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    カテゴリ: 涼宮ハルヒの憂鬱SS

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495353392/

    1: ◆asJU3gh8ZA 2017/05/21(日) 16:56:32.42 ID:t0D8S5C3O

    ~北高・文芸部室~

    古泉「涼宮さんは朝比奈さんと一緒に衣装探しのために帰宅」

    キョン「うん」

    古泉「長門さんもそれを見るなりさっさとご帰宅されました」

    キョン「そうだな」

    古泉「お互い、腹を割った話をするには最適な環境ではありませんか?」



    ※注意・糞スレ※





    2: ◆asJU3gh8ZA 2017/05/21(日) 16:58:18.27 ID:t0D8S5C3O

    キョン「最適って…。俺は別にハルヒや朝比奈さん、長門を邪魔に思っていたりはしないぞ」

    古泉「んふ、あなたも恐れ多いことを仰りますね。僕だって夢にもそんなことを思ってはいません。しかし、彼女らがいればできない話が多いのも事実…」

    キョン「まあ、ハルヒはそうかも知れんが…、朝比奈さんや長門はそうでもないんじゃないのか? それともあれか、お前らの組織の間でまた何か…」

    古泉「いえ、そういうわけではありません。ただ…」

    キョン「ただ?」

    古泉「あなたの恋愛観などを彼女らの前で語るのは憚られるのではないか、と思いましてね」

    キョン「ぶっ……、お前、そんな話をするために俺を呼び止めたのか?」

    古泉「まあ、そんな話にも及ぶかもしれないということですよ。あくまで可能性の話です」



    3: ◆asJU3gh8ZA 2017/05/21(日) 16:58:44.91 ID:t0D8S5C3O

    キョン「可能性、ね」

    古泉「なに、僕もあなたがご友人の方となさっている『高校生らしい会話』というものに興味がありましてね。たまにはこんなのも悪くないかと思ったまでなんですが」

    キョン「……やれやれ、仕方ないな」

    古泉「と、いうことは…」

    キョン「付き合ってやるよ、お前の話にな」



    4: ◆asJU3gh8ZA 2017/05/21(日) 16:59:30.12 ID:t0D8S5C3O

    古泉「ありがとうございます、僕は今いたく感動していますよ」

    キョン「お前も大げさなやつだな」

    古泉「いえ、誇張ではなく、本当に。…さて、何から話しましょうか?」

    キョン「お前が振った話だろう、お前が話題を出せ」

    古泉「んふ、それもそうですね。じゃあ、ここでの狂言回しは僕が務めるとしましょう」

    「そうですね……。あなたの好きな食べ物はなんですか?」

    キョン「…は? おい、古泉、そんなのがお前のしたかった話なのか?」

    古泉「まあ、準備運動みたいなものだと思ってください。いきなりコアな話だと、あなたも話しづらいかと思いまして」



    5: ◆asJU3gh8ZA 2017/05/21(日) 17:04:27.03 ID:t0D8S5C3O

    キョン「確かにな。好きな食べ物、ね。やっぱりハンバーグとか、そうだな、焼肉とかも好きだ。あと、この間長門の家で食ったカレーなんかも美味かったな」

    古泉「んふ、典型的高校生といった感じですね。カレーは例の『みちる』さんとの食事の際ですか?」

    キョン「いや、それとは別に。あいつがどうしてもって言うもんだから食いに行ったんだが」

    古泉「」

    「それは…、想定外でしたね」




    【古泉「お話しませんか?」 キョン「なんだ改まって」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495276731/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/20(土) 19:38:52.06 ID:6QbX2JaI0

    古泉「この旨みと渋みが絶妙に混ざり合って――え?」

    朝比奈「綾鷹です」

    古泉「……え?」

    朝比奈「……」

    古泉「えっと……」

    古泉「それはつまり……僕が今飲んでいるのが――」

    朝比奈「綾鷹」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/20(土) 19:39:36.23 ID:6QbX2JaI0

    古泉「えーっと……はは」

    古泉「あー、綾鷹ですか、これ」

    朝比奈「はい」

    古泉「そうですか、いや参りましたね。恥ずかしいな、ははは」

    古泉「なるほどー、すごいですね、最近の製品って、本当に」

    朝比奈「……」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/20(土) 19:40:06.50 ID:6QbX2JaI0

    古泉「企業努力の賜物ですかね、これって」

    古泉「朝比奈さんの淹れてくれるお茶に迫るほどの味ですよ、これは」ズズ・・・

    古泉「ん? いや、でもよく味わってみるとやはり違いますね」

    古泉「昨日飲んだ朝比奈さんのお茶に比べるとやはり一歩劣りますね」

    朝比奈「1ヶ月前から綾鷹でした」

    古泉「え?」

    朝比奈「1ヶ月前からずっと綾鷹を温めただけのお茶を出してました」




    【古泉「朝比奈さんの淹れてくれるお茶はやはり格別ですね」 朝比奈「それ綾鷹です」】の続きを読む

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    転載元 : http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1489982371/

    1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/20(月) 12:59:31.525 ID:61R3yGtG0.net

    ハルヒ「あんた、昼間っから何言ってるわけ?」

    キョン「いやそのあれだ、健全な男子高校生の自然な欲望だ」

    ハルヒ「変態高校生の間違いでしょ」

    キョン「いやまぁ無理ならいいんだが..」

    ハルヒ「まぁあんたがどうしてもっていうならあれだけど..」

    キョン「(よしっ!)」



    5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/20(月) 13:03:40.118 ID:61R3yGtG0.net

    ハルヒ「あんたねぇ、しようと思ってすぐ出るもんでもないんだからね」

    キョン「まぁそれは分かってる」

    ハルヒ「まさか浣腸でもするんじゃないでしょうね」

    キョン「いや、俺は自然排便派なんだ」

    ハルヒ「なによそれ」



    6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/20(月) 13:04:57.260 ID:61R3yGtG0.net

    キョン「お前がしたくなったタイミングで構わん」

    ハルヒ「もうしょうがないわね..分かったわよ」

    キョン「感謝するよ」

    ハルヒ「ふんっ!」



    8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/20(月) 13:08:54.862 ID:EyTtT+/40.net

    糞だけに「ふんっ!」てことでいいんだな?




    【ハルヒ「はぁ?私がウ○コしてるとこ見たいですって?」 キョン「頼む!」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/19(金) 18:23:23.43 ID:pl6UUZzS0

    古泉「閉鎖空間って……結構、いやかなり危険な場所なんですよ」

    キョン「……おう」

    古泉「傷ついた仲間を見るのも一度や二度じゃありませんよ……」

    キョン「……おう」

    古泉「ふと、どうしようもなく不安になる日もあります……」

    古泉「僕もいつ、ああなるかと思うね……」

    キョン「……おう」

    古泉「……だから彼女が欲しいんですよ」

    キョン「……おう」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/19(金) 18:24:10.28 ID:pl6UUZzS0

    古泉「異性との性行為も体験できず死ぬっていうのは……悲しいと思うんです」

    キョン「……」

    古泉「あ……ひきましたか? ……すみません」

    キョン「……いや、わかるさ」

    キョン「俺だって健全な男子高校生だからな……」

    キョン「したいよな……SEX」

    古泉「……はい」

    古泉「……ですから彼女が欲しいんですよ」

    キョン「……おう」




    【古泉「……彼女が欲しいんですよ」 キョン「……そうか」】の続きを読む

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    1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/06(月) 13:36:04.300 ID:DQZX8QwR0.net

    ハルヒ「いい歳なんだからいいかげん働きなさいよ」

    キョン「分かっちゃいるが、一度働かなくなると抜け出せなくてな」

    ハルヒ「あんたがバカで無能なのは学生時代から知ってるけど、そんなあんたでもできる仕事はあるはずよ」

    キョン「励ましてるのかドン底につきおとそうとしてるのか、どっちなんだ」

    ハルヒ「どっちでもいいよのそんなこと」

    キョン「もういいから俺のことは放っといてくれ」

    ハルヒ「そうはいかないわよ」



    5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/06(月) 13:38:10.526 ID:caA1dmdA0.net

    キョンはヒモになるから大丈夫



    7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/06(月) 13:40:50.047 ID:DQZX8QwR0.net

    キョン「ああん?」

    ハルヒ「SOS団団長として、働かずに飯を食らう奴を許すわけにはいかないわ」

    キョン「まだやってるのかおまえは」

    ハルヒ「当然でしょ!我がSOS団は永久に不滅なのよ」

    キョン「でも俺はもう団員じゃないから関係ない。放っておいてくれ」

    ハルヒ「何言ってんの。あんたは永久に団員よ!私の命令に従いなさい」

    キョン「やれやれ、それで団長様の命令ってのは、働けってことか?」



    10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/06(月) 13:46:07.091 ID:DQZX8QwR0.net

    ハルヒ「いや、べつに働かなくてもいいわ」

    キョン「さっきと言ってること違うぞ」

    ハルヒ「あんたは一生私の召使いとして仕えなさい。あんたにはそれがお似合いよ」

    キョン「お前は相変わらず何を言い出すんだ」

    ハルヒ「私の身の回りの世話をすべてやれば6畳一間ぐらいは与えてやるわ」

    キョン「せっかくだが断る」

    ハルヒ「馬鹿ねぇ、あんたに断る権利なんてないのよ」

    キョン「なぜだ」

    ハルヒ「なぜならあんたはニートだから!」

    キョン「ぐぬぬ」

    ハルヒ「社会的には最低ランク。いえ、そもそも社会にも属していない、カースト制度のランク外よ!」



    14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/06(月) 13:51:40.894 ID:DQZX8QwR0.net

    キョン「だ、だからって、お前の召使いになんぞなる必要はない」

    ハルヒ「あんた、20年後の自分を考えたことはある?」

    キョン「なんだいきなり」

    ハルヒ「そこには歳だけ重ねたなんの取り柄もないおっさんが1人いるのよ。親も年老いて、あんたを養うだけの力はないわ」

    キョン「..おいやめろ」

    ハルヒ「おまけにそんなんだから当然独身。周りはみんな結婚して家族を築いているのに、あんたは1人で寂しく老いてゆくのよ」

    キョン「やめてくれ!」

    ハルヒ「どう?私の提案を受ける気になったかしら?」



    16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/06(月) 13:52:20.872 ID:caA1dmdA0.net

    大人になったキョン妹まだー




    【ハルヒ「あんた、まだニートなんてやってるわけ?」 キョン「ああそうだが」】の続きを読む

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    1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 08:42:11.324 ID:RgL1Ejl30.net

    キョン「…五万か」

    ハルヒ「少ないとか言わないでしょうね?」

    キョン「そんなことないよ、ありがとう」

    ハルヒ「あえて少な目にしてるんだからね、あんたが働くように」

    キョン「ちゃんと仕事探してるって」

    ハルヒ「ちゃんとおいしいもの食べてるの?材料買ってきたから今から何か作るわよ」

    キョン「すまんな」

    ハルヒ「えっと調味料はと…冷蔵庫に誰かの料理あるけど、誰かきたの?」

    キョン「いやそれは…」

    ハルヒ「有希でしょ?」

    キョン「…昨日来たんだよ」

    ハルヒ「来たなら来たって言えばいいでしょ、何で秘密にしようとしたの?」

    キョン「お前が気にするかと思ってな…」

    ハルヒ「気にするわけないでしょ、むしろ会いたいくらいだわ!」



    2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 08:43:09.139 ID:ThtYVzEM0.net

    ヒモか...



    3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 08:43:42.243 ID:jCVzLUa8d.net

    憂鬱だなこれは



    8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 08:49:34.729 ID:RgL1Ejl30.net

    ハルヒ「…もしかして」

    キョン「おい今度は何だよ…」

    ハルヒ「やっぱり、この脱衣場の引き出し女ものの服や下着が入ってる!」

    キョン「だから長門のだって言ってるだろ」

    ハルヒ「だからなんで有希の下着や服が入ってるのよ!」

    キョン「あいつたまに泊まるからそうしたいっていったんだよ」

    ハルヒ「はぁ?ならこうするわ!」

    ガサガサ

    キョン「俺の引き出しひっくり返すなよ」

    ハルヒ「あんたのならほかのところに移動してよ、とりあえず有希の引き出しの上は私専用の引き出しだから」

    キョン「何で部屋の持ち主の俺が脱衣場に服を置けなくなるんだよ、そういうところ変わってないな」

    ハルヒ「どうせ家賃の一部も私のお小遣いから払ってるんでしょ?」

    キョン「いやそれは長門が…あっ」

    ハルヒ「有希からもお小遣い貰ってるの?」

    キョン「いや…この部屋の家賃払ってるのあいつなんだ」

    ハルヒ「はぁ?」



    16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 08:52:33.692 ID:iTwb5ibo0.net

    クズじゃねーか




    【ハルヒ「キョン元気にしてた?はい今月のお金」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494400365/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/10(水) 16:12:45.37 ID:T/QDPCMv0

    ~文芸部室~

    古泉「本当に……」

    キョン子「……いや、おい」

    古泉「困ったものです……」

    キョン子「なぁ」

    古泉「やれやれ、と言うべきでしょうか……?」

    キョン子「なぁ、おいコラ古泉、おい」

    古泉「え、あ……すみません。少し取り乱してしまって。何ですか?」

    キョン子「そんなに私が女なのはおかしいことなのか?」

    古泉「おかしいんですよ」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/10(水) 16:13:21.23 ID:T/QDPCMv0

    古泉「始まりは今日の放課後、文芸部室」

    古泉「珍しく僕が一番に部室に来て、暇つぶしに詰め将棋をしていました」

    キョン子「…………(語りだした)」

    古泉「皆さん遅いなと思いつつ、問題を解いていたらドアがノックされて見知らぬ女性が入ってきました」

    古泉「えぇ、貴女です」

    キョン子「…………」

    古泉「正直言うとこの段階でもう戸惑いましたよ。完全に僕の初対面の北高生でしたから」

    キョン子「そんな奴ごまんといるだろ」

    古泉「いえ、僕は全生徒のデータには一応目を通してますから」

    キョン子「え……気持ち悪」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/10(水) 16:13:49.64 ID:T/QDPCMv0

    古泉「仕事の一環ですから。……それはそれとして」

    古泉「まぁそれでもまだ『不思議事件の依頼の人かな』とか思ってたんですよ」

    古泉「貴女が『古泉だけか』と言うや否や僕の対面に座るまでは」

    キョン子「お前に無茶苦茶ジロジロ見られて私も戸惑ったよ。気持ち悪くてな」

    古泉「不可抗力ですよ。僕の立場で考えてください」

    古泉「謎の美女が何を言うでもなく目の前にいきなり座ってきたんですからね。身構えもします」

    キョン子「はっ? びっ……」

    キョン子「…………で?」



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/10(水) 16:14:15.66 ID:T/QDPCMv0

    古泉「今ので僕が取り乱した理由は終わりですが」

    キョン子「……………」

    古泉「後は貴女の言動から正体を探るのは難しいことではありませんでした」

    古泉「正直、性別が変わっただけなのに容姿がこうも違うのは未だに納得できませんが」

    キョン子「お前、今随分失礼なこと言ってないか?」



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/10(水) 16:14:42.82 ID:T/QDPCMv0

    キョン子「で、つまり私は本当は男だと」

    古泉「えぇ、少なくとも僕の知るあなたは」

    キョン子「私は生まれてから今の今まで女だった覚えしかないんだが」

    古泉「もちろん涼宮さんの力でしょうね」

    古泉「巧みに記憶操作されているんでしょう。周囲もね」

    キョン子「じゃあお前は?」

    古泉「恐らくこの部室が半ば異空間化していることと、僕自身が特殊な能力者だからでしょうね」

    古泉「他の――僕と似たような立場の御二人はどうなっているのか、現状ではわかりませんが」




    【古泉「何番煎じだと思ってるんですか!?」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/26(日) 22:43:50.94 ID:Erqo33dK0

    タイトル通り、性転換モノです。
    苦手な方は、ご注意下さい。

    以下、本編です。





    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/26(日) 22:46:16.13 ID:Erqo33dK0

    二月も下旬となり、ようやく氷漬けになった北半球が解凍される兆しが訪れた……かのように見せかけて、朝晩はまだまだ冷える、そんな曖昧な季節。

    今日も今日とて、部活動という名目で何をするでもなく部室に居座り、俺はひたすらに怠惰を貪っていた。

    いや、何をするでもなく、というのは言い過ぎか。

    朝比奈さんが淹れてくれた玉露を啜っていると、古泉が例の如くニヤニヤと気持ちの悪い笑みをこちらに向け、何やらボードゲームの駒のような物を並べ始めたので、俺は嫌々ながらその対局に付き合わされていたのだ。

    古泉「んふっ。やはりあなたはお強いですね。さすが、と言っておきましょうか」

    負けた癖になんでコイツはこうも上機嫌なんだ?

    いちいち気持ちの悪いコメントにげんなりした俺は、勝っても負けてもニヤニヤと気色悪い笑みを浮かべるこの不審人物をこれ以上視界に収めることは目に毒だと判断し、目を逸らす。

    キョン「んん~……」

    長時間盤上を俯瞰していた為、すっかり丸まってしまっていた背筋を伸ばし、首をコキコキと鳴らしていると、ぶるりと背筋が震え、自らに訪れた生理現象を知覚した。

    ふと、時計を見上げると、そろそろ下校時間。
    帰る前に、出すものを出しておくことにしよう。

    そう思い、席を立つと……

    古泉「おや?トイレ、でしょうか?ならば、僕も同伴させて頂くことにしましょう」

    古泉が連れションを希望してきた。

    そして、この一言が、事件の発端となるのだった。



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/26(日) 22:50:46.03 ID:Erqo33dK0

    ハルヒ「ねぇ、それってもしかして……『連れション』ってヤツ?」

    古泉と連れションなどまっぴら御免だった俺が、どうやってそれをを阻止しようかと考えあぐねていると、ハルヒは唐突に目を輝かせてそう聞いてきた。

    もしかしても何も、これが連れション以外に何に見えるんだ?
    おっと、男子生徒2人がトイレの個室でくんずほぐれずなんて不埒な妄想はやめて貰おうか。
    何せお前は願望を実現出来る能力があるんだからな。

    そんな願望が実現されようものなら、俺はその瞬間に生きることを諦めなければならない。

    ハルヒ「別にあんた達で変な妄想なんてしてないわよ。あたしはただ、連れションに興味があるだけ」

    半ば呆れたようにそう言い切ったハルヒに、俺は胸を撫で下ろしたのだが……連れションに興味があるというのも如何なものだろうか?

    ハルヒ「別に何もやましいことはないわ。一緒にトイレに行って、たわいのない会話をしてみたいのよ」

    ふむ。
    男の俺からすれば、そんなこと、大して面白いことではないと断言出来るのだが、女のこいつにそれをわかれと言っても無理な話か。

    なら、こういった趣向はどうだろう。

    キョン「だったらお前も、朝比奈さんや長門を誘ってトイレに行って来たらどうだ?女だって連れションくらい出来るだろう」



    6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/26(日) 22:53:03.65 ID:Erqo33dK0

    ハルヒ「はぁ……あんたって、本当に馬鹿ね」

    我ながら冴えた提案だと思っていたら、ハルヒは嘆息し、にべもなく却下した。

    キョン「何が不満なんだよ。朝比奈さんや長門とは連れション出来ないってのか?」

    頭ごなしに否定されたことに加え、今もこの身を苛んでいる尿意で余裕がない俺は、苛立ちを隠さずに理由を問う。

    すると、ハルヒは腕を組み、顎を突き上げると、勝ち誇ったような笑みともに高々と言い放った。

    ハルヒ「あんたってば、なんにもわかってないんだから!いい?女子トイレってのは全席個室なの!だから、用を足しながら気軽に話したり出来ないってわけ」

    なるほど。
    これぞ、ぐうの音も出ない理由だろう。
    だが、敢えて言おう。

    そんなこと、知るか。

    キョン「なら諦めるんだな。悪いが、こればっかりは男の特権だ」

    古泉「そうですね。この時ばかりは、外見上の性別が男で良かったと思いますよ」

    外見上の性別って……
    中身は違うとでも言いたいのか?

    いよいよもって古泉の脅威度が増してきたこともあり、そんな脅威など感じることすらお断りのいたってノーマルな俺は、ため息混じりについこんな妄言を吐いてしまった。

    キョン「俺が女だったら……ハルヒ、お前とも連れションしてやれるんだがな」




    【 ハルヒ「キョンが女の子だったら良かったのに……」キョン「……は?」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494464788/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 10:06:28.53 ID:2jGWSliL0

    俺はそう言ってすぐさま古泉を羽交い絞めにした。

    だが――

    キョン「ぐぉっ!?」

    古泉「ホイールマルゼンッホイルマルゼン♪」

    凄い力で払いのけられた。

    クソッ! ただ前屈みで動いてるだけなのに、どこでそんな力入れてるんだこいつ?





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 10:11:16.57 ID:2jGWSliL0

    古泉「ロクロクロクロクロクサーニ♪」

    朝比奈「ふ……うぐ、ひぐ、古泉くぅん……」グス

    朝比奈さんは泣いている。

    無理もない。かれこれ古泉は三十分近くこの状態なのだ。

    俺だって本当はとっくに泣き出したかった。

    なぁ古泉よ、おまえどうしちまったんだよ?

    お前の役割は解説役であって、そんな楽しそうにオセロ盤を転がす役じゃないだろ?

    いつものイラつくニヤケ顔を見せてくれよ……なぁ



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 10:14:27.93 ID:2jGWSliL0

    キョン「なぁ、古泉。もう十分だろ?」

    古泉「…………」

    キョン「お前が何か困ってるってんなら俺は全力で手助けしてやる」

    キョン「朝比奈さんや長門だってきっと同じ気持ちさ。だから話を――」

    古泉「タイーヤマルゼンッタイヤマルゼン♪」 

    畜生っ!!!



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 10:19:21.69 ID:2jGWSliL0

    ああ、わかってるさ! これはこいつの意思なんかじゃない!

    こいつは腹の底がまったくわからん野郎だが部室で延々とこんなことする奴じゃ断じて無い!

    なぜかって? 決まってるだろ?

    ハルヒがこいつのこんな姿見たらどう思う?

    頼れる副団長様がキ●ガイみたいにオセロ盤を転がしているんだぜ? 俺なら発狂するね。

    そうすりゃ世界はたちまち崩壊の危機だ。それを防ぐのがお前の主な仕事なんだろ?

    幸い今は掃除当番が長引いて部室にはまだ来てないが……

    キョン「ん……ハルヒ? そうか! ハルヒか!?」



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 10:22:37.03 ID:Wp/wdnojo

    スレタイワロタ




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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474965278/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/27(火) 17:34:38.69 ID:z2wv/BWZo

    キョン(見慣れた教室の扉を開けると、真っ先にハルヒと目が合った。今日も平穏無事に過ごしたいもんだぜ)

    キョン「おっす」

    ハルヒ「おはよう。ねえ、何か面白いことない?」

    キョン「唐突だな。今更、驚かないが」

    ハルヒ「最近、SOS団も目立った活動してないじゃない? なんか、こう、パーッと大きなイベントをやりたいんだけどね」

    キョン(人力でどうにかなる程度のイベントなら何でもいいが、宇宙やら未来やら超能力でどうにかしなきゃいけないのはNGだぞ)

    ハルヒ「はぁーあ……なにかないかしらねぇ……」

    キョン(こいつにとって面白いこと、か。世界がひっくり返るぐらいのことは期待してても、ハルヒはそんなこと起こらないと思っている)

    キョン(分かりやすい季節行事があれば、それで満足してくれはするんだが、如何せんこの時期は目立った催しはない)

    キョン(不思議探索だけでは物足りなさそうにしているし、遊園地やショッピングモールとか普通の場所に行こうと誘ってもいい顔はしやがらない)

    キョン(ハルヒを退屈にさせず、楽しませるのは酷く難しい。こいつの心でも読めれば、簡単に接待もできるんだがな)

    ハルヒ「ふぅ……」

    キョン(こいつが今、何を考えているのかなんて常人の俺にはさっぱりわから――)

    ハルヒ(あー、キョンに私の心を読む力でもあればなぁ)

    キョン「……!?」





    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/27(火) 17:43:03.84 ID:z2wv/BWZo

    ハルヒ(そしたら、結構楽しくなると思うのよねぇ)

    キョン(これは……なんだ……。ハルヒの声が直接頭に響いてくるぞ……)

    ハルヒ(キョンはあたしに対してきっとすごく優しくなるだろうし、気もかけてくれるだろうし)

    ハルヒ(あたしが今、こうしたいって思うだけでキョンはすぐに準備してくれるに違いないわ)

    ハルヒ(不思議探索のときだって、キョンが自分から俺はハルヒと一緒がいいって言ってくれるかもしれないしね)

    ハルヒ(あたし自身、もう気持ちに嘘はつけなくなるし……いいことかもしれないわねぇ……)

    キョン「ハ、ハルヒ!!」

    ハルヒ「な、なによ」

    キョン(声が止んだ……)

    ハルヒ「どうしちゃったの?」

    キョン「いや……そのだな……」

    キョン(これはまずいぞ……。ある意味、世界が変わっちまうことより、朝倉が復活することよりも恐ろしい事件が起こってる……)

    ハルヒ「ちょっと、なんなのよ。用もなく大声で呼ばないでくれる? ふんっ」

    ハルヒ(いきなり好きだって言われるかと思ったじゃない。全く。キョンってたまに期待させるだけさせてくるのよね)

    キョン(すぐに長門のところに行ったほうがいいな、これは……)



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/27(火) 17:49:55.15 ID:sS1QyYGS0

    サトラレかキョンだけ対象の




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