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1: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:26:25.53 ID:cRqXkWju0

・よくある入れ替わりものです
・誤字脱字がありましたらすみません

モバP「仮にボックス?」 晶葉「うむ!」

こちらの続編になりますが初見でも全く問題ありません






2: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:27:34.03 ID:cRqXkWju0

~事務所~

夕美「お疲れ様です!」

夕美「ってあれ? 誰もいないんだ」キョロキョロ

夕美「大学の講義までまだ時間あるし、少しソファで休んでいこうかな」スタスタ

夕美「・・・ん?」


バトン?「」


夕美「なんだろうこのマーチングのバトンみたいな・・・」

夕美「ん~? それともオモチャのステッキとかかな?」



3: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:28:15.42 ID:cRqXkWju0

夕美「・・・」

夕美「」キョロキョロ

夕美「悪ーい虫さんは許さない! フローラル夕美参上♪」キュピーン!

夕美「ハッ! ハァッ! とりゃぁ~!」ブン! ブン!

夕美「ふぅ・・・なーんてね―――モバP(以下、P)「」

P「・・・あっ」ササッ

夕美「」



4: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:28:41.73 ID:cRqXkWju0

夕美「いるなら言ってよ!?///」

P「い、今来たんだよ。凄く熱演してたから声かけづらくて・・・」

夕美「恥ずかしい~///」

P「いやいや中々良かったと思うぞ。次のフローラル夕美では武器を使ってみるのもいいかもな」

夕美「い、いいよ・・・そんなの」

P「そのバトンみたいなのは夕美のか?」

夕美「ううん、Pさんの机の上に置いてあったよ? Pさん知らないの?」

P「いや俺は知らないぞ」




5: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:29:08.02 ID:cRqXkWju0

P「ちょっと貸してくれるか?」 

夕美「うん」スッ・・・ 

P「」パシッ 


バトン「ピピピピ・・・!」 


P・夕美「え?」 


バトン「」ピカッ! 


P「まぶしっ!」 
夕美「きゃっ!?」 



6: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:29:37.49 ID:cRqXkWju0

P・夕美「・・・?」 

P「な、何が起きたの・・・?」 

夕美「俺にも分からん」 



P・夕美「・・・・・・・あれ?」 



P「な、な・・・なんで私が!?」 
夕美「俺が目の前にいる!?」 

パッ・・・ 

バトン「」ガンッ! 



7: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:30:07.27 ID:cRqXkWju0

P「ど、どうなってるの!?」 

夕美「お、落ち着け夕美!・・・・夕美だよな?」 

P「そうだよ! Pさん、だよね?」 

夕美「これはアレだな。いわゆる入れ替わった的な・・・」 

P「それってマンガとかの話じゃないの!?」 

夕美「一人いるだろ。マンガみたいな事ができるのが」 

P「晶葉ちゃん!?」 



8: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:30:39.76 ID:cRqXkWju0

夕美「晶葉め・・・また変なのを作りやがって。よく見ると形状がトッカエバーそっくりだ」 

P「何・・・?」 

夕美「ドラえ○んの道具だよ。バーの端を二人がお互い握ると心が入れ替わるんだ」 

P「意味が分からないよ!?」 

夕美「安心しろ。これが同じ物ならまた端を握れば元に戻れるはずだ」 

P「そうなの!? 良かった・・・!」 

夕美「ほら夕美」スッ 
P「うん!」ギュッ! 


ステッキ「」シーン・・・ 


P・夕美「あれ?」 



9: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:31:07.21 ID:cRqXkWju0

夕美「ん? おかしいな・・・ボタンがあるわけでもなさそうだし」 

P「もしかしてさっき落っことして壊れちゃったんじゃ・・・」 

夕美「・・・マズいな」 

P「えぇ!? じゃあ戻れないの!?」 

夕美「ま、待てって・・・こうなったら晶葉を探すぞ」 

ガチャ 

晶葉「・・・ん?」 

夕美「あきはぁぁぁぁぁぁ!!!!」ドドドドド!!!! 

晶葉「うぉぉっ!? な、なんだ! どうした!?」 



10: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:31:33.15 ID:cRqXkWju0

――――――――――――――――――――― 
――――――――――――――― 
――――――――― 
晶葉「すまなかった、少し離れている間にこんな事になってしまうとは」カチャカチャ 

夕美「もういいから早く戻してくれ」 
P「・・・」 

晶葉「・・・・ふぅ~」 

夕美「治ったか!?」 

晶葉「すまん、無理だ」 

P「えぇー!?」 
夕美「晶葉ぁぁぁぁ!!!」 



11: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:31:59.10 ID:cRqXkWju0

晶葉「お、落ち着け助手! 破損した部品の替えがないから修理の仕様がないんだ!」 

夕美「じゃあどうするんだよ! まさか数日このままとか・・・!?」 

P「そんなぁ!?」 

晶葉「いやそんな時のために自動で戻るようにはできている!」 

夕美「本当か!?」 

晶葉「ただ半日はそのままだ」 

P・夕美「半日も!?」 



12: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:32:25.08 ID:cRqXkWju0

P「半日って事は・・・夜まで!? そうなるとお風呂とか・・・・トイr・・・・やだぁ!!!」 

夕美「何とかならないのか!?」 

晶葉「これだけは無理だ」 

P「Pさん! 今日はトイレに行かないでよっ!」 

夕美「無理に決まってるだろ!?」 

P「うわぁぁぁん! 晶葉ちゃーん!」ウエーン!!! 
晶葉「・・・すまない」 



13: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:32:51.96 ID:cRqXkWju0

夕美「夕美には酷かもしれないがどうすることもできないんだ。もう諦めよう」 

P「うぅっ・・・」ヒッグ、ヒッグ・・・ 

夕美「それよりこれからどうするかだ。幸い今日は外回りも無いから俺の方は心配ない」 

夕美「それとこの事は事務所の人間にだけは伝えておこう。変に隠して混乱が起きても困るからな」 

P「うん・・・」 

晶葉「それは私から伝えておく」 

夕美「あぁ、頼んだ」 



14: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:33:17.92 ID:cRqXkWju0

夕美「で問題は俺の方だな。確かこの後って・・・」 

P「あっ、大学!?  どうしよう!」 

夕美「今日はいくつ講義があるんだ?」 

P「一コマだけだけど前回お仕事で提出できなかったレポートを今日提出しないといけなくて・・・」 

夕美「そうか・・・よし、分かった。じゃあ俺が代わりに行ってくる」 

P「えっ!?」 



15: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:33:44.02 ID:cRqXkWju0

P「・・・Pさんが行くの?」 

夕美「その身体で行くわけにはいかないだろ? 一コマくらいなら大丈夫だって、何とか上手くやってみるよ」 

P「・・・・・・・でもそれしかないよね」 

夕美「任せとけって!」 

P「心配だな・・・」 
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16: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:34:10.76 ID:cRqXkWju0

~大学~ 

夕美「大学とか数年ぶりだな。少しワクワクしてきたぞ」テクテク 

「あっ、夕美ちゃんだ!」 
「本物初めて見た~!」 
「本当にウチの大学なんだね」 

夕美「・・・」テクテク 

夕美(さすがアイドル。素人でも分かるくらい全方向からの視線を感じる) 

夕美(・・・他のみんなも毎日こんなに視線を浴びながら過ごしているんだろうな。こりゃ気苦労するわ) 



17: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:34:36.99 ID:cRqXkWju0

~事務所~ 
ちひろ「大変でしたね」 

P「ご迷惑をおかけします」アハハ・・・ 

ちひろ「今日は事務処理だけですし夕美ちゃんはゆっくりしていて下さい」 

P「いえ、そういうわけにはいきません。今日はPさんの代わりとして頑張りますのでっ! 私にできる事とかありませんか?」 

ちひろ「うーん、そうですねぇ・・・」 

P「・・・」 

ちひろ「夕美ちゃん?」 

P「・・・えっ? あ、はい!」 



18: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:35:04.76 ID:cRqXkWju0

ちひろ「どうかしましたか?」 

P「いえ、何だか急にボーっとしてきたというか身体が重いというか・・・すみません、これから頑張るとか自分で言っておきながら」 

ちひろ「いえいえ、もしかしたら身体の疲労が出てきたのかもしれませんね。プロデューサーさんここ数日ずっと残業してましたので」 

P「そうだったんですね・・・」クラクラ 

ちひろ「やっぱり今日はゆっくり休んでください。今は仮眠室も空いてますし」ニコッ 

P「す、すみません・・・」 

P(正直この状態でお仕事したら逆に迷惑かけちゃいそう・・・Pさんはいつもこんな身体で私達のために頑張ってくれてたんだ) 




19: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:35:32.24 ID:cRqXkWju0

~ 大学・講義室 ~ 

夕美「教室はここだな」 

友A「夕美~!」 

夕美(・・・ん? 夕美の友達かな?) 

夕美「あっ、おはよー♪」テクテク 

夕美(ここからが正念場だ! 頑張れ俺!) 



20: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:36:04.64 ID:cRqXkWju0

友A「おはよう夕美。今日は仕事休み?」 

夕美「うん、今日はレッスンだけなんだ」 

友A「そうなんだ。でも今日は夕美が来てくれて良かった~、B子休みだから私一人だけかと思ったよ」 

夕美(B子・・・もう一人のメンバーかな?) 

友A「彼氏と旅行だってさ! 羨ましいな~、私も彼氏欲しい!」 

夕美「あはは・・・」 



21: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:36:31.51 ID:cRqXkWju0

友A「あっ」 

夕美「?」 

友A「そう言えば先週はどうだったの~?」ニヤニヤ 

夕美「・・・先週?」 

友A「例のプロデューサーさんと夏祭り行ったんでしょ?」 

夕美「例のって」 

夕美(裏でどんな噂されてるんだ俺は) 



22: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:36:57.62 ID:cRqXkWju0

友A「どうだった!?」 

夕美「どうだったって・・・普通だよ」 

友A「え、私が教えたセリフちゃんと言ったの?」 

夕美「セリフって?」 

友A「忘れたの!? 帰り際に『私まだ帰りたくない』って言えば大丈夫って教えたじゃん!」 

夕美「・・・」 

夕美(アレ教えたのお前かよ!?) 







23: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:37:25.24 ID:cRqXkWju0

― 一週間前 ― 

夕美『出店ほとんど閉まっちゃったね』 

P『そうだな・・・さて、俺達もそろそろ帰るとするか。家まで送ってk―――』 

夕美『Pさん』ギュッ 

P『?』 

夕美『私まだ帰りたくない・・・』 

P『!? ど、どこでそんな言葉を・・・』 

夕美『もう少しPさんと一緒にいたいな』ジッ・・・ 



24: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:37:52.74 ID:cRqXkWju0

P『い、いや・・・でも、もう夜も遅いしだな』 

夕美『少しくらい遅くなっても平気だよ? 私子供じゃないもん』 

P『そうかもしれないけど・・・』 

夕美『ダメかな?』ウルウル 

P『~~~~っ!』 

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夕美『ねぇPさん、どっちの穴に入れて欲しい?』 

P『・・・じゃあこっち』 



25: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:39:02.11 ID:cRqXkWju0

夕美『キツい方選んじゃうんだ? うんいいよ。じゃあ行くね?・・・えいっ!』 

カコーン! 

P『あっ』 

夕美『9番ポケット! 私の勝ちだねっ♪』 

P『くっそ~! 夕美上手すぎるだろ!』 

夕美『ビリヤードは得意なんだ♪』フフーン 
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―――― 

夕美(近くにゲームセンターがあったおかげで何とか上手くやり過ごせたんだよな・・・プロデューサーとはいえ耐えた自分を褒めてやりたい) 



26: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:39:35.97 ID:cRqXkWju0

夕美(そもそも夕美は『帰りたくない』の意味分かって言ってたのか? ビリヤード終わったら満足気に帰ったし) 

夕美「・・・」 

友A「夕美、聞いてる?」 

夕美「え?・・・あ、言うの忘れちゃったんだ~」アハハ・・・ 

友A「もーっ、そんな事だろうと思った」 

友A「仕方ない。じゃあ今度は自宅に押し入って後は野となれ山となれ作戦とかはどう?」 

夕美「だ、ダメに決まってるだr・・・でしょ!?」 
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27: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:40:02.56 ID:cRqXkWju0

~事務所~ 

藍子「ジャスミンティーです。熱いんで気を付けてくださいね♪」 

P「ありがとう藍子ちゃん。 ん~、いい香り♪」 

藍子「・・・」ジーッ 

夕美「どうしたの?」 

藍子「あ、いえ・・・本当に入れ替わっちゃってるんだなって」 



28: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:40:30.98 ID:cRqXkWju0

P「あはは、信じられないよね。自分でも未だに信じられないもん」 

藍子「夕美さんは強いですね」 

P「え?」 

藍子「突然こんな事が起きたのに凄く落ち着いていて・・・もし私だったらずっと泣いてるかも」 

P「私だって最初は泣いてたんだよ? でもこうなった以上ずっとクヨクヨしてても仕方ないし、それに晶葉ちゃんが大丈夫って言ってたからその言葉を信じようって」 

藍子「凄いです。本当に」 

P「そんな、凄くなんてないよ~///」 



29: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:40:57.20 ID:cRqXkWju0

藍子「夕美ちゃん! 何か困ったことがあったら私を頼って下さい! ううん、私だけじゃなくて事務所のみんなもきっと夕美ちゃんの力になってくれますから!」 

P「!」 

P「ありがとう藍子ちゃんっ!」ギュッ! 

藍子「わっ!?///」 

P「藍子ちゃんって本当に優しいよね」 

藍子「いえそんな・・・」 



30: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:41:26.97 ID:cRqXkWju0

P「私あんな事言って強がっちゃったけど、実はまだ少しだけ不安だったんだ」アハハ・・・ 

藍子「不安になって当然ですよ!」 

P「でも今の藍子ちゃんの言葉を聞いて凄く気持ちが楽になったよ。ありがとね藍子ちゃん♪」 

藍子「さっそく夕美ちゃんのお役に立てたようで良かったです!」 

P・藍子「ふふふっ♪」 

藍子「・・・」 



31: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:41:52.97 ID:cRqXkWju0

藍子「それで、あの・・・夕美ちゃん?」 

P「?」 

藍子「そんなにずっと手を握られると・・・///」 

P「へ?」ギューッ 

P「わわっ!? ご、ごめんね!? つい!」パッ! 

藍子「あはは・・・///」 



32: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:42:21.08 ID:cRqXkWju0

P「そっか、今の私はPさん・・・男の人なんだもんね。行動にも十分気を付けなくっちゃ」 

藍子「夕美ちゃんって理解はしてるんですけど見た目がPさんなのでちょっと緊張しちゃいました///」 

P「・・・」 

P「藍子ちゃん可愛い~♪」 

藍子「えっ!?///」 

P「・・・藍子」キリッ 

藍子「!?」 



33: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:42:47.09 ID:cRqXkWju0

P「藍子はいつ見ても可愛いよな」キリリッ 

藍子「ちょ、ちょっと夕美ちゃん!///」 

P「優しいし可愛いし・・・まるで天使だ。その可愛い顔をもっと近くで見せてくれ」ズイッ 

藍子「あわわわ・・・!///」 

P「・・・・・なんてねっ♪」 

藍子「も、もうっ! 夕美ちゃん~!!!///」 

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34: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:43:13.04 ID:cRqXkWju0

夕美「お互い何とかやり過ごせたようだな」 

P「うん」 

夕美「晶葉の話によると戻るのは夜の11時頃になるそうだ」 

P「あと少しだね」 

夕美「あぁ。それじゃあ俺は家に帰るから夕美は11時まで事務所で待っていてくれ」 

P「・・・ん?」 

P「ちょ、ちょっと待って! 帰るって・・・?」 



35: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:43:39.09 ID:cRqXkWju0

夕美「え、夕美の家だけど」 

P「ダメだよっ!?」 

夕美「いや、だって帰らないと門限あるんだろ?」 

P「ダメダメ! だって私の部屋とかも入るんでしょ!?」 

夕美「そりゃまぁ・・・」 

P「ダメーっ!!!」グイーッ! 

夕美「引っ張るなって、何も漁ったりしないよ」 

P「それは大前提だよっ!」 



36: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:44:05.42 ID:cRqXkWju0

夕美「あぁー、もしかして下着があるとか? 大丈夫だってトイレ行った時見ちゃったし」 

P「えっ、ちょ・・・!? トイレ行かないでって言ったじゃんっ!///」 

夕美「そんなの無理に決まってるだろ!?」 

P「もうダメ! 絶対にダメ~!!!」 

夕美「そう言われてもだな・・・」 

ガチャ 

響子「あ、二人ともここにいたんですね。探しましたよ!」 

P・夕美「?」 



37: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:44:31.58 ID:cRqXkWju0

夕美「どうかしたのか?」 

響子「いえ、二人の身体が戻るのが11時頃だと聞いたのでそれまでどうするつもりなのかなと思いまして」 

夕美「俺はこのまま夕美の家で時間が来るまで待とうと思ってたんだけど」 

響子「駄目に決まってるじゃないですか!」 

夕美「やっぱ駄目なのか」 

P「当たり前でしょ!」 



38: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:44:57.95 ID:cRqXkWju0

夕美「でも夕美の家には門限があるからなぁ」 

響子「それなんですけど、夕美さんが私の部屋に泊まるという事にしておけばいいんじゃないですか? 女子寮ですから話も通りやすいですし」 

P・夕美「!」 

夕美「そうか、その手があるじゃないか! さすがは響子!」 

響子「いえ、そんな・・・」 



39: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:45:25.66 ID:cRqXkWju0

P「ありがとう響子ちゃん~!」ダキッ! 

響子「ひゃぁっ!?///」 

夕美「お、おい夕美!?」 

P「あっ!? ご、ごめんね。響子ちゃん!」 

響子「あ、あはは・・・/// それじゃあ夕美さんのお家に連絡しましょうか」 
――――――――――――――――――――――――――― 
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―――――――――――――― 



40: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:45:51.57 ID:cRqXkWju0

― 11時 数分前 ― 

夕美「いや~、響子のおかげで助かったな」 

P「うん♪」 

夕美「夕美は身体が戻った後はどうする? 一応女子寮の鍵は借りてあるけど」 

P「う~ん・・・夜遅くだと誰か起こしちゃうかもしれないし、このまま事務所に泊まろうかな?」 

夕美「じゃあ夕美は仮眠室を使うといい」 



41: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:46:17.89 ID:cRqXkWju0

P「Pさんは?」 

夕美「俺はソファで寝るよ」 

P「そんな所じゃダメだよ。一緒に仮眠室で寝よっ?」 

夕美「いや、さすがにアイドルと同じ部屋では寝れないって。俺はいつもソファで寝てるからそっちの方がしっくりくるから気にするなって」 

P「そっか・・・うん、分かった」 



42: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:46:44.40 ID:cRqXkWju0

夕美「さて、そろそろ11時だ」 

P「やっと戻れるんだね!」 

【23:00】パッ! 

P・夕美「!」 

P・夕美「・・・」 

P・夕美「・・・・・あれ?」 



43: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:47:10.95 ID:cRqXkWju0

P「戻らないよ・・・?」 

夕美「まぁ、11時ちょうどとは言ってなかったからな」アハハ・・・ 

P「そ、そっか!」アハハ・・・ 

夕美「もう少し待つか」 

P「うん」 




【0:10】 

P「戻らないよっ!?」 



44: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:47:38.42 ID:cRqXkWju0

夕美「もしもし晶葉か? そうなんだ。まだ戻らなくて・・・えっ!? あぁ、分かった」 

夕美「・・・」ピッ 

P「・・・晶葉ちゃん何だって?」 

夕美「どうやら時間を間違えたらしい。本当は夜中の3時だそうだ」 

P「えぇ!?」 

夕美「これ以上起きていても仕方ない。寝て待つことにしよう」 

P「そんな・・・」 

――――――――――――――――――――――― 
―――――――――――――――― 
――――――――― 



45: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:48:13.18 ID:cRqXkWju0

夕美「夕美には申し訳ないが少しの間ソファで我慢してくれ」 

P「分かった・・・」 

夕美「安心しろって、朝起きたらちゃんと元に戻ってるから。な?」ニコッ 

P「うん・・・」 

夕美「じゃあ、お休み」 

P「お休み」 

ガチャン 



P「・・・」 



46: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:48:54.54 ID:cRqXkWju0

~ 仮眠室 ~ 

夕美(大人の俺でも怖いんだ。夕美はもっと不安だろうな) 

夕美(明日ちゃんと戻ってればいいんだが・・・今は晶葉の言葉を信じるしかないよな――――――――――― 
――――――――――――――――――――――― 
――――――――――――――― 
――――――「ヒッグ、ヒッグ・・・・」 

夕美(ん・・・?  何だ? 声が・・・) 


P「ヒッグ、ヒッグ・・・」 

夕美「ゆ、夕美!?」 



47: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:49:20.51 ID:cRqXkWju0

夕美「なんで布団の中に・・・」 

P「ねぇ、私達本当に元に戻れるのかな・・・」ヒッグヒッグ 

夕美「え?」 

P「このまま一生元に戻れなかったらどうしよう」 

夕美「晶葉の言葉を信じるしかないだろ」 

P「信じてるけど・・・さっき時間を間違えたって話を聞いてから急に凄く不安になってきちゃって」グスッ、グスッ 

夕美「・・・」 



48: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:49:46.51 ID:cRqXkWju0

夕美「」ナデナデ 

P「Pさん・・・?」 

夕美「大丈夫だよ、俺がついてるだろ?」 

P「そうだけど」グスッ・・・ 

夕美「もし本当に戻らないなんて事があったら俺が責任を持って一生夕美を支えていくよ」 

P「一生って・・・」 

夕美「あ、いや! 夫婦になるとかそんな変な意味じゃないぞ!? 夕美が困った時すぐに助けに行くっていう意味だから!」 



49: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:50:12.68 ID:cRqXkWju0

P「ちっとも変なんかじゃないよ」 

夕美「え・・・」 

P「むしろ私はそっちの方がいいな」ギュッ 

夕美「夕美・・・」 

P「Pさんはイヤ?」 

夕美「・・・その聞き方はずるいだろ」 



50: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:50:38.56 ID:cRqXkWju0

P「どうなの?」ジッ・・・ 

夕美「嫌なわけ・・・ないだろ///」コホン・・・ 

P「!・・・・ふふっ、じゃあ決まりだね♪」ニコッ 

P「私お家は大きな庭のあるところに住みたいなー」 

夕美「おいおい気が早いな」 

P「ガーデニングができるくらい大きなお家。お休みの日はPさんと一緒にお花を植えたりするんだ!・・・うん、楽しそう」フフッ 

夕美「・・・」 

夕美「大きな庭か。そうなるとかなり頑張らないといけないぞ?」 

P「うん、だから一緒に頑張ろうね♪」 



51: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:51:04.69 ID:cRqXkWju0

――――――――――――――――――――――― 
――――――――――――――― 
―――――― 
P「zzz」 
夕美「そのまま寝ちゃったか」 

夕美(仕方ない、俺は少し離れて・・・・ん?) 

P「んんっ・・・」ギュッ 

夕美(参ったな。しっかり掴んじゃってるよ)グイッ、グイッ 

P「Pさん・・・ふふっ・・・」 

夕美「・・・」 

夕美「お休み、夕美」ナデナデ 







52: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:51:30.42 ID:cRqXkWju0

― 翌朝 ― 

夕美「ん、朝・・・?」 

P「zzz」 

夕美「Pさん!?」 

P「夕美ぃ・・・」ムニャムニャ 

夕美「あれ、Pさんが目の前にいるということは・・・」ペタペタ 

夕美「!? 戻ってるっ!!!」 



53: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:52:02.80 ID:cRqXkWju0

夕美「Pさん! 私達戻っt・・・」 
P「・・・夕美・・・大丈夫だからな・・・」ムニャムニャ 

夕美「・・・」 

夕美「ありがとう、Pさん♪」ギュッ 
P「zzz」 

――――――――――――――――――――――― 
――――――――――――――― 
―――――― 


ちひろ「元に戻れて良かったですね」 

P「ご迷惑をおかけしました」アハハ・・・ 



54: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:52:28.90 ID:cRqXkWju0

ガチャ 

藍子「おはようございます」 

P「お、藍子。おはよう」 

藍子「あっ・・・お、おはようございます!」 

P「今日の撮影なんだけど俺もついていくから一緒に行こうな」 

藍子「えっ!?」 



55: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:52:54.86 ID:cRqXkWju0

P「え、嫌か?」 

藍子「いえっ、そんな事ありませんよ!」 

P「どうした、なんか様子がおかしいぞ。ろくに目も合わせてくれないし」 

藍子「そ、そうでしょうか・・・・///」チラッ・・・サッ! 

P「・・・」 



56: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:53:20.67 ID:cRqXkWju0

P「おーい?」ヒョコッ 

藍子「ひゃぁ!?///」 

P「そんな声出さなくても」 

藍子「す、すみません! あの・・・私先に行ってますのでっ!///」タッタッタッタ・・・! 

P「藍子!?」 

バターン! 



57: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:53:46.74 ID:cRqXkWju0

P「えぇー・・・」 

ちひろ「藍子ちゃんに何したんですか?」ジトーッ 

P「何もしてないですよ! だって一昨日会った時は普通に・・・・・あ、まさか!――― 
――――――――――――――――――――――― 
――――――――――――――― 
―――――― 
~ 大学 ~ 

夕美「おはよー♪」 



58: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:54:12.51 ID:cRqXkWju0

友A「夕美!」バッ! 

夕美「わっ!? ど、どうしたの?」 

友A「ごめん!」 

夕美「な、何が・・・?」 

友A「やっぱ私にアイドルなんて無理だよ!」 

夕美「え?」 



59: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:54:38.40 ID:cRqXkWju0

友A「あんなに熱心に誘ってくれたけど・・・私やっぱ彼氏作りたいから!」 

夕美(Pさんスカウトしてたの!?) 

「あのー・・・」 

夕美「?」チラッ 

女子1「私もごめんなさい」 
女子2「アタシも。てか彼氏いるし」 
女子3「親がダメだってー」 

夕美「えっ!? ちょ、こんなに・・・!?」 





P・夕美「昨日一体何をしたんだよ(たの~)!?」 


終り 



60: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:57:03.62 ID:cRqXkWju0

以上になります 
結構長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました! 


↓最近投稿した前作になります。暇な時にでも読んでいただけたら嬉しいです 

モバP「どん兵衛のきつね食べてたら」  周子「こーん♪」 








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