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    カテゴリ:ラブライブ!サンシャイン!!SS > ようよし

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    1: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/07/24(月) 23:36:13.23 ID:fGpmaY0F.net

    曜「え?善子ちゃん?」

    善子「私って実は魔法使いなの」

    曜「いや、聞こえてるよ!」

    曜「どうしちゃったの?いきなり」

    曜「善子ちゃんは堕天使じゃなかったの?」

    善子「ごめんなさい 堕天使って設定だったのよ」

    曜「そんな…」



    3: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/07/24(月) 23:38:14.73 ID:fGpmaY0F.net

    善子「だいたい堕天使って仮にも天使よ?」

    善子「私はそんなんじゃ」

    曜「でも、善子ちゃんは天使みたいに可愛いよ?」

    善子「うっ…ありがと」



    6: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/07/24(月) 23:41:22.40 ID:fGpmaY0F.net

    曜「善子ちゃんは本当に魔法使いなの?」

    曜「証拠みしてよ!証拠!」

    善子「うーん、そうね…例えば」

    善子「夏場、コップに氷と飲み物を入れるとパキッって音がなるわよね?」

    曜「うんうん」

    善子「あれよ」

    曜「は?」




    【善子「私って実は魔法使いなの」】の続きを読む

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    1: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/07/16(日) 23:42:13.82 ID:a//6Vmiy.net

    曜「~♪」

    ガラッ

    曜「おはヨーソロー♪」

    千歌「あ、曜ちゃん」ニヤニヤ

    梨子「おはよう」ニヤニヤ

    曜「ん?どうしたの?
    私の顔になにかついてる?」

    千歌「ううん、付いてないよ?」

    曜「じゃあどうして2人してニヤニヤしてるの?
    …もしかして私に隠し事…?」

    梨子「違うよ?…というか曜ちゃんが、ねぇ千歌ちゃん」ニヤニヤ

    千歌「うん、曜ちゃんが隠し事してたじゃん」ニヤニヤ

    曜「え?何のこと?ほんとに分からないんだけど…」

    千歌「またまたぁ」ニヤニヤ

    梨子「よっちゃんと付き合ってるんだってね」ニヤニヤ

    曜「よっちゃん…善子ちゃんと?
    誰が?」

    千歌「誰がって…曜ちゃんに決まってるでしょ?」



    2: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/07/16(日) 23:44:44.74 ID:a//6Vmiy.net

    曜「えっ…?誰から聞いたの?」

    梨子「誰も何も…本人が言ってたって」

    千歌「ね~」

    曜 (本人…善子ちゃんが?
    そんな人を陥れるような嘘つくような子じゃないと思うけど…でも告白した記憶もされた記憶もないんだけど…)


    一方その頃…

    ガラッ

    ルビィ「あっ、善子ちゃん」

    花丸「ずら!?こ、この話は後でしようねルビィちゃん」

    善子「…何よ人が来るなり隠し事して」



    3: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/07/16(日) 23:46:42.78 ID:a//6Vmiy.net

    花丸「隠し事なんてしてないずら」

    善子「してたじゃない!いきなり話してたのをやめるなんて」

    ルビィ「何も隠し事なんてしてないよ?」ニヤニヤ

    善子「ニヤニヤしてれば誰でも気付くわよ…怒らないから何話してたか言いなさいよ」

    花丸「それは…ねぇ」

    ルビィ「うん、善子ちゃんの口から聞きたいなぁ」

    善子「ヨハネ!…ってなに?私の口からって?」

    花丸「またまた~もったいぶらなくていいずら」

    善子「え?何のこと?」



    5: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/07/16(日) 23:49:14.43 ID:a//6Vmiy.net

    ルビィ「善子ちゃんって曜ちゃんと付き合ってるんだよね」

    花丸「はい、これでいいずら?
    隠してるみたいだけどマルたちはとっくに気付いてたよ~」ニヤニヤ

    善子「は?」

    花丸「は?じゃないずら
    幼なじみなのに隠し事するなんて…」

    善子「いやいやいや…え?誰から聞いたの?」

    ルビィ「本人が言ってたって…聞いたけど」

    善子 (何のこと?ドッキリ?
    でもこんな嘘ついて曜に得があるのかしら…
    そもそも嘘つくようなタイプの人間じゃないし…)




    【曜「えっ?私が善子ちゃんと付き合ってる?」】の続きを読む

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    4: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/07/02(日) 21:13:13.81 ID:gUdkznCc.net

    曜「あっづ…」

    曜「何これなんでこんな暑いの…夜だよ…」

    曜「室温は…27℃…」

    曜「27℃とか死ぬじゃん…お湯沸かせるじゃん…」

    曜「…気晴らしにコンビニ行こっと」



    5: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/07/02(日) 21:15:56.46 ID:gUdkznCc.net

    曜「外の方が風あって涼しい…帰ったら窓開けて寝よっかな…」

    曜「クーラーはまだつけるなって言われちゃったし」

    曜「何買おっかなー…って、あれ?善子ちゃん?」

    善子「あ、曜さん」

    曜「…」

    善子「…」

    曜「おはよう」

    善子「夜よ」



    6: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/07/02(日) 21:19:28.92 ID:gUdkznCc.net

    曜「ほら、私達アイドルだし」

    善子「ごめんよく分かんない」

    曜「それにこんばんはってなんかよそよそしい」

    善子「それはよく分かる」

    曜「あれ、そういえば今は堕天使じゃないんだね」

    善子「…夜だし」

    曜「夜だもんね…」




    【曜「暑すぎて眠れない…」】の続きを読む

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    1: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/06/26(月) 22:14:30.35 ID:JOB3hkvb.net

    善子「よよよ曜さん!?」

    曜「んー?どうしたの?」

    善子「どうしたの?じゃないわよ!」

    善子「い、いま胸を…」

    曜「ごめんごめん!当たっちゃった?」

    曜「おはヨーシコーってこうやって手を上げるときに…」パイタッチ

    善子「あんっ」



    3: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2017/06/26(月) 22:15:52.20 ID:fbzB5NlY.net

    えっろ



    5: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/06/26(月) 22:19:37.60 ID:JOB3hkvb.net

    善子「曜さん!わざとでしょ!?」

    曜「わざとじゃないって」

    曜「たまたま当たっちゃっただけだよー」

    善子「本当に?」

    曜「ほんとほんと!」

    曜「信じてよー」



    6: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/06/26(月) 22:23:58.22 ID:JOB3hkvb.net

    曜「さぁ!バス来たから、乗っちゃうよ!」オシリタッチ

    善子「んっ」

    善子(スキンシップ…スキンシップ…)

    曜「私たちの特等席あいてるねー」

    曜「一番後ろ座ろーっと」

    曜「善子ちゃんも早く早く!」ザセキパンパン



    8: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/06/26(月) 22:27:37.97 ID:JOB3hkvb.net

    善子「今日の曜さんいつもより元気いいわね」

    曜「そんなこと無いって!」

    曜「いつも元気全開DAY!DAY!DAY!だよ」ブンブンブンッ

    善子(はぁ…疲れる…)

    善子「よいしょっ…」スワリッ

    善子「ひゃっ!?」

    曜「」オシリサワッ

    善子「曜さん!座るとこに手置いとかないでよ!!」

    曜「えぇー善子ちゃんが手のあるとこに座っただけだよー」ニヤニヤ




    【曜「おはヨーシコー!」パイタッチ】の続きを読む

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    2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2017/06/18(日) 08:46:33.84 ID:M9oAUWb2.net

    ようよし



    4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2017/06/18(日) 08:48:35.20 ID:M9oAUWb2.net

    ザァアアアアアア―――


    プシュ- ブルルルルルル....



    曜「ひゃぁ~、なんとか間に合った~~...」グッショリ



    曜「善子ちゃん、大丈夫?」クルッ



    善子「......服が......重い......」



    曜「あははっ、私も靴下までグッチョグチョだよ~!」



    善子(なんで楽しそうなのよこの人...)



    善子「............」ジィ-



    善子(今日は水色か...)ボソッ



    6: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2017/06/18(日) 08:49:51.61 ID:M9oAUWb2.net

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    善子「......今日、晴れのうち曇りって予報だったはずなんだけど?」

    曜「降水確率50%だったかな~?そんなに高くなかった気がする」ゴソゴソ


    善子(...折りたたみ傘ぐらい持ってくればよかった...)

    善子「......不幸だわ......」ボソッ

    曜「善子ちゃんは雨、嫌い?」

    善子「......こんなずぶ濡れの状態で、好きという言葉が出てくると思う?」

    曜「あ、あはは......それもそうだね」

    善子「曜さんはどうなの?」

    曜「私?......嫌いではない...かな?」



    7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2017/06/18(日) 08:52:00.20 ID:M9oAUWb2.net

    曜「なんかさ、こう、雨がザーッって降ってたらワクワクしてこない!?」

    曜「風がぶぉー!とか、雷がバリバリ~とか!」

    善子「しないわ」

    曜「そ、即答!?......千歌ちゃんはわかってくれたんだけどなぁ~...」

    善子「わからないわよ...」

    曜「......そっか~」


    ガサッ


    善子「......あ」

    善子「その紙袋って...」

    曜「気づいた?新しい衣装!」

    曜「中身はまだ見せられないよ。完成してからのお楽しみだからね♪」




    【善子「頼れる後輩と我がままな先輩」】の続きを読む

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    1: 名無しで叶える物語 2017/06/10(土) 16:14:42.46 ID:lV+sY7ul.net

    屋上


    曜「やっぱ女の子同士は難しいって……」

    曜「ごめんね……あんなに協力してくれたのに……」

    善子「……気にしなくていいわ」

    善子「それより……平気なの?その……」

    曜「うん……平気。一晩泣いたらスッキリしたよ」

    善子「……そう」

    善子「あなたはよく頑張ったわ……私の胸でよければいつでも貸すから……」

    曜「ありがとう善子ちゃん……でも大丈夫。私、もう全然気にしてないから」

    曜「どうせ明日にはこの世にいないし」

    善子「めっちゃ気にしてるじゃん!!」



    4: 名無しで叶える物語 2017/06/10(土) 16:19:07.67 ID:lV+sY7ul.net

    善子「なにが泣いたらスッキリしたよ!?」

    善子「スッキリしすぎでしょ!!!」

    曜「もーなに言ってるのさ善子ちゃん」アハハ

    善子「なんでアンタはそんな能天気そうなのよ……」

    曜「だって千歌ちゃんに振られたんだよ?」

    善子「ええ」

    曜「もう死ぬしかないじゃん?」

    善子「イコールなの!?それってイコールでいいの!?」



    5: 名無しで叶える物語 2017/06/10(土) 16:26:32.94 ID:lV+sY7ul.net

    曜「私、本気だったんだよ?」

    善子「……」

    曜「千歌ちゃん以上に好きな人なんてもう二度とできないよ」

    善子「……」

    曜「だからさ……」

    曜「結婚を前提にお付き合いしてくださいって婚姻届渡したの」

    善子「重いよ!!」

    善子「ただでさえ重い同性愛なんだからもう少し軽いところから攻めなさいよ!!!」



    6: 名無しで叶える物語 2017/06/10(土) 16:32:46.34 ID:lV+sY7ul.net

    曜「だって結婚したいし……」

    善子「いや、まだ無理だから!日本じゃまだ出来ないから!」

    曜「千歌ちゃん引いてた……婚姻届見てこいつ何言ってんのって顔してた……」

    善子「そりゃするわよ……ドン引きするわ……」

    曜「もう元の関係に戻れないよ……」

    善子「まぁ……時間はかかりそうね……」



    7: 名無しで叶える物語 2017/06/10(土) 16:36:20.09 ID:dx9KUiz/.net

    エンジェル善子




    【曜「千歌ちゃんに振られちゃった……」善子「……」】の続きを読む

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    1: 名無しで叶える物語 2017/05/12(金) 20:10:54.59ID:SRpG5dmn.net

    翌朝

    善子「風邪…引いちゃった…」



    2: 名無しで叶える物語 2017/05/12(金) 20:12:02.98ID:xPF2JcXm.net

    看病ヨーソロー!



    5: 名無しで叶える物語 2017/05/12(金) 20:14:22.80ID:SRpG5dmn.net

    善子「朝から遊ぶ予定だったのに…」

    善子「迷惑かけちゃったな」

    善子「『気にしなくていいよー』って曜さんは言ってくれたけど、私は気にする」

    善子「曜さんに申し訳ない…」

    善子「はぁ…なんでこう言う時に限って風邪だなんて…」

    善子「…寝よ」



    6: 名無しで叶える物語 2017/05/12(金) 20:18:07.09ID:SRpG5dmn.net

    ーーーーーーーー

    善子「んんっ…」

    曜「ごめん、起こしちゃったかな」

    善子「あれ…曜さん?」

    善子「なんで、ここに?」

    曜「善子ちゃん大丈夫かなーってお見舞い!」

    善子「…夢?」

    曜「夢じゃないよ!心配して来ちゃった」



    7: 名無しで叶える物語 2017/05/12(金) 20:21:19.62ID:SRpG5dmn.net

    善子「ごめんなさい…」

    曜「なんで善子ちゃんが謝るの?」

    善子「だって、私のせいで遊ぶ予定が…」

    曜「いいよいいよ!いつでも遊べるし、こうやって善子ちゃんに会えたんだからさ」

    善子「…ありがと」




    【善子「明日は曜さんが泊まりに来るわ!」ワクワク】の続きを読む

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    1: 名無しで叶える物語 2017/05/07(日) 21:23:58.82ID:z6/+AaHV.net

    休みの日は二人で裸になってベッドに転がって、だらだらと時間を無意味に過ごす。そんな生活を続けてもうどのくらい続くのだろうか。

    曜さんの綺麗に澄んだ水色の瞳は、だんだんとくすんだ色になり、今ではもう灰を溜めこんだ湖のような色になっていた。

    それでも私の指が曜さんの肌に触れると、曜さんの虚ろな瞳に微かに光が灯った気がして、私は時たま水色の瞳を夢見て触れる。

    「……あったかい」

    いつも暖かかった曜さんの身体は、いつの日かには冷え切っていて、私が曜さんに触れると割れたガラスみたいに微笑んでくれた。

    「ヨハネちゃん、好き」

    私を幸せにする魔法の言葉は、いつしか私を縛る呪いの言葉へと移り変わっている。

    「だから、私の『特別』でいてね」

    「当たり前よ。ヨハネはずっと曜さんと一緒にいるから」

    本当に、曜さんの瞳には私が映っているのだろうか。曜さんの瞳に映っているのは、津島善子なんだろうか。それともヨハネなんだろうか。それとも……。

    私の名前を曜さんが呼ばなくなって、もうずいぶんと経つ――。



    2: 名無しで叶える物語 2017/05/07(日) 21:24:39.58ID:z6/+AaHV.net

    曜さんが怪我をして、飛び込みが出来ない体になったのは一年ほど前だろうか。

    飛び込みが出来なくなった初めの数か月は、飛び込みコーチとして強化選手の指導に力を入れていた。

    それでも曜さんは徐々に、自分が今まで打ち込み続けてきた『人生』を奪われて、少しずつ調子を崩し始めていた。



    3: 名無しで叶える物語 2017/05/07(日) 21:25:25.55ID:z6/+AaHV.net

    「善子ちゃん、私のこと好き?」

    「どしたのよ、急に」

    その日、初めて曜さんから私が曜さんの事を好きかどうか聞いてきた。初めての質問で、私は曜さんが何か冗談でも言っているのかな、なんて思ってた。

    曜さんもちょっとへらへらした笑い顔だったから、私は尚更まともに取り合おうとは思わなかった。

    「……いや、ちょっと聞いてみようかなって」

    「……変な曜さん」

    今思えば曜さんが私の気持ちを確かめるなんて、一度たりともなかった。そう、曜さんはいつだって私の気持ちを疑う事なんてしなかった。

    私も曜さんがただ好きだったし、それにとても大好きだったし、そんな疑問を曜さんが抱くなんて思いもよらなかった。



    4: 名無しで叶える物語 2017/05/07(日) 21:25:59.55ID:z6/+AaHV.net

    その質問があった日、台所で私が晩御飯の用意をしている時だった。

    「善子ちゃん、好きだよ」

    急に耳元で囁かれた後、耳を甘噛みされた。

    「え? 曜さ――ひゃっ!?」

    その日、珍しく――というか曜さんは初めてベッドで寝転んでいる以外の私を求めてきた。しかも結構激しかった。




    【善子「毀れた私達」】の続きを読む

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    1: ◆hxGgtPv0f. 2017/04/23(日) 22:56:20.96 ID:aCH1+UBJo

    学校の帰りのバスの中で、ふとこの言葉を思い立って以来、言ってみたくてたまらなくなった。

    善子(思い立ったが吉日)

    そう思って一人でニヨニヨとしていると、隣の席に座っていた曜さんが私を訝しむように見つめてきた。

    曜「どうしたの善子ちゃん、エッチなことでも考えてるの?」

    善子「善子じゃなくて、ヨハネですよう!」

    いつもの調子で軽口をたたいたあとで、ふと気がついた。
    私がこのように訂正するということは、私は自分のことをヨハネであると自認しているわけだ。
    してみると、「冗談は善子ちゃん」と言うことによって、私は自分を自己同一化しているところのヨハネを自己否定することによって自己矛盾に陥り自分を見失ってしまうわけだ。
    アイデンティティの崩壊。

    どこかのライトノベルで見たことのある言い回しが思い浮かび、私はガタガタと震えだした。





    2: ◆hxGgtPv0f. 2017/04/23(日) 22:57:36.19 ID:aCH1+UBJo


    曜「どうしたの善子ちゃん、こんどはガタガタ震えだして」

    善子「善子じゃなくてヨハ……うわあああ」

    よくゲームで見たことがある。
    アイデンティティが崩壊したラスボスは、急に旗色が悪くなって、主人公にすぐ負けたりするのだ。
    きっと今頃、私のHPとMPもガンガン減りだして、隣にいる主人公気質のリア充に一刀両断ヨーソローされるに相違あるまい。

    曜「どこか具合でも悪いの?」

    善子「いやまさかそんなことはあるめえ」



    3: ◆hxGgtPv0f. 2017/04/23(日) 22:58:04.74 ID:aCH1+UBJo

    混乱する私の様子を見ながら、曜さんが、いたずらっぽく笑って言った。

    曜「オバケでも見たのかな?」

    善子「冗談は……」


    【脳内会議】
    善子(チャンスよ善子、「冗談は善子ちゃん」って言うのよ、今!)

    ヨハネ(いけません、あなたはヨハネなのです。気を確かに持ちなさい)
    【脳内会議おわり】


    善子「冗談は……いけませぬ」


    【脳内会議】
    善子(あーあ、せっかくの機会だったのにな)

    ヨハネ(結局、テンパってわけのわからないことを口走ってしまいましたね)
    【脳内会議おわり】


    曜「あはは、「いけませぬ」って! 善子ちゃんは面白いなあ!」

    リア充ヨーソロー先輩は、そんな私の葛藤は知る由もなく朗らかに笑っている。
    知る由も善子ちゃんである。


    【脳内会議】
    ヨハネ(それもこれもみんな精霊結界の損壊のせいよ)

    善子(冗談は善子ちゃん)
    【脳内会議おわり】



    4: ◆hxGgtPv0f. 2017/04/23(日) 22:58:31.71 ID:aCH1+UBJo

    ああ、この悩みを誰に話せばよいものか。
    そうだ、隣に座っている曜さんに相談してみようかな。
    アホみたいに笑ってはいるが、何といっても年上なのだ。まさかモノホンのアホではあるまい。

    善子「ねえ曜さん、アイデンティティって」

    曜「ん、早口言葉?」


    【脳内会議】
    善子(ダメだこりゃ)

    ヨハネ(リアルを充実させる引き換えにアタマを空虚にしたのですね)
    【脳内会議おわり】


    しかしそうは言ってもさすがは先輩、心配そうに私を見つめてきた。

    曜「うーん、難しいことはよくわからないけど、何やら深刻そうだね」




    【善子「冗談は善子ちゃん」】の続きを読む

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    1: 名無しで叶える物語 2017/03/13(月) 08:57:37.95

    ある日の昼下がり、部室でご飯を食べようと花丸とルビィと約束し
    二人の到着を一人待っていた善子であったが、曜の予期せず登場。
    お互いに待ち人がいることがわかり、他の人が来るまで
    何か話すべきかと考えたのであるが、大した話題など思いつかず、
    気まずさを感じながらセルフ手相占いを開始したとき、曜が口を開いた。

    善子「ん?何?」

    曜「今週の日曜って暇?」

    善子「えっと……特に予定はないけど」

    曜「ほんと?じゃあさ、ちょっと付き合ってくれないかな?」

    善子「付き合う?」



    2: 名無しで叶える物語 2017/03/13(月) 08:59:14.63

    曜「うん。ちょっと街に買い物に行こうと思ってね。よかったら一緒にどうかなって」

    善子「買いも……え?」

    曜「いやー、ちょっと衣装の材料が足りなくてさ、買出しに行こうかなって」

    善子「え、ちょっ」

    曜「あとウインドショッピングして、衣装の参考になりそうなもの探すつもりなんだ」

    善子「ま、待っ」

    曜「あ、付き合ってくれたらちゃんとお礼するよ。だからどうかな?」

    善子「え、えっとその……」



    3: 名無しで叶える物語 2017/03/13(月) 08:59:51.26

    その時、曜の携帯が鳴る。

    曜「っと……あ、千歌ちゃんだ。集合場所は屋上に変更だよ……って急だなあ。
    しょうがない、それじゃあ屋上に行こうかな。ごめんね、返事はメールでお願い」

    善子「は、はい……」

    曜「それじゃあねー」

    曜はひらひらと手を振って部室を出て行ってしまった。
    残された善子は一人呆然としていたのだが、
    後から来た花丸達にどうしたのかと訪ねられるもまともな返事などできず、
    脳内には週末、デートという単語が飛び交っていた。




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