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    カテゴリ: オリジナルSS

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    1: ◆Cjqc0.rpcA 2016/04/11(月) 23:02:51 ID:TUmXEp4U


    物語が始まることはない。


    目指していた夢は、唐突に訪れた理不尽によって奪われた。

    大切な人は、約束を裏切り、俺の前に姿を現さなかった。

    ……俺の全てはその時、何もかも失われた。

    結局、俺の物語は始まる前に終わっていた。始まる事さえ許されなかった。

    運命は抗えない物であり、ただ受け入れるしかない事を学んだ。

    あの日から、俺は動き出せない。

    あの時の感情が、俺を縛り付けている。


    物語が始まることはない。既に物語は終わったのだから。

    この感情を消すことができない限り、何も始まることはできないのだ。だから俺は……



    なにも、はじまらない――



    2: ◆Cjqc0.rpcA 2016/04/12(火) 00:14:04 ID:F.n3oOSc



    男(校舎の外では、運動部の声が響き渡り、中では吹奏楽や軽音楽……様々な音がこの部屋に届く)

    男(けど、この空間はそれらの場所とは無縁だ。この部屋は外との関係が絶たれた、静かで……寂しい空間だからだ)

    男(漫画研究部……。名ばかりは漫画を書いてそうな部活だ。……実際はただ漫画を読むだけの場所なんだけど)

    男(ここはその部室。そして、部員は俺、たった一人。よって、2年生なのに俺が部長になっている)

    男(1年前までは先輩達がいて……、あの時は心が楽だった。今以上に何も考えずに済んだからな)

    男(先輩達のバカみたいな話を聞いてるだけで、心から笑えてる気がしたし、心地がよかった)


    男(……今となっては、心を紛らわせてくれるのは先輩達が残していった漫画だけだ)



    3: ◆Cjqc0.rpcA 2016/04/12(火) 00:14:39 ID:F.n3oOSc


    男(漫画は好きだ。小説と違って小難しい事を考えずに、物語に入り込める)

    男(バカみたいな考えかもしれなけど、俺にはこれが一番だった)


    男「そもそも、なんで俺は部活に入ったんだっけ……」


    男(……たしか、先輩が俺の好きな漫画のコスプレしてて、それを眺めてたらいつの間にか入ってたんだっけか……)

    男(なんとも信じられない理由だ。俺がサッカーを続けていればそんな事は……)


    男「……やめよう。考えるだけ無駄だ」


    男(……既に、終わったことだ)



    4: ◆Cjqc0.rpcA 2016/04/12(火) 00:16:52 ID:F.n3oOSc

    ~~~~




    男「……いってきます」ガチャ…

    男(今日も無為な生活が始まる。きっと、今日も何もせずに終わるだろう)

    男(……と思っていたけど、どうやら今日は朝から運が無いようだ)

    幼馴染「ぁ……」

    男(……幼馴染)

    男(これまでずっと家を出る時間をずらしてきたというのに、何で今日はこの時間に……)



    5: ◆Cjqc0.rpcA 2016/04/12(火) 00:17:35 ID:F.n3oOSc

    幼馴染「……」

    男「……」

    幼馴染「……お、おはよう」

    男「ああ」スタスタ

    幼馴染「ぇ、ぁ……」

    男(まぁ、偶然幼馴染と居合わせたことで何か起こるわけでもない……)

    男(それでも彼女を避け続けるのには理由がある)


    男(俺は、幼馴染に裏切られ、そして振られたからだ)


    男(もう、彼女の近くにはいることはできない)



    幼馴染「……男」




    【男「なにも、はじまらない」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/14(日) 01:17:48 ID:VZQHpFTA

    女騎士「とんでもないものを奪ったな…」

    女騎士「わ た し の こ こ ろ だ よ !」



    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/14(日) 01:20:14 ID:VZQHpFTA

    オーク「えぇぇ…」

    女騎士「初めて会った時から、惚れていた!」

    オーク「そっすか…」

    女騎士「もう討伐依頼で戦う度にドキドキしていたさ!」

    オーク「なんなのこのひと…」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/14(日) 01:23:16 ID:VZQHpFTA

    女騎士「うっかり剣で傷付けてしまった日の夜には、泣いて泣いて泣きまくった!」

    女騎士「で、ぬいぐるみのオー君に話しかけて自分を慰めていた!」

    オーク「えぇー…ぬいぐるみ…オー君って」

    女騎士「もちろんオークの姿をしたぬいぐるみだぞ!」

    オーク「んなものに需要あるんだ…」



    4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/14(日) 01:26:55 ID:VZQHpFTA

    女騎士「で、君はどうなんだ!?」

    オーク「え?」

    女騎士「自分でいうのも何だが、私はなかなかオススメだぞ!オススメだぞ!」

    オーク「二回言うくらいオススメなんだ…」

    女騎士「その、なんだ…オーク族の性欲に耐えうると自負している!」

    オーク「それ偏見。ヘンケンだから」




    【女騎士「くっ、貴方のせい!」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/15(月) 21:18:19 ID:/RVwhcKA

    女騎士「殺す」

    オーク「やめ…」

    ザクッ



    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/15(月) 21:20:08 ID:/RVwhcKA

    オーク「あ…」

    ドクドクドク

    オーク「う…あ……」

    ダラリ

    オーク「…」

    女騎士「あ、あなたが悪いのよ…何度結婚を迫っても拒否したから…!」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/15(月) 21:22:27 ID:/RVwhcKA

    女騎士「そ、それよりこの死体をどうするかが問題よ…そう、問題なのよ」

    ウーム

    女騎士「都合よくここに巨大なジュラルミンケースがあるわ、そうね…オーク一匹くらいならちょうど入るくらいの、ジュラルミンケースが、ね…」



    4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/15(月) 21:29:16 ID:/RVwhcKA

    女騎士「さっそくオークを詰め込もうかしら…ひときれのパン…ナイフ、ランプ、ジュラルミンケースに…詰め込んで…」

    オーク「とぅーさーんがーのこしたー!」

    女騎士「あつーいおもーいー!」

    オーク「…」

    女騎士「…」

    ジッ

    オーク「地球は回る…回って、いるんだよ」

    女騎士「オーク…私…私!」

    ダッ
    ダキッ

    オーク「いいんだ、過ちは誰にでもある。うっかりオークの腹を刺したって、いいんだ。いいんだよ…」

    ドクドクドク

    女騎士(めっちゃ血ぃ出てる)



    5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/15(月) 21:33:07 ID:/RVwhcKA

    オーク「なんだか意識が薄れてきたけど、僕は元気です」

    女騎士「やせ我慢はよして!」

    バシッ

    オーク「ぶったね…マゾヒストの僕を、ぶったね!」

    バシッ

    オーク「二度もぶった…!」

    オーク「…どうした?もっと、もっとだ!ご褒美を、ご褒美をくれよォォォォォォ!」

    女騎士「正直しんどい」




    【女騎士「くっ、ころ…」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/24(水) 21:56:33 ID:/4/uiIl2

    勇者「…。」

    魔法使い「…。」

    僧侶「♪」

    戦士「」

    側近「…///」

    魔王「…ふぅ。」

    国王「はぁ…。」

    司祭「うぅ…。」

    騎士長「グループ内の雰囲気がおかしいです」

    大臣「一体何があったんだ…?」

    騎士長「わかりませんね…。」



    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/24(水) 21:57:28 ID:/4/uiIl2

    大臣「勇者と魔法使い、何故お互いに目を逸らしているのだ…?」

    勇者「いや…その…。」

    魔法使い「大したことじゃないわ…。」

    大臣「二人とも、顔が赤いぞ。」

    勇者「は、はぁ!?」

    魔法使い「そんなことないでしょ!?」

    騎士長「大体察しがつきましたな。」

    大臣「うむ。」

    勇者「ぐぬぬ…。」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/24(水) 21:57:59 ID:/4/uiIl2

    魔法使い「…ねぇ。」

    勇者「!」

    魔法使い「ちょ、そ、そんな驚かないでよ!」

    勇者「な、なんだ?」

    魔法使い「勇者は私のこと…どう思ってる?」

    勇者「それは…大切な仲間、だな…。」

    魔法使い「…そう。」

    勇者「俺はその、魔法使いのこと…そういう目で見たことはなかった…。」

    魔法使い「でしょうね…。同級生だったのに大して印象なさそうだったし…。」

    勇者「す、すまん…。」

    魔法使い「別にいいわよ…。あなたは覚えてないみたいだけど、私にとってあなたはヒーローだったんだから。」

    勇者「え?」



    4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/06/24(水) 21:58:45 ID:/4/uiIl2

    魔法使い「野生の魔物に襲われたとき…助けてくれたじゃない。」

    勇者「ああ、助けたよ。」

    魔法使い「は!?お、覚えてるの!?」

    勇者「まあな。」

    魔法使い「それからあなたを意識するようになって…よく一緒に話したわよね。」

    勇者「話したな。」

    魔法使い「別に私の印象が薄かったわけじゃないのね?」

    勇者「幼馴染同然だったよな。前も言ったろ?仲間の中でも特別って。」

    魔法使い「久しぶりに再会したとき、反応薄かったじゃない。」

    勇者「自然体で話した方がいいかなって。」




    【大臣「第三回オフラインハンティングですが…」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/30(土) 22:31:20 ID:oKVXCBJ2

    友「驚いたか?」

    男「別に」



    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/30(土) 22:32:09 ID:oKVXCBJ2

    友「三年間も友達やってて」

    友「最近はほぼお前の家に入り浸りで」

    友「同棲状態な生活をしてた俺が」

    友「実は生物学的には女だと分かっても全然驚かない?」

    男「ああ」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/30(土) 22:32:55 ID:oKVXCBJ2

    友「実は俺が女だって知ってた?」

    男「いや」

    友「実は内心俺が女で喜んでる?」

    男「別に」

    友「実は俺にまったく興味がない?」

    男「いや」

    友「だけど特には驚かない?」

    男「うん」



    4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/30(土) 22:34:01 ID:oKVXCBJ2

    友「さすがだな」

    友「さすが男だな」

    友「度量が大きい」

    友「もしくは頭がおかしい」

    友「本当、お前には退屈させられないよ」

    男「どうも」




    【友「実は俺、女なんだよね」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/01(金) 04:28:05 ID:3xeOg7F.

    大学生君「就活するべ」

    カーチャン「良いとこの内定とりなさいよ」

    大学生君「大企業は無理だねー。中小企業狙うべ」

    トーチャン「そか頑張れ。就職したら月4万仕送り頼むぞ」

    大学生君「よっしゃ任せなさいや。恩返しや」

    カーチャン「ええ子や」

    トーチャン「普通よ普通」



    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/01(金) 04:32:52 ID:3xeOg7F.

    一年後

    大学生君「内定とれねぇ…」

    カーチャン「どうすんの」

    トーチャン「大卒で就職だけが道じゃない。親戚の誰々は5年プラプラしてた挙げ句国を守りたいとか言い出して今じゃ立派な自衛官やってる」

    カーチャン「でもねぇ」

    トーチャン「そういう人生もありよ。とりあえずバイトして本当にやりたいことを見つけるのも手だ」

    大学生君「うん…」

    カーチャン「まだ卒業まで時間あるよ。就活頑張り」

    大学生君「うん…」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/01(金) 04:40:17 ID:3xeOg7F.

    大学生君「あと三ヶ月かぁ…」

    ツイッター「新着通知」

    大学生君「…」スッスッ

    友『大学生最後のクリスマスパーテーなう』

    友2『もう二度とないからかけがえのない時間だった。楽しんだわ』

    大学生君「あー、いいねぇ…」



    スマホ「ブブッ」

    友『大学生君、みんなで野球でもしないか?』

    大学生君「野球かぁ…でもその日なぁ」

    大学生君『面接あるから無理だわ』

    友『そっか残念』

    大学生君『ありがとよ』

    友『またな』




    【フリーター君「よーしバイトするかー」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/01(水) 23:59:58 ID:AzUxXT.A

    男「あのさ、お前今月だけで俺に何回告白した?」

    後輩「はい!26回ほどしました!!」

    男「うんそうだね、それで俺全部断ってるよね?」

    後輩「はい!26回とも全部玉砕です!!」

    男「…解ってるならなぜやめない」

    後輩「好きだからです!!」

    男「元気いいね、無駄に」

    後輩「えへへ」///

    男「誉めてねぇよ」



    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/02(木) 00:01:02 ID:htHM4NZo

    男「はぁ、あのさ今さらだけどなんで俺の事好きなわけよ」

    後輩「覚えてませんか?」

    男「全然」

    後輩「あれは私が入学して日が浅いころ――」

    ―数ヶ月前―

    数学教師「おーい、後輩」

    後輩「はい?」

    数学教師「次の授業お前っち数学だろ、このプリント持っててくれ」ドサ!

    後輩「ぇ…こんなに」

    数学教師「ほんじゃ頼むぞ~」

    後輩「…」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/02(木) 00:02:05 ID:htHM4NZo

    後輩「よいしょ、よいしょ」ヨロヨロ

    後輩「ぁ、グビャ!?」ドテーン

    後輩「あぁ!プ、プリントが!?」

    後輩「うぅついてない…」ジワ

    男「」スタスタ ピタ

    後輩「?」

    男「きみ何組?」

    後輩「へ、えっと2組で、す」

    男「ふーん了解」拾い拾い

    後輩「あの?」

    男「よいしょっと」ズシ

    男「これ、君のクラスに置いとくよ」スタスタ

    後輩「あのちょっと!」

    後輩「行っちゃった…」

    後輩「……///」



    4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/02(木) 00:03:09 ID:htHM4NZo

    男「…え?理由ショボくね?」

    後輩「ショボくないですよ!失礼ですね」

    男「いやいや、プリント届けただけで好きになるとか軽すぎだろ」

    後輩「ショボくもないし軽くないですよ!!」

    後輩「確かにそんなことかもしれませんが…仕方ないじゃないですか格好よかったんですもん」///

    男「おうそりゃどうも」




    【後輩「好きです!!」男「またお前か」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/20(金) 00:07:58 ID:LBpj59oo

    ある日。


    俺宛てに差出人不明の1枚のDVDが郵送されてきた。

    プラスチックケース入りの、タイトルも何も書かれていない市販のDVD─R。説明書どころか紙切れ一枚添付されていない。

    封筒には俺の宛て名と住所を明朝体で打ったシールが貼られてある。
    いかにも、俺がまったく関知しないところで作られた名簿からプリントアウトしたって感じだ。


    普通なら「気味が悪い」と思って当然だろう。
    俺の名前と住所を知る誰かが、自分に関する情報を一切明かさず一方的に送りつけてきたんだから、そのままゴミ箱行きにして何の問題もないに決まってる。
    ディスクに何が仕込まれてるか分かったもんじゃない。


    しかし人間、往々にして怖いもの見たさっていう心理が働く。

    それだけじゃなかった。俺の悪い癖──妄想癖が抑えようもなく頭をもたげていた。

    (もし万が一、俺に思いを寄せている内気なクラスメートの女子が、ビデオレターとして告白してきたんだとしたら!)

    (しかも「私を見て」とか言って全裸で! あるいは突然、ストリップを始めたりとか!)

    ……そんな自分に俺は負けた。



    2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/20(金) 00:11:09 ID:LBpj59oo

    エロい内容である可能性も考え、両親が寝静まってからリビングに入り、テレビのスイッチを入れてDVDデッキに挿入する。
    「明日は学校があるし、長い映画だったら翌日回しにしよう」──そう。俺は絵に描いたようなバカだった。



    (「一緒にオナニーしよ…… 一枚ずつ脱いでいくから俺君も」)

    (「パンツ脱いだ? ほら見て…… 私のここ…… 俺君のことを考えて、もう、こんなにぐちょぐちょだよぉ……」)


    独り善がりな妄想が暴走を始めていた。俺の股間がどんな状態だったか言うまでもあるまい。


    再生が始まった。突然、大写しの題字。


    「エノキダケの青春」?



    3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/20(金) 00:18:22 ID:LBpj59oo

    太字のマジックで書いたような、お世辞にも上手とは言えないその白抜きの字が、黒地画面で小刻みに震えている。
    そして画面全体を羽虫のように乱れ飛ぶノイズ。昭和初期の映画かよこれは。

    空気が抜ける風船の勢いで股間の一物がしぼんでいく。

    やべぇ。
    こりゃなんとも怪しげな意図が臭う…… そう感じた時点で直ちに停止ボタンを押すべきだった。しかし俺は押さなかった。見続けてしまった。


    題字からいきなり、アップになった男の子の顔。

    ぞくりと頭から背中に痙攣が走り、飛び退くようにソファの背もたれにのけぞった。


    上半身裸で真正面を向いた男の子が……? 白黒画面の下から上へと出たり入ったりしている。何だこりゃ。

    ……ジャンプを繰り返しているのか?


    男の子は六つか七つぐらいだろう。坊主頭で満面の笑顔。白い歯を見せている。ナレーションもBGMも一切無し。




    【エノキダケの青春】の続きを読む

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/03(日) 10:53:12 ID:wXrGum32

    兄「誰の子だ!」

    妹「お兄ちゃんのだよ///」

    兄「なんと!」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/03(日) 10:56:24 ID:wXrGum32

    兄「俺は童貞なんだが」

    妹「先週あんなに求めて来たのに///」

    兄「?」

    妹「もう///言わせたいだけでしょ///」



    4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/03(日) 10:58:49 ID:wXrGum32

    先週の日曜日

    兄「おーい妹や。お兄ちゃんスタバでどやってくるわ!」

    妹「行ってらっしゃーい!」

    兄「おうさ!」

    妹「さてと」




    【妹「妊娠した」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/02(土) 18:10:04 ID:iufokFxE

    戦士「めっちゃ誇り高い死に方するさけ、ヴァルハラ連れてってーや」



    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/02(土) 18:13:13 ID:iufokFxE

    戦士「…」

    戦士「こうやって毎日、空に向かって叫んでるが…はたして願いは届いているのだろうか…」
    ?「何やってるんだ」

    戦士「おぅ、弓兵か」

    弓兵「毎朝毎朝、何を叫んでいるんだ。同じ部屋の俺はいい迷惑だぜ」

    戦士「いやなに、戦士として生まれたからには、ヴァルハラに行きたいのでな」

    弓兵「ヴァルハラだぁ?馬鹿馬鹿しい」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/02(土) 18:15:39 ID:iufokFxE

    戦士「お前は死んだ後の事を考えはしないのか?」

    弓兵「死んだ後…何にも無いさ。無だよ、無」

    戦士「俺はそうは思わないな。誇り高く戦い抜いた者の魂は、戦乙女に選ばれ死後なお神々の戦いに参加できるという…素晴らしいじゃあないか」



    4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/02(土) 18:19:16 ID:iufokFxE

    弓兵「神々の戦い?なんだそりゃ…ンなモンに参加して楽しいかね」

    戦士「とんでもない栄誉だろうが。死してなお、そんな戦いに参加できるんだぞ!?」

    弓兵「お前は戦闘狂…戦士というよりバーサーカーだな」

    戦士「ヴァルハラに憧れる者は皆戦闘狂…戦いの中でこそ自分の存在を感じられるのさ」

    弓兵「そんなモンかねぇ…」




    【戦士「戦乙女よ!」】の続きを読む

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