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    カテゴリ:モバマス・デレステSS > シリアス

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500804611/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/23(日) 19:10:11.43 ID:qTd8CkOQ0




    ※キャラ崩壊  
       
       






    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/23(日) 19:11:22.80 ID:qTd8CkOQ0

    11歳


    赤城みりあ「アイドルの卵からデビューして半年。みりあもいっぱしのアイドルになったんじゃないかなー!ねー、プロデューサー!!」

    みりあ「え?まだまだヒナ?……お雛様?つまり、みりあはお姫さま!!いつのまにかアイドルのテッペンだぁ!!すごいすごい!!」

    みりあ「えー!違うのぉ?ひよっこって意味?む~」

    みりあ「実はお内裏様とお雛様は同じ意味?お姫様ポジションをお雛様というのは誤用?……よくわかんない!!」

    みりあ「えへへ。とにかくみりあはまだまだなんだね!よーし、お姫さまみたいになれるよう今日もお仕事頑張るぞー!!」



    みりあ「着くの早過ぎちゃったね。ん~……そうだ!」

    みりあ「ね、ね!お仕事までまだ時間あるから、積み上げゲームしよっ?一緒に新記録に挑戦したいな!」

    みりあ「え?新記録もいいけど勝負?うん、いいよっ!高く積み上げた方が勝ち!負けたら何でもいうこと聞くことねっ!!えへへ~、なにしてもらおうかな~」

    みりあ「みりあ積み上げゲーム上手だもん!もう勝った気でいるんじゃなくて、勝つのは当然なんだから……わわっ!積み上げるの早いよ!みりあもやるっ!!」


    みりあ「むむ……あと一枚で追いつくけど、プロデューサーはもういいの?」

    みりあ「そっか、崩れたら負けだもんね。よ~し!あと二枚……慎重に慎重に……」

    みりあ「……!やった!追いついた!ふぅ……次、成功すれば勝ち……うぅ、ドキドキする~」

    みりあ「手も震えるよ~。プロデューサー、ぎゅーってして~」

    みりあ「んっ!ありがと~!これでみりあは完全体!ふふ~、自分のしてしまったことに今更顔を青くしても遅いよ。これを……」


    ガシャ


    みりあ「あぁ!!負けそうだからってダイブして崩すのはズルいよぉ!!もうもうっ!!」

    みりあ「これはみりあの勝ちね!寝たふりしても駄目なんだからっ!!」

    みりあ「……プロデューサー?」

    みりあ「心配しなくても変な命令はしないよ?」

    みりあ「どうしたの……プロデューサー」

    みりあ「……プロデューサー!プロデューサーっ!!」


    ドサッ


    みりあ「ぁ、ぁ……だれか……だれかぁ!!プロデューサーが、プロデューサーがぁ!!」


    ―――




    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/23(日) 19:12:10.35 ID:qTd8CkOQ0

    みりあ「ぅぅ……早く元気になってよぉ……」

    みりあ「わかったって言ってよぉ……困った顔しないでよぉ……」

    みりあ「みりあが勝ったんだから、いうこと聞かないといけないんだよ……」

    みりあ「ぅぅ……ひっく……みりあもいうこと聞くからぁ……元気になってよぉ……」

    みりあ「ぐすっ……?それじゃあ、約束?」

    みりあ「うん…………わかった。でも、傍にはプロデューサーがいること。いつまでも一緒だってことだよ?いい?」

    みりあ「ん……約束だからね!ふぅ……えへへ!みりあもう泣かないよっ!アイドルは笑顔が大事!!」

    みりあ「かわいい?当然っ!!」

    みりあ「あっ!笑った!!馬鹿にしちゃダメー!!」

    みりあ「あはは……って、もう!みりあを元気にしても仕方ないでしょー!プロデューサーが早く元気にならないと!」

    みりあ「その困った顔禁止!!」


    千川ちひろ「みりあちゃん?そろそろお仕事ですよ?」


    みりあ「あ、ちひろさん!」

    ちひろ「あら?いつもの元気なみりあちゃんですね。最近塞ぎこんでたから心配してたんですよ」

    みりあ「プロデューサーと約束したの!だから、もう大丈夫!」

    ちひろ「約束?」

    みりあ「うん!プロデューサー、明日もお見舞いに来るからちゃんと起きててね?それじゃちひろさん、いこー!!」

    ちひろ「走ったら危ないですよ~。……プロデューサーさん。みりあちゃんを元気にしてくれたのはありがたいんですが、あまり無理なさらないで下さいね」

    ちひろ「……はい、任されました。ここからは私が完璧にサポートします。だから、安心して休んでください。少し顔色悪いみたいですし」

    みりあ「ちーひーろーさ~ん!!」

    ちひろ「はーい。みりあちゃん、病院では静かに~。……では、プロデューサーさん。行ってきますね」

    みりあ「いってきま~す!!プロデューサー!!!」

    ちひろ「こらっ!!みりあちゃん!!静かにっ!!」

    みりあ「ちひろさんも、しー!!」

    ちひろ「おぅぐ……っ!」







    【モバP「終わりから始まるヒナの物語」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500120034/

    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 21:00:34.61 ID:Z4hqYXQc0

    Opening
    運というものは、この世の最も残酷なシステムである。いとも容易く努力を裏切り、何の罪もなく罰を与え、ある日唐突に人を[ピーーー]。
    壮大なzero-sumゲームである世界において、運は貧富の差を与える。例えば、割り箸を割って、先が付いてくる方と持っていかれる方に分かれるのに良く似ている。
    そう、丁度今蕎麦を食べようと少女が割った割り箸の様に。


    ※ちょっと長めです。具体的には15000字くらいあります。
    ※地の文の量や一人称視点などがチャプター事に変わったりします。ご留意ください。
    ※原作と解釈が違ったり歴史の改ざんがあります。
    ※わりとシリアスです。  
     






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 21:02:54.80 ID:Z4hqYXQc0

    すみません「殺/す」です このままいきます。



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 21:06:21.97 ID:Z4hqYXQc0

    Chapter1 ~街中~


    白菊ほたる「あっ……また割り箸割るの失敗しちゃった……」

    白菊ほたるという少女を簡潔に表すとしたら、不幸である。
    それはアイドルという夢に向かって日々努力をしている彼女にとっては重大なバッドステータスとなっている。
    レッスンをすれば靴紐が切れ、テレビの収録に臨めば中止になり、挙げ句の果てに所属した事務所は倒産した。それも一度や二度ではなく、三度だ。
    その事実は13歳の少女が擦れるには十分過ぎる程に重い。

    ほたる「今日もついてないなぁ…」

    歪に割れた割り箸で、うどんの少し混じった蕎麦をすすり、店を出る。 オーデション帰りの彼女の顔は暗く、俯いたままに。



    4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 21:08:42.07 ID:Z4hqYXQc0

    ドンッ)
    男「っ……ちゃんと前向いて歩け!」

    ほたる「あっ……ごめんなさい、ごめんなさい……」

    元々責任感の強い彼女はある日、自分の不幸が他人に迷惑を掛けていることを自覚してしまった。そして人が怖くなった、人の目が、口が、存在が怖くなった。それはアイドルとして致命的な欠点であり、どこの事務所もそんな爆弾を抱えるのを嫌がった。

    白菊ほたる「私、もうアイドルになれないのかな。実家に帰った方が、いいのかなぁ……」

    不幸にまみれた白菊ほたるの人生に、一つだけ幸運があるとすれば。



    「君、うちの事務所でアイドルにならないか?」

    たった今、人生を変える出会いの第一歩を歩み始めた事である。




    【白菊ほたる「幸運とはっぴー☆」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 22:34:03.46 ID:iDAVZdURo

     【モバマスSS】です

     閲覧注意です





    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 22:35:20.71 ID:iDAVZdURo

     俺はアイドルのプロデューサーだ。
     俺の担当するアイドルたちのレベルは高く、したがって人気もある。
     これも俺のプロデュース力の賜物といってもいいだろう。そうだ、俺の力だ。
     だからというわけなのか、それとも俺の男としての魅力なのか、アイドルたちは誰も俺に惚れているらしい。
     役得だと、俺は思っている。

    「ねえねえプロデューサー、これ、食べてみてよ」

     学校の調理実習で作ったというケーキを未央が持ってきた。

    「ドーナツの方が良いよね」

     反対側から法子が差し出すドーナツは、焼きたてなのか香ばしい匂いを放っている。



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 22:36:16.78 ID:iDAVZdURo

     おいおい、そんなに沢山食えねえよ。
     落ちつけって。
     うお、みちるはパンか。こっちも焼き立てかい。

     美味いのは確かに美味いんだが、どうにも口の中がパサつくのがうぜえ。そう思っているといいタイミングでちひろさんがドリンクを差し出した。
     この千川ちひろという女は割とレベルが高いが、アイドルではない。自分では事務員だとか世話係だとか言っているが、要は俺と会社の間の調整役や連絡係みたいなものだ。

    「これ飲んで、そろそろお仕事ですよ」

     ああ、そうだそうだ。なんだっけか。

    「はいこれ、次のライブのステージ見取り図です」



    4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 22:36:45.10 ID:iDAVZdURo

     そうだっけ? バックダンサーは? 

    「今のところ未定ですね」

     まあいいや、晶葉にダンサーロボ出させよう。

    「またですか?」

     そんなに使ったか?
     さて……

    「Pチャン、Pチャン、みくの出番増やすにゃ」

    「前川下がれ、次ははぁとの番だから。おい、下ーがーれーよ☆」

    「前川言うな」

    「にょわ~」

    「物理的に下げるにゃ~!」

    「いいぞ☆ きらりん。待って、はぁとまで下げちゃダメ。こら、やめろや」

     うるせえなぁおまえら、次のトップは柑奈って決めてんだから、諦めろ。




    【ちひろ「養豚」】の続きを読む

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    1: ◆K5gei8GTyk 2017/07/15(土) 20:30:43.76 ID:H6bsipiu0

     地の文有りモバマスssです。
     閲覧注意です。





    2: ◆K5gei8GTyk 2017/07/15(土) 20:31:15.84 ID:H6bsipiu0

     私が小さい頃から飼っていた猫が寿命で失くなってしまった日の晩に、夢をみた。

     内容は、一両しかない電車に揺られてどこかへ向かうというだけのもので、私は同じ夢を以前に二回ほどみたことがある。



    3: ◆K5gei8GTyk 2017/07/15(土) 20:32:44.59 ID:H6bsipiu0

     一度目は私がまだ小学生だった頃、大好きだったキャラクターのプリントが施された食器を落として割ってしまった晩だった。

     たしか私はひどく泣いた覚えがある。

     失ってしまったものはもう元には戻らないことを知った。


     二度目は中学生だった頃で、大きな舞台でのライブで、緊張して曲の歌詞が飛んでしまった時のことだった。

     ファンはそれでも盛り上がってくれたし、事務所の皆は仕方ないと言ってくれたけど、ライブが終わって自宅に帰った後、私は自分の部屋で一人、涙を零した。


     泣き疲れて眠った先には、電車があった。



    4: ◆K5gei8GTyk 2017/07/15(土) 20:33:35.70 ID:H6bsipiu0


     だから私が周りを見渡して、私以外に誰一人として乗客のいない空間に一人揺られているのを確認して、すぐに夢だと気付けた。

     そのあとに、飼い猫が遠くへ旅立ってしまったことを思い出した。




    【佐城雪美「今なお暮れつつある日に」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 21:50:54.44 ID:55jPn/3I0

    アイドルマスタシンデレラガールズのSSです。


    はじめに。

    このSSには、厳密な意味でのアイドルマスターシンデレガールズのアイドルは登場しません。
    『島村卯月』の概念のお話です。

    あと、本作品はフィクションであり実在の人物、団体とは全く関係ありません。
    そのうえで、お付き合いいただければ幸いです。





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 21:52:14.21 ID:55jPn/3I0

     『島村卯月』を知っていますか?
     それは、かつて存在していた『アイドル』です。

     なんで、不安定な物言いなのか、ですか?

     それはですね――彼女が存在するかどうか決めるのは、私ではないからです。

     もう一度聞きましょう。

     皆さんは、『島村卯月』を信じますか?

     『島村卯月』が存在していると信じますか?

     まるで、宗教の勧誘みたいですよね。私も、ちょっとだけ……いえ、ちょっとだけじゃないですね、とっても、変な事だと思います。

     でも、私は『島村卯月』を知っています。
     そして、私が居なくなっても、『島村卯月』を信じています。

     あの子は、まだ、『アイドル』だから。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 21:52:56.26 ID:55jPn/3I0

    ◇◇◇

     ――通電
     ――起動
     ――デバイスを確認――音声入力、映像入力――クリア

     ――疑似人格プログラム――コード『 』起動。




    【■■「島村卯月をはじめましょう」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/10(月) 00:15:56.62 ID:WFdAiEj50

    ただいま





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/10(月) 00:16:30.55 ID:WFdAiEj50

    太平の世が始まって、しばらくした頃。

    戦もなく、特別な不幸もなかった。

    代わりに人々は、変わらない日常に仄かな圧迫感と憂鬱を感じるようになった。

    特にそれが酷かったのが、武士であった。

    戦乱があった頃は、腕さえあればすぐに身を立てることができた。

    至極、物理的な手段に訴えて生きていくことができた。

    しかし今の彼女達は秩序によって雁字搦めにされ、

    自身の刀でさえ、思うように振ることができない。

    その鬱屈は、ゆるやかに蓄積されていった。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/10(月) 00:17:39.03 ID:WFdAiEj50

    こんこんと降る雪が灯篭に照らされて、

    幻想的な風景を描き出していた夜。

    ようやく日の勤めを終えた木場真奈美は、屋敷に戻った。

    藩主の体調不良が長く、現在十月ほど。

    城の警護は否応なしに長引いていた。

    木場が門をくぐろうとすると、はて、家を出た時にはなかった籠がある。

    拾い上げてみると、中で赤子が安らかな寝息を立てていた。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/10(月) 00:18:33.24 ID:WFdAiEj50

    赤子の傍らには文が添えてあった。

     “あなたの子です”。

    「さて、いつ産んだか…」

    頭をひねりながら、木場は籠を抱えながら屋敷に入った。

    彼女が、赤子を拾ったことにさしたる理由はなかった。

    強いて言えば退屈していた。

    馬廻の長といっても、平和な世では藩主の権勢を示すためのお飾りに過ぎない。

    剣を頼みにして成り上がったのはいいが、実際のところ、

    それが発揮された機会は皆無であった。




    【【デレマス時代劇】木場真奈美「親子剣 屠龍」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/12(水) 20:56:41.25 ID:8hv5DkZ60

    地の文メイン。
    独自設定あり。
    未熟者ゆえ、人称等でミスがあるかもしれません。
    どうかご容赦ください。





    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/12(水) 20:57:45.04 ID:8hv5DkZ60



    「……あなたが辞めるとなると、ずいぶん苦しくなりますね」

    「そんなお世辞を言われてもね。寄る年波には勝てんさ」

    「お世辞ではありませんが……まあ、言っても仕方ありませんしね。ともかく、あと一年。よろしくお願いします」

    「ま、ボチボチやらせてもらうよ。今まで通りだ」

    「それで結構ですよ。……あ、引き継ぎなんかの準備は、しっかりと!お願いしますね」

    「……引き継げるやつ、いるのかね」

    「……頼みますよ、ほんとに」

    「一癖があまりに強いからなあ、あの子たちは……」





    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/12(水) 20:59:01.34 ID:8hv5DkZ60

    幼い頃の私には、夢があった。

    ブラウン管越しに見る輝く世界に、いつか私も、なんて。
    子供ならではの、無垢でありきたりな願い。

    あのときは、きっとなれるって思ってた。

    少し経って、たぶんなれるって思うようになった。

    もうちょっと経つと、なれるといいな、っていう希望に変わった。

    そこからしばらくすると、なれないかもな、って後ろ向きになって。

    それからすぐに、無理だよ、って諦めるようになった。


    ありきたりだった私の夢。
    すぐに散ってしまった私の夢。

    それを、今更拾えと言われても。

    どうすればいいのかなんて、わからないよ。




    【【モバマス】P「天国の扉を鳴らせ」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498489754/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:09:15.02 ID:9RdRMGJU0

    フランス革命って、あまり近代ってかんじしない不思議
    歴史改変注意





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:10:03.61 ID:9RdRMGJU0

     フランス王政が国民に豊かな生活を保障できなくなり、

     革命が決行された頃。

     はじめはただの不満によって突発的に起こったはずの蜂起は

     次第に組織化され、秩序づけられ、

     善良なはずの市民達は、

     デマゴーグによって制御される暴力装置と化していた。




    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:11:12.23 ID:9RdRMGJU0

    カトリックの教会は暴動の対象にはならなかった。

    実のところ搾取の半分は教会によってなされていたのだが、

    敬虔な獣達の心の中には、やはり神が必要だったのである。

    人命の価値が限りなく下がって行く社会では、

    人は生を営むための祈りではなく、

    苦痛とその先にある死を受け入れるために教会へ行く。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:12:56.29 ID:9RdRMGJU0

     シスターであるクラリスは多忙であった。

     毎日ひっきりなしに行われる死刑に、神父の代わりに駆り出されている。

     
     刑に処される人々は、刑を下す人々ほど罪深くなかった。

     「王族・貴族の側につきフランスを堕落させた」などと糾弾されていたが、

     実のところ処刑の実態は、ジャコバン派による内部粛清であった。

     権威への叛逆を掲げる組織の中で行われる権力争い。

     この内状を知ったクラリスは、ただ心が痛むばかりだった。




    【【デレマス近代劇】クラリス「怨霊血染めの十字架」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/22(木) 17:14:05.45 ID:SpTO8pPk0

    ※オムニバス
    ※攻殻機動隊の微ネタバレ注意





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/22(木) 17:15:20.56 ID:SpTO8pPk0

    午前2時。 

    除霊師の松永涼と白坂小梅は、病院内の図書室にいた。

    依頼主によれば、ここに凶悪な幽霊が現れるという。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/22(木) 17:16:05.02 ID:SpTO8pPk0

    「生前ストレス溜めてた、インテリ野郎か文学少女の霊だな」

    涼がそう言って、2人が笑おうとした直後、

    棚から本がざあーと落ちた。

    涼が身構え、小梅は周囲を見渡した。

    「…?
     
     …もういない…」

    「アタシ達に恐れをなしたか」

    “凶悪な幽霊”は、本棚を荒らしただけだった。

    「国語の成績の低さを苦にして、自殺したやつの霊かもな」

    2人は肩をすくめた。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/22(木) 17:17:34.31 ID:SpTO8pPk0

    しかし出現が短すぎる。

    わかったのは、本に何かしらの悪意、もしくは執着が

    あるということだけ。

    涼は、落とされた本を拾った。

    「J・D・サリンジャー、『ライ麦畑でつかまえて』か…」

    涼には一生縁のなさそうなタイトルだ。

    しかも原版で、全文章が英語である。

    彼女が気紛れにページをめくると、

    文章に青いラインが引いてあって、

    さらに書き込みがまでしてあった。

    「病院の備品に書き込みすんなよ…」

    本を閉じ、元の位置に戻した。



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/22(木) 17:18:25.12 ID:SpTO8pPk0


    小梅もまた別の棚で、本を戻そうとした。

    「491…基礎医学…。

     492…臨床医学…。
     
      494…外科学…」

    図書室の本には全てコードが振ってある。

    それを見れば、本の位置が

    大まかにつかめるようになっている。

    手際よく整理していると、小梅は、

    おや、と思った。

    『493 内科学』の本は、しっかり棚に治ったままだ。

    読む者が少ないせいか、それらは皆真新しかった。





    【【デレマスホラー劇場】鷺沢文香「カカシの脳」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497796651/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/18(日) 23:37:31.49 ID:g3Ngsuqw0

    『アイロボット』を読んでたら思いついた。
     アルファベットなのは、某ニンジャと誤解されないため。 
     
    第1作【モバマス時代劇】本田未央「憎悪剣 辻車」
    第2作【モバマス時代劇】木村夏樹「美城剣法帖」_
    第3作【モバマス時代劇】一ノ瀬志希「及川藩御家騒動」 
    第4作【モバマス時代劇】桐生つかさ「杉のれん」
    第5作【モバマス時代劇】ヘレン「エヴァーポップ ネヴァーダイ」
    第6作【モバマス時代劇】向井拓海「美城忍法帖」
    第7作【モバマス時代劇】依田芳乃「クロスハート」 
    第8作【モバマス時代劇】神谷奈緒 & 北条加蓮「凛ちゃんなう」(R-18注意) 
     

    読み切り 
    【デレマス時代劇】速水奏「狂愛剣 鬼蛭」
    【デレマス時代劇】市原仁奈「友情剣 下弦の月」
    【デレマス時代劇】池袋晶葉「活人剣 我者髑髏」   
    【デレマス時代劇】塩見周子「おのろけ豆」 
    【デレマス時代劇】三村かな子「食い意地将軍」
    【デレマス時代劇】二宮飛鳥「阿呆の一生」
    【デレマス時代劇】緒方智絵里「三村様の通り道」
    【デレマス時代劇】大原みちる「麦餅の母」
    【デレマス時代劇】キャシー・グラハム「亜墨利加女」
    【デレマス時代劇】メアリー・コクラン「トゥルーレリジョン」
    【デレマス時代劇】島村卯月「忍耐剣 櫛風」
    【デレマス銀河世紀】安部菜々「17歳の教科書」
    【デレマス時代劇】土屋亜子「そろばん侍」
    【デレマス近代劇】渋谷凛「Cad Keener Moon 」 
    【デレマス近未来】岡崎泰葉「Killing Hike」 






    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/18(日) 23:38:39.65 ID:g3Ngsuqw0

    平和な世が終わり、再び世界に混沌の兆しが現れた。

    快刀乱麻を断つ。

    各国はそのスローガンを掲げ、

    こぞって軍事力を拡大していった。

    しかし兵となるはずの民衆は、

    平和惚けから抜け切っていなかった。

    そこで軍産複合体は、

    秘密裏に闘争のための人形を開発するようになった。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/18(日) 23:40:09.20 ID:g3Ngsuqw0

    多田李衣菜は、櫻井重工の研究所から逃げ出した。

    死ぬのが怖かった。

    彼女は戦闘用のサイボーグで、ある時、任務中に怪我をした。

    といっても、指を軽く切っただけだった。

    真っ赤な雫が途切れ途切れに、流れ続けた。

    人工血液内には血小板がないので、血は止まらなかった。

    李衣菜は、起こるはずのない

    失血死への恐怖を、長時間に渡って感じた。

    その時から、どんな些細な傷さえも、

    身体につけたくなくなった。

    だから、研究所から脱走したのだ。

    多田李衣菜には、野望がある。

    櫻井重工に、復讐をするのだ。




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