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    カテゴリ: バンドリSS

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552986321/

    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 18:05:22.35 ID:9ZUEfJgu0

     この物語はフィクションであり、実在する事件、団体、人物とはいかなる関係もありません。

     また、人によって嫌悪感を抱いたり、既存のイメージを著しく損なう可能性のある表現が含まれています。






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 18:05:48.87 ID:9ZUEfJgu0


    ――――――――――――




    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 18:06:17.07 ID:9ZUEfJgu0

     白鷺千聖という人間の価値は一体どれほどのものだろうか。

     新宿の一等地にあるホテルの一室で、ベッドサイドの仄暗い明かりをぼんやり眺めながら、私はそんなことを考えていた。

     時刻は日付が変わる三十分前。今日という、パステルパレットにとって、あるいは私にとって、何かの節目になるはずの一日ももう間もなく終わろうとしていた。

     そう思うと、浮ついた現実というものが実体をもって、やたら馴れ馴れしい態度で私の身体を余すことなく這いまわっているような気がしてしまう。

    (……いえ。気がしてしまう、ではもう済まない話ね)

     天井の染みを数えていれば終わる、とはよく聞く言葉だった。身体の中に残る不快感とも異物感ともとれない奇妙な感覚から目を逸らすように、私は目を瞑って、「これでよかったんだ」と胸中で呟いた。




    4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 18:07:17.43 ID:9ZUEfJgu0



     事の発端は、パステルパレットの当て振り騒動のあとのことだった。

     事務所のスタッフの手違いで例の騒動があったあと、彩ちゃんをはじめ、みんなが頑張ってその評判を覆そうとしていた。

     最初こそ無駄なことだと私は考えていたけれど、ただ愚直に、不器用に……だけど一生懸命に頑張り続ける彩ちゃんの姿を見て、考えを改めた。

     このバンドで、パステルパレットで、私ももう少し頑張ってみよう……と。

     けれど努力が全て報われるのならきっとこの世界に不幸な人間はいないだろう。夢やおとぎ話みたいな優しさを現実は持ち合わせていない。

     彩ちゃんたちの頑張りも一定の人たちには届いたけれど、世間に染み付いた“当て振りの口パクバンド”というイメージは到底覆せるものではなかった。

     所詮バンドごっこをしているグループ、客を騙してお金を巻き上げる事務所……そんな風評がネットのそこかしこに転がっていた。ネットが大きな発言力を持つ現代社会において、それはパステルパレットにとって致命的なダメージだった。

     挽回のためのライブで、やれることは精一杯やった。けれど、私たちの全部はそこにいたお客さんに届かなかった。



    5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 18:07:53.23 ID:9ZUEfJgu0

     以前の私ならどうしていただろうか。

     きっと一瞬の躊躇いもなくパステルパレットを切って捨てて、違う道を選んだだろう。だけど今の私にはそれが出来なかった。

     報われてほしかった。

     彩ちゃんたちの努力が報われなかった時、一番に頭に浮かんだのはそれだった。

     私一人ならいつだってこのミスを挽回できる。それだけの場数をこなしているのだから、時間は少しだけかかっても、それくらいは造作もないだろう。

     けれど走り始めたばかりの彩ちゃんたちにはその手立てがない。パステルパレットで失敗すれば、それでもう全部終わりなのだ。

     だから報われてほしかった。だけどあの場所では報われなかった。まばらな拍手を思い起こすたびに、私の胸に鈍い痛みが走る。

     どうにかしたいと思った。自分でもどうかと思うくらい、私は彼女たちが輝けるようにしてあげたいと願った。

     それからもパステルパレットとして地道に活動を続けていたけれど、一度ついたイメージは払拭できそうもなく、鳴かず飛ばずの日々が続いた。

     それでもいつか分かってくれる。そう信じて、愚直に頑張り続ける仲間たちを見ていられなかった。

     私に出来ることは何かあるだろうか。白鷺千聖という女優についたイメージを利用してでも、もう一度あの子たちに――パステルパレットにチャンスは訪れないだろうか。




    【【バンドリ】白鷺千聖「フィクション」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1551099866/

    1: ◆B2LXhF9O/A 2019/02/25(月) 22:04:26.91 ID:7bNYiRKZ0


    友希那「プロデューサーなんて必要ないわ」スタスタ



    チュチュ「...ちっ!」ドン!

    ゴミ箱「 」バコ!

    チュチュ「なんで!なんで! 信じられない! 許さない!」

    チュチュ「...」カタヅケ



    チュチュ「あんなバンドぶっ潰してやる!!」

    チュチュ「まずは>>2よ!」



    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/02/25(月) 22:51:55.08 ID:pDff1PbXo

    弱みを握る



    3: ◆B2LXhF9O/A 2019/02/26(火) 07:10:37.39 ID:gKwZ3GfW0

    チュチュ「まずは弱みを握ってやるわ!」

    チュチュ「と言っても昨日初めて知った訳だし」

    チュチュ「こうなったらライブハウスで聞き込みよ!」

    チュチュ「見てなさい!!」



    4: ◆B2LXhF9O/A 2019/02/26(火) 07:18:34.62 ID:gKwZ3GfW0

    後日 ライブハウス

    チュチュ「ハ~イ、そこの貴方。ちょっといいかしら?」

    チュチュ「ロゼリアってバンドについて聞きたいことがあるのだけど...」

    チュチュ「そうそう! そのロゼリアよ! それで、彼女達について詳しい話を...」

    チュチュ「かっこいい? いや、そうだけれども」

    チュチュ「もっとこう...弱み、というか弱点というか...」

    チュチュ「ない? 彼女達は完璧?」

    チュチュ「そーですか!」


    チュチュ「美しい?」


    チュチュ「弱みなんてない?」


    チュチュ「頂点に狂い咲いてほしい?」



    5: ◆B2LXhF9O/A 2019/02/26(火) 07:22:26.29 ID:gKwZ3GfW0

    チュチュ「はぁー」

    チュチュ「みんな口を開けばかっこいいだのなんだの」

    チュチュ「こっちが知りたいのはそんなことじゃないのよ」

    チュチュ「といってもこのままじゃきりがないし」

    チュチュ「あそこにいる人で最後にしようかしら」

    チュチュ「そこの貴方、少しいいかしら?」


    >>6「?」



    6: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/02/26(火) 07:25:00.59 ID:BWQGUu4e0

    こころ




    【【バンドリ】チュチュ「あんなバンド、安価でぶっ潰してやる!」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 00:57:16.92 ID:M4jexkrI0

    人が死ぬ話です






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 00:58:36.48 ID:M4jexkrI0

    「俺が思うに生まれ変わりだとかなんだっていう迷信は救われなかった人とか報われなかった人とかが期待を込めて願うものだから、もしも宝くじが当たれば、ギャンブルで大勝ちすれば、なんていう風に一発逆転を本気で夢見るみたいな――」

     と、そんなことを友人らしき男性と話をしながら、宗教関係の本棚の前を歩く男性が目に付いた。

    「でもさ、因果応報って言うし、今この人生で善いことをしたら来世では報われるとかそういう考えって悪くないと僕は思う。この前読んだ本でもそんな感じのこと書いてあったし……ああでもこれはどっかの国の死生観なのかな――」

     静かな店内に遠慮がちに言葉が響く。それを右から左に聞き流しながら、私は本の陳列の整理を行う。店長に頼まれた仕事だった。

    「まあそんな話はどうでもいいから、とりあえずこの本を読め。面白いから」

    「いやだから僕はそういう話は嫌いなんだって」

    「大丈夫だって。あれな、特別な料理を食べる話は大筋の短編の一つで……」

    「もうその話は何回も聞いたわ。何でもない短編集読んでたら急にゲテモノ食いの話が出てきた時の僕の気持ちが分かるか? いや、分かるまい」

     それが終わりそうなころ、男性二人組はそんな話をしながら漫画のコーナーへ足を進めていった。声が遠のいて、次第に会話の内容も聞こえなくなる。



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 00:59:19.72 ID:M4jexkrI0

    「氷川さん」と、代わりに私を呼びかける声が響く。そちらへ視線を巡らせると、三十代半ばの男性……この書店の店長が、いつものように何も考えていないような顔で立っていた。

    「はい。……ああ、もう上がりの時間ですか」

    「そうです。もう陳列は終わりそう……ですね」

    「ええ。では、これを片付けたら上がります」

    「はい。お疲れさまでした」

    「お疲れさまです」

     店長はゆったりと頷き、あまり抑揚のない声で労いの言葉を吐き出す。私もそれに相づちを返してから、目の前の作業を片付けて事務所へ向かった。





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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 01:21:45.34 ID:JySeXl1VO

    ※キャラ崩壊してます。






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 01:22:45.30 ID:M4jexkrI0

    氷川紗夜(嫌な夢を見ていた。真っ暗な夢だった)

    紗夜(辺りを見回しても何も見えない、光の射さない暗闇の中を彷徨い続けていた)

    紗夜(救いの声も響かず、自分が伸ばした手さえも見えない。そこにあったのは空虚な自分の輪郭を曖昧に撫でまわす寂寥の闇だけだった)

    紗夜(やがて闇は私の中をじわじわと侵食してきた。堪らなくなって、走り出した)

    紗夜(何でもいい、誰でもいいから、どうか私に光を与えて)

    紗夜(そう願いながら走り続けると、やがて目の前に一条の光が射した)

    紗夜(是非もなくそこへ飛び込んだ)

    紗夜(私を待ち受けていたのは空だった)

    紗夜(落ちる。そう思った時には、私は地面に向かって真っ逆さまに落ちていた)

    紗夜(死ぬのかな。だけど、あの暗闇にいるよりはマシかもしれない)

    紗夜(そう思ったところで、夢から醒めた)

    紗夜(枕が濡れていた。どうやら私は泣いていたようだ)

    紗夜(高校生にもなって嫌な夢を見て泣くなんて情けない、と思った)

    紗夜(でも、とすぐに思い直した)

    紗夜(私が今、何でもなく歩んでいる日常。ロゼリアというバンドがあって、頼れる仲間がいて、バンドを通じて知り合った友人たちがいて、妹を大切な家族だと心の底から思えるようになった日常)

    紗夜(これも、何か一つでも踏み違えれば、あの夢のように奈落の底へと滑落していたのかもしれない)

    紗夜(それなら今の私はこれ以上ない幸福に恵まれているのだろう。それならもっと素直に、私に色々なものを与えてくれた人たちに感謝を伝えるべきだと思った)


    ……………………



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 01:23:23.75 ID:M4jexkrI0

    ――氷川家 日菜の部屋――

    ――コンコン、ガチャ

    紗夜「おはよう、日菜」

    氷川日菜「ん、おはよ~おねーちゃん。珍しいね、おねーちゃんがあたしの部屋に来るなんて」

    紗夜「ええ、ちょっと用事……いえ、用事というほどでもないんだけど」

    日菜「どしたの? あ、まさか愛の告白とか? もー、おねーちゃんてば朝から大胆なんだから~!」

    紗夜「告白……そうね、告白と言えなくもないわね」

    日菜「……え?」

    紗夜「日菜」ガシッ

    日菜「は、はい?」

    紗夜「…………」

    日菜「…………」

    紗夜(勢いで日菜の両肩に手なんて置いたけど……どう言えばいいのかしら)

    日菜(え、えっ? おねーちゃん、なんかすっごい真面目な顔であたしのこと見つめてる……)

    紗夜(……まぁ、まだ少し照れがあるけれど……素直にお礼を言えばいいのよね)

    日菜(まさかマジな告白……? え、ど、どうしよ……そりゃ嬉しいけど……姉妹で結婚って出来るのかなぁ……?)



    4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 01:24:10.76 ID:M4jexkrI0

    紗夜「日菜」

    日菜「は、はい!」

    紗夜「……いつもありがとう」

    日菜「……うぇ?」

    紗夜「私は……昔は自分のことばかり考えていてあなたにひどいことを多く言ってしまったけど、あなたはそれでも私から離れず、いつも近くにいてくれたわよね」

    日菜「え、ま、まぁ……そうだね」

    紗夜「ありがとう。こんな私を見限らず、ずっと傍にいてくれて」

    日菜「えーっと……?」

    紗夜「思い返してみれば、きっと私は、あなたのおかげで色々なことに打ち込めたんだと思うわ」

    紗夜「昔は日菜に負けてばかりで嫌な思いをすることも確かにあった。だけどそういう経験が私を強くしてくれたし、何よりあなたに負けたくないという気持ちが私を高みに導いてくれた、と……今はそう思えるようになったわ」

    紗夜「だからありがとう、日菜」

    日菜「あ、うん。どういたしまして?」

    紗夜「それと、昔のことは本当にごめんなさい。あなたを傷付けるようなことばかり言ってしまっていたわね」

    日菜「ううん、それはもう昔の話だし気にしてないけど……それよりおねーちゃん、どうかしたの?」

    紗夜「何が?」

    日菜「えっと、なんか今日はすごい素直っていうか優しいっていうか……いつもと調子が違うからさ」




    【【バンドリ】氷川日菜「おねーちゃんの様子がおかしい」】の続きを読む

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    1: ◆hvVUYTmsCIUZ 2018/09/02(日) 23:55:15.81 ID:qA3OGqr40

    モカちゃんの誕生日ということで、明日から学校ですがssを書いていこうと思います。





    3: ◆hvVUYTmsCIUZ 2018/09/03(月) 00:07:37.53 ID:eARP+2sV0

     日曜日の夕方。街中は喧騒に包まれ、人や車がそれぞれの速度で、スタジオで練習を終え、帰路についていた蘭とモカの隣をすれ違っていく。

    蘭「・・・モカ、危ない」

     隣にいる蘭がすれ違う人と接触しそうになるモカの袖を引っ張って自分の方に引き寄せる。

    モカ「あ、おっと・・・。あぶないあぶない」

    蘭「注意力無さすぎ・・・。飴一つで人についていったりしないでよ?」

    モカ「あ~、モカちゃんその経験あるよー?」

    蘭「・・・は?誘拐されたことあるの?」

    モカ「流石に飴一つではついていかなかったけど・・・パンに釣られたことはあるよ~」

    蘭「同じようなことじゃん」

    モカ「その話、聞きたい~?」

    蘭「・・・じゃあ、聞く。どうせ歩きながらやることなんてないし」

    モカ「・・・そう、あれは忘れもしない、何年か前の春か夏か秋か冬か・・・」

    蘭「完璧に忘れてるね」



    4: ◆hvVUYTmsCIUZ 2018/09/03(月) 00:08:40.44 ID:eARP+2sV0

     休みの日の朝ほど心地よい時間はない。
     モカは半開きの目を擦りながら目覚まし時計を確認する。
     9時49分・・・よし、あと6時間は眠れる。二度寝サイコーー・・・
    モカの母「モカ!いつまで寝てんの早く起きなさい!」

    モカ「・・・はーい」

     最高の時間は母の怒号によりあっけなく終焉を迎える。小学生の身分では十分な反撃もままならない。

     さらに今日は運の悪いことにーー、
    モカの母「あら、そういえばモカの分の朝ごはんの食材が無いわね。ちょっとモカ、近くのスーパーでパン買ってきてくれない?ちょうど10時から開くし」

    モカ「え~・・・めんどくさい・・・・」

    モカの母「じゃなきゃ朝ごはんが冷蔵庫に眠ってた『鍋でカンタンに作れる激辛担々麺』だけになるけど」

    モカ「・・・いってきます~」




    【モカ「あたし、泣くと思うよ~?」】の続きを読む

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    1 :※キャラ崩壊してます。 2018/12/03(月) 22:14:41.99 ID:i5ML6JIO0

    ―― やまぶきベーカリー ――

    山吹沙綾「……って言ったのは確かに私だね」

    牛込りみ「…………」

    沙綾「で、これはなに?」

    りみ「婚姻届けだけど……」






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/03(月) 22:15:22.84 ID:i5ML6JIO0

    沙綾「オッケーりみりん、ちょっと話を整理しよっか?」

    りみ「名前書いてくれるの?」

    沙綾「オッケーはそこにかかってないよ?」

    りみ「そっか……」

    沙綾「それで、えーっと、とりあえずさ、色々言いたいことはあるんだけど」

    りみ「うん」

    沙綾「どうしてウチに臨時バイトで来るのに婚姻届けなんて持ってきたの?」

    りみ「お姉ちゃんがね、もしもの時の為にってくれたんだ」

    沙綾「ゆり先輩は何を考えて妹にそんなものを……」

    りみ「あと、なんか……ガラナチョコ? っていうチョコもくれたんだ」

    沙綾「それは間違っても口にしちゃいけないよ、りみりん」

    りみ「え、さっき食べちゃった」

    沙綾「……そう」



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/03(月) 22:16:01.93 ID:i5ML6JIO0

    りみ「そしたらね、なんだか無性に沙綾ちゃんと結婚したくなっちゃって……」

    沙綾「……気付いたら婚姻届けの記入が終わってた?」

    りみ「わぁっ、沙綾ちゃんすごい。私のことはなんでもお見通しなんだ……えへへ」

    沙綾「可愛く笑ってもやってることえげつないからね?」

    りみ「そんな、可愛いって……照れてまう……」

    沙綾「はいはい関西弁もしまっておいてね」

    りみ「あ、ごめんね?」

    沙綾「その『ごめんね』はもっと別の場所に欲しいんだけどなぁ」

    りみ「……?」

    沙綾「うわー、全然私の言いたいこと分かってなさそうな顔してる」

    りみ「……あっ!」

    沙綾「ん、分かってくれた?」

    りみ「やっぱりゼク〇ィの付録の婚姻届けじゃダメだったかな? ピンク色で可愛いなって思ってたんだけど……ごめんね、気付かなくて」

    沙綾「……うん、まぁ、プレッシャーだよね、そのピンク色は」

    りみ「そ、そしたらお役所に行ってちゃんとしたのもらってくるね!」

    沙綾「いい。いいから。それ持ったままお店から出て行こうとしないで」




    【【バンドリ】山吹沙綾「ハンコはここにあるからね、りみりん」】の続きを読む

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    1: ◆kc0hZTrgXM 2018/08/29(水) 02:42:39.69 ID:iuHlpI9i0

    夕方 商店街

    こころ「最っ高ね!」

    ドドドドドド

    ミッシェル2『ニゲロー』

    ミッシェル3『セカイヲエガオニ』

    アナウンサー「ご覧ください!商店街のマスコットキャラクターのミッシェルが、町を駆け回っています!」

    ミッシェル4『マツリダー』

    ミッシェル5『スベテハココロノタメニ』

    アナウンサー「すごい数です!人間に危害を加える様子は見られませんが、外出中の皆さんは十分注意してください!」

    黒服「……」

    花音「ふえぇ」

    美咲「どうして、こんなことに……」





    2: ◆kc0hZTrgXM 2018/08/29(水) 02:45:29.42 ID:iuHlpI9i0



    弦巻家 研究所

    美咲「新しいミッシェルの着ぐるみ?」

    黒服「はい。機動性を良くしたことに加え、人工知能による運動の補助も加えています」

    黒服「もはや着ぐるみではなく、強化スーツと呼んでも過言ではありません」

    美咲「それはすごいですけど……そんなのどんな場面で使うんですか?」

    黒服「ミッシェルのパフォーマンスの向上に繋がればと」



    3: ◆kc0hZTrgXM 2018/08/29(水) 02:48:53.02 ID:iuHlpI9i0

    美咲「いやいや、そこまでする必要ないですよ……」


    美咲「ちょっと着ぐるみの中涼しくしてくれるだけでいいんでホント」


    美咲(予算かかりすぎるとこっちまで気をつかうから嫌なんだよね……)


    黒服「承知致しました。お忙しいところありがとうございました」


    美咲「いえいえこちらこそ。じゃ、こころ達のところ行きますね」



    4: ◆kc0hZTrgXM 2018/08/29(水) 02:51:20.75 ID:iuHlpI9i0

    弦巻家 庭園


    美咲「おまたせ~」


    こころ「来たわね美咲!」


    花音「美咲ちゃんお疲れ様」


    はぐみ「みーくんどこ行ってたの?」


    美咲「バイトの相談だよ」


    薫「では5人集まったところで早速お茶会を……」


    ピロロロロロ


    薫「おや?」



    5: ◆kc0hZTrgXM 2018/08/29(水) 02:53:56.56 ID:iuHlpI9i0

    美咲「あっすいませんあたしです!」


    美咲「もしもし……はい、はい……わかりました」ピッ


    花音「どうしたの?」


    美咲「テニス部の合宿の日程の連絡だよ」


    はぐみ「みーくん合宿行くの!?」


    美咲「う、うん。だから一週間くらいハロハピの方には顔を出せなくなるんだけど……」




    【【バンドリ】奥沢美咲「ミッシェルハザード」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/19(月) 09:01:08.44 ID:RjoQjk0q0

    ――花咲川女子学園 1-B教室――

    花園たえ「ツンデレ?」

    戸山香澄「うん! 一昨日の夜にやってたアニメのヒロインの子がそういうんだって」

    市ヶ谷有咲「…………」

    有咲(……香澄、わざとかその話題は?)

    有咲(日直の日誌書き終わるまで待っててって言ったのは確かに私だけど……あれか、何かの当てつけか?)

    有咲「…………」

    有咲(いや、ねーな。どうせ思い付いた話題を振っただけだろ。気にしないで日誌書いてよ)サラサラ

    たえ「ツンデレ……あ、知ってる」

    たえ「ウラル地方の言語で『木がない土地』って意味の言葉だよね?」

    香澄「そうなの?」

    たえ「え、違うの?」

    香澄「私が聞いた話だと、相手のことが好きなのについツンツンしちゃう人のことを言うって」

    たえ「へぇー」

    香澄「それでいて2人っきりの時とかにね、不意にデレっとした仕草を見せるからツンデレなんだーって」

    たえ「誰に聞いたの? 沙綾?」

    香澄「ううん、まりなさん!」

    たえ「そっか。大人だもんね、流石博識だ」

    香澄「ねー!」






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/19(月) 09:02:01.38 ID:RjoQjk0q0

    有咲(……あー、色々ツッコミいれたい……)

    有咲(でも待たせてる手前さっさと日誌書いちゃわないとだしな……)

    有咲(集中集中)サラサラ

    たえ「香澄、そのツンデレっていうのが好きなの?」

    有咲「…………」ピタッ

    香澄「うん! なんかいいよね、素直じゃない子って!」

    有咲「…………」

    たえ「どんなところが好きなの?」

    香澄「なんだろ、こう……本当は大好きなのに素直になれなくて意地張っちゃって、それで1人の時とかに落ち込んじゃったりする姿に心がくすぐられる? みたいな?」

    たえ「へぇ」

    有咲(……ふ、ふーん……)

    有咲(ま、まぁ? 私には全然これっぽっちも関係のない話だけど? 今後こういう話題で話することもあるだろうし?)

    有咲(しょーがねーよな、うん、ちゃんと話を聞いておかないとさ、これからのことに支障をきたす可能性っていうのもあるかもだしな)

    有咲(うん、仕方ない仕方ない)



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/19(月) 09:02:49.40 ID:RjoQjk0q0

    たえ「ツンデレ……うーん、私はあんまりピンと来ないなぁ」

    香澄「そう?」

    たえ「うん。知り合いの中だと誰がそういうタイプかな?」

    有咲(おいおい、やめろよそういう質問は)

    有咲(香澄の一番近くでそういうタイプって言ったら私しかいねーじゃんか。ったくー、もうしょうがねーなーおたえは……えへへ)

    香澄「うーん、誰だろ?」

    有咲「えっ」

    たえ「ん? 有咲、何か言った?」

    有咲「え、あ、いや……別に」

    香澄「日誌、書き終わりそう?」

    有咲「……すまん、もうちょいかかりそう」

    香澄「うん、分かった!」

    たえ「あ、もしかして私たちうるさかった? 少し静かに――」

    有咲「気にすんな待たせてんの私だし本当に気にしないでいいから話し続けててくれ」

    たえ「そっか。よかった」

    有咲「…………」




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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1542066953/
    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/13(火) 08:55:53.63 ID:/398vgmN0

    湊友希那「ねえ、リサ」と同じ世界の話です

     一部に地の文があります






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/13(火) 08:56:40.65 ID:/398vgmN0

    今井リサ(左手でクラッチレバーを握る。左足でシフトペダルを踏み込む)

    リサ(カコ、と軽い音がしてギアが1速に入った)

    リサ(ぼんやりと見上げていた信号が青になるのを確認してから、軽く右手のアクセルを捻って、クラッチを繋げる)

    リサ(アタシがまたがる125CCのバイクがエンジンから軽い音を立ててタイヤを転がした)

    リサ(ゆるゆると加速するバイクとアタシ)

    リサ(秋の夕風を切って、見慣れない街の情景が次々と過ぎていく)

    リサ(夕陽に長い影を作る歩道橋、寂しげにささめく木々、そして往来を歩くまばらな人影)

    リサ(被ったジェットヘルメットからそれらを自然と目で追っている)

    リサ(そうしているうちに次の信号に引っかかり、シフトを落として減速して、列を成す車の最後尾に停車した)

    リサ(そしてまた、飽きもせず凝りもせずに、アタシはキョロキョロと辺りを見回している)

    リサ(……こんなことをしていて何になるんだろう)

    リサ(そんな思いを抱えながら)


    ……………………



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/13(火) 08:57:32.15 ID:/398vgmN0

    リサ(辿る道は数あれど、辿る記憶はただひとつ)

    リサ(やがて薄れて捨て行くであろう感傷を、アタシは後生大事に抱えて生きている)

    リサ(あの日)

    リサ(ロゼリアがロゼリアでなくなって、そして、大切な幼馴染を傷付け、遠ざけてしまったあの日からずっと)

    リサ(……全部がきっと上手くいくんだと思っていた)

    リサ(人と人とのことだから時にはすれ違いもあって当然だし、そういう積み重ねがまた絆という不明瞭で不確かなものを確固たる存在にしてくれるんだ……なんて、そんなことを思っていた)

    リサ(だからこそアタシは頷いたんだ)

    リサ(変わらなければいけない、という言葉に)

    リサ(……けど、アタシたちは選択肢をどこかで間違えてしまった)

    リサ(変わろう。変わらないとダメなんだ)

    リサ(ただその思いだけが空回りして、友希那に別れを告げた。距離を置こうって、これも必要な痛みなんだって無理矢理自分を納得させて)

    リサ(その結果は惨憺たるものだった)

    リサ(アタシのその行動は、大切な人を傷付けて、そしてロゼリアというバンドに修復不能な亀裂を生じさせるだけだった)

    リサ(……まだロゼリアの――元ロゼリアのみんなとは親交がある)

    リサ(取り留めないことで連絡を取り合ったり、一緒にどこかへ行ったりなんだりと)

    リサ(ただひとり、行き先を告げずにどこか遠くへ行ってしまった友希那を除いて)

    リサ(「変わらなければいけない」……そう言っていた紗夜が責任を感じて、アタシとあこと燐子は、土下座をするような勢いで謝られたこともあった)

    リサ(アタシたちがそれに返したのは「誰が悪いとか、そういう話じゃないよ」という慰めの言葉だった)



    4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/13(火) 08:58:24.64 ID:/398vgmN0

    リサ(そう、誰のせいとか、誰が悪いとか、そういう話じゃないんだ)

    リサ(きっとなるべくしてなってしまったことなんだ)

    リサ(そうやって、みんながみんな、自分自身に言い聞かせるようにその言葉を吐き出していたのを酷く鮮明に覚えている)

    リサ(出会いがあれば、いつか別れも訪れて当然だ)

    リサ(物語には終わりがあるから美しくて、命が永遠に潰えないのであれば、きっと感動的な歌やドラマもこの世には存在しないんだ)

    リサ(……けど。でも。だけど。そうだとしても)

    リサ(アタシはその世の中の常識に、何度も何度も否定の言葉を付けて、友希那の影を探している)

    リサ(高校を卒業する前にバイクの免許を取って、中古の125CCのバイクを買ったのもそのためだ)

    リサ(『遠くへ行ってみたい』『あれば便利だから』『そういうのってちょっとカッコいいじゃん?』)

    リサ(上辺に被せた言葉を捲れば、出てくる本音は『友希那と会いたい』)

    リサ(自分勝手に別れを告げたくせに、大切だった幼馴染の影を未練がましく探している)

    リサ(遠い街のどこかに友希那のカケラがあるんじゃないか、ふとした瞬間にそれに触れることができるんじゃないか、なんて思いながら)

    リサ(普通に考えれば会えるわけなんてないのに、もしかしたら、という気持ちが捨てられないんだ)

    リサ(大学では軽音楽サークルに入って万年人手不足のベーシストを続けているし、ひとりの部屋でつま弾くのはいつか友希那が作った曲ばかり)

    リサ(バイクだってそうだ。あまり詳しくはないけど、ただ音楽メーカーとして聞いたことがあるメーカーのものを、深い青色をしたボディーにどこか友希那の面影を感じて買った)

    リサ(そしてそのバイクで休みの日にやることは、どこかに友希那との繋がりが落ちていないか探すことだけ)

    リサ(いつまでもいつまでも、そんな情けない未練を引きずって歩き続けているんだ)

    リサ(……あの日からずっと変わらず、今井リサの20歳の秋はそうやって虚しく過ぎている)


    ……………………




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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1539690373/

    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/10/16(火) 20:46:13.63 ID:s9+iwxYd0


    ※キャラ崩壊注意

    ※なんでも許せる人向け







    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/10/16(火) 20:47:05.51 ID:s9+iwxYd0


    羽沢つぐみ(こんにちは羽沢つぐみです!)

    つぐみ(今日はライブがありました!今は羽沢珈琲店でその打ち上げの真っ最中ですっ!)

    上原ひまり「今日も大成功だったね!」

    青葉モカ「激エモでしたなぁ~」

    宇田川巴「すごい盛り上がってたな!蘭もそう思うだろ!」

    美竹蘭「うん、いつも通りよかった」

    つぐみ「うん!蘭ちゃんの歌声、最高だったよ!」

    蘭「べ、別に普通だし……」

    モカ「照れてる~」

    蘭「モカうるさい!照れてないし!」

    ひまり「あはは!照れと蘭!なんてね!」



    シーン



    ひまり「あ、あれ?えっと、今のは照れてないと蘭を掛けた……」

    巴「ひまり、ちょっと外行こうな」



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/10/16(火) 20:48:51.41 ID:s9+iwxYd0


    つぐみ(う、うん。ひまりちゃんもいつも通りだね……)

    つぐみ(それにしてもみんなすごいなぁ)スッスッ

    モカ「ん~?つぐなにやってんの~?」

    つぐみ「あ、うん、今日のライブの感想を見てたんだ!」

    モカ「ほほぅ。なになに~……。『ボーカルの娘めちゃくちゃ迫力あった!カッコよかった!』だって~蘭」

    蘭「そ、そう……。他のみんなは?」

    つぐみ「『ギターの娘可愛いかった!でもギター弾いてるときは別人みたいにクールだった!』だって!」

    モカ「いや~照れますなぁ」

    つぐみ「『ドラムの人かっこよすぎ……。彼氏にしたい……。』さすが巴ちゃん……。女の子にもモテるね……」

    蘭「『ベースの娘おっぱい凄い揺れてた……』って!な、な……!」カアアア

    モカ「蘭~聞こえなかったからもう一回言ってほしいな~」ニヤニヤ

    蘭「絶対聞こえてたでしょ!つ、つぐみはなにか書いてあった?」

    モカ「逃げたな~」

    つぐみ「う、うん……。え、えっと……」スッスッ



    つぐみ「……」スッスッ



    つぐみ「……」スッスッ



    つぐみ「あはは……」

    蘭「つ、つぐみの良さはあたしたち分かってるし!ね、ねぇモカ!?」

    モカ「つぐの良さが分からないなんてお客さんもまだまだですな~」

    つぐみ「大丈夫だよ二人とも、別に気にしてないよ!」アハハ

    つぐみ(そう、私はみんなを陰から支えるんだ。だから……)

    巴「よっと、みんなで何やってたんだ?」

    ひまり「ただいま!」

    つぐみ「おかえり!今日のライブの感想見てたんだ!」

    ひまり「もう感想ツイートされてるんだ!見せて見せて!」

    巴「あんまはしゃぐなって……」





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