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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 13:17:50 ID:edAqlaD.

幼「…ここは、いつも変わらないね…。男ちゃん」

男「ああ、そうだな」



2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 13:20:53 ID:edAqlaD.

男(ここは、裏山にある小屋。僕達はここを秘密基地にしている)



3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 13:32:25 ID:edAqlaD.

幼「…一年ちょっとぶりくらい、かな」

男「…高校受験があったから、二年ぶりくらいじゃないか」

幼「そっか…」

幼「誰も来てない割にはきれいだね」

男「時々、僕と友とで来て、掃除してたんだ」

幼「男ちゃん達らしいね、マメなんだから」クスッ

幼「私も来たかったなぁ…」



4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 13:44:44 ID:edAqlaD.

男「仕方ないさ。幼は引っ越してたんだから…」

男「また、帰ってきてくれてうれしいよ」

幼「ありがと♪ただいま、男ちゃん」ニコ

男「おかえり、幼」ニコ

幼「うんっ!」

幼「待っててくれる人がいるって、いいな」ニコニコ

男「僕でよければ、いくらでも待つさ」ニコッ

幼「ふふっ。でも…みんなにも会いたかったな…」

男「まあな…」




5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 14:02:30 ID:edAqlaD.

幼「幼友ちゃん、引っ越しちゃったんだよね…。年賀状に書いてあった。元気かな…」

男「ああ…。北海道は遠いよな…」

男「…女は全寮制の女子高だって。これまた、遠くの学校だ」

幼「女ちゃん、お嬢さまだもんね。寮生活って大変そうだよね…」

幼「さびしいね…。男ちゃん…」

幼「オタク君はどうしたんだっけ?」

男「あいつは進学校に行ったよ。がり勉してる」

男「最後にあったとき、目の下のくまがやばかった」

幼「頭良かったもんね。頑張ってるんだ…」



6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 14:18:50 ID:edAqlaD.

幼「…みんなでここに来てたの、なつかしいなぁ…」

男「…うん」

男「……」

幼「……」

男「気を取り直して、いつものやろうぜ!」ニコ 

幼「うんっ!!」ニコ 

男「やまっ!!」

幼「かわっ!!」

男「…これ、パスワードの意味ないよな…」

幼「誰でもわかるもんね…」クスッ

幼「友君のアイデアだったね、これ」

男「形から入るヤツだから」

男「この基地みつけたのも、あいつだしな」

男「僕らを、いつもしきってた」

幼「うん」



7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 14:31:32 ID:edAqlaD.

幼「友君、地球防衛軍のリーダーって、いつも自己紹介してたよね」クスッ

男「僕らがメンバーだった」

幼「で、私たちも名乗らされてた」ニコ

幼「男ちゃんが、サブリーダーだったね」ニコ

男「友に任命されて、仕方なく…」

男「あいつを抑えるのは大変だった…」 
幼「でも、楽しそうにしてたよ?」クスッ 

男「そうか?」

幼「うん」

幼「小学校のころは、毎日ワクワクしてた」

幼「ここで、みんなと」



8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 14:45:11 ID:edAqlaD.

幼「私ちいさいころ、体弱かったじゃない?」

幼「幼稚園まで、男ちゃんとしか遊んでなかったから、小学校で、みんなが遊んでくれてすごくうれしかったな…」ニコニコ

幼「もちろん、男ちゃんとふたりでも、すごく楽しかったけど」モジモジ

男「…僕も楽しかったよ。幼みたいにかわいい子と遊べて」ニコ

幼「…か、かわっ」カァッ 

男「…また、パスワードか。…やま」

幼「……ちがうっ!」
男「?」

幼「も、もう…」



9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 14:53:13 ID:edAqlaD.

幼「…そういえば、ここ物多いね、男ちゃん」

男「みんなが残していったやつだよ。端っこに片付けといたんだけど、久しぶりに、見てみるか…」

幼「面白いの、あるかな…?」



11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 15:05:47 ID:edAqlaD.

ゴソゴソ

男「ベイブレード、ミニ四駆…」

幼「…ポケモンカード、ビーダマン、プラモデル」

幼「ふふ。おもちゃ箱みたい」クスッ

男「クリスマスツリー、木刀、ティーカップ、提灯、木彫りのクマ…」

男「…カオスなおもちゃ箱だな…」

男「…って、カラーコーンとのれんはダメだろっ!酔っ払いか!」

幼「」クスッ 

男「こんなモノ一体どこから…、あいつら…」



12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 15:13:17 ID:edAqlaD.

幼「…メイドさんの服」

男「なんで、こんなのが…」

幼「幼友ちゃんじゃない?服作るのすきだったし」

男「あいつ中学、演劇部だったからな」

幼「…つくり丁寧だし、かわいいな…」

男「…幼ににあいそう…」ボソ

幼「…着てみたりして…」ボソ



16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 22:18:45 ID:edAqlaD.

幼「…私がいなかったの、二年ぐらいなのに、ずいぶん変わっちゃったんだぁ…」モゾ

男「…そうだな。」

幼「途中、ちょくちょく男ちゃんに会いに来てたし、ここにも遊びに来てたのにな…」モゾモゾ

幼「みんなに会えなかったのに、あんまり、みんなの事情に気付けなかったよ…」ゴソゴソ

男「気にすんなよ」

男「…幼どこにいるんだ?声はするのに、姿が見えない…」

幼「えへへ」



17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 22:21:41 ID:edAqlaD.

幼「ここだよ」パッ

男「…なっ!?」

幼「どぉっ?いいでしょっ?」



18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/27(火) 23:52:31 ID:edAqlaD.

男「……」

男「…幼。なんで、メイド服着てるんだ?」 

幼「…かわいかったから。…似合ってない?」ウルッ

男「いや…。メチャクチャかわいいけど…」カァッ

幼「そっか。うれしい」ニコ 

幼「♪」クルッ 

男(やばい、なにあれ?…天使?)

男「…」

幼「じゃ…、次は…」クスッ

幼「ふふっ。お帰りなさいませ、ご主人さまっ」ニコッ

男「だめおしっ!!」



19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 00:00:54 ID:HLvqy9n.

幼「ちょうど、ティーセットあるし、お茶淹れたげる」コポコポ

男「…うん」

男(まだ、僕を責める気か!?…この幼、やるっ!!)

幼「どうぞ、ご主人さま~」ニコッ

男「あ、ありがとう…」

男(あくまでも、ノリノリかっ!)



20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 00:39:27 ID:HLvqy9n.

幼「紅茶、おいしい?」

幼「男ちゃん…じゃなくて、ご主人さま」

男「うん、おいしいな」

幼「お菓子とお茶、買っといて良かったぁ」

幼「キャラメルコーンだいすきっ!」パク

男「それ、よく食べてるよな」

幼「男ちゃん、ご主人さまにもあげるねっ」

男「ありがと、…うまいな」パク

幼「…でしょ」

幼「たべっこどうぶつもあるよ」

男「へぇ、これも僕好きでね。…おいしいや」パク 

幼「楽しいねっ!ご主人さまっ!」

男「ああっ!」

男「…ご主人さまかぁ…」



25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 16:07:03 ID:HLvqy9n.

幼「ネコみみとか、着けちゃったりして」パッ 

男「…幼、やりすぎ…」

男(かわいいなぁ、もうっ!) 

幼「にゃん♪」

男「…もう」 

男「…ガマンできないっ!もうナデナデするしかない!!」

幼「えへへ、おいで、男ちゃん」

男「」ナデナデ

幼「ふふっ、男ちゃん、おててあったかい~」ニコ

男(秘密基地、スゲー。楽しすぎ)

幼(…ここにいるとなんか、はっちゃけちゃう) 

幼(あと、男ちゃんがいるせいかな) 

男「」ナデナデ

幼「」クスッ



26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 16:24:21 ID:HLvqy9n.

後日 

幼「今日も基地であそぼうね、男ちゃん♪」

男「…」グッタリ

幼「どうしたの、男ちゃん?元気ないね」

男「…なんか、疲れちゃってさ…」

幼「お父さんの親戚の用事があったから?」

男「予定がきつくてさ、行きも帰りも4時起きでね…」

幼「ムリしなくていいんだよ?ゆっくりやすんで」

男「…どうしても来たくて。幼にも会いたかったし…」

幼「…そっか。ありがと」

男「中でやすむよ」

幼「うん」

男「…幼といたほうが、疲れもとれそう」ボソ



27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 17:14:16 ID:HLvqy9n.

男「…なあ、幼のいた場所って、どんな所だった?」

幼「A市?いいとこだったよ。」

幼「ちょっと、ここに似てるかな」

男「へぇ」

幼「自然もあるけど、街にもいける」

幼「そうそう、たべものがね、おいしいんだよ」ニコ 

幼「男ちゃんにも食べてさせてあげたかったな」

男「…いい所だったんだな。幼が楽しそうでよかった」

幼「うん、いつか男ちゃんも連れて行ってあげたいな…」

幼「親戚のおばさんがいるから、泊めてもらえるかもっ」

男「迷惑じゃない?」



28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 17:28:59 ID:HLvqy9n.

幼「そんなことないよっ!」

幼「私、おばさんたちに男ちゃんの話、よくしたんだよ」

幼「私と、幼稚園入る前からの仲良しだって」

幼「お母さんとお父さん、男ちゃんのこと、すごくいい子だって言ってた」

幼「お父さんはなんか口ごもってたけど…」

幼「だから、おばさんとおじさんがね、会いたいって」

男「そっか、うれしいな…」

男「よろしく、言っておいてね」

男(…親戚一同に紹介されたり、しないよな…)

男(あと、なんて紹介されるんだろう…)



29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 18:38:49 ID:HLvqy9n.

……

男「…すこし寝てたか…」

男(頭が気持ちいい…?)ナデナデ

男「…ふぁぁ、ん?」

男「…幼、そのナース服はなにかな?」

幼「そこにあったやつだよ」

男「それは知ってる…」

男「…なんで着ているのかな?」

幼「そこに衣装があるから…かな?」

男「……」

男「あと、さっきから膝枕して、僕の頭をなでなでしているのはなぜかな?」

幼「お疲れ気味の男ちゃんを、ケアしているんだよ」ナデナデ 
男「……」



30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 18:55:08 ID:HLvqy9n.

男「…かわいいな」

男(やばいな…、にやけそう…)

幼「えへへ、ありがとっ」 

幼「…というわけでナースな私が、グロッキー男ちゃんを癒やしてあげるねっ」ニコッ

男(…もう充分癒やされたんだけど…、目の保養的な意味で…) 

男「ありがとう。幼は優しいね」

幼「なんでも言ってね!」

男「ああ」

男「…幼、髪を下ろしてるんだ。いつも、低いところで、ふたつ結びにしてるのに」 

幼「イメチェンだよっ、…にあってない、だめ?」



31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 19:03:58 ID:HLvqy9n.

男「いや、そんなことない!すごくいい!きれいでかわいい!」
男「なんかこう、上品な感じがする。いつものふたつ結びは優しいイメージだけど」

男「どっちもいいよ。素敵だ」

幼「…」



32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 19:30:39 ID:HLvqy9n.

幼「ありがとう、男ちゃん。うれしいな…」

幼「…幼友ちゃんも、ありがとう…」ボソ
幼友のメモ『私の作くった衣装、置いてくね。幼ちゃんなら、にあいそう。男をユウワクしちゃえ!ガンバ、幼ちゃん』



33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 20:45:01 ID:HLvqy9n.

トントン 

幼「あれ、…男ちゃんどこ…?」

男「屋根だよ、傷んでるところ、直してるんだ」トントン

幼「へぇ…、器用だね」

幼「素敵だな…」ボソ
男「こういうの、友が教えてくれたんだ」

男「あいつも、もう少しこっちにいれば、幼にも会えたのにな」

幼「…残念だね。友くんとも、久しぶりにお話できると思ってたのに…」

男「…急に引っ越すなんてな。あいつらしいかもしれないけど」

??「呼んだ?」

男幼「…!?」



34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 23:41:15 ID:HLvqy9n.

男「友!」

幼「友くん!」

男「なんで、いるんだ?もう引っ越したんじゃなかったのか!?」

幼「そうだよ、どうしているの?なんで!?」

友「そんな、驚くなよ…」 

友「引っ越したさ」

友「少し、荷物取りに寄ったんだ。かーちゃん、待たしてるから、すぐ行かなきゃだけど…」

友「最後に、何となく足が向いてさ、来ちゃったんだわ」

幼「…そうなんだ」



35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/28(水) 23:53:31 ID:HLvqy9n.

幼「…でもうれしいな…」ニコッ 

幼「もう、会えないかと思ってたから…」

男「ああ、全くだ。…久しぶり、友」

友「俺もうれしいよ。もっかい、お前らの顔見たかったから…」ニコ 

友「幼ちゃん、可愛くなったじゃん。…
男、よかったな」ニヤッ 
男「…うるさいぞ」ブスッ

幼「そんな…、かわいいなんて」カァッ 

友「あははっ!」

友「お前ら、変わんねー!」



36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 00:22:20 ID:NOO1Po/I

友「…いまさらだけどさ、質問いい?」

幼「なあに?」

男「なんだよ?」

友「…幼ちゃん、どうしてナース服なの?」

幼「ふぇ、ふぁぁ~っ」カァッ 

男「…」アチャー 

男「…話せば長い。聞くかい?」

友「大体、検討つくわ…」

友「幼友のせいだろ?あいつ、そういう服ばっか、作ってたよな?」

友「どうせ、幼ちゃん着ろ~とか、言ってたんだろ?」

幼「」コク

友「あいつらしいな~!あははっ、ちっとも変わんねー!!」



37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 00:43:25 ID:NOO1Po/I

友「変わらないお前ら見てたら、なんか安心したわ」ニコ 

友「俺らの地球防衛軍は不滅だな」

幼「…変わらないかぁ」

男「…」

男「そうだな、変わらないものってあるよな…」

幼「…うん。確かに。…思い出とか」

幼「友くんも変わってないよ」

友「俺は、日々進化する男だぜ。昨日より今日、今日より明日」

友「ドンドン格好よくなるぜ!」

友「変わらないのは、最初からイケメンなことぐらいだな」

男「…自分で言うか」

幼「ふふふっ」



38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 00:54:18 ID:NOO1Po/I

幼「友くん、あいかわらず面白いな」クスッ
男「…これにずっと、付き合わされてたんだ、僕は…」

友「お前らのまったり仲良しオーラも、昔のまんまだな」

友「もう結婚しちゃえっ!!」

男「…!?」カァッ

幼「…!?」カァッ 

友(…おや?やっぱ…)



40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 12:48:50 ID:NOO1Po/I

幼「も、もぉっ!友くん、なに言うの…」

男「……」ボーッ

幼「あれ、男ちゃん、どうしたの?」

男「…うん、あっ、な、何でもない!」アセ
幼「?」

友「ほお…、こっちも変わらないか…」



41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 13:08:15 ID:NOO1Po/I

友「さて、あんま遊んでるわけにもいかんね…。そろそろ、行かなきゃな」

友「これ、住所とかアドレスとか、な。…男は知ってるか」

幼「うん、ありがと」

友「連絡くれよ」

幼「うん!」

男「ああ」

友「じゃあな」テヲフリ

幼「友くん、元気でねっ!また会おうね~」テヲフリ

男「…またな」ニコ

友「…耳かせ、男」

男「…?」

友「…脈あり、いける」ボソ 

男「何がだよ」

友「幼ちゃん」ニヤッ

男「…」



42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 13:14:01 ID:NOO1Po/I

友「今度こそじゃあな!」ダッ

友「幼ちゃんナース服、かわいかったぞ。…色々諦めんなよ!攻めろっ!!」

幼「…」カァ

男「…?」



43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 15:13:52 ID:NOO1Po/I

男「…昔から、慌ただしいやつだよな、友は」

幼「えへへ、そうだね」

幼「男ちゃんもなんか、うれしそうだね。私も楽しかったもん」

幼「また、会えるといいね」ニコ 

男「ふふっ、ああ!」
男「…中に入ろうか」

幼「うん」ニコニコ 

男「…」

男「…脈あり、か…、わかりやすいのか、僕は?」ボソ 

男「どうしたものか…」



44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 16:44:07 ID:NOO1Po/I

(後日) 

幼「男ちゃん、これ何だろ?」ゴソ

男「うん…確か、電光超人グリッドマンとかいう、ヒーローの人形かな」

男「オタクが好きだったんだよ。…残していったのか」

幼「そっかあ。オタクくん、ヒーロー好きだったもんね」

男「…幼、今日はゴスロリか」

男(…普通に着てる)
幼「これ、すっごくひらひらしてるんだよ。幼友ちゃん器用だよねぇ」

幼「フリルとレースがいっぱい。かわい~♪」クルッ

男「…姫っぽい」

幼「はわわっ!?」



45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 16:51:48 ID:NOO1Po/I

男「可愛いね」ニコ

幼「かわぁっ!?」カァ

男「やま。…パスワード好きだな。幼は」

幼「むぅ~っ。ちがうっ!」

男「?」

幼「もぉ~」

男(急に不機嫌になったな…、なんで)



46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 17:03:48 ID:NOO1Po/I

幼「」プクー

男「…機嫌をなおしてよ、ひ~め!」

幼「や~!」

幼「男ちゃんは乙女のきもちがわかってないのっ!!」

男「そんなこと言わないでさ」

男「許してよ。…お姫さま」

幼「……」

幼「…ゆるさないもん」

幼「なでなでしてくれなきゃ、ゆるさないもん!」

男「…ふっ」

男「…それじゃ、やるしかないね」

男「いくよ…、お姫さま」



47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 17:15:18 ID:NOO1Po/I

男「とおっ!!」ギュッ 
幼「にゃ!…ふぁぁ~っ…」カァッ

男「ふふっ」ナデナデ

幼「う~、ふぇぇ…」

幼「ふぅ、ギュッとして、なでなで…、だめぇ…、はふぅ」カァ

男「…頭、なでなでしてるだけなんだけど…」ギュー ナデナデ



48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 17:20:03 ID:NOO1Po/I

男「…」ナデナデ

幼「えへへ」

幼「…こうやって、なでなでしてもらうと、むかしを思い出すなぁ…」

男「うん…」

幼「この基地で遊ぶようになるより、ずっと前…」



49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 17:35:55 ID:NOO1Po/I

幼稚園時代 

ちび幼「…きもちいい」

ちび男「」ナデナデ

ちび幼「男ちゃん、きてくれたんだぁ、うれしいな」

ちび幼「…男ちゃん、ずっと、わたしをなでなでしてくれてたの…」

ちび男「うん、かぜ、へーき、幼ちゃん?」

ちび男「ようちえん、おやすみしたから、しんぱいしたんだよ…」

ちび幼「…うん、すこし、よくなったよ」

ちび幼「かぜ、うつっちゃうよぉ、はなれて、男ちゃん」

ちび男「うつすと、らくになるって、おかあさんいってたよ」



50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 17:48:07 ID:NOO1Po/I

ちび男「そしたら、幼ちゃん、げんきになるよね」

ちび幼「だめだよぉ。男ちゃん、ぐあいわるくなったら、わたしたのしくない」

ちび男「…幼ちゃん、すぐちょうし、わるくなるのに、僕なんにもできない…」グスッ

ちび幼「そんなことないもん!」

ちび幼「男ちゃんがいてくれるだけで、わたしうれしいもんっ!」

ちび幼「すぐげんきに、なれるもん!」

ちび男「幼ちゃん…」



51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 17:57:35 ID:NOO1Po/I

ちび男「うん。げんきになってね!またあそぼうね!」

ちび幼「うん、ぜったい!!」

ちび幼「だから、もう少しだけ、なでなでして」

ちび男「うん」ナデナデ

ちび幼「えへへ、ありがと。男ちゃん♪」 

ちび男「ふふっ」ニコニコ

ちび幼「えへへっ」ニコニコ



52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 18:19:13 ID:NOO1Po/I

現在

幼「今といっしょ…」クスッ

幼「…なつかしいなぁ」

男「…ああ」

男「変わらないもの、か…」

幼「…ねぇ。せっかくだし、ここにあるみんなの物使って、遊ぼっか?」

男「うん」

男「…もう少し、何かあさってみるか…。面白い物がでてくるかも…」ゴソゴソ



53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 19:27:11 ID:NOO1Po/I

クルッ バシッ

幼「男ちゃん、ベイブレードつよいね」

男「…いや。てか、僕、正しい遊びかた知らない」

男「友とかオタクは、こういうの得意なんだよな。」



54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 20:13:08 ID:NOO1Po/I

幼「…いろんな遊び、知ってたもんね」

男「そうだな。みんなで色々、したよな…」 

幼「少し、再現してみよっか」

幼「…あ、ヨーヨー」

幼「男ちゃん、見て。ループザループ」ブンブン

男「ただ振り回しているだけじゃん」クスッ
男(ゴスロリでヨーヨーって、シュールだな…。ベイブレードもだけど)



55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 20:22:22 ID:NOO1Po/I

男「ほら幼っ、アバンストラッシュ!」ブン 

幼「ふふっ、奈良の木刀だね」

男「そして、牙突!」
幼「あははっ、みんなやるよねっ!」 

男「友が修学旅行で買ったんだ。あいつもやってたよ」ニコ



56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 20:30:29 ID:NOO1Po/I

男「…おっ。なつかしいのがでてきたぞ…」ゴソ 

幼「…記念写真だね。この基地の最初の日の…」

(みんなで基地の前で撮った写真)



57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 20:53:38 ID:NOO1Po/I

小学生時代 
秘密基地

友「今日からここが、俺たち、地球防衛軍の基地だ!」

男「…大丈夫なのか?持ち主とかいるだろ」

友「大丈夫!!許可は取ってある!」 

友「ここの管理人のおっさんとは、知り合いなんだ」ニコ 

幼「友くん、すごい行動力だね。びっくりしちゃった」クスッ 

友「だろっ!!」

オタク「秘密基地とは、いけてるでござるな」

幼友「中は、私達で色々、運び込んでもいいの?」

友「おうっ!俺たち色に染めようぜ!」



58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 21:07:21 ID:NOO1Po/I

幼友「服とか、衣装とか置いてもいいのね?」

女「わたくしのティーセットもですの?」

オタク「拙者のヒーロー、ロボットコレクションもでござるな?」

友「ドンドン置けよ。賑やかになるからさ」

女「なら、オシャレに模様替えしますわ。カーテンをレースに…」

幼「…カーペットを柔らかくて、かわいいのにしょうね」ニコ

女「幼ちゃんはわかってますわ。可愛いですし…」ナデナデ

幼友「そうよね~。いいこだし~」ナデナデ



59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 21:25:13 ID:NOO1Po/I

幼「なんで、私なでられてるの!?」

幼「子ども扱いしないでぇ~!」

幼友「男だって、いつもなでてるじゃない。男はいいの?なんで?もしかして好きなの?」グイ

女「たしかに、男君と本当に、仲がいいですわよね?真面目なところ、付き合ってるんですの?」グイ
(興味津々なふたり)
男「おいっ!幼が困ってるだろ!」

オタク「まあまあ。とりあえず、中を確認しようでござる」

友「ああっ!行くぞ!!ついて来い」

男「いちいち、熱いな…」



60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/29(木) 21:37:28 ID:NOO1Po/I

男「…意外と広いな」

友「だろ。ひろいものだよな、ココ」

幼「すごいね~。男ちゃん」ニコ

幼「…男ちゃんも実は、けっこう好きでしょ?こういうの。男の子なところあるし」 

男「否定はしないよ」

幼「男ちゃん、素直じゃないね」クスッ



62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 00:02:43 ID:Hbaukm.E

幼「ふふっ、恥ずかしがらないで、楽しんでいいんだよ」

幼「私、男ちゃんのことは、だいたいわかるんだよ」

幼「ほんとだよ」ニコ

男「僕、わかりやすいのかな」

幼「男ちゃんのことは、ちゃんと知っておきたいの」ニコッ

男「…」カァ

幼友「…いい感じじゃない」

女「小学生で恋愛は、少し早すぎですわ」

幼友「堅いこと、言わないの。幸せになって欲しいふたりじゃない?」

オタク「そうですぞ!恋はロマンチックでござる!」



63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 00:18:21 ID:Hbaukm.E

男「幼には勝てないな。すっごく楽しいよ」ニコ

幼「私も楽しいよ」ニコ

友「ふ、まったりふたりモードか」

幼友「そうだ、外で写真、撮らない?いい記念になるわよ」

女「わたくしのカメラ、使いましょう。画素数がなかなかですわよ」

オタク「拙者が撮影しますぞ」

友「オートタイマー、あるじゃん。みんなで写ろうぜ!」

男「みんな、行こう」

……

「「チーズ」」パシャッ



64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 00:43:18 ID:Hbaukm.E

現在 

幼「…いい写真だよね。みんな、楽しそう…」

男「僕たちもいい顔してるよな…」

幼「これからも、私たちで思い出、増やしていこう」

男「ああ」

男「とりあえず、ゴスロリ幼を写メする。メイドとかナースもとってあるし」

幼「もぉっ!勝手に」
幼「…かわいく、撮ってね」

男(恥ずかしがらないのか)

パシャッ



65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 16:12:11 ID:Hbaukm.E

ジングルベール ジングルヘー゙ル スズガナール♪

(クリスマスイブ)

幼「クリスマスだね~。男ちゃん」ニコニコ 
男「そうだな。…僕も少し、柄でもなく、浮かれてるよ」ニコ

幼「えへへ。みんな、そうだよ~」 

幼「ジングルベール、ジングルベール♪」

男「ラーストクリスマス♪」 

幼「恋人はサンタクロース♪」

男「雨は夜更けすぎに~♪」

幼「早く買い物して、基地でパーティーしょうねぇ!」

男「お~」



66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 16:16:20 ID:Hbaukm.E

男「リア充に負けるな~!」

幼「お~!」

モブ「…リア充がはしゃいでる」

(雪が降り出す)



70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 17:31:39 ID:Hbaukm.E

秘密基地

幼「飾りつけ、終わったよ~」

男「こっちも」

男(クリスマスツリーはいい。…しかし、なぜ隣に角松が?)
男(壁にはリースといっしょに、南国のお面がかかってるし…)

男(カラーコーンとか、マネキンとかまで、デコられてる…)
男「…幼はナチュラルに、サンタ服きてるし」ボソ

幼「♪」

男(…ケープとかリボンがついてて、かわいいやつだ)

男「まあすごい楽しいから、いっか!」ニコ

幼「ね~!」



71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 17:45:21 ID:Hbaukm.E

男「照明が多くて、明るいな」

幼「提灯とか、ランタンとか、ここいっぱいあったもんね」

男「妙なものばかりだけど、役にたったな」ニコ 

幼「うん!そろそろパーティー始めよっ!!」

男「オーケー♪」

幼「ケーキとケンタのチキン」

男「手巻きズシとシャンメリー」

幼「おやつとジュース」

男「オードブル」

男幼「いただきまーす!!」ニコ



72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 18:05:11 ID:Hbaukm.E

男「うまいな」モグモグ

幼「おすし、おいし~」ニコ

男(ほっぺに手をあててる、幼の食べ方がかわいい)

男(もそもそ、小動物みたいに、食べててかわいい)

男(サンタ服がかわいい)

男(幼自体がかわいい)

幼「…男ちゃん。どうかしたの?」

男「…い、いや、チキンうまいな~って」

幼「うん。そうだねっ!」ニコッ

男「ここで、ほりおこしたラジカセで、ムードのある音楽をかけるぞ~」

幼「わ~っ!」パチパチ



73: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 18:10:40 ID:Hbaukm.E

幼「やっぱり、クリスマスはワムだね。男ちゃん」

男「ラストクリスマスだな」



74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 18:28:36 ID:Hbaukm.E

♪♪ 

幼「…ねぇ、男ちゃん。せっかくだし、踊らない?」

男「うん?踊る?」

幼「パーティーだし、ふたりっきりだから、フォークダンスとかどうかな?…なんて」

幼「…ごめん。おかしいよね…。なんかへんなこと言っちゃった」カァッ

幼「なんでか、ロマンチックなきもちになったの…」

男「いいよ、その気持ちわかるから…」

男「踊ろう。」ニコッ

幼「…ありがと。男ちゃん…」

男「曲、かえるよ…。何がいいかな…」



75: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 18:35:12 ID:Hbaukm.E

男「…フォークダンスなんて、体育でしか知らないぞ」

幼「…私もそうだよ」

男「まあ、どうにかなるか」

男「…ダンスといえば、体育で友が暴走してたな」

幼「女ちゃん、うまかったよね。ハリキリすぎてたけど」

男幼「」クスッ



76: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 20:29:15 ID:Hbaukm.E

♪♪
(ダンスミュージック)

幼「ふふっ、男ちゃん、意外とダンスうまいじゃない」ニコッ 

男「幼がうまく、エスコートしてくれるからだよ」

幼「ありがと、楽しいね」 

男「こちらこそ。…お姫さま」

幼「まだ引っ張るの、それ?」クスッ 

幼「今日の私はサンタさん、だよ」

男「男ちゃんに、クリスマスの思い出をプレゼント、だよ」ニコニコ 

男「じゃあ、いっぱいもらっちゃったな」クスッ 

幼「まだまだっ、ケーキも食べてないしね」

男「プレゼント交換もな」クスッ 

♪♪



77: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 20:38:04 ID:Hbaukm.E

……

男「ケーキ、切るぞ~!」

幼「うん。私、プレートちょうだいね」ニコ

男「僕はサンタ(の人形)をもらうよ」

幼「男ちゃん、えっち」カァッ 

男「?」



78: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 20:55:51 ID:Hbaukm.E

男「ケーキ、うまいな」モグ

幼「うん。えへへ、予約しておいてよかった」モグ 

男「幼、プレゼント、ありがとう。開けてもいいかな?」

幼「どうぞ♪」

男「…」ゴソ

男「財布か…。かわいいやつだな」ニコ

幼「安物でごめんね…」

男「いや、すごく気にいったよ。大事に使うね、サンタさん」

幼「ふふっ、男ちゃんのプレゼントは、コロンだね。…いい香り。ありがとう。うれしいな」 

男「…ここでも、昔はみんなでパーティーしたな」

幼「うん」



79: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 21:10:59 ID:Hbaukm.E

小学生時代
クリスマス
秘密基地 

幼「男ちゃん、パーティー楽しいな~」ニコ

男「うんっ」

オタク「拙者のプレゼント、デンドロビウムはいかがでござるか?友どの」

友「いや、よくわかんね~し」

オタク「むう…」

女「ケーキ、作って来ましたわ~。チョコとクリーム、二つですの」

幼友「待ってました~」パチパチ

女「幼ちゃんが手伝ってくれましたわ。本当に助かりましたわ」



80: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 21:23:26 ID:Hbaukm.E

幼「私も楽しかったよ。女ちゃん、ありがとっ。」ニコ

女「ケーキの作り方覚えられまして?」

幼「うん。男ちゃんに作ってあげたいな」

男「ふふっ、楽しみにしてるね」ニコ

女「幼ちゃんはいいこですわ~」

幼友「かわいいしね~」

幼「もぉ~!からかわないのっ!」

友「あははっ、パーティー最高っ!」

男「友、シャンメリーで酔うなよ…」



81: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 21:38:16 ID:Hbaukm.E

男「幼、マフラーありがとう。あったかいよ」

幼「お母さんに教わって、編んだんだぁ。どぉっ?」

男「よくできてるよ。本当にありがとう、幼」ニコ

幼「男ちゃんもウサギちゃんの耳あて、ありがとう」

幼「かわいいね。私、ずっと大事にする」ニコ 

幼・男「」ニコニコ

友「いつもの、まったりふたりモードでた~!!」

幼友「まったくだわ~」

女「…見てても、和みますわね」 

オタク「ふふっ」



82: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 21:46:26 ID:Hbaukm.E

友「みんなっ、ケーキ食おーぜ!!」パク

男「…友、もう食べてるじゃん」

幼友「少しは待ちなさいよ」

幼「友くんたらっ」クスッ 

オタク「食いしん坊でござるなー」

女「ふふっ。友君は楽しいですわね」



83: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 23:47:52 ID:Hbaukm.E

現在 

男「…あの頃は、楽しかったな」クスッ

男「僕がいて、幼がいて、友がいて、女、幼友、オタク、…みんながいた」

男「懐かしいな…」

幼「…」

幼「私は今でも、楽しいよ…」

幼「男ちゃんと、思い出、増やしてるんだもん」

幼「もっと、もっと、思い出、作ろ?」

幼「ふたりならできるよ」

男「…」

男「…僕も今が楽しいな」

男「幼が帰って来てくれたから」

男「ふたりでこうして、過ごせるから」



84: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/30(金) 23:58:16 ID:Hbaukm.E

幼「私もそうだよ」ニコ

男「…うん。そうか」

男「…ずっと、ふたりでいようね。幼」

幼「うん、もちろんだよ。男ちゃん…」

幼「楽しい思い出、ふたりで分け合おうね」ニコ

男(…僕もあのとき、言えなかった答えを出すんだ。幼と過ごす中で…) 

男(絶対に…)



87: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 13:19:46 ID:sbJ0ious

大晦日
秘密基地


幼「…ちゃんと許可、貰えたよ」ニコッ

幼「ここで、初日の出、見れるよ~」

男「そっか、良かった…」

男「まあ、外泊になっちゃうのに、許してくれるなんて、ご両親、相変わらず優しいな」

幼「男ちゃんといっしょなら、安心だって」

男「…信用されてるんだな。うれしいね」 

幼「私も男ちゃん、信頼してるよ」ニコ

男「うん」

男(…プレッシャーを感じる。幼一家はなぜ、僕をここまで信頼してるんだ…)



88: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 13:24:43 ID:sbJ0ious

幼姉「…保護者役の私がいるのに、まったく気にしないふたり…」

幼姉「ひとりみには、堪えますね…」



89: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 15:36:07 ID:sbJ0ious

……

男「……」

幼「……」

男(…寝れない)モゾモゾ

男(子供の頃は、よくいっしょに寝てたけど…)

男(さすがに、高校生じゃな…。ドキドキするな) 

男(友が置いていった寝袋が、暖かくて気持ちいいのが救いかな)

幼「……」モゾモゾ 

男(…結構寝袋同士、離してあるんだけど、気まずいや…)

幼「」フウッ



90: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 15:41:06 ID:sbJ0ious

……

男「…そろそろ朝か」

男「…今日、ケリを着けないと…」

幼「……」ジッ

幼「…私も、勇気を出そっ」ボソ



91: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 17:28:50 ID:sbJ0ious

…… 

男「…さあ、そろそろだ。」

幼「…うん」

幼「男ちゃん、行こう」



92: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 17:38:43 ID:sbJ0ious

男「ここはちょっとした崖になってて、眺めがいいんだよな…」

幼「うん」ハアーッ

男「…寒いのかい?」

幼「…え?へいき…」

男「手をつなごうか…」ギュッ

幼「…あ。…あったかい」ギュー

男「……」

男「…ウサギの耳あて、まだ使ってるんだ…」

幼「ものもちがいいの」ニコッ

男「…ありがと」

幼「…あっ」



93: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 17:45:52 ID:sbJ0ious

男(ずっと遠くに強い光があって、少しずつ、陰を溶かしていく)

男「……日の出だ」

幼「……うん」

幼「きれい…」ギュッ 
男「……」



94: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 17:56:33 ID:sbJ0ious

男「…幼に、ずっと言いたい事があってさ…」

幼「なあに?」

男「僕はうまく言えないから、日の出の勢いを借りるよ…」

幼「…うん」

男「…格好よく、言葉を飾れないから、そのまま伝えるね」

男「好きだ」

男「これからの全ての思い出を、幼と分かち合いたい」

男「僕と付き合って欲しい」



95: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 18:06:44 ID:sbJ0ious

幼「…ずるいよ」

幼「私だって、好きだよって、先に言いたかったのに…」

幼「私もずっと、はじめから…」

幼「先、こされちゃった」ニコッ

幼「…ありがとう。私も男ちゃん、だいすき」

幼「ずっと、ずっといっしょにいようね」ニコ

男「うん」ニコ 

幼「……」

男「……」

男・幼「」チュッ

……



96: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 18:11:44 ID:sbJ0ious

幼姉「…よかったね。ふたりとも…」

幼姉「少し、離れてて見守ってたカイ、あったな…」

幼姉「…ここ、寒いな~」クチュン



97: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 18:17:15 ID:sbJ0ious

男(僕たちはそれからも、秘密基地で毎日のように会った)

幼(お互いの家でも、デートでも、毎日、会ってるけどね)ニコ



98: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 18:28:44 ID:sbJ0ious

数年後
秘密基地

重機「ゴゴゴー」

重機「ドドドッ」

幼「…工事かぁ」

男「荷物、全部、僕らで、回収できてよかったな…」

幼「基地、無くなっちゃったね…」テヲツナギ ギュッ

男「…ああ」ギュー 

男「…でも、いいんだ」

幼「…思い出は、なくならないからねっ!」ニコッ

男「ああっ!」

幼「いこっ!」



99: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 18:36:52 ID:sbJ0ious

また数年後
会社

男「お疲れさまです。失礼しますね」

同僚「はーい。お疲れさまー」 

男「買い物してから、帰るかぁ。…お金あるかな?」ゴソ

同僚「…うん、男君、おしゃれな財布、使ってるな」

男「まあね」

……

男「今日は早く、帰れたな」



100: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 18:47:28 ID:sbJ0ious

男「たたいまー!」ガチャ 

幼「お帰りなさ~い♪男ちゃんっ、じゃなくて、あなたっ!」

男「うん」ニコ

男(今は、このちっぽけなアパートが、僕らの秘密基地)


男「…幼、相変わらず、メイド服似合いすぎ」

(みんなで撮った秘密基地の写真が、靴箱の上に)

おしまい



101: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 18:55:23 ID:sbJ0ious

お付き合い、
ありがとうございました。



102: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 19:12:44 ID:BH77VXQg

乙!良かったよ!超良かった



103: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 19:18:11 ID:9uLlfLsU


幼なじみは皆幸せになるべきだな



104: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 19:39:29 ID:sbJ0ious

密着、暇つぶしと、書いてみて、自分でも読みにくい文章だと、思いますが、 
読んでいただいて、
ありがとうございます



105: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/01(土) 19:48:33 ID:BH77VXQg

これからも幼馴染SS書いてよ!






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