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    カテゴリ: この素晴らしい世界に祝福を!SS

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    転載元 : https://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1547725959/

    1: 名無しさん@おーぷん 2019/01/17(木)20:52:39 ID:BLd

    ※このすば2期にあった「アルカンレティア」での話が結構異なったSSになります。

    カズマ「やべぇ~。買い出しに出てたら、遅くなった!!」

    ~カズマ達が泊まっている宿屋~

    カズマ「ただいま~。今、戻ったぞ」バタン

    シーーーーーーーーン

    カズマ「って、あれ?」

    カズマ「おーい、アクア、めぐみん、ダクネス~!」

    シーーーーーーーン

    カズマ「応答がねえって事はいねぇのか…」

    カズマ「でも、どこに行ったんだ?夜なのに、わざわざ揃って出かけるなんて聞いてねぇぞ…」

    ???「カズマさぁ~ん」

    カズマ「っ!?」ビクッ



    2: 名無しさん@おーぷん 2019/01/17(木)21:14:37 ID:BLd

    カズマ「だ、誰だ!?」

    ウィズ「カズマさん、私です。ウィズです」

    カズマ「ウ、ウィズ!?なんでここに居んだよ、一緒に連れて来た覚えがないのに!?」

    ウィズ「はぁ…実は今日、カズマさん達がアルカンレティアを行く事を聞きまして見送りにと行ったところ…」

    ~回想 アクセルの街~

    ウィズ「あっ、いた。カズマさ~nアクア「ゴッドレクイエム!」ドゴン

    カズマ「おわっ、危ねっ!?」ヒョイ

    ウィズ「っ!!……あれ、急に意識が……」フラッ

    ~回想終了~

    カズマ「あぁ。馬車に乗る前、座る場所を巡ってアクアと言い争いになったな。で、勝敗に不服だったアクアが怒って俺にゴッドレクイエム食らわせようとしたんだ…」

    カズマ「じゃあ、あの時、ウィズは俺達の見送りに来ていて、近くに居たのか」

    ウィズ「はい…。来てすぐにアクア様の技の余波がリッチーである私の体に影響を及ぼしたようで、急に意識が遠のいてしまいました」

    カズマ「その後どうなったんだよ?」



    3: 名無しさん@おーぷん 2019/01/17(木)21:28:31 ID:BLd

    ウィズ「倒れそうになった勢いで近くの馬車の中に入り、そのまま…」

    カズマ「まさか、その馬車って…」

    ウィズ「はい。カズマさん達が乗ったアルカンレティア行きの馬車です。私は馬車の荷物に混じっていたようで、カズマさん達や馬車を引く人に見つからないままアルカンレティアに来てしまいました」

    カズマ「マジかよ…。全然、気付かなかった」

    ウィズ「僅かながら目を覚まし、馬車を降りたらそこはもうアルカンレティアで…。とりあえず、私一人ではなく事情を話してカズマさん達と一緒に戻った方が良いと判断し、フラフラになりながら街を彷徨いました」

    カズマ「という事は、ウィズもあの地獄のような勧誘にあわなかったか?」

    ウィズ「え、えぇ…。もちろん、あいました」

    ~回想~

    アクシズ教信者A「ようこそアルカンレティアへ。さぁ、アクシズ教へ入りませんか。今なら、食べれる石鹸とアクア様のご加護が得られますよ!!」

    アクシズ教信者B「アクシズ教に入れば、特典盛りだくさん。さぁ、入りますね、いえぜひ、入りましょう!!入ればお得ですよ、お得!!」

    アクシズ教信者C「アクア様最高の、アクシズ教ぜひぜひぜひ入りましょう!!」

    ウィズ「ひぃぃぃぃぃぃーーーーーーーっ!!?」ダダダダダダダッ

    ~回想終了~

    カズマ「あぁ…。俺やめぐみん、ダクネスと同じパターンだな」

    ウィズ「とにかく、無我夢中で逃げました。そして…」




    【カズマ「アクア達を救出する」】の続きを読む

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    1: 名無しさん@おーぷん 2018/12/25(火)18:41:12 ID:F1r

    カズマ「そうか。この世界じゃクリスマスはねえか」

    めぐみん「ですから、くりすますってなんですかと聞いているじゃありませんか」

    カズマ「あのな、クリスマスってのはキリストって神様の降誕を記念する日だ。いわば、記念日ってヤツか」

    めぐみん「きりすと?聞いた事がありませんが、そのような神様なんていましたか?」

    カズマ「まぁ、基本は俺が居た国でのみ信仰されてる神だからな」

    めぐみん「ほぉ、カズマが居た国だけの神とは、変わってますね」

    カズマ「あぁ。だから、ここら一帯は、クリスマスが伝わってねぇんだよ」





    2: 名無しさん@おーぷん 2018/12/25(火)20:11:52 ID:F1r

    めぐみん「で、そのくりすますは、何をするんですか?」

    カズマ「基本は家で家族やら知り合いやらが揃ってパーティーを開いてごちそう食べたり、酒とかを飲むんだ」

    めぐみん「パーティーというのは貴族などがするアレの事ですよね!?高くて美味しそうな物をたくさん食べれると聞いてましたが、くりすますというのも同じ事をするんですか!?」

    カズマ「どういうのを想像しているかは分からんが、贅沢とか奮発する事が多いし、まぁ似たようなもんだ」

    めぐみん「凄いじゃありませんか、そのくりすますというのは!!!」

    カズマ「後は、クリスマスツリーとかを飾りつけしたり、サンタが寝てる子供にプレゼントを持ってくるって事か」

    めぐみん「また謎のワードが出て来ましたね…くりすますつりー、さんた?」

    カズマ「クリスマスツリーってのはクリスマスの時だけ大きな木に綺麗なもんを飾り、明るいもんか何かで明るく見せる、ヤツだ」

    めぐみん「大きな木に綺麗な物を飾って明るい物で明るくする……う~ん、いまいちピンときませんね」

    カズマ「サンタってのは赤い帽子に赤い服、大きな白いひげをしたおじいさんの事だ。で、そいつは、今子供たちが欲しいもんをあげるんだよ」

    めぐみん「ほぉー、さんた、というのは変わった格好の割りに、子供たちに欲しい物をあげるとは、いい人なんですね」



    3: 名無しさん@おーぷん 2018/12/25(火)20:17:35 ID:F1r

    カズマ「だが、ここらにはクリスマスなんて風習はないし、パーティーをしてた時の日本が恋しいな…」

    めぐみん「……」

    めぐみん「では、しませんか」

    カズマ「ん、なにをだ?」

    めぐみん「くりすます…というのを」

    カズマ「えっ?」

    めぐみん「私は正直知りませんが、カズマはご存知でしょうし、ある程度は教わりながら、くりすますというのを再現していきましょう」

    カズマ「えっ、なんで急にそんな?」

    めぐみん「カズマが今、パーティーが出来た頃が恋しいと仰ったじゃありませんか」

    カズマ「あ、あぁ…」

    めぐみん「ですから、そんなカズマを元気付ける為に提案したんですよ。流石に仲間が落ち込む所が見たくありませんし」

    カズマ「めぐみん…」




    【カズマ「クリスマスだな」 めぐみん「くりすますってなんですか?」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/10(金) 01:00:32.69 ID:GPnF6m5n0

    ボルボ「神様と住んで鼻血出すのは間違ってるだろうか?」
    を見て思いつき、自分が好きな「この素晴らしい世界に祝福を!」で考えました。

    このすばSS
    ボルボとこのすばに出てくるキャラクターたち





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/10(金) 01:23:37.70 ID:GPnF6m5n0

    ~アクアの場合~


    ボルボ「ここはどこだ?俺は確か、両津たちと??」

    アクア「ボルボ西郷さん。ようこそ死後の世界hって、良く見たらおじさんじゃないの!?」

    ボルボ(俺の目の前に現れたのは青くて長い髪の可愛い女だ。そして……)チラッ

    アクア「まっ、この際どうでもいいわ。私は女神アクアよ。よろしく」ポヨン






    ボルボ(む、胸がでかいっ、たまらん!!?/////)ブウウウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーー

    アクア「きゃあっ!?なんでいきなり鼻血出してんのよっ!!?」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/10(金) 01:34:47.76 ID:GPnF6m5n0

    ~ルナの場合~


    ボルボ「ここが異世界。前に両津がプレイしてたゲームと同じ世界観だ」

    アクア「どうでもいいけど、私をこんな所まで連れて来ちゃって。早く魔王討伐して私を天界に戻しなさいよ」

    ボルボ(可愛いが、わがままで、自分勝手か。)

    アクア「ほら、ギルド行くわよ。ギルド」



    ボルボ「ここがギルドか。思ったより広めだな」

    アクア「当たり前でしょ。ほら、さっさと冒険者登録するわよ。そこの受付の人に話し掛けなさいよ」

    ボルボ「あぁ。」

    ボルボ「すまない。ちょっといいか?」

    ルナ「はい、なんでしょうか?」プルン










    ボルボ「っ/////」ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

    ルナ「きゃあっ!?」

    アクア「ちょ、アンタ、また鼻血っ!?」




    【ボルボ「俺が素晴らしい世界で鼻血を!」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/10(金) 15:59:27.78 ID:Fc8n7jHX0

    ~ある日~


    アクア「私はアクア様よ。さぁ、あなたも幸せになりたかったらアクシズ教に入信なさい」

    モブA「エリス教徒なので、結構です」

    アクア「うぅ~」ポロポロ




    カズマ「いい加減にしろよ、アクア」

    カズマ「いつまでもバカな宗教の勧誘してないでさっさとクエストに行くぞ?」

    アクア「バカなってどういう意味よ!? アクシズ教は立派な存在。それこそエリス教みたいなマイナーな宗教なんか目じゃないくらいよ!!」

    ダクネス「おい、エリス教をマイナー呼ばわりするのはやめろ!!エリス様に失礼だぞ」

    めぐみん「そこまでアクシズ教に拘るアクアの気持ちだけはさすがの私も理解しがいですよ」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/10(金) 16:11:12.07 ID:Fc8n7jHX0

    アクア「そうだわ。エリス教徒のダクネスはさておいて、カズマにめぐみんも入信しなさいよ、アクシズ教に」

    ダクネス「さ、さりげなくさておかれただとっ!? だが、そういう風に突き放される感じもたまらんっ!!/////」ゾクゾク

    カズマ「断る。そもそも俺は宗教になんか興味ねぇしな」

    めぐみん「カズマと同意見です」

    アクア「じゃあ、興味なくてもせめて名前だけ入信するだけでいいから?!」

    カズマ「人数合わせで入部する、部活の幽霊部員みたいに言うな!?」

    カズマ「大体、それこそ入信したと一緒にされるだろ、最終的には。そもそもお前みたいな奴がアクシズ教のご神体だと知って入る気も失せるわ!」

    めぐみん「頭のおかしいアクシズ教に入るくらいなら、私はエリス教を選びますよ」




    アクア「なんでよおおおぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーー!?」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/10(金) 16:17:03.31 ID:Fc8n7jHX0

    ……………………………


    アクア「まったく、頭にくるわ!こうなったら、誰でもいいわ、私を称え、誉めちぎる信仰心あるアクシズ教徒はいないかしら?」ブツブツ

    ドン

    アクア「痛ったぁ~。誰よ、この私にぶつかってきた愚か者は!?」

    ???「」

    アクア「……………きゃあああぁぁーーーーー!!」

    アクア「ちょっと起きなさいよ。こんなことで死んだってわかったら私は犯罪者として捕まり、アクシズ教の評判も地に落ちるじゃないの!!」ユサユサユサ

    ???「う、う~ん」ムクッ

    アクア「あ、起きたわ。ほっ、良かった」



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/10(金) 16:23:17.14 ID:Fc8n7jHX0

    ???「あれ?」

    アクア「ちょっと!!」

    ???「んっ?」

    アクア「私にぶつかってきておいてどういうつもりかは知らないけど、謝りなさいよ」

    ???「ぶつかった、俺がか?」

    アクア「はぁっ!?とぼけるんじゃないわよ、あんたがぶつかってきたのに謝らないなんて失礼にもほどがあるでしょ!!」

    ???「あ、あぁ。何だか知らんが、それは悪かったな」

    アクア「あら、意外に素直で、いいじゃないの。で、一応聞いてあげるわ、あんた名前は?」

    ???「オレか? オレは………オレは??」








    ???「オレはだれだ?」

    アクア「はぁっ!?」




    【【このすばSS】『アクア様と謎のアクシズ名誉教徒』】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/23(月) 18:37:31.31 ID:igU4Dxb/0

    アクア「カズマー、食事が出来たわよ」

    シーーーン

    アクア「カズマぁ~?」

    シーーーーン

    アクア「何よ!せっかくアクア様が呼びに来たっていうのに無視する事ないじゃない!!!」

    アクア「カズマー、勝手に入るわy」ガチャ




    カズマ「」

    アクマ「っ!!?」ビク





    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/23(月) 18:42:38.48 ID:igU4Dxb/0

    イヤアアアアアアアァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    めぐみん「っ!?」

    ダクネス「なんだ、今の悲鳴…アクアか!!?」

    ダッダッダッダッダッダッダ

    めぐみん・ダクネス「「アクアっ!!」」

    アクア「あ、わわわわわわわわーーー!!!」ガタガタ

    めぐみん「どうしました、こんなに震えて?」

    アクア「あ、あれぇ……」スッ


    カズマ「」

    めぐみん「なっ!?」

    ダクネス「か、カズマぁっ!!?」



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/23(月) 18:51:19.81 ID:igU4Dxb/0

    めぐみん「カズマ、どうして倒れてるんですか!!しっかりしてください、起きてください、カズマぁ!!?」ユサユサ

    カズマ「」シーーン

    ダクネス「落ち着け、めぐみん。それにあまりカズマを揺らすのは良くないぞ」

    めぐみん「ダクネスはどうして落ち着いてられるんですか!?カズマが、カズマがぁっ!?」

    ダクネス「だからこそ、落ち着けと言っている。ひとまず、死んでいるか、いないかを確認しよう」スッ

    カズマ「」

    めぐみん「ど、どうですか?」

    ダクネス「脈はある。すると、意識がないだけかもしれないな」

    めぐみん「き、気絶という事ですか…。ほっ、死んでいなくて安心しました」

    ダクネス「だが、意識がないから、気だけは抜かない方がいい」



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/23(月) 21:13:01.55 ID:igU4Dxb/0

    めぐみん「分かりました」

    ダクネス「さて、カズマをこのままにしておく訳にもいかない。おい、アクア?」

    アクア「あわわわわ」ガタガタ

    めぐみん「まだ震えてます…」

    ダクネス「はぁ~、しょうがない。」



    ダクネス「おい、アクア!!」ポン

    アクア「ひぃっ!? あっ、な、なに?」ビクッ

    ダクネス「この状況で震えるのは分かるが、今はそうしてる場合じゃない! ひとまず、カズマをベッドに移そう。」

    ダクネス「それから、アクアが回復魔法でカズマを治してくれ!」

    アクア「うん…」コクッ




    【アクア「女神の名にかけて」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532520800/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 21:13:20.50 ID:HfQ+yNW40

    めぐみんばかり贔屓してはいけないと義憤に駆られ、今作はダクネス視点での物語となります。
    そうした作風や卑猥な表現が苦手な方は、くれぐれもご注意ください。

    それでは以下、本編です。





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 21:14:55.64 ID:HfQ+yNW40

    私の名は、ダクネス。
    クルセイダーを生業としている者だ。
    防御には自信はあるが、攻撃はからきし。
    どれだけ剣を振るおうが、全く当たらん。
    それ故に、いつも仲間に苦労をかけていた。

    カズマ「ちょっとは攻撃を当てろよ!」

    ダクネス「す、すまない……次こそは、必ず」

    カズマ「次も何も当たった試しがないだろ!」

    ダクネス「うぅ……何でもするから許してくれ」

    クエストの帰り、私は叱られていた。
    叱っているこの男は、サトウカズマ。
    私のパーティのリーダーで、黒髪の青年だ。
    攻撃が当たらないせいで、戦闘は大苦戦。
    その尻拭いをするのは、いつも彼だった。
    そんなカズマは私の謝罪を受けて、不意に。

    カズマ「ん? 今、何でもするって言ったか?」

    その、まるでつい今しがた名案を閃いたかのような口調で確認され、私は迂闊だったと悟る。
    こんな時だけは、本当に耳ざとい奴だ。
    しかも、自らの欲望に忠実でタチが悪い。
    どうせあられもないことを要求するのだろう。
    それが、この男の駄目なところであり。
    同時に、私好みのタイプであるとも言えた。

    ダクネス「くっ……! やむを得ん……何でも言ってみろ! どんな要求でも、私は飲んでやる!」

    するとカズマは、私にこんな要求をしてきた。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 21:17:30.97 ID:HfQ+yNW40

    ダクネス「なあ、カズマ」

    カズマ「なんだよ、ダクネス」

    場面は変わって、ここは私の部屋だ。
    戦闘での不手際の責任を取らされている。
    ではどのように責任を取らされたかというと。

    ダクネス「ほ、本当に、これ以上何もしないのか? それはそれで、かなり辛いんだが……」

    カズマ「しないよ」

    ダクネス「しかし、抱きつくだけなんて……」

    私は今、カズマに抱かれていた。
    しかも、ベッドの上で、だ。服は着たまま。
    カズマが上で私が下だ。彼が覆い被さる格好。
    仰向けで、股の間にカズマの腰を挟んでいる。
    カズマはうつ伏せで、私を抱きしめていた。
    それはいろいろと、たまらない体勢だった。
    しかし、カズマはさっきから微動だにしない。

    ダクネス「せ、せめて、胸を揉むとか……」

    カズマ「おかまいなく」

    ダクネス「キス、するとか……」

    カズマ「間に合ってます」

    さっきからずっとこんな調子なのだ。
    私の胸に顔を埋めて、抱きしめるだけ。
    それ以上は一切、何もしてこない。
    クエストの帰りに告げられた要求が、これだ。

    『気が済むまで、抱かせろ』

    その要求に胸を高鳴らせた私は、愚かだった。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 21:20:42.09 ID:HfQ+yNW40

    彼に抱かれながら、窓の外を眺める。
    今日は晴天で、澄んだ青空が眩しい。
    天空を舞う渡り鳥の群れが美しかった。
    時間はゆっくりと流れて、ドキドキしている。

    白状すると、私はカズマのことが好きだ。

    しかし、その気持ちは封印している。
    他にもこいつを好きな者がいるからだ。
    それはよりにもよって、仲間のめぐみん。
    爆裂魔法しか習得していない変わり者のアーク・ウィザードだが、小柄で顔立ちは可愛らしく、何より愛嬌があって魅力的な美少女だった。

    それに比べて、私ときたら。

    ダクネス「はあ……」

    思わず、ため息が溢れた。
    私はちっとも愛嬌がない。
    おまけに背が高く、庇護欲も唆らない。
    だからきっと、駄目なのだろう。
    だからきっと、彼は何もしてくれないのだ。

    ダクネス「可愛く、なりたいな……」

    思わず呟いてから、しまったと我に返る。
    油断した。聞かれてしまっただろうか。
    もし聞かれていたら、絶対に馬鹿にされる。
    もうひとりの仲間である宴会芸が得意なアーク・プリーストのアクアや、先程紹介しためぐみんにすぐさま言いふらされてしまうだろう。

    ダクネス「い、今のは、その……」

    なんとか誤魔化そうと必死に言い訳を考えていたのだが、どうやらその心配は杞憂だった。

    ダクネス「なんだ、寝てしまったのか」

    すやすやと、規則正しい彼の寝息が聞こえて。
    どっと、疲れた。緊張した私が馬鹿みたいだ。
    こっちはこんなにも、ドキドキしているのに。

    やはり私には、魅力が全くないらしい。




    【ダクネス「せ、せめて、胸を揉むとか……」カズマ「おかまいなく」】の続きを読む

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    1: 名無しさん@おーぷん 2018/11/10(土)00:31:21 ID:vkf

    ある日のこと

    カズマ「掃除と手入れのクエスト、完了。やっと終わったぜ」

    依頼主「ご苦労さん、ありがとうね」

    カズマ「いえいえ、約束の報酬さえ貰えればそれでいいですよ」

    依頼主「本当にありがとう。報酬はギルドで支払われるけど、それとは別に…はい、これは私個人からのお礼だよ」スッ

    カズマ「これって、肉の塊か!?」

    依頼主「そう。それも王族にだけ食べられる最高級の上質肉だよ」

    カズマ「えぇーー、王族にだけ、だと!!?」

    依頼主「かなり高価で、この肉の塊だけで数千億エリスはするのよ」

    カズマ「数千億!? どうりで王族にだけ食べられる訳だ!!」



    2: 名無しさん@おーぷん 2018/11/10(土)00:35:24 ID:vkf

    カズマ「でも、こんないいもん貰っていいのか!?」

    依頼主「いいんだよ。実は、私の実家が牧場経営で、主に王族にのみ最高級のお肉を売る仕事もしてるからね。まっ、私はいつでも貰えて食べれるし、実家からの貰い物だから」

    カズマ「んじゃあ、頂きます!」スッ



    3: 名無しさん@おーぷん 2018/11/10(土)00:47:10 ID:vkf

    カズマ「数千億エリスもする最高級の肉、それも王族だけ食べれるヤツか…。」スタスタ

    カズマ「いいもん貰ったはいいが、どうするか。アクア達に伝えて一緒に食べるのもいいが、そうしたら…」


    アクア『カズマさん、私によこしなさい。あっ、最低半分以上厚く切ってよね!私はかなり食べる方だから』

    めぐみん『カズマカズマ、肉ですよ、肉。さぁ、早く私に食べさせるのです。私なら余裕で平らげてみせますから』

    ダクネス『ほぉー、私もこのような肉は初めてだ。私の実家でも食べられない代物だからな。なぁ、私に分けてくれないか?』


    カズマ「と、なるかもしれない。つまりは…」

    カズマ「俺の分がほぼ少なくなるって事だ! 目に見えてる…あいつらは大飯食らいだからな。前だってたくさん注文して俺は食い切れなかったのに、アクア達は三人で軽く平らげたぐらいだしな」

    カズマ「俺だって、肉は好きだ。それこそ、目の前に最高級だったら尚更、それなりの量を食べたい」




    カズマ「よし、アクア達には内緒で一人で食べるか!」




    【カズマ「アクア達には内緒で一人で食べるか!」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532175695/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 21:21:36.02 ID:DaHGsbQ60

    真の男女平等を追求した結果、今作はめぐみん視点での物語となっております。
    そうした作風が苦手な方は、ご注意ください。

    それでは以下、本編です。





    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 21:29:33.57 ID:DaHGsbQ60

    どうも、めぐみんと申します。
    私のことをご存知の方も多いとは思いますが、一応、初めに自己紹介をさせて貰いますね。
    紅魔族出身で、アークウィザードを生業とするこの私は、爆裂魔法をこよなく愛する者。
    故に、爆裂魔法以外の魔法は習得してません。
    そのおかげで、様々な苦労を背負いました。

    カズマ「なあ、めぐみん」

    めぐみん「なんですか、カズマ」

    カズマ「前にお前の爆裂道を認める発言をしたのは一時の気の迷いだったと認めるからさ、いい加減、爆裂魔法以外も覚えたらどうだ? あまりにも芸がなさすぎるだろ」

    めぐみん「一芸に秀でていればそれで良いのです。多くを望めば、全てを失い兼ねません」

    カズマ「多くを望めば、ねぇ」

    今、私をおんぶしてくれている彼は、カズマ。
    莫大な魔翌力を消費する爆裂魔法を放つと、私はしばらく身動きがとれなくなってしまいます。
    なので戦闘の後はカズマに運んで貰うのです。
    カズマは私が所属するパーティのリーダーであり、何を隠そうこの私の思い人でもあります。
    そんな彼は、私の発言を受けて、何やら物思いに耽っている様子。少々気になる反応ですね。

    めぐみん「何か思うところがあるのですか?」

    カズマ「いや、なんでもないよ。気にすんな」

    ダクネス「カズマ、そろそろ疲れただろう? めぐみんを背負う役目を代わろうか?」

    気を遣う素ぶりを見せたのは金髪碧眼の美女。
    クルセイダーのダクネスがそう申し出ました。
    話をはぐらかしたカズマはその申し出に首を振り、しっかりと私を抱え直して、きっぱりと。

    カズマ「大丈夫。責任を持って、俺が運ぶよ」

    ダクネス「……そうか。うん、それがいい」

    その、なんだからしくない男らしさに、嬉しい気持ちと複雑な気持ちを抱いてしまいます。
    切なげなダクネスの表情が目に焼き付いて離れません。私は別に、この男を独占したいなどとは微塵も思っていないのに。もやもやします。

    アクア「それなら、力持ちのダクネスには私が運んで貰うわ! 家までよろしくお願いね!」

    微妙な空気の中、アクアはいつも通りでした。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 21:33:14.21 ID:DaHGsbQ60

    カズマ「ダクネス、唐翌揚げを一個くれ」

    ダクネス「ど、どうして私にたかるんだ!? 自分のを食べたら、それでおしまいだろう!!」

    カズマ「だって、お前は肉付きが良すぎるし」

    ダクネス「別に太っているわけではない! ……太って、ないよな? あ、おい! 目をそらすな! わかった! 仕方ないから唐翌揚げを一個やる!」

    少々騒がしく賑やかな、いつもの夕食の風景。
    今日の献立はジャイアント・トードの唐翌揚げ。
    カズマとダクネスは口論しながらも仲が良さそうです。微笑ましいその光景を眺めていると。

    ダクネス「あっ! こ、これは違うんだ、めぐみん。 私は別にカズマにあーんをしてやりたいなどとは微塵も思ってないからな! 本当だぞ!」

    めぐみん「あーんをしても構いませんよ?」

    ダクネス「だから、そんなつもりはなくて……」

    アクア「なら、私が唐翌揚げを貰うわ! あーん」

    ダクネス「うぅ……こんな筈ではなかったのに」

    何故か言い訳を口にするダクネスは機を逃して、結局、アクアにあーんをする羽目に。
    カズマが助け船を出す素ぶりはなく、それでいて、ちらちらとこちらを気にしていました。
    その微妙な空気の中、アクアは満足そうです。
    自分の最後の唐翌揚げを食べられた、ダクネス。
    悔しげなその表情が、全てを物語っています。

    ダクネスもまた、カズマに恋をしていました。



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 21:36:13.67 ID:DaHGsbQ60

    申し訳ありません!
    何故か『からあげ』が文字化けしてしまいました。
    脳内で返還して頂ければ、ありがたいです。

    それでは、続きです。




    【めぐみん「私はカズマに節操を求めません」ダクネス「しかし、そうは言っても……」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532002244/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/19(木) 21:10:44.42 ID:bWrcWJ2t0

    カズマ「ごちそうさん」

    めぐみん「はい、お粗末さまでした」

    始まりの街、アクセルは今日も平和である。
    朝起きて、めぐみんが作った朝食に舌鼓を打ち、食後の一服。午前の紅茶は実に優雅だ。
    もっとも、朝食とは言ったものの既に早朝とは言えず、だいぶ陽は昇っている。普段通りだ。

    屋敷にダクネスとアクアの姿はなく、めぐみんに尋ねると2人は外出したらしい。
    ダクネスは領主の仕事と称して、街の子供たちと戯れ、アクアは金がないと嘆き、街の総菜屋でバイトに勤しんでいるとのこと。
    これが特筆すべき点の全くない、日常である。

    この時間に2人が屋敷に居ないのはいつものことであり、同時にめぐみんと2人きりになれる数少ない機会でもあった。大切にしなければ。

    カズマ「なあ、めぐみん」

    めぐみん「なんですか?」

    カズマ「良く晴れていい天気だし、こんな日は俺と一緒に同じベッドで二度寝しないか?」

    めぐみん「文脈がおかしいじゃないですか! 良く晴れていい天気である必要性が皆無ですよ!」

    めぐみんの主張はもっともだった。
    ついでに言うと、二度寝する気は微塵もない。
    同じベッドで一緒に横になりたかっただけだ。





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/19(木) 21:13:12.25 ID:bWrcWJ2t0

    めぐみん「本当にこの男は、自らの欲望を隠そうともしませんね。いつか本気で襲われる予感をひしひしと感じますよ。自重してください」

    カズマ「お前がいつも思わせぶりな言動をして、俺を悶々とさせるからだろ。責任取れよ」

    めぐみん「そ、それについては本当に申し訳なく思っています。来たるべき時が来たら、カズマに全てを捧げるので今暫く待ってください。な、何ですかその目は。私は本気ですよ!」

    来たるべき時が来たら、ねぇ。
    いつになるのやら。本当に訪れるのか疑問だ。
    なにせ俺たちの稼業は冒険者である。
    明日、どうなるとも知れない身同士。
    そんな悠長なことを言ってる余裕があるのか。

    カズマ「もしも俺が明日死んだらどうすんだ」

    めぐみん「えっ? アクアがリザレクションをかけて生き返らせるに決まっているではありませんか。それで何度蘇ったと思ってるんですか」

    うん、大丈夫そうだね。
    でも、もうちょっとさ、こう……ね?
    俺の命を大切にして欲しいと言うか。
    ほら、一応気の置けない仲なんだしさ。

    めぐみん「言っておきますが、生き返れるからといってほいほい死なないでくださいね? たとえ仮初めの死とはいえ、悲しいことには変わりませんし、心配で胸が張り裂けそうになりますから……って、おい。私の胸を見て何か言いたげだな。言ってみろ、聞こうじゃないかっ!!」

    張り裂けるほど成長して欲しいものである。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/19(木) 21:15:31.91 ID:bWrcWJ2t0

    それから暫くまったり過ごし、時刻は昼近く。
    そろそろ、めぐみんの日課の時間だ。
    昼食前に爆裂魔法をぶっ放して、更地でサンドウィッチを共に食べるのが近頃の習慣だった。

    めぐみん「少し席を外しますね」

    カズマ「うんこか?」

    日課へ出かける前に、めぐみんは席を外す。
    そのタイミングで問いを投げかけてみた。
    特に意味はない。思いつきを口にしただけだ。

    めぐみん「……カズマ」

    カズマ「ん? どうした? さっさと行けよ」

    めぐみん「先程の発言を取り消してください」

    何をおかしなことを。
    とうとう言語中枢にまで異常を来したのか?
    めぐみんは上げた腰を再び据えて、半眼でこちらを睨んでいる。どうやら怒っているらしい。
    俺は呆れながら、理由を尋ねてみた。

    カズマ「何でだよ、言ってみろ」

    めぐみん「不適切な発言だからです」

    は、不適切ときたもんだ。
    へそで茶が沸いちゃうね。
    適切な発言とは何か、誰か俺に教えてくれよ。

    カズマ「いいから、早くしないと漏れるぞ」




    【めぐみん「少し席を外しますね」カズマ「う○こか?」】の続きを読む

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    転載元 : http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1540390733/

    1: 名無しさん@おーぷん 2018/10/24(水)23:18:53 ID:SEC

    ~冬の討伐帰り~

    カズマ「うぅ~、寒ぃ~っ!!」ブルブル

    アクア「情けないわね。こんな寒さ、根性で耐えなさいよ、根性で」ホカホカ

    カズマ「って、言いつつお前はなに、自分の体にカイロ貼り付けてんだよ!?」

    アクア「カイロじゃなくて、ホットシートって言って、貼ると温かくなる魔道具よ」ホカホカ

    カズマ「仕組みはカイロと一緒じゃねぇか。とりあえず、それよこせ!!」グイッ

    アクア「嫌よ」ググッ

    カズマ「よこせーーー!!」グイグイ

    アクア「いーやーー!!」ググッ

    ダクネス「こらこら、喧嘩はやめないか」

    めぐみん「まったく、内容が内容で、くだらないですね」



    2: 名無しさん@おーぷん 2018/10/24(水)23:54:47 ID:SEC

    カズマ「よこせええぇーーー!!」パッ

    アクア「ちょっ、あらっ!!?」グラッ

    ダクネス「おっと!?」ドンッ

    めぐみん「わぁっ!?」ドンッ

    カズマ「あ………」



    バシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン



    3: 名無しさん@おーぷん 2018/10/25(木)00:02:23 ID:DOI

    ~屋敷~

    アクア「うぅ……」ブルブル

    めぐみん「はっくしゅん!!」ブルブル

    ダクネス「入浴し、着替えたというのに、寒さ故か、震えが止まらん」ブルブル

    カズマ「悪い。俺がアクアからホットシートを無理に奪った反動でアクアがよろめき、拍子にアクアがダクネスとめぐみんにぶつかったせいで冬の冷たい川に落ちるとは…」

    アクア「まったくよ。こうなったのはカズマさんのせいよ!」

    めぐみん「いいえ、自分だけホットシートを独り占めにしていたアクアにも非があると思いますがね」

    アクア「えええぇーーー!?」

    ダクネス「まぁ、川に落ちたのは仕方ない。寝れば、明日には震えも止まるさ」




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