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    カテゴリ: リトルバスターズSS

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504449069/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/03(日) 23:31:09.73 ID:a7a07d110

    理樹「まずは>>2」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/03(日) 23:32:09.42 ID:yly4Kl2P0

    李儒に改名する



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/03(日) 23:45:41.41 ID:a7a07d110



    李儒(僕は自分の部屋の前のプレートをペンキを使って”井ノ原・直枝”の欄を”井ノ原・李”と上塗りした)

    真人「おっ、なにやってんだ理樹?」

    理樹(しばらくすると起きてきた真人がドアから出てきた)

    李儒「見ての通り名前を直してるんだよ」

    真人「……待て待て!もしかして出て行っちまうのか!?うぉおおおそんなぁぁあ!!」

    理樹(真人がこの世の終わりを告げるような声で叫んだ)

    李儒「えっ、どういうこと?」

    真人「だ、だってその李って奴に描き直すってことは理樹はどっか行っちまうってことだろ!?」

    李儒「はははっ!違うよ。ただ僕の名前を改名しただけだから!これからは李儒って呼んでね」

    真人「な、なんだ……あせらせやがって!」

    李儒(というか知らない人と急に同部屋になる事については別に良かったのか)

    真人「そうだ理樹……じゃなくて李儒。俺はこれからグラウンドでランニングして来るけどお前はどうする?」

    李儒「そうだなあ……」

    李儒(とりあえず>>4でもするか)



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/03(日) 23:51:35.75 ID:DmmuEKES0

    キルミーダンス




    【理樹「安価で行動しよう」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491919470/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 23:04:31.18 ID:5Bn8Agd80

    原作からいくつか変更しています
    ・ボスの若いころの江坂さんを変更(リトバス勢じゃきつそう…)
    ・ボスのリーフドラゴンを変更(上記に同じ)
    ・次の階層の行き方をボスを倒すだけに変更(原作は篝がなんやかんやしてた記憶があるような気が…)
    たぶんこれだけだと思います
    五層までの予定です





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 23:07:39.22 ID:5Bn8Agd80

    〜理樹の部屋〜

    恭介「探検をしよう」

    恭介「チーム名はリトルバスターズだ!」

    真人「チーム名がそのまんまじゃねえか」

    理樹「突っ込むとこそこなんだ」

    理樹「探検って前に肝試しで見つけたあそこだよね?」

    恭介「ああ、もちろんだ!」

    真人「肝試しって言えば、前に恭介がやったあの肝試しの事か?結局誰と行くか迷ったあげく恭介と行ったよな」

    理樹(あの時は真人と謙吾と行けばなんだか嫌な感じがしたんだよ…、こう色々とリバースしそうな感じが…)

    恭介「ああ、その時にとある教室で見つけたんだ」

    恭介「隠された通路のようなものをな」

    理樹(…どうしよう沙耶、ダンジョンの入り口普通に見つけられちゃったけど…)

    真人「…マジかよ」

    恭介「そういうことだ。今日の晩、メンバー全員に集合をかけておいた」

    真人「今晩かよ!?」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 23:08:11.88 ID:5Bn8Agd80

    〜夜の校舎〜

    恭介「こんばんは諸君」

    恭介「…全員揃ったようだな、では行くぞ!」

    小毬「パフェ食べ放題頑張るぞ~」

    クド「わふっ?ストレルカやヴェルカと一緒にみんなで夜の散歩に行くって聞いたのですけど…?」

    葉留佳「違うよー、皆で面白いイタズラするんだよね、楽しみだな~」

    来ケ谷「ふむ、私はてっきり最近できたメイドカフェに行くと聞いていたが」

    美魚「…同人誌の作成の手伝いをしていただけると聞きましたけど」

    鈴「モンペチがたくさん貰えると言われた」

    謙吾「俺は皆で剣道の練習と聞いていたんだが…」

    真人「おいおい…」

    理樹「誰1人まともに伝わってないよ」

    恭介「…」

    恭介「後は頼んだ、理樹!」ビシッ

    理樹「えええぇぇー!?」

    恭介「これもミッションだ」

    理樹「つくづく思うけど、ミッションって言葉便利だよね…」

    恭介「これもmissionだ」

    理樹「いや、発音良く言われても」

    クド「ミ、ミッションですー」

    来ヶ谷「クドリャフカ君はもう少し発音の勉強が必要だな」

    クド「わふー…」ションボリ



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 23:09:05.44 ID:5Bn8Agd80

    ~数分後~

    小毬「探検?」

    クド「ペットの連れ込みは大丈夫でしょうか」

    鈴「モンペチ…」

    葉留佳「やはー、だいじょぶだいじょぶ!探検と言ったら宝物ですからネ!」

    鈴「!!モンペチいくつ買えるんだ!?」ピクッ

    美魚「探検ですか。私の本の方はどうすれば…」

    来ヶ谷「なに心配するな、後で理樹君が手伝ってくれるさ。それにしても、とうとう読むだけではなく作成の方にも手を出したのか」

    理樹「え!?僕!?」

    恭介「よし、ではそろそろ出発するぞ!」

    リトルバスターズ「おー!!!」




    【【リトルバスターズ!×Rewrite】理樹「リライトクエスト!」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1502803122/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 22:18:42.38 ID:C4GoZR9t0

    校内の茶室

    あーちゃん先輩「能美さーんお茶もう一杯ちょーだーい」

    クド「分かりました。リキはどうですか?」

    理樹「あ、じゃあよろしく……」

    理樹(今、何故僕がクドと女子寮長との3人で茶室にいるかというと、全ては真人と恭介と謙吾から逃げるためだった。例の「お家の者達」の全員が実刑判決を受けるまでの数ヶ月、二木さんと葉留佳さんと僕の3人は念のため学校を休学していたのだが、その間あの3人は退屈が募っていたのか昨日僕らが学校へ舞い戻ってくると、そこから先ず僕はずっと彼らに振り回されていた)

    理樹(1日3食付きっきりなのは当たり前、放課後から寝るまでずっと野球盤や人生ゲームをし、挙げ句の果てにはシャワーまで一緒に浴びることになった。寮に帰ってきたばかりで疲れが溜まっていたんだけど、この調子じゃあと一週間はなかなか離してくれそうになかった。そんな時クドがタイミング良く「女子寮長と一緒にお茶でもどうですか?」と茶室に呼んでくれたのだ。流石に今はハードな冒険よりものどかなお茶会を取りたい。そうして招待を口実にここへ避難した訳だった)

    あーちゃん先輩「にゅふふ~そりゃ災難だったわね~。まあ直枝君とあんまり喋った事なかったけどこんなに可愛いかったら構いたくなる気持ちも分かるわ」

    理樹「や、やめてくださいよ1つしか年変わらないじゃないですか…」

    理樹(というかこの人とは結構それなり喋ってた気がするけど、あっちはそうでもないのかな?確かに言われてみればあんまり会ったことないような気もするけど…)





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 23:02:50.50 ID:C4GoZR9t0

    クド「あっ、そういえば聞いてくださいリキ。最近私と寮長さんで茶道部のサイトを立ち上げたのです!」

    理樹「へぇサイトを」

    あーちゃん先輩「流石にこの時季から新入部員が来るとは思ってないけど次の新学期には私はいないし、新入部員歓迎だって茶道部みたいなのはどうしても受け身な事しか出来ないからせめてこういうのでもだけでも作っておこうと思ったの」

    理樹「せっかくのここも使われなかったら意味ないですしね」

    クド「掲示板にサイトの”ゆーあーるえる”なんかを乗っけたりメールで知り合いの皆さんに宣伝してるのです。直枝さんにもあとで送ってもいいですか?」

    理樹「うん。別に構わな……」

    「『メール』といえば」

    理樹「!?」

    理樹(後ろからいきなり声がした)

    クド「あっ、佳奈多さん!お久しぶりなのですー!」

    あーちゃん先輩「おっ、もう荷ほどき終わったの~?」

    佳奈多「はい。2人ともお久しぶりです」

    理樹(二木さんが仁王立ちしてた。この間までずっと一緒に暮らしていたとはいえ、いきなり後ろに現れたらやっぱり心臓に悪い)

    理樹「な、なんだ二木さんか……それでメールがどうしたって?」

    佳奈多「…さっき風紀委員の子から聞いたばかりなんだけど最近妙な事件が起きてるらしいの」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 23:30:23.98 ID:C4GoZR9t0

    ……………………………………

    理樹(二木さんから聞かされた事件は確かに”妙”としか言えないものだった)

    理樹「見ただけでパニックを起こすメール?」

    佳奈多「ええ……とある生徒がある時、携帯からメールが届き、画面を見た瞬間、パニック状態になって自室に駆け込んでそのまま引きこもることがあったの。その後、教師や保険の先生が心配して見に行ったんだけど本人はなにも話したがらずただ震えて続けていたらしいわ。パニックが治ったあとも携帯でなにを見たのか絶対教えたがらず、その話を思い出すのも嫌だと言うの」

    佳奈多「それだけならまだ不可解な話で終わったんだけど、実はそれと全く症状を起こす人間がこの前から立て続けに何人も出てきたの。そしてそのパニックに陥る直前に確認出来ただけでも全員『誰かから届いたメールを見ていた』。そこで流石に何かおかしいと風紀委員が動き出したって訳」

    クド「わ、私もそれは知っているのです!私のクラスでもそうなった人がいて……」

    理樹「な、なんだか謎が謎を呼ぶ事件だな……」

    佳奈多「本来、私はもう風紀委員ではないから無関係なんだけど、この状況を黙って見ていられる性分でもないしこれから彼らとは別に単独でそのメールを送った犯人を突き止めようと思うの」

    あーちゃん先輩「フゥ~かなちゃんカッコイイー!」

    佳奈多「茶化さないでください……じゃ、今からさっそく被害者の聞き込み行くわよ直枝」

    理樹「ち、ちょっとなんでナチュラルに僕まで巻き込むの!?」

    佳奈多「どうせここでお茶飲んでるくらいだし暇なんでしょ?それにその被害者は西園さんよ」

    理樹「えっ………」




    【理樹「見ただけでパニックを起こすメール?」佳奈多「ええ……」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/21(金) 22:52:20.97 ID:slb/xPNU0

    理樹(僕はこの数週間、なんとなく今の生活に違和感を覚えていた。具体的な原因を挙げろと言われれば困るが、なにかおかしいという事だけが漠然と頭の隅にあった。ただ、この前と後で大きく変化した事といえば西園さんと急速に関係が縮まったことだが、それとはまた違う、なんだか大きな『ズレ』が起き始めているような気がした)

    理樹(昼休みが終わる直前、そんなことを机に座ってもんもんと考えていると僕の制服のポケットからメールが届いた音がした)

    理樹(送り主を確認すると、珍しいことに西園さんから届いていた。彼女は電子機器に疎く、電話をかけるにも一苦労なはずだけど一体どういう風の吹き回しなんだろうか?いや、仮に携帯の操作をマスターしていたとしてこの時間帯なら直接言えばいいはずなんだけど)

    理樹(そう思って西園さんの席に目を走らせると丁度あちらも僕を見ていたようで目線がバッチリあった。まだ授業まで5分ほどの猶予があったから直接話そうと席を立ち上がると西園さんは急に顔を変えて緊迫そうな表情で頭を横に振った。動くなということだろう)

    理樹(もしかすると直接話すとマズい内容のメールかもしれない。そう思ってやっとメールを開いた。中身はこの一文のみだった)

    『今日の22時頃、誰からも見つからずに海まで来てください』

    理樹(海、とはおそらく以前”一悶着”あったあの海で間違いないだろう。確かに誰にも見られずという条件ならこれから西園さんと喋っている姿を見られるのは得策ではないかもしれない。しかし、まさか夜に抜け出すなんて誰も考えやしないだろうに何故西園さんは僕と直接話すことさえ渋るのだろう?恭介達がすぐ近くにいるならともかく生徒全員が僕らの行動を監視しているんじゃないんだから)





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/21(金) 23:20:04.78 ID:slb/xPNU0

    理樹(だけど西園さんが気をつけていることを憶測だけで僕が壊すのも怖いので授業中に誰にも気づかれないよう先程考えていた僕の疑問をぶつけると10分後に返事が送られてきた)

    『偉そうになりますが、今は何も考えずに私の約束を守ってください。もし私の事を考えてくださるならこのことは誰にも漏らさないでほしいです』

    理樹(西園さんはこれまであまり僕に強制するということはなかった。そんな西園さんがここまで言うというのはやはり何かが起きたんだろう。そしてこれも勘だけど、その『何か』とは僕の考えている違和感と繋がるような気がした)

    ・・・・・・・・・

    理樹(放課後、約束の22時までどうしようか考えていると後ろから真人が話しかけてきた)

    真人「よう理樹!今からどうするんだ?」

    理樹「ああ、僕もどうしようか迷ってた所なん……」

    理樹(そう言った瞬間、何故かグラウンドの光景が僕の頭を走り抜けた。その疑問が顔に出てたのか真人が不審な目で僕を見た)

    真人「どうした理樹?」

    理樹「あっ、いや。なんでもないよ。ただ、こうやって何をするか迷うのって久々な気がしてさ。普段何やって暇を潰してたっけ…」

    真人「………ふっ、そりゃ仕方がない。だっていつも俺たちは筋肉ダンスをしてたからな。楽しすぎて時間も忘れるぜ!」

    理樹「そ、そうだったけ?」

    理樹(真人の答えもなんだかしっくりこないが別にかといって他に考えられる要素もない。納得は置いておいて今は夕飯までの暇つぶしを考えることにした)




    【理樹「西園さんと深夜の散歩」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501164369/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:06:10.22 ID:YMyHmEoM0

    深夜

    直枝家

    ガチャッ

    理樹「ただいまー……」

    鈴「おー、おかえり」

    理樹「なんかご飯とかある?」

    鈴「んーと、今から鯖焼く。あたしもまだ食べてないからお腹減ったんだ」

    理樹「えっ、遅くなるから先食べてて良いってメールしたよね!?」

    鈴「余計なお世話だ」

    理樹「ふふっ…鈴も成長したね。昔は日直なのに黒板を消さず外で猫と遊ぶほど思いやりがなかったのに」

    鈴「昔か……あっ」

    理樹「……どうしたの?」

    鈴「そういえばリトルバスターズ発売から今日はちょうど10年だ」

    理樹「………えっ」

    理樹「ええーーーー!!!」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:06:41.16 ID:YMyHmEoM0

    理樹「なっ、なんで言ってくれなかったのさ!」

    鈴「そんなに言うことか?」

    理樹「言うことだよ!凄くめでたいじゃないか!いや、忘れてたけど!」

    鈴「だって去年は別にあんまり反応なかった」

    理樹「9周年だもん!鈴は9周年で祝ってる会社とか見たことあるの!?」

    鈴「なんだうっさいな……」

    理樹「み、み、みんなに知らせないと!記念日が終わるまであと1時間しかないよ!」

    ピーンポーン

    鈴「なんだこんな時間に……ちょっと見てくる」

    理樹「ま、まさかこのタイミングは……」

    ガチャ

    「「「十周年おめでとうーー!!」」」

    恭介「ふっ……理樹が会社から帰ってくるまで全員でスタンバイしてたんだぜ?」

    謙吾「まったく…こんな蒸し暑い夜だというのにいったい何時まで働くつもりだ」

    真人「まあ俺は理樹のためなら何日でも待てるがな!」

    来ヶ谷「1日以上待てば記念日は終わるがな」

    葉留佳「やはーおっひさー!」

    佳奈多「まったく…なんで私まで……ブツブツ」

    佐々美「おーっほっほっほ!お久しぶりね棗鈴!いえ、今は苗字が変わっていたのかしら?」

    西園「お久しぶりですお二人とも。あまり変わってませんね」

    クド「わふー!ろんぐたいむのーしー!なのですー!!」

    小毬「私は今日鈴ちゃんとご飯食べに行ったばかりだったけどね~」

    理樹「み、みんなぁ!」




    【理樹「えっ、もう10年経ったの!?」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498143993/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/23(金) 00:06:33.81 ID:zcRbmpZ50



    食堂

    理樹(早朝、いつものようにみんなで食事を楽しんでいると隣の恭介がぽつりと呟いた)

    理樹「……今なんか言わなかった?」

    恭介「ああ」

    理樹(そう返事すると恭介はわざわざ箸を置いて立ち上がり、皆にはっきり聞こえるように宣言した)

    恭介「聞いてくれ!今日の夜は闇鍋ならぬ闇たこ焼きパーティーを開催する!!」

    理樹(その声に全員箸を止めざるをえなかった)

    謙吾「おっ、なんだその心が踊るフレーズは!?」

    恭介「ふっ、闇鍋ってあるだろ?電気を消してみんなで鍋に持参した食材を打ち込むアレだ」

    クド「わふー!私、ちょうどテブアのお爺さんから聞かされててずっと一度やってみたかったのです!」

    恭介「おおっと焦るな能美。今回は鍋ではなくたこ焼きだ」

    美魚「たこ焼き……なるほど。たこの代わりになる食材を全員で持ち込む訳ですね?」

    恭介「その通りだ」

    鈴「また変なことを思いついたな」

    来ヶ谷「どうでもいいが闇たこ焼きパーティーって物凄く語呂悪くないか?」

    葉留佳「うぉー!なんだかよく分からないけど楽しそー!!はるちんは賛成ですヨ!」

    真人「ふっ、俺は食うイベントならなんでも参加するぜ」

    小毬「えへへ~この間のホットケーキパーティーみたいだね~私も参加しまーすっ!」

    理樹(結局、運がいいのか恭介が狙ったのか全員予定がなかったのでやることになった。食材は各々他のメンバーに中身がバレないように放課後調達することになった)





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/23(金) 00:23:11.00 ID:zcRbmpZ50



    食堂

    理樹(真人と食堂に向かうと既にみんなが集結していた。その中心ではテーブルにたこ焼き器と既に粉を混ぜた生地が置かれていた)

    恭介「よっしゃあ!全員食材はもってきたかぁ!?」

    「「「イェーーイ!!」」」

    理樹(みんな白ビニール袋や中身を隠したタッパーなどを手に一堂に会した。なんだかんだで僕も夜までワクワクしていた。つくづく恭介は企画するのが上手い)

    謙吾「そういえば恭介ひとつ疑問に思うことがあるんだが」

    恭介「どうした?」

    謙吾「たこ焼きを作る過程で普通に中身がバレたりはしないのか?」

    恭介「まあそこは食材を入れて中身がわからなくなるほど生地が固まるまで全員が見なかったらいい」

    真人「随分アバウトだな…まあいいけど」

    恭介「あっ、ちなみに分かってるとは思うが食えない物を投入するのはナシな。もしやったら今回の後片付けは全部そいつ一人にやってもらう」

    葉留佳「あ、あははー!やだなー!そんなの当たり前田のクラッカーっすよ!」

    理樹(後ろへスナップを効かせて持っていた袋のうちの一つをゴミ箱に捨てる葉留佳さんを僕は見た)

    鈴「さっさとやろう。お腹減った」

    恭介「よーし!じゃあまずはたこ焼き器に油を塗るぜ!」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/23(金) 01:53:24.93 ID:zcRbmpZ50

    理樹(恐らく恭介はたこ焼きを作るのは初めてのはずだが、かなりテキパキと準備を始めていった。たこ焼き器に油を塗り、生地を黒い鉄の部分が見えなくなるまで一気に流し込むその姿はまるで屋台の兄さんだ)

    鈴「手際がいいな……」

    恭介「ちなみに今回は闇鍋風なのでやめておくが天かすを入れるともっと風味がよくなるらしい」

    理樹「へえ~…」

    恭介「じゃあ小毬、悪いが電気を消してくれるか?」

    小毬「了解しました~!」

    謙吾「いよいよか……)

    理樹(小毬さんが電気を消しにいっている間に恭介はたこ焼き器の周りにろうそくを立てて、マッチで火を灯した)

    パチッ

    「わふー!」

    「うぉ!」

    理樹(電気が消えた後はそのろうそくだけが光源だった。灯りは僕らの周りをうっすらと照らし、なんだか凄くそれっぽい雰囲気を作り上げた)

    恭介「準備はいいかお前ら?闇たこ焼きパーティースタートだ!」



    7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/23(金) 14:24:38.58 ID:SocHhnIxo

    ソーセージとかならまだ良心的じゃがどうなるか…




    【恭介「闇たこ焼きパーティーするか」理樹「な、なに?」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492090751/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/13(木) 22:39:11.65 ID:5jDCoZ/c0

    2月28日 晴れ

    これから神北小毬女史の生態観察日記をつける理由は、私に何かが起きたという訳ではなく、むしろ、何も起きないこの退屈した日常を少しでも紛らわすためである。
    現在は消灯時間のため、明日から本格的な行動に出るが、その前に現在判明している小毬君の概要についてを下記に示す。

    神北小毬
    誕生日 4月5日
    身長 159cm
    体重 45kg
    3サイズ B83 / W57 / H84
    趣味・・・お菓子作り、ボランティア
    好きな物・・・アプリコットジャム、童話、棗鈴。
    性格・・・かわいい





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/13(木) 23:02:40.65 ID:5jDCoZ/c0

    2月29日晴れ

    早朝
    早速、小毬君と笹瀬川女史の部屋を死角から張り込み、食堂に到着するまでの道のりを観察する。

    ____________________

    ガチャッ

    小毬「ふぁぁ……眠い~」

    佐々美「ああ、ほら!また髪の毛が跳ねておりますわ。全く、どうして髪飾りを付ける段階で気付きませんの?」

    小毬「えへへ~、ありがとうさーちゃん」

    佐々美「こ、これくらいどうって事はありませんわ……」

    来ヶ谷「…………………」

    ____________________

    2人がルームシェアしているという事は前もって知っていたが、まるで親子のようなやり取りを見るに予想以上に相性は良好なようだ。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/13(木) 23:11:25.09 ID:5jDCoZ/c0

    朝食時。
    観察のため、今回は小毬君の向かいに席を取ることにした。小毬君の朝食メニューは日替わり定食で、今回はオムそばになっていた。

    ____________________

    鈴「それじゃあ、いただきます」

    小毬「いただきまーす!」

    来ヶ谷「いただきます」

    小毬「えへへ~オムそば~~」

    来ヶ谷「…………っ!」

    ____________________

    凄く可愛かった。人目さえ気にしなければ私が小毬君を”いただきます”したかった。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/13(木) 23:22:01.30 ID:LqD1tN640

    リトバスは小毬が一番好きやったなあ




    【神北小毬観察日記 来ヶ谷唯湖】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491566778/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/07(金) 21:06:18.66 ID:72T5F1BM0

    理樹部屋

    理樹(その話の発端は、謙吾の『これはあくまで人から聞いた話だが……』の一言だった)

    謙吾「恭介が、その……留年した。という事だ」

    理樹(それを聞いた瞬間、テーブルを囲んでダラダラしていた3人の目が一斉に謙吾の方へ向いた)

    理樹「き、恭介が留年!?」

    真人「ハハハッ!まさかそんな事ねえだろ!恭介の野郎、いつもテストの時期になったら俺らに何故かバンバン当たるテスト範囲教えてくれたじゃねえか」

    鈴「確かに賢いかは知らないが馬鹿ではないな」

    理樹(真人と鈴は面白くもない冗談だとばかりにすぐさま平静な顔に戻った。しかし、謙吾だけは依然と顔に冷や汗をかいていた)

    謙吾「う、うむ……俺も風のウワサを聞いた程度なんだが……火のないところに煙は立たんとも言うしな」

    理樹(謙吾は並大抵のことで顔を崩さない。その彼がこのふざけた話にここまで真剣になるということはその噂の出所に信憑性があるのだろう。その動揺が僕にも伝染したのか、若干ドキドキしてきた)

    理樹「と、とにかくそろそろ恭介が来る頃じゃない?その時に確かめてみようよ!」

    ガチャ

    理樹(そういうと同時にドアが開いた)

    恭介「…………………よぅ」

    理樹・真人・謙吾・鈴「「「!!」」」

    理樹(生気のない声で入ってくる恭介。彼の顔は死んでいた)





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/07(金) 21:23:16.75 ID:72T5F1BM0

    恭介「……………」

    理樹(恭介は僕と鈴の間に腰掛けると、大きなため息を吐いた。その目は何も写ってなかった)

    真人「…………」

    理樹(真人が、謙吾に信じられないといった目線を送った。謙吾はただ辛そうな顔で目を伏せた。恭介がテーブルの前に座ってから気まずい沈黙が流れて数秒後、鈴がその空気に耐えかねて僕にウインクでサインを送った。それがどういう意味か分からない僕じゃない。言い出しっぺになどなるんじゃなかった)

    理樹「あ、えっと……恭介……その……」

    恭介「……噂、聞いたのか?」

    理樹「えっ!」

    理樹(前置きなく急に核心を突かれてギクリとした。もはや”知らないふり”は出来ない)

    理樹「………う、うん……恭介、留年したって本当?」

    恭介「…………………」

    理樹(みんな固唾を飲んで恭介の次の言葉を待った。そしてみんな恭介が急に笑顔になって僕らをからかってくれるのを期待した。そうなれば少なくとも僕は甘んじて彼に笑われただろう。でも、恭介は表情をピクリとも動かさず、口元に蝋燭があっても消せないような声で言った)

    恭介「………その通りだ………」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/07(金) 21:38:31.83 ID:72T5F1BM0

    真人「は……はは……おいおい、冗談だろ恭介っち!」

    恭介「真人……」

    理樹(その時、恭介は真人にニコリと微笑んだ。つられて僕らも笑いそうになったが、次の言葉で笑えなくなった)

    恭介「今年も、よろしくな……」

    真人「…………マジかよ」

    謙吾「……何故だ恭介。何故よりによってお前が!」

    理樹(謙吾が思わず声を荒げた。しかし、当の本人は相変わらずの口調でそれに答えた)

    恭介「ああ、分かってるよ。これから訳を話そう」

    恭介「……俺がこうなった理由をな」

    理樹(恭介は静かに語り出した)




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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490460172/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/26(日) 01:42:52.32 ID:lJLqLUIz0

    「終点、日根野、日根野です。右側のドアが開きます。ご注意ください……」

    理樹(僕の心地よい眠りは機械的なアナウンスで妨げられた)

    理樹「………終点?」

    理樹(その言葉の意味を理解するのに数秒とかからなかった。そして理解した瞬間、全身の血液が冷たくなるのを感じた。胃の底からすっと力が抜け、周囲の環境音が妙に大きくなったような気がした)

    理樹「終点だって!」

    理樹(もう一度その言葉を繰り返し、思わずシートから立ち上がった。乗った時はあれだけ混雑していた車内が今はすっかり静かだった)

    「グゥ………」

    理樹(そんな中、すぐ隣から間の抜けたイビキが聞こえた。そうだ、そういえば今日は2人で来ていた。だからこそ油断してしまったんだ)

    佳奈多「……んん……」

    理樹「…………どうすればいいんだ」





    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/26(日) 02:17:51.83 ID:lJLqLUIz0

    早朝



    佳奈多「ほらっ、葉留佳が起きないうちに早く出るわよ……っ!」

    理樹「分かってるよ……!」

    理樹(二木さんに急かされ、静かに素早くドアを開けた。葉留佳さんのいつもの起床時間を考えるとここまで早くアパートを出るのは慎重すぎるが、二木さんの性格上諦める他ない)

    理樹(アパートの外は鳥のさえずりが明確に聞こえるほど静かだった)

    佳奈多「ああ、携帯を忘れちゃったわ」

    理樹(鍵を閉め後で二木さんが眉をしかめながら言った)

    理樹「いや、僕も部屋に置いてきたよ。どうせ今日はずっと電源を切っておかないといけないしね」

    理樹(葉留佳さんからかかってきた時、わざわざ拒否するのも嫌だ。それに家に電話が置いてあるという事は「心配はいらない」というメッセージにもなる)

    佳奈多「……ま、いいか。それじゃ行きましょ」

    理樹「うん」

    理樹(今日は二木さんがバレンタインデーに向けて葉留佳さんに渡すチョコを厳選する予定だ。なんでも今は女の子が男の子に渡すだけではないらしい。こういうイベントを利用して積極的に仲を縮めていこうという策略なんだろう。つくづくこういう所は鈴に対する恭介を思い出す)



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/26(日) 02:43:06.97 ID:lJLqLUIz0

    現在




    理樹(時計は0:30分を指している。帰りの電車はない)

    理樹「ハァーー………」

    理樹(隣の二木を起こしたくない。出来ればこのまま二木さんを放って全力で逃げ出したい。しかし、この見知らぬ土地のどこへ逃げようというんだ)

    佳奈多「……………」

    理樹(座り直し、もう一度二木さんの方をちらりと振り返る。起きる気配ない。いったいどうしてこんなことになったんだろう。慣れない早朝に起き上がって出かけたから?久々の都会に2人してテンションが上がって関係ない所を見て回りまくったから?おそらく両方だろう。少なくとも終電ギリギリまでいなければ終点まで寝ていてもまだなんとかなったはずだ。ああ、無情)

    理樹「二木さん」

    佳奈多「……着いた?」

    理樹(ゆっくりと目を開いた。まだ寝たりなさそうだ)

    理樹「いや、その……」

    理樹(どうオブラートに包もうか迷っていると後ろの方から見回りに来た車掌さんがストレートに言った)

    「終点でございます。ご乗車お疲れさまでしたー」

    佳奈多「なっ」

    理樹(二木さんのクールな顔が一瞬で崩れた数少ない瞬間だった)



    7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/26(日) 03:01:09.57 ID:lJLqLUIz0

    駅前

    理樹(乗り越し精算を済ませて駅を出るまで二木さんは無言だった)

    佳奈多「……………」

    理樹「こ、これからどうしようか……」

    佳奈多「ふっ……ふふっ…」

    理樹「!?」

    佳奈多「……最悪ね。本当に……最悪」

    理樹(突然笑ったかと思うとこの世の終わりを彷彿させる顔に変化し、アスファルトの地面に三角座りした)

    理樹「ちょっと、こんな所で!服が汚れるからやめなよっ」

    佳奈多「どうすればいいの……帰りの電車はないし終点まで来たせいでタクシーを呼ぶ程のお金も残ってない……」

    理樹(あまりの沈みように二木さんが絶望の海に溺れているような錯覚を覚えた。そんな時、ふと名案が思い浮かんだ)

    理樹「あっ、そうだ!葉留佳さんに電話してタクシーで来てもらったらどうかな!?携帯は家にあるけど幸い公衆電話を使うほどのお金は残ってるし」

    佳奈多「ダメよそんなこと!葉留佳に黙って出て行ったのに今更おめおめと助けを求められる訳ないじゃない!」

    理樹(確かに、経緯からしてそんな事を言おうものなら一生笑いのネタにされるだろう。そうすると僕らは完全なる間抜けだ)

    理樹「で、でもそうは言ったって他にどうするのさ?」

    佳奈多「分かってるでしょう?方法は一つ…………歩いて帰るのよ」

    理樹「ええー」

    理樹(その言葉は1番聞きたくなったが、そう言うに違いないとも思っていた)



    9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/26(日) 03:48:17.40 ID:Q0X4VkEMO

    待ってたぞ>>1よ

    リトバスって舞台設定滋賀だっけ?日根野(大阪泉佐野市)からなら歩きだと概算約丸一日掛かるが大丈夫か…?



    15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/28(火) 01:20:00.02 ID:GhNYWDCE0

    駅名は知ってる終点を適当に書いたから深い意味はないぞ
    再開




    【理樹「………終点?」佳奈多「グゥ………」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486247367/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/05(日) 07:29:27.30 ID:Z7+gaAIn0



    理樹部屋

    真人「おーい理樹……」

    理樹「むにゃ…心配いらないよ……」

    真人「そろそろ飯行かねえと学校始まっちまうぜ?」

    理樹「うん……そういう振りだから……」

    真人「なーに寝ぼけてんだ理樹!さっさと起きろ!」

    理樹「………ハッ!」

    理樹(僕は真人の大声でやっと覚醒した。時計は7時50分を指している。本来なら既に食堂に向かう時間だった)

    理樹「う、うわっ!ヤバ!」

    真人「俺が言うのもなんだが俺に起こされるなんて相当だぜ?」

    理樹(そう言いながら真人は僕の方へ着替え一式をぽいぽいと放って行った)


    ………………………


    食堂

    ガヤガヤ

    恭介「へえ、珍しいな。理樹が真人に起こされるなんて」

    理樹(僕らが着いた時には既にいつものメンバーが食堂に全員揃っていた)

    クド「リキ、夜更かしはダメですよー」

    理樹「いやそこまで遅くに起きてた訳じゃないんだけどな……」

    理樹(実際、昨日は別に特別な事もなかったし本当に心当たりがない。なにか変な夢は見ていたような気もするけどここに来るまでで完全に忘れてしまった。まあ夢なんてそんなものなんだけど)

    葉留佳「いやー理樹君はラッキーすなぁー!私なんか寝坊しちゃったら起こしてくれる人もいないからそのまま遅刻確定ですヨ!」

    理樹「はは…今回は真人に助けられたよ、ほんと」

    真人「へへ、よせやい!」

    恭介「さて今日の放課後の練習だが……」

    理樹(恭介が含みを持たせてそう言うと、テーブルから立ち上がり小毬さんの方へ目配せをした。すると小毬さんの方も立ち上がった)

    小毬「えー、コホン……今日はたこ焼きパーティーをしたいと思います!」

    真人「えっ、マジで!?」

    恭介「ああ。実は昨日、小毬の親がたこ焼き機を仕送りで送ってきたらしい。それでたまの息抜きにな」

    西園「たこ焼きですか……久しぶりに食べます」

    謙吾「よっしゃーーーっっ!!」

    鈴「うるさいわ!」

    理樹「…………あれっ?」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/05(日) 07:46:49.12 ID:Z7+gaAIn0

    来ヶ谷「どうかしたか?」

    理樹(僕がふと漏らした声に来ヶ谷さんが声をかけた)

    理樹「いや……たこ焼きパーティーって前にもやらなかったっけ?」

    来ヶ谷「ふむ……少なくとも私は参加していないな。誰とやっていたんだ?」

    理樹「いや、みんなでやったような……んー?」

    理樹(なんとなく以前もまったく同じ状況で小毬さんがたこ焼きパーティーを開催したような気がした。しかしはっきりとは思い出せないし、そもそもその場には来ヶ谷さんたち皆もいたような……)

    鈴「ふっ、理樹。それはデジャヴというんだぞ」

    理樹(うんうん唸っていると横から鈴が得意げに話しかけてきた)

    理樹「デジャヴねぇ…」

    理樹(そう言われるとそんな気がしてきた。だいたい本当にやっていたらこうしてあやふやな記憶になる訳がない。あまり深く考えなくてもいいだろう。とりあえず今は早いところ朝ご飯を食べなくては)



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/05(日) 08:04:10.82 ID:Z7+gaAIn0

    教室

    理樹「…………」

    理樹(とりあえずパーティーは放課後に食堂を貸してもらって開催することになった。材料についてはもう恭介と小毬さんが用意しているらしいので手ぶらで来いとの事だった)

    教師「……じゃあ直枝、この問1を解いてみろ」

    理樹「えっ!」

    理樹(しまった。今日は日付けからして僕が最初に当たるのは分かっていたはずなのについ余計な考え事をしていた!)

    教師「どうした?まさかぼうっとしてたんじゃないだろうな…」

    理樹「あ、いやえっと……」

    理樹(急いで教科書を見るが後の祭りだ。数学はパッと見ただけじゃ………)

    理樹「!」

    理樹「………あっ………さ、37?」

    教師「おいおい当てずっぽうは…………なに!せ、正解だ!まさか暗算か!?」

    理樹「いや……」

    理樹(自分で何が起きたか分からなかった。ただ、暗算というよりも直感の方が近かった。教科書の問題をちらっと見ただけで公式などまったく考えずに37という数字だけが頭にふっと浮かんだようだった)




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