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    カテゴリ:モバマス・デレステSS > ホラー・非日常要素

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500128691/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 23:24:52.06 ID:dRzYrjA20



    モバマスSSです





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 23:25:45.89 ID:dRzYrjA20

    昔から、色んな人に「運がいいね」と言われてきた。

    それは単純な尊敬だったり、羨望からくる皮肉だったり。

    しかし発言の意図がどうであれ、私は運がいい、ということは揺るがない事実だった。

    商店街のくじを引けば一等の温泉旅行が当たり。

    おみくじは引けば大吉で。

    遊園地に遊びに行けば、自分が百万人目の来場者になり。

    適当に塗ったマークシートが全問正解になる。

    とても恵まれていると思うけれど、これまでの煩わしい嫉妬を考えると、あっけらかんと済ますことは出来ない。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 23:26:23.65 ID:dRzYrjA20

    手に余る幸運を他の人にも分けられたら、良かったのかもしれない。妬まれてしまうのも、自分自身ばっかりが得をしているからなのだろう。
    幸運を人に与える、という思考の時点で、なんだか驕り高ぶる億万長者のようで嫌になる。


    最近はアイドルとして人と触れ合うことで、幸運を多くの人に分けようと奮闘しているものの、かけだしの身では立てる舞台が少ない。生まれつきの運は、まだアイドル活動に作用していないようだ。

    どうすれば、みんなが幸せになれるのか。

    そんなことをつらつらと考えていた矢先のことだった。

    人の幸運が見えるようになった。






    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 23:27:11.30 ID:dRzYrjA20

    46。

    母親の頭上に、数字がふわふわ浮いていた。数字の向こう側が透けて見えるが、目を凝らさなくても読み取れる。

    朝特有の寝ぼけた頭には、怪現象の処理は難しかった。最先端の温度計による賜物か、それなら熱があるのかな、そうは見えなかったな。お母さん何付けてるんだろう、と開ききらない目をこすりながら洗面所へ向かう。

    薬品臭い冷水を顔全体に染み渡らせる。顔を上げて鏡を見ると、私の頭上にも母と同じような数字が。

    「えっ!?」

    つい、素っ頓狂な声を上げてしまう。水の刺激で冴えた頭は、ようやく異常を認知し始めたらしい。私に与えられた数字は「100」だ。母より大きい値であることだけは分かる。しかしそのことが良いことなのか、高ければ強いのか。

    「茄子―、どうしたー?」

    「い、いやなんでもない」

    私を心配する母の声に、慌てて返す。例の黒い奴が出たと騒ぐことも考えたが、それで母がこちらに来られても混乱を広げるだけだと、下手なごまかしはせず黙ることにした。沈黙は金。

    その目論見は成功したようで、母はそれ以上何も言ってこなかった。



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 23:27:53.97 ID:dRzYrjA20

    一息ついてから、改めて頭上の数字を睨む。もしこれが体温なら、今頃私の血液は沸騰して息絶えてしまっているに違いない。

    では何か。首をひねっても頭を回しても、これだという解が出てこない。

    少し肩がほぐれた。ふと、洗面台の端に何かが光っているのが目に入った。手に取ってみると、それはありふれた指輪だった。

    一旦謎の数字のことは頭の片隅において、指輪を片手に居間に戻る。

    「お母さん、これ見覚えないですか?」

    そう言って指輪を机に置くと、母はあっ、と手で口を覆いながら、短く声を上げた。

    「これ!!朝から探してたのよ~」


    聞けば結婚指輪だったらしい。あなたの強運には助けられてるわ、と母は上機嫌に言った。それなら良かったと思う傍ら、この数値の正体に関して一つ仮説が生まれた。





    【鷹富士茄子「幸運メーター」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500098559/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 15:02:39.90 ID:GMosNTGb0

    注意:ホラーやキャラ崩壊の要素、SCP関連の画像添付があるかもしれません


    以前までリンクを載せていたサイトは統合されたため、前作までのリンクは繋がらなくなっています。
    ページが見たい方はこちらから検索してください。

    http://ja.scp-wiki.net/


    小梅「は、始まりました…SCP紹介ラジオ…第13回目、です…」

    小梅「この番組は…SCP Foundationという創作サイトの中から、私…白坂小梅がSCPを紹介していく番組、です…そして…?」

    幸子「カワイイボクこと、輿水幸子が小梅さんのお話を皆さんと一緒に聞く番組です!」

    小梅「今日のゲストは、飛鳥ちゃんだよ…」

    飛鳥「リスナーの皆、飛鳥…二宮飛鳥だ、よろしく」

    幸子「よろしくお願いします!」

    飛鳥「SCP…名前は聞いたことがある。非実在のモノを管理する団体の創作、だったかな?」

    小梅「うん…!飛鳥ちゃんなら、きっと好きになってくれると思うよ…」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 15:03:33.11 ID:GMosNTGb0

    小梅「最初の紹介は、こちら…」

    小梅「SCP-380-JP - 狭山茶 Object Class:Safe」

    http://ja.scp-wiki.net/scp-380-jp suzu 作

    小梅「SCP-380-JPは、狭山茶って書かれてるアルミ缶と、その中身の茶葉だよ…」

    幸子「お茶ですか…Safeのお茶なら普通に飲めたりなんてことは、ないですよね…」

    小梅「多分…幸子ちゃんなら、普通に飲めるんじゃないかな…?」

    幸子「え…?」

    小梅「このSCPは、缶を開けた人が犯したことのある罪によって、その中の茶葉から濾し取ったお茶の成分が変わるっていう特性を持ってるよ…」

    小梅「缶のふたを閉じて、また開けると中身がリセットされて、補充されるよ…」

    飛鳥「なるほど…つまり、特に犯罪歴のない人間が缶を開けた場合の茶葉なら、普通のお茶が飲めるというわけか」

    小梅「そう…だから、幸子ちゃんが缶を開けて出した茶葉なら、美味しいお茶が飲めるんじゃないかな…何か、悪いことしてなければ…」

    幸子「してないですよ!縁起でもないこと言わないでください!」

    小梅「ちなみに…犯罪の基準は日本の法律で、悪質なほど体に悪いものがお茶に出てくるよ…」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 15:04:05.29 ID:GMosNTGb0

    小梅「元になった狭山茶っていうのは実際にあって、主に埼玉で生産されてるみたい…」

    小梅「静岡茶、宇治茶、狭山茶の三種類で、日本三大茶って呼ばれてるんだって…」

    幸子「そういえば、飛鳥さん静岡でお茶飲んできてましたよね?」

    小梅「利きお茶クイズ…間違えてたね…」

    飛鳥「うっ…あれは神の意志に逆らっただけであって…」

    幸子「さっぱり分からないって言ってたような…」

    小梅「李衣菜ちゃんの圧、すごかったね…」

    飛鳥「違う世界線の話はやめてくれないか…!?」

    小梅「みかんジュースみたいに、このSCPのお茶もどこかで混じってたりして…」


    補遺2: SCP-380-JP-3(濾し取ったお茶)を飲み干した人間は全員、SCP-380-JP-3を淹れた容器の底に以下のメッセージを認識します。
    しかし、飲んでいない、または飲み干さなかった人間には認識することはできません。

    What is the crime you violated?




    【幸子「Sachiko.Coume.Protect」 小梅「SCP紹介ラジオ…!」 その13】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498949157/

    1 : ◆Q/Ox.g8wNA 2017/07/02(日) 07:45:57.09 ID:RRXt/D48O

    色々閲覧注意です。

    性格崩壊。

    SF(少し気が、触れている)。

    台詞形式です。  
       






    2 : ◆Q/Ox.g8wNA 2017/07/02(日) 07:46:19.36 ID:RRXt/D48O

    [都内某所]






    モバP「う……、ううん……、いたた、何だココは……頭いてぇ……」

    モバP「俺の部屋……じゃないな……。
    コンクリート打ちっぱなしだし、窓は天井近くに小窓が一つだけで、おまけに柵まで付いてるし……」

    モバP「この殺風景な風景……、まるで牢屋だ……」

    モバP「確か昨日は……、少し残業した後、家に帰って……、ダメだ、その辺からどうも記憶が曖昧だ……」

    モバP「訳が分からん……。取り合えず起き上がって調べて……ッツ!?」

    モバP「な、何だコレ??こ、拘束具!?!?何でこんなモンで縛られてッ??」(ギリギリ)


    モバP「ま、全く意味が分からん……。頭がおかしくなりそうだ……」



    (ドアガチャ) 凛「あ、プロデューサー、起きたんだね? おはよ」




    3 : ◆Q/Ox.g8wNA 2017/07/02(日) 07:46:47.81 ID:RRXt/D48O

    モバP「り、凛?? 何でお前が此処に…?? と、取り合えず助かった!!この拘束具を外してくれ!!」

    凛「んー…、プロデューサーのお願いだから聞いてあげたいんだけど、それは少し待ってもらえるかな?
    せっかく苦労して縛ったんだし、さ」

    モバP「り、凛……?? お前一体何を言って……??」

    凛「ん?? 言葉通りだよ?? 私が此処にプロデューサーを連れ込んだの」


    モバP「は、はぁ??!?」

    モバP「一体お前何を言ってるんだ?? お前が此処に俺を連れ込んだって??」

    凛「うん」

    モバP「何でだよ!?俺、お前にこんな事されるくらい酷い事、何かしたかっ??!?」

    凛「ううん、してないよ」フルフル

    モバP「だったら開放してくれよ!! お前、コレやってる事拉致監禁だぞ!? 冗談じゃ済まなくなるぞっ!!??」

    凛「……冗談なんかじゃないよ?? 私は本気……」



    凛「本気でプロデューサーに卯月になって貰うんだから」








    4 : ◆Q/Ox.g8wNA 2017/07/02(日) 07:47:19.43 ID:RRXt/D48O

    モバP「は…………??」

    凛「プロデューサーにね、卯月になって貰うの。ねっ、素敵でしょ??」

    モバP「俺を……卯月に……??」

    凛「うん」

    モバP「何を言ってるんだ……?? 凛………、お前正気か……??」

    凛「うん、正気だよ。
    ……プロデューサーはいつも言ってるよね??俺はプロデューサーだから、アイドルの私とは付き合えないって……」

    モバP「あ、ああ……、それは確かに言ってるけど……」

    凛「だから、私、プロデューサーを諦めて、その次に大好きな卯月を愛そうと思ったの」

    モバP「卯月を愛そう、って、お前……」

    凛「でも、卯月は可愛いけど女の子だから色々問題あるじゃない??
    同性婚にはまだまだ世論の反発は厳しいし、それに子供だって欲しいけど女同士じゃ無理だし……」

    モバP「あ、ああ……、それは……、理解出来るが……」

    凛「なら……、プロデューサーが卯月になれば、問題は全部解決するじゃない?? 
    プロデューサーはプロデューサーじゃなくなるから私と結婚できるし、卯月だから可愛いし、子供だって出来るし」ニコォ

    モバP「な、何だその意味の分からない思考回路は……、凛、お前……正気じゃないぞ………??」ゾッ


    凛「ううん、私は正気だよ。これ以上ない程、ね」


    凛「コレなら私は全部手に入れられるし、何も失わない。
    大丈夫、私は上手くやれるよ……。金銭的な負担は全部私が負うし、ね?」

    凛「プロデューサーには「多少」負担を掛けるかもしれないけど、私の大好きなプロデューサーさんで卯月なんだから、
    ちょっとくらいは我慢してくれるよね??」

    モバP「……ふっ…」

    モバP「ふ、ふざけるな!! 離せ!!俺を此処から開放しろッ!!
    第一、俺は男だぞ……ッ!? 俺が女なんかにっ!!卯月に成れる訳ないだろッ……!!!!」


    凛「大丈夫、世の中には色々なお薬が有るから……」ゴソゴソ


    モバP「な、何だよ……、その注射器は……止めろ……、止めてくれ…………」

    凛「ふふふ、ニューハーフ志望者御用達の女性ホルモン……、しかも某所に依頼して作って貰った、
    特別製の濃縮タイプだよ……」


    モバP「や、止めろ止めろ止めろ、止めろ止めろ止めろ」ブンブン


    モバP「止めろぉおおおおおおおおおおおおおおッツ!!!!!!!!!!」






    【【モバマスSS】凛「プロデューサーを卯月にしちゃえば、問題は全部解決する」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498891058/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/01(土) 15:37:38.84 ID:GYwniOYw0

    注意:ホラーやキャラ崩壊の要素、SCP関連の画像添付があるかもしれません
      

    小梅「は、始まりました…SCP紹介ラジオ…第12回目、です…」

    小梅「この番組は…SCP Foundationという創作サイトの中から、私…白坂小梅がSCPを紹介していく番組、です…そして…?」

    幸子「カワイイボクこと、輿水幸子が小梅さんのお話を皆さんと一緒に聞く番組です!」

    小梅「今日のゲストは、智絵里ちゃんだよ…」

    智絵里「お、緒方智絵里です…よろしくお願いします!」

    小梅「智絵里ちゃん、いらっしゃい…」

    智絵里「あの、えっと…このラジオ、怖い番組、なんですよね…?」

    幸子「…残念ながら、否定できませんね…怖くないときもありますが」

    小梅「収録、がんばろうね…」

    幸子「せめて今日くらいは小梅さんから否定してほしかったです…」 






    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/01(土) 15:38:11.61 ID:GYwniOYw0

    小梅「まずは、このSCP…」

    小梅「SCP-551 - Impossible Puzzle (難しいパズル) Object Class: Safe」

    http://scpjapan.wiki.fc2.com/wiki/SCP-551 diogenes作

    小梅「SCP-551は、550ピースのジグソーパズルだよ…完成させると、荒れた海の中でボートに乗ってる、女性の絵ができるんだ…」

    幸子「ジグソーパズルですか…そういえば、以前ボク達のイラストのジグソーパズルが出てましたね」

    智絵里(551…?)

    小梅「智絵里ちゃん…豚まんは、関係ないよ…?」

    智絵里「っ!?」

    幸子「何の話ですか?」

    小梅「なんでもないよー…」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/01(土) 15:38:50.56 ID:GYwniOYw0

    小梅「それで、このSCPは組み立ててるうちにどんどん熱中するようになるんだけど…どういうわけか、組み立てがすごく難しいんだ…」

    小梅「人によって結果が違うけど、2週間かけて40ピースしか繋げられなかったり、4週間かけて102ピースしか繋げられなかったり…」

    小梅「最終的には、繋げてる人が睡眠不足で倒れたり、[データ削除]したりで、実験は中断してるよ…」

    幸子「4週間もずっとパズル…頭が痛くなりそうですね…」

    小梅「Dクラスの実験の後、IQが高い██████博士がパズルをやってみたんだけど…女性の顔の部分と、[データ削除]以外は完成したんだ…」

    小梅「でも、最終的にパズルを完成させることを拒否したよ…」

    智絵里「何か…あったのかな…」

    小梅「コンピューターにもやらせようともしたんだけど…画像解析とか、ピースのスキャンをしたら、エラーになったり、CPUが壊れちゃったり、だったよ…」

    幸子「絶対に完成させられないパズル…もし完成したら、どうなるんですかね…?」

    小梅「また、新しい特性が出てきそうだね…」




    【幸子「Sachiko.Coume.Protect」 小梅「SCP紹介ラジオ…!」 その12】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498369129/

    1 : ◆Rj0X.392Pk 2017/06/25(日) 14:38:49.87 ID:deNVFBuR0

    ホラーです。

    そこまで怖くないですが、苦手な方は序盤だけ読めると思います。

    最後まで読んでくれればうれしいですが、ホラー無理な方はこちらをどうぞ。

    まったりしていて読みやすいと思います。

    【モバマス】茜「藍子ちゃんの1日を」未央「体験しよう!」藍子「……え?」





    2 : ◆Rj0X.392Pk 2017/06/25(日) 14:39:15.99 ID:deNVFBuR0

    『プロデューサー。私、プロデューサーのことが好き』

    『……そう、だよね。うん、わかってた』

    『プロデューサーが謝ることないよ。悪いのは私の方なんだから』

    『……アイドルとプロデューサーなんだもん。恋をしちゃいけない関係だから』

    『……恋をしたら、いけなかったんだよ』



    3 : ◆Rj0X.392Pk 2017/06/25(日) 14:39:41.97 ID:deNVFBuR0

    -----------

    自宅

    どうしてこんなに気が重いのだろう。
    そんな原因はわかっている。彼に振られたことが楔となって心に突き刺さったままなのだから。

    「はぁ……」

    振られることはわかっていた。覚悟していたことなのに、それでもショックは大きかった。

    「私、何してるんだろ……」

    彼女―渋谷凛―は、ベッドの上でクッションを抱いてうつ伏せになっている。
    昨日凛はプロデューサーに告白をし、振られたショックが抜けきっていない。

    「なんか、楽になりたいなー」

    早く割りきって普段通りになりたいと凛は思う。
    幸い、今日がオフだったのは助かった。
    こんな不安定な精神状態で仕事なんて出来なかったと思うから。



    4 : ◆Rj0X.392Pk 2017/06/25(日) 14:40:20.39 ID:deNVFBuR0

    「……ーん?……りーん?」

    突然、階下から母の声が聞こえる。
    正直に言えば、返事をすることも面倒なのだが、気力を出して返事をすることにした。

    「……なーにー?」

    自室のドアが開き、母が顔を出す。

    「凛。お母さんね、これから叔母さんのお家に行ってくるから店番お願いしてもいい?」

    「……叔母さんの家?……確かこの前叔母さん亡くなったよね?」

    「ええ。あの子、一人暮らしだったから、その遺品整理とかがあるのよ」

    「ふーん」

    今の凛にとっては、母が出かけるのは良いことだが、店番をするのは億劫だった。

    「……うん、わかった。行ってらっしゃい」

    それでも仕方なく、了承した。
    出来るだけ客が来ないことを祈って、最悪二組くらいなら嫌な顔をせず対応できるだろう。

    「夜までには戻るから、その間お願いね」

    「……うん」



    5 : ◆Rj0X.392Pk 2017/06/25(日) 14:40:52.15 ID:deNVFBuR0

    それから母が一階へ戻っていき、凛もだるい身体を起こして動き出した。

    「……ま、ハナコと店番すればいいか。少しは身体動かした方が気も紛れるだろうし」

    そのまま一階へ降りて店に顔を出すと、ちょうど母が出ていく所だった。

    「それじゃ、行ってくるわね」

    「行ってらっしゃい」

    母の背中を見送って、レジの椅子に腰かける。
    店内には誰も客はいないし、人通りもいつもより少なく見える。
    少しだけ胸を撫で下ろし、ただ無意味な時間を過ごす。

    「……ハナコー。おいでー」

    家の中でじっとしているハナコを呼び寄せる。
    しばらくしてトテトテとハナコが走ってくる足音が聞こえ、足元に来てから抱き上げた。

    「……ハナコは元気だなー。私にもその元気ちょうだいよ」

    クゥーン?

    珍しく主人の弱気な姿を見たからか、それとも単に鳴いただけなのか、ハナコの様子は少しだけ凛を気遣っているようだった。

    「……少しの間だけこんな私だけど、そのうち元気になるだろうから心配しないで」

    ワンッ

    「ありがと、ハナコ」




    【【モバマス】渋谷凛「私の想い、人形の呪い」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498314436/

    1 : ◆hxLEEPhnRg 2017/06/24(土) 23:27:17.20 ID:D+JfWzgY0


    ーー旅館の部屋ーー



    卯月「ん~、やっぱり田舎の雰囲気って落ち着きますね!」

    未央「そうだね~。空気も美味しいし!」

    凛「空気に味なんてある?」

    未央「ちょっとしぶりん!そのツッコミはさすがに野暮だよ!!」

    凛「ふふっ、冗談だって」



    卯月「それにしても、こんなところでロケなんて久し振りでしたね!」

    未央「最近はずーっと都内で仕事だったもんね~。なんだか新鮮で楽しかったよ!」

    凛「まぁ、たまにはこういうのも悪くないかな」

    卯月「明日帰るのがちょっと寂しいです…」

    未央「だからこそ!今日はゆっくり温泉に入って美味しいご飯食べてみんなでお喋りして楽しみまくるのだー!!」

    凛「もう完全にただの旅行気分だね…」





    2 : ◆hxLEEPhnRg 2017/06/24(土) 23:28:11.40 ID:D+JfWzgY0

    コンコンッ スーッ


    P「ちょっといいかー?」

    卯月「プロデューサーさん!どうしたんですか?」

    未央「今日やったロケの反省会かな?」

    P「いやいや、そんなんじゃないんだが……うーん、こっちにも来てないか…」

    凛「どうかしたの?」

    P「それがなぁ…一緒にロケに来てた小学生組がまだ部屋に帰ってきてないみたいなんだよ」

    未央「小学生組って、みりあちゃんとか薫ちゃんたち?」

    P「あぁ。撮影が終わってみんなでちょっと近くを探検したいって言うから、暗くなる前には帰ってくるって条件でOKしたんだが…」

    卯月「もうすぐ日も落ちちゃいますね…」

    P「そうなんだよ。だから実はもう帰ってきてるんじゃないかと思って旅館中を探してたんだが…」

    凛「どこにもいない…と」



    P「むーん……よし、ちょっと外に探しに行ってくるわ」

    未央「あ、そしたら私たちも行くよ!」

    P「えっ?」

    未央「だって心配だもん!ね、二人とも!」

    卯月「はい!」

    凛「そうだね。何か起きてからじゃ遅いし」

    P「すまんな…せっかくゆっくりしてたところなのに」

    未央「いいっていいって!田舎の自然の中を散歩がてらさっ!」



    3 : ◆hxLEEPhnRg 2017/06/24(土) 23:28:51.75 ID:D+JfWzgY0



    P「そんなに遠くまでは行ってないはずだ。お前たちは三人で探してくれ。俺は一人で探すよ」

    P「見つけたら俺のケータイに連絡してくれ。こっちも見つけたら連絡する」

    卯月「わかりました!」

    P「よろしく頼むぞー。迷子になるなよ?」

    凛「ちょっとプロデューサー、私たちもう高校生なんだけど。馬鹿にしすぎ」

    P「すまんすまん。でも田舎をナメちゃいかんぞ、変な人についてっちゃダメだぞ」

    凛「だから大丈夫だってば」



    未央「よーっし、それじゃあ出発!!」

    卯月「おーっ!!」

    凛「テンション高っ…」

    ーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーー
    ーー




    【【モバマス】凛「迷子と森には要注意」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498003153/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/21(水) 08:59:14.04 ID:XGvacbon0

    あんまり怖くないホラーもの





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/21(水) 09:00:12.95 ID:XGvacbon0

     本田未央がふと目を覚ましたのは、夜中の2時ごろ。

     病室の窓がひとりでに閉じたのだ。

     眠る前は暑くて開けたおいたのだが、
     
     いまは夜更けの冷たい空気を遮断していた。

     



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/21(水) 09:00:57.35 ID:XGvacbon0

     よく目を凝らすと、窓のそばに奇妙なものが“いた”。

     絵本の中に出てくるような、デフォルメされた鎧の騎士。

     いや、ブリキ男。

     『オズの魔法使い』に出てきたような……。

     未央は不思議と、怖い気持ちはしなかった。

     相手の格好がおかしいということもあるが、

     大好きだった兄のことを思い出したのだ。

     幼い未央のために、よく絵本を読んでくれた。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/21(水) 09:01:35.48 ID:XGvacbon0

    彼女は身体を起こそうとしたが、まったく動けなかった。

    金縛り。よく、幽霊が現れたときにかかるという…。

    このブリキ男がそうなのだろうか。

    未央は唯一動く瞳で、相手を見つめた。

    ブリキ男の、がらんどうの2つの瞳が見つめ返してきた。

    それから彼はゆっくりと未央の寝台に近づいていきた。

    まさか、心臓を奪われたりして。

    先月移植したばかりなのに。 

    未央は心の中で舌を出した。

    本当に妙だった。

    恐怖よりも懐かしい、楽しい、という気持ちがする。

    結局ブリキ男は、毛布を未央に

    そっとかぶせた後、ふっと姿を消した。




    【本田未央「ブリキの心臓」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497696231/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/17(土) 19:43:51.44 ID:hKFfQI4z0

    注意:ホラーやキャラ崩壊の要素、SCP関連の画像添付があるかもしれません
      

    小梅「は、始まりました…SCP紹介ラジオ…第11回目、です…」

    小梅「この番組は…SCP Foundationという創作サイトの中から、私…白坂小梅がSCPを紹介していく番組、です…そして…?」

    幸子「カワイイボクこと、輿水幸子が小梅さんのお話を皆さんと一緒に聞く番組です!」

    小梅「今回も、ゲストが来てくれてるよ…どうぞ…」

    美波「皆さんこんばんは、新田美波です!今日はよろしくお願いします!」

    小梅「よろしくね…」

    幸子「美波さん、石川公演お疲れ様でした!」

    小梅「お疲れ様…久しぶりにヴィーナスシンドロームが見られて、盛り上がったね…」

    美波「私も、久しぶりに歌えて楽しかったな…小梅ちゃん、次の大阪公演、がんばってね!」

    小梅「うん…しっかり、バトンは受け取ったよ…」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/17(土) 19:44:41.93 ID:hKFfQI4z0

    小梅「それじゃ、そろそろ紹介を始めるね…」

    小梅「SCP-1575 - Venus Statue (ヴィーナス像) Object Class: Safe」

    http://scpjapan.wiki.fc2.com/wiki/SCP-1575  ChazzK作

    小梅「SCP-1575は、大理石でできてる女神像だよ…」

    幸子「よく美術館の写真とかに載ってるやつですね」

    小梅「うん…ちょっと、エッチな格好してるよね…」

    美波「げ、芸術作品だから、そういう目で見るのはちょっとダメなんじゃないかな…?」

    小梅「あ、そっか…美波さん、女神様だもんね…」

    美波「あ、あれはもう忘れて!」

    小梅「でも、そういうきっかけがあって、子供は性に目覚めていくんだよ…?」

    幸子「なんでそんな悟った風なんですか…」

    小梅「ゾンビ映画は、エッチなシーンがお約束だから…」

    幸子「な、なるほど…」




    【幸子「Sachiko.Coume.Protect」 小梅「SCP紹介ラジオ…!」 その11】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496409045/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 22:10:45.76 ID:Wp7K81Aq0

    注意:ホラーやキャラ崩壊の要素、SCP関連の画像添付があるかもしれません
      


    小梅「は、始まりました…SCP紹介ラジオ…第10回目、です…」

    小梅「この番組は…SCP Foundationという創作サイトの中から、私…白坂小梅がSCPを紹介していく番組、です…そして…?」

    幸子「カワイイボクこと、輿水幸子が小梅さんのお話を皆さんと一緒に聞く番組です!」

    小梅「この番組も、ついに10回目だね…」

    幸子「むしろなんで10回も続いてるんですかこの番組…」

    小梅「ディレクターさんが、ダメって言うまでは、続くよー…」

    幸子「夜中にお手洗い行けなくなるボクの身にもなってください…」  






    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 22:11:33.84 ID:Wp7K81Aq0

    小梅「今日も、ゲストが来てくれてるよ…どうぞー…」

    友紀「みんなー!こんばんはー!姫川友紀だよ!よろしくっ!」

    小梅「友紀さん、こんばんは…宮城公演、お疲れ様…」

    友紀「小梅ちゃんもお疲れさまー!いやぁ、あの球にはびっくりしたよー」

    小梅「えへへ…でも、やっぱり打たれちゃったね…」

    幸子「お二人とも、宮城公演お疲れ様です!カワイイボクは最後までおあずけですが、最高のスタートでしたね」

    小梅「みんなで頑張って、幸子ちゃんが出る埼玉まで繋げるから…待っててね…」




    【幸子「Sachiko.Coume.Protect」 小梅「SCP紹介ラジオ…!」 その10】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495352335/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/21(日) 16:38:55.95 ID:WCJP+XX90

    注意:ホラーやキャラ崩壊の要素、SCP関連の画像添付があるかもしれません
      

    小梅「は、始まりました…SCP紹介ラジオ…第9回目、です…」

    小梅「この番組は…SCP Foundationという創作サイトの中から、私…白坂小梅がSCPを紹介していく番組、です…そして…?」

    幸子「カワイイボクこと、輿水幸子が小梅さんのお話を皆さんと一緒に聞く番組です!」

    小梅「今日は、ゲストが来てくれてるよ…どうぞ…」

    楓「皆さん、こんばんは。高垣楓です。今日はよろしくね」

    小梅「楓さん、総選挙1位、おめでとう…」

    幸子「おめでとうございます!」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/21(日) 16:39:41.67 ID:WCJP+XX90

    楓「ありがとう、ファンの皆さんの応援のおかげで、シンデレラガールに選ばれました…!」

    小梅「中間発表でも、1位だったもんね…」

    楓「ええ…中間発表で、選挙の戦況を知ったときはとても驚きました♪」

    幸子「…シンデレラガールになっても、楓さんは楓さんですね…」

    小梅「ふふっ…」ポチッ

    仁奈「批判的なトマトの気持ちになるですよー!」ドアバーン

    楓「あら、仁奈ちゃん?」

    幸子「…まさか」

    仁奈「楓おねーさん、ごめんなせー!とりゃー!」ブンッ

    楓「えっ仁奈ちゃヘブッ」ベシャッ

    幸子「…うわぁ」




    【幸子「Sachiko.Coume.Protect」 小梅「SCP紹介ラジオ…!」 その9】の続きを読む

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