない、素晴らしい逸品でした) 

海未(麺を平らげ、誰も見ていないからどんぶりを持ち上げスープを飲もうとすると……) 

絵里「…………」 

絵里『太るからほどほどにね』 

海未(絵里の目が、そう言っていた気がします)



37: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 21:00:08.43 ID:KTXI4/1Q

「ありがとうございました!」 

絵里「ん~っ!美味しかったわね!」 

海未「はいっ!世の中にあれほどおいしいものがあるとは思いませんでした!」 

絵里「ふふ、まだ甘いわよ海未。あなたは正統派の『とんこつ』ラーメンを食べただけに過ぎないのだから」 

絵里「世の中にはね、いろんな種類のラーメンがあるの。このお店はいわば入門編よ」 

海未「そ、そんなに……」 

絵里「だから、また一緒に食べに行きましょ?」 

海未「……!!はい!絶対に!!」



38: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 21:02:54.18 ID:KTXI4/1Q

海未「そうと決まれば次はどこに行きますか?やはり最初に目をつけた武士みたいな名前のところに……」 

絵里「あそこはやめた方が……たぶん事前情報がないと私たちじゃ大変なことになるわ」 

海未「噂ではヴィーガン御用達のお店らしいですよ。今日のお店では豚骨に、チャーシューもあったのでヘルシーなことは間違いありません!」 

絵里「どこでそんな偏った情報手に入れたの……」



42: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 21:05:28.04 ID:KTXI4/1Q

おまけ 

海未「穂乃果、ことり。ラーメンあまり食べないでしょう、今度連れて行ってあげますよ」ウキウキ 

穂乃果「う、うん、また今度ね」 

穂乃果(最近海未ちゃんのラーメンイキリがすごい気がする……) 

ことり(ラーメン食べれるようになったんだ……) 


おわり



43: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 21:07:37.58 ID:KTXI4/1Q

じゃんがらにしようと思ったけど、曰く、エースコックのスーパーカップ食ってる気分だったらしかったので 
普遍的な一蘭を舞台にした



47: 名無しで叶える物語(有限の箱庭) 2019/06/02(日) 21:30:07.29 ID:5PP8mIqQ

乙 
えりうみラーメン巡りの旅が始まるのね



49: 名無しで叶える物語(有限の箱庭) 2019/06/02(日) 21:43:03.02 ID:4Qid0/+r

???「この凛ちゃんラーメンってラーメンがおすすめにゃとてもおいしいにゃ」



55: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 23:47:38.04 ID:k2ZhAaGZ

んみちゃんは得意料理中華



58: 名無しで叶える物語(家) 2019/06/03(月) 01:52:49.18 ID:TpwCwV30

絵里がちゃんとお姉さんしてるSSは良作



61: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/03(月) 07:12:58.22 ID:S2Hc1oid

絵里ちゃんが予備のシュシュで髪まとめてあげたんだろうな






他のおすすめSS
花陽「秋だね」 
海未「すみません、お饅頭を――」ガラッ 穂乃果「あっ、海未ちゃんだ!やっほー!」 
ことり「ことりのことなめてるでしょ」海未「なめてません」 
海未「私の子供が愛おしすぎます」 
真姫「ことりの誕生日」 
【ラブライブ】 雨のちビー玉時々しゃぼん玉 
【ラブライブ】雨のちビー玉時々しゃぼん玉 ーエピローグー 
絵里「凛って髪の毛ふわふわ」 
凛「師匠と呼ばせてください!」 
真姫「暑い...」海未「えぇ...」