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    カテゴリ: Fate・型月・FGOのSS

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1550061871/

    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/13(水) 21:46:42.88 ID:m3ExLboH0

     Fate/SN二次創作。UBWルートに似たご都合ルートエンド後。
     このSSの登場人物は全員18歳以上です。




    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/13(水) 21:48:03.10 ID:m3ExLboH0

    ◇◇◇

     一言で言えば、それは宮内庁のミスだった。

     宮内庁陵墓課は、文字通り全国に散らばる900近くもの陵墓を管理する部署であり、同時にこの極東の島国における唯一の公的な魔術・退魔機関の別名でもある。

     ことが起こった時、陵墓課の課長は庁舎の廊下をできる限りの早足で歩いていた。急ぐ理由はひとつ。陛下が自分の部署に足を運ばれたと耳に挟んだからである。

    (不味い…)

     今上の陛下は早朝に散歩をされる習慣がある。とはいえ、普段足を向けられるのは自然あふれる御苑の方であり、わざわざ(少なくとも事前通告なく)庁舎に来られることなどありはしなかった。ましてや自分の部署になど!

     どうか自分の机の上を見てくれるな、と男は願った。

     男もこの部署に配属されて長い。つまりは、この国の神秘的な成り立ちについて造詣が深いということだ。

     この国の裏の歴史は、魔とそれを退ける者達との凌ぎ合いの歴史である。退魔を生業とする一族は、それこそ各地に点在している。浅神、巫浄、七夜――彼らは魔を正すことに血道を上げた。上げすぎた、と言ってもいいかもしれない。あの鬼種すらいまや絶滅種だ。

     積極的な退魔など、もはや必要ない。現代に残る混血とて、融和を望んでいるものが大多数だ。反転の危険はあるが、それとて内々に処理されることが多い。

     それこそ、陵墓課のように監視に留めるだけで十分な対応と言えた。たとえ退魔の家々から臆病者の事後処理部隊と言われようとも、だ。

     故に、不味い。

     最悪の予想が現実となれば、落ち着いている魔と退魔のバランスを壊す可能性がある。おまけに今回の件に限れば、"西の連中"も出張ってきかねない。

     冬木という土地は特殊だ。それは紛れもなくこの国の内部であり、しかし古くから外部――西洋に開かれていた土地でもある。

     軽く息を切らせて、男は陵墓課の執務室前にたどり着いた。重厚な黒檀の扉には、厳重な魔力避けの機能が付与されている。

     だからこそ、気づいた。手遅れであることに。

     部屋の中から恐ろしいほどの神秘が垂れ流しになっている。扉の魔力避けは、すでにオーバーフローして意味を失っていた。

     扉の修理予算と事態の推移に、男は退職願を残して失踪したい、という強い誘惑に駆られる。

     だが彼の職務意識がそれを許さなかった。悪魔のささやきになんとか打ち勝つと、いまやただ重くて開けにくいだけになった扉のノブを捻り、部屋に踏み入る。

     予測を裏切るものは何もなかった。部屋の中にいるのは1人の老年男性だ。おそらく齢80は越えているだろう。それなのに、老人からは弱々しさを感じない。

     感じるのは春の日差しの様な温かみと――全てを烏有に帰す、凶悪なまでの陽炎だった。

    「陛下、」

    「聖杯戦争、ですか」

     先んじて会話のペースを掴もうとした男の発声を、老人の呟きが圧倒する。

     老人の声には力があった。それは有史以来、人が抗えた例のない権能を持った声。神の告言葉。

     不味い、と男は再び胸中で繰り返した。老人――陛下は悲しみ、そしてお怒りであられる。なにより不味いのは、陛下の抱いた怒りの矛先が、陛下自身に向けられているということだった。

    「第五次までで、判明しているだけでも被害者の数は四桁以上。第三次に至っては、帝国陸軍までもが加担している、と」

     何故、自分はまとめた報告書を机の上に放置してしまったのだろう――陛下が読み上げている書類束を恨めし気に見つめ、男は過去のうかつさを悔やんだ。

     冬木の聖杯戦争。"西洋の連中"がこの国に持ち込んだ中でも最大規模の魔術儀式。

     読み上げられた通り、あの聖杯戦争では多くの犠牲者が出ている。

     では何故、国の退魔機関である陵墓課が動かなかったのかと言えば、その犠牲が目を瞑れる範囲内で収まっているからだ――収まっていなかった場合、実際に対処できたかどうかは別として。

     魔術協会、聖堂教会という二大組織が監督役を務めている以上、下手に触れば藪をつつくことになりかねない。

     管理者の遠坂家は200年前からこの地を上手く治めている。西洋の術を使う――使うようになった家だが、その点ではこの国寄りの存在だと言えた。

     おまけに第三次では陸軍の暴走があり……とまあ、そういった様々な理由が重なり、結果として冬木の聖杯戦争はこの国にとってもアンタッチャブルとされていたのだ。

     この場合のアンタッチャブルとは、つまるところ陛下の耳に入れてはならない、ということである。何しろ、陛下は犠牲に目を瞑れない。

     堪え性がない、という意味ではない。それは法則だった。終戦の折、彼の大国と結んだ盟約により外に向けて振るわれることを禁じられた陛下の力は、その法則の下に根付いている。

     陛下が聖杯戦争のことを知れば、"慰問"に向かわれることは想像に難くない。

     そして、いまやそれを止めることが出来る者は誰もいないのだった。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/13(水) 21:48:56.98 ID:m3ExLboH0

    ◇◇◇

    「遠坂、旅行にでも行くのか?」

     と、呑気な声を挙げたのは、機械に疎い凛に代わり、ネットで飛行機のチケット予約を済ませた衛宮士郎である。

     息も絶え絶えの魔術の師にしてパートナー――遠坂凛がセイバーと共に衛宮邸に飛び込んできたのが30分ほど前のこと。

     言われるがまま直近で三人分のエコノミークラスを確保している間に、凛は衛宮邸にある自室からいくつかの私物を持って来たトランクに詰め込んだらしい。

     そして戻ってきた凛に向けて放たれたのが冒頭の言葉である。事情を知らぬとはいえ、何とも呑気なその声音に、凛は心の平衡を維持する為に多大な努力を要した。

     それでも無理やりにっこりと微笑んで――何故か目の前の恋人は顔色を悪くしたが――首を縦に振る。

    「ええ。衛宮君も、一緒に行くのよ?」

     ふむ、と士郎は頷く。いくつか疑問はあったが、どうやら目の前のあかいあくまの機嫌は斜めどころか無秩序に大回転しようとしている。慎重にならざるを得ない。

     実を言えば、三人分のチケット、というところで自分が頭数に入っているのは予測できていたのだ。

     行先は倫敦。卒業後、凛は魔術協会の本拠地"時計塔"に行くし、自分も同行することになっていた。パスポートも大河に付き添ってもらい取得している。

    (分からないのは)

     士郎は胸中にいくつかの疑問を浮かべていた。まず、どうしてこの時期なのかということ。

     聖杯戦争が終わったのがおよそ一月前。あと数日もすれば学校も始まるという頃合いだ。

     チケットの具体的な日取りは指定されず、ただ直近を、と命じられていた。しかし海外に行くというのなら、ゴールデンウィーク辺りを待つべきではないだろうか?

     凛と共に戻ってきたセイバーを見やる。凛のお下がりであるいつもの平服姿だが、理由が分からないのは彼女も同じらしい。無言で首を振ってくる。

     下手な考え休むに似たり、と士郎は手っ取り早い方法を選んだ。訊ねる。

    「なあ、遠坂。なんでそんな急いでるんだ? わざわざこの時期に……下宿の下見とかなら、もっと後でも」

    「時計塔には学生寮があるの。入寮手続きなんか何の問題もなくスムーズに行くわよ。そうじゃなくて」

     もどかしげに首を振りながら、凛。

    「逃げるのよ。この国から。可能な限り急いで」

    「……」

    「……」

     セイバーと士郎は互いに顔を見合わせた。無言での意思疎通。お互いに頷き合うと、再び凛に向き直る。

    「遠坂、罪は償わないと」

    「誰が国外逃亡を企ててる犯罪者よ!?」

     激昂する凛を、士郎はまあまあと両手を挙げて制した。

    「まあ、待ってくれ。これは論理的に考えた結果なんだ」

    「論理的?」

    「ああ。だって遠坂にはセイバーがいるだろ?」

     ちらり、と再び隣に座る騎士王を見る。

     セイバー。アルトリア・ペンドラゴン。聖杯戦争で士郎が召喚したサーヴァント。紆余曲折あって今は凛と契約しており、聖杯戦争終了後も現界を果たしている。

     使い魔としては破格の性能。聖杯からのバックアップが無くなったため十全の力は発揮できないらしいが――

    「セイバーに勝てる奴なんてそうはいない。そうでなくても、遠坂は優れた魔術師だ。下手に逃げるよりも、自分の工房で待ち構えた方がいいに決まってる」

    「なるほど。それで?」

    「ああ。でもそれをしないってことは、遠坂側に負い目があるんじゃないかなって」

    「あははは。なるほどねー。良く考えたじゃない。けれど、その論理的な考えとやらにはふたつ欠点があるわ」

    「欠点?」

    「ええ。まずひとつめはね――あんた達が、私が犯罪に手を染めるような倫理観のない人間だって考えてるのがばれたことよ!」

     般若のような形相を浮かべて詰め寄ってくる凛に、セイバーと士郎は慌てて首を振って見せた。

    「ご、誤解です、凛。私達は決して貴女のことをそのようには」

    「そ、そうだぞ遠坂。ただ、うっかり魔術の実験に失敗して、協会に睨まれることくらいはあるかなーって思っただけで」




    【陛下「聖杯戦争、ですか」】の続きを読む

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    転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1408629098/

    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/21(木) 22:51:38 ID:q1UsyTTc

    前回 司会「クイズ、遠坂凛300のことー!」





    2: 以下、名無しがゆっくりお送りします 2014/08/21(木) 22:52:50 ID:q1UsyTTc

    冬木特設スタジオ

    カレン「帰りましょう」

    凛「着いて早々ぶっちゃけたわね、カレン」

    士郎「あいつ前回アーチャーに成敗されたってのに、まだ懲りてないのか」

    ランサー「つーか、待て。何だってオレらはこんな場所に連れて来られたんだよ」

    凛「え? あ、その理由ならすぐに解るわ。ほら聞こえてくるでしょう?」

    司会「あ、あ、ごほん。マイクのテスト中。本日はクイズ日和なり」

    ランサー「・・・あー、なるほどな。言峰のクソつまんねぇ催しもんかよ」

    カレン「私の方が向いているというのに、ダニ神父も自己主張が激しいですね」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/21(木) 23:33:05 ID:q1UsyTTc

    司会「藤村大河を、もっと知りたいー!」

    士郎「うわ、藤ねぇのことかよ・・・って、ん? 今回はスタッフじゃないのか」

    凛「士郎と私はともかく、カレンとランサーなんてほとんど答えられないでしょうに」

    カレン「その通りですね。大河のことなんて、これっぽちも興味ありませんし」

    ランサー「坊主んとこのねぇちゃんか? そんならオレも言うほど接点ねぇからなぁ」

    士郎「二人はこんな調子だけど、それでも強行するんだろうな。言峰の奴・・・」

    司会「クイズ、藤村大河300の――き、貴様何をするやm」ドタバタ



    4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/21(木) 23:36:16 ID:q1UsyTTc


    凛「あら? いきなり声が途切れたわね。何かあったのかしら」

    士郎「マシントラブルでも起こしたのか?」

    カレン「段取りが悪いですね。ゲストを待たせるなんて虫ケラ以下の所業ですよ」

    ?「・・・大変失礼いたしました。ただいまより、放送を再開します」

    ランサー「別に再開しなくても良いんだけどよ・・・てか、今の女の声誰だよ」

    士郎「えっ、ちょっと待て。なんかやけに聞き覚えがあったんだが」

    凛「き、聞き間違えじゃない? そんな馬鹿なことあるわけ・・・」



    5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/22(金) 00:31:54 ID:ITruzXwk


    ?「それと急遽、言峰神父に変わりまして・・・」

    4人「・・・」

    司会「このわたし、冬木の虎が司会を務めさせていただきます」

    士郎・凛「やっぱりアンタかーっ!!!」

    カレン「・・・おやまあ」

    ランサー「なんだぁ? ねぇちゃんは問題じゃなかったのかよ、坊主」

    士郎「こっちが聞きたいぐらいだよ!」




    【司会「クイズ、藤村大河300の――ぬっ貴様何をするやm」】の続きを読む

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    転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1408542932/

    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/20(水) 22:55:32 ID:GiDALAfs

    ※昔あったスレの続きパクリ兼続編のようなものです
     意味が伝わらない点がありましてもご了承ください

    元スレ 司会「クイズ、衛宮士郎300のことー!」
        司会「クイズ、衛宮切嗣300のことー!」
        司会「クイズ、セイバー300のことー!」



    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/20(水) 22:56:13 ID:GiDALAfs

    冬木特設スタジオ

    司会「遠坂凛を、もっと知りたいー!」

    司会「クイズ、遠坂凛300のことー!」

    桜「次は姉さんですか……」

    士郎「今度は遠坂かぁ。でも俺、あいつのことそこまで知らないんだよな」

    セイバー「リンのことですか。私もあまり詳しくはありませんね」

    アーチャー「・・・何だこの茶番は。なぜ私がこんなところに来なければならないのだ」

    司会「これから、皆さんには遠坂凛に関する300の質問に答えてもらいます」

    司会「そして正解数を競ってもらい、正解が最も多い方が優勝となります」

    アーチャー「そして、このアナウンス。貴様、言峰なのだろう?」

    桜「あっ、神父さんに話しかけても駄目ですよ。あの人、基本的に何も答えないんです」

    アーチャー「それは・・・先が思いやられるな」



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/20(水) 22:57:31 ID:GiDALAfs

    司会「優勝した人には・・・遠坂凛と二人っきりになる権利が与えられまーす」

    桜「やっぱりそこは変わらないんですね」

    セイバー「そのようですね」

    アーチャー「私は彼女のサーヴァントだ。今さら、二人きりになれると言われてもな」

    士郎「正直、俺もあいつと二人っきりってのは少しな・・・」

    アーチャー「ほう、つまりお前は自分が優勝するとでも?」

    士郎「えっ・・・べ、別に、そういうことは言ってないだろ」

    アーチャー「ふっ、いや構わんさ。私には、まったく関係のないことだからな」

    士郎「お前その態度はないだろ・・・」

    桜「アーチャーさん、先輩のこと挑発しないでくださいよ」

    アーチャー「なに、ほんの軽い冗談さ。私も今さら小僧と争う気は起こさんよ」



    4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/20(水) 22:58:12 ID:GiDALAfs

    司会「凛は別室で待機していて、リアルタイムで質問に答えてくださいます」

    セイバー「ここでへりくだるのも、いつも通りのようですね」

    士郎「こいつがこんな態度だと、違和感しか生まれないな」

    アーチャー「同感だ。あの神父、よからぬことを考えていなければ良いが・・・」

    桜「よくないことを考えてない言峰神父って、なんだか想像できませんね」

    士郎「それは俺も思うな。あいつ、常日頃から悪巧み考えてそうだし」

    セイバー「確かに、それが言峰という人間だと思います」

    アーチャー「ふむ、言われてみればそうかもしれないな」

    司会「・・・」



    5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/20(水) 22:59:16 ID:GiDALAfs

    司会「それでは早速、始めていきたいと思います」」

    士郎「お、始まったぞ」

    司会「第1問、凛の誕生日は?」

    三人「(やっぱりこれが第1問なんだ)」

    アーチャー「凛の誕生日か。さて、どうだったかな」




    【司会「クイズ、遠坂凛300のことー!」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514681489/

    1: ◆BAKEWEHPok 2017/12/31(日) 09:51:29.51 ID:MkW9Vz/Fo

    クロエがモブ職員と色々する感じです
    まだ書いてる最中なので、幾つかに分けて投稿します



    2: ◆BAKEWEHPok 2017/12/31(日) 09:53:15.66 ID:MkW9Vz/Fo

    カルデアのとある職員の自室で、ちゅくちゅくとした湿った音が何度も聞こえた。
    衣擦れの音、息継ぎの呼吸が混ざり、またちゅくりと粘質の音が響く。
    そこには半裸の小さな少女と研究服を着ている青年が抱き合ってキスをしているのだ。
    40cm近い身長差に少女は真上を見上げるようにして、身を屈める青年の唇を吸う。

    「はぁっ、ぅんっ……ふふっ……貴方の魔力すごくいいわ……ちゅぅっ、れぉっ……」

    舌と舌を触れさせながら微笑む少女には、十を少し越えた年齢には見合わない色気。
    褐色の頬を火照らせて、はぁっと吐き出す息吹は甘く色づいているかのよう。
    青年は吐息ごと含むようにして、少女の唇を塞ぎ夢中で吸い付く。
    そうするとふっと魔力を吸われる感覚があり、力が抜けるような虚脱感すら心地よい。

    「ふぁっ……またお尻さわりたいの……? いいわよ……だから私にも唾液飲ませてっ……」

    青年がキスしながらも、小さな尻を撫でるように揉む。
    少女―――クロエは舌から伝わってくる唾液をこくこくと飲み込んで、うっとりと頬をほころばせる。
    お互いを掻き抱く力に熱が篭っていき、くぐもった喘ぎが静かな室内に響いていた。



    3: ◆BAKEWEHPok 2017/12/31(日) 09:54:08.09 ID:MkW9Vz/Fo

    「レイシフト終了! みんなおつかれさま!」

    ロマンの何故か軽薄に聞こえてしまうねぎらいと共に、カルデア唯一のマスターとサーヴァント達が帰還した。
    職員達と待機していたサーヴァントも一緒に出迎え、次の特異点修復に向けてのブリーフィングが始まる。
    とはいえ順調に進んでいる修復にはこれといったトラブルもなく会議は和やかなムード。
    何人かの暇なサーヴァントは何気に仲がいいのか、マスターだけではなく職員らとも談笑をしていた。

    「よし決まりだ。それじゃ休めるうちに休んでくれ。休むのも仕事の内だからね、解散!」

    次の計画が決まってから、ロマンの合図とともにマスターとサーヴァントの面々がそれぞれのマイルームへと帰っていった。
    職員らも遅れて自室に戻ったり、仕事が残っていたりとやはり解散している。
    そのうちの一人である日本人の青年―――中肉中背の短髪で二十を半ばも過ぎている年齢だろうに
    人種のためか妙に若く見えた―――もマスターとサーヴァントらを見送ってから自室へと戻ろうとした。
    しかし。

    「ねえねえお兄さん」
    「うわっ……!?」

    ひょこりと、気づかないうちに隣に立っていた小さな少女に声をかけられたのだ。
    結い上げた柔らかそうな髪は白に淡い桃を混ぜたような不思議な色合いで、黒を基調にした礼装は妙に露出が高い。
    戦闘中は赤い布を纏っているが今は着ておらず、まるで下着か水着か霊基四段階かといった格好。
    薄褐色の肌色をした脇やお腹や脚を惜しげもなくさらけ出しており、臍の中心には魔術の呪印が朱く刻まれている。
    こちらを見上げる表情は可愛らしくも人懐っこそうな、でもちょっと意地悪そうな笑みを浮かべていた。

    「クロエ、ちゃん……!?」
    「へー名前覚えてくれてるのね。今まで話した事ないし知らないかと思ったわ」
    「そりゃあサーヴァントのみんなの名前くらい覚えて……」
    「ふーん……サーヴァントだからなんだ? 私だから覚えてくれてたんじゃないの?」
    「え、ええっ……」

    少女でありサーヴァントでもあるクロエに話しかけられた青年はしどろもどろになる。
    カルデアに召喚されたサーヴァントを覚えているのは当然だが、あながちクロエの言葉も間違いではないからだ。

    「まあいいわ。実はお兄さんにお願いがあるの。ほらこっちきて」
    「お願い? ど、どこに行くんだい?」

    有無を言わさず、引っ張られていくと人がほとんど通らない区画へ連れていかれる。

    「お願いって言うのはね……そう、魔力を分けてほしいのよ」
    「えっ……!? 魔力は彼から貰ってるはずじゃ……」

    カルデアのバックアップも込みだが、大人数のサーヴァント達であっても十分にマスターの魔力は行き渡っている。
    クロエが不安定気味なサーヴァントであっても魔力切れはそうそう起こらないだろう。

    「そうなんだけどねー私最近スタメン落ちしてるのよねー。今日も戦ってないし」

    クロエは唇を尖らせてぼやく。
    全てのサーヴァントが戦いにでるというわけではない。
    英霊や戦場での相性もあるが、今回はクロエが求められる状況ではなかったという事だろう。




    【【FGO】クロエのエッ○な魔力吸収【R-18】】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1548252306/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:05:06.52 ID:BMFXOF2O0

    ホロウ世界をイメージしました

    初めて投稿するので至らない点もあると思いますが、よろしくお願いします



    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:05:58.52 ID:BMFXOF2O0

    士郎「ヘヴンズフィール 大ヒットを祝して乾杯!」

    全員 「乾杯!」

    ここは、我が家の居間。俺たちが出演した映画が随分とヒットしたようで、セイバー、桜、ライダーに加え、遠坂を呼びささやかなパーティーをすることになったのだった。

    士郎「今晩は俺と桜が腕によりをかけて、作ったからな。たんと食べてくれ」

    桜 「昨日から準備してたんですよ」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:07:04.02 ID:BMFXOF2O0

    セイバー「これは、なかなか豪勢ですね。流石、士郎と桜だ」

    凛「本当ね。もうちょっとした料理屋開けるぐらいじゃないの。中華なら私も得意なんだけど、和食に関しては完敗ね」

    ライダー「私は本来食事をとる必要がないのですが、こんな手の込んだ食事を用意してもらっては食べないわけにはいきませんね。食べてばかりいるセイバーの気持ちも分かります」

    セイバー「それは聞き捨てならない、ライダー。私はサーヴァントとしての使命を果たしている。それをまるで怠惰な牛のように言われるのは看過できない」

    ライダー「……牛の方がまだ牛乳を出すだけ役に立つかもしれませんね」

    セイバー 「……そこまで言うのなら私のサーヴァントとしての力を見せるしかないですね」

    士郎「まあまあ。二人とも落ち着いて。ほら。料理が冷めちゃうだろ。さあ、食べて食べて」

    桜「先輩の言う通りです。ライダー、ご飯中に喧嘩はしないで」

    そう注意された二人は不承不承といったように矛を収めたが、料理に手をつけるうちに機嫌を直してくれた。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:07:51.61 ID:BMFXOF2O0

    ふうとため息。セイバーとライダーは仲が良くない。顔を合わせるとなんかしら小競り合いをする。本来は敵同士だから一つ屋根の下で暮らしてることの方がおかしいのかもしれないが。

    遠坂は我関せずといったように黙々と食べている。まあ、いつものことだからな。

    どうやらみんな料理はお気に召したようで、瞬く間に皿から料理が減っていく。

    桜「よかったですね。先輩」

    士郎「ああ。頑張った甲斐があった」

    凛「これで、上等なお酒でもあればよかったんだけどねー」

    士郎「おいおい、遠坂。俺たちはまだ未成年だろ。それにそんなことしたら藤ねぇにぶん殴られる」




    【【Fate】士郎「ヘヴンズフィール大ヒットを祝して乾杯!」】の続きを読む

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    転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1414873203/

    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/11/02(日) 05:20:03 ID:xlilWEV2

    士郎「セイバー、ご飯できたからそろそろ切り上げてくれないか?」

    セイバー「む、もうそんな時間ですか。わかりました、道具を片付けてから行きますので先に行っててもらえますか?」

    士郎「ん、わかった。じゃあ先にいってるな。」

    セイバー「はい、わざわざありがとうございます。」

    士郎「気にするなって、家族みたいなもんじゃないか。」

    セイバー「し、士郎///」



    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/11/02(日) 05:21:04 ID:xlilWEV2

    士郎「セイバー美味しいか?」ニコニコ

    セイバー「はい!いつもながら士郎の腕には脱帽させれます!特にこの豆ときのこの煮物など絶品です!!」

    士郎「お!本当か!?よかったぁ、最近藤ねぇが便秘で困ってるらしいから色々調べて作ってみたんだ。」

    才色兼備で性格もよく生徒や街の皆に慕われている麗しき冬木の虎藤村大河「ううーん!!いつまでもおねぇちゃんのことを気にかけてくれるなんて泣かせるねぇ~。私も士郎のこと大好きだからいつでも困ったことがあったらいいなさいね!!」

    士郎「だ、誰も大好きとは//」

    美しいという言葉とはもしや藤村大河を指す言葉ではないかと長年議論されている家族を気にかけ包容力さえも持ち合わせる完璧超人藤村大河「あー!士郎赤くなってるー!!相変わらずウブだねぇ。」ニヤニヤ

    桜「ふ、藤村先生!こっちの煮魚も腕によりをかけて作ったんです!如何ですか!?」

    藤村大河とはなにか、それに明確な答えなどはない。あえていうならば皆の心にある小さな優しさ、美しさこそ藤村大河なのではないだろうか?藤村大河「お!桜ちゃんの自慢の一品だとぅ!?そんなもの食さざるを得ないじゃない!この机の煮魚と煮物は私のものよ!!」

    セイバー「む!?大河!それは見過ごせません!桜と士郎の料理を独占するなど私がさせません!!」シュッ!!パクパクパクパク!!

    無我の境地藤村大河「お!?負けないわよセイバーちゃん!!桜ちゃんと士郎の愛は私のものよ!!」バクバクバク!!

    語るべくことなど何もない藤村大河&セイバー「「おかわり!!」」

    士郎「おう!!」ニヤニヤ



    セイバー(結局ご飯を15杯も食べてしまいました。それにしてもおかしい……。夕食を食べてからというもの腹痛がおさまりません…。すぐに収まるかと思いましたが、トイレに向かうとしましょう。)スタスタ



    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/11/02(日) 05:22:13 ID:xlilWEV2

    トイレ

    セイバー「つ、ついた。まさかこれほどまでにトイレまでの道のりが長いとは…。」

    セイバー「は、早く入らなければ!」ガチャッ!

    セイバー「?」ガチャガチャガチャ

    士郎「あ、悪い入ってるぞー。」

    セイバー「」

    セイバー「し、士郎!!今すぐ出ることはできないでしょうか!?」

    士郎「うーん、今お腹が痛いからちょっと無理かなぁ。」世界の下剤図鑑②読書中

    セイバー「士郎!そこをなんとか!!」

    士郎「とはいってもなぁ、絶え間なくうんこ垂れ流してるから今出たら廊下がすごいことになるぞ?」積み重ねた本から世界の下剤図鑑③を取り読書開始

    セイバー「くっ、わかりました。取り乱して申し訳ありません…。」

    士郎「気にするなって。あ、そう言えば藤ねぇの家ならトイレも沢山あるだろ、あんだけでかいんだどれかひとつは空いてると思うぞ。」下剤を投影

    セイバー「ま、誠ですか!?し、少々行ってまいります!!」ソロリソロリ

    士郎「おーう。」カラダハゲザイデデキテイル~




    【士郎「セイバーの飯にだけ下剤を混ぜてみた」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 23:33:16.43 ID:cKeOsYHA0

    大河「士郎ー! 素麺食べたい!」

    士郎「なんだよいきなり」

    大河「いや、ほら、沢山送られてきちゃってさー、まだ時期には早いけど七

    夕には素麺を食べるらしいじゃない?」

    士郎「聞いたことがあるけど、この量ね……」

    大河「そうねぇ、私も家に届いたのが多すぎるからってこっちに持ってきた

    訳だし」

    士郎「だな、藤村組は中々の大所帯だもんな」






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 23:35:38.67 ID:cKeOsYHA0

    大河「と言う訳で、段ボールひと箱あるんだからこの夏で消費しないと」

    士郎「はいはい、まあ夕食でいいか? 桜ももうそろそろ帰ってくると思うし」

    大河「おー、桜ちゃんにも手伝って貰えれば更においしくなるね、ウッシッシッ」

    士郎「藤ねえ……食べるばかりで手伝いもしないのか」

    セイバー「それは……私も……申し訳ない」





    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 23:36:13.96 ID:cKeOsYHA0

    士郎「いや、いつのまに! 別にセイバーはいいんだ!」

    大河「なによぅ、セイバーちゃんだけーずるいー」ゴロンジタバタ

    士郎「セイバーは手伝ってくれるだろ、それに藤ねえは大人げないぞ」

    セイバー「うぬぬぬ……シロウ! このように言われてしまっては私も立つ

    瀬がない。私にもどうかもっと仕事を」



    4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 23:37:00.30 ID:cKeOsYHA0

    士郎「うう……やっかいなことになったな……そうだ、素麺茹でるか?」

    セイバー「そーめん」

    士郎「素麺。これ、えっと茹でればいいという感じの麺だな」

    セイバー「なるほど、白いのですね」

    士郎「そうそう、細いから直ぐに茹で上がる。それにあまり手の掛からない料理だしな、一緒にやってみるか」

    セイバー「はい、よろしくおねがいします」




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    1: ◆31nORkjqd2 2018/10/25(木) 19:46:24.13 ID:BZV1/5bb0

    マシュ「先輩?何だかお疲れのようですが、何かありましたか?」

    立香「うん?いや・・・大丈夫。マシュとは関係ない事だから」

    立香「個人的なことでちょっとね」

    マシュ「・・・そう、ですか・・・」

    今は英霊召喚の為にカルデアの召喚室に先輩と向かっています。

    最近の先輩は時おり疲れた顔を見せます。

    何か悩み事があるのかそのつど聞いてみますがいつも答えてはくれません。

    マシュ(サーヴァントやスタッフの皆さんに何か知らないか聞いて回っていますが)

    マシュ(誰も心当たりはないようですし・・・)



    6: ◆31nORkjqd2 2018/10/25(木) 20:25:42.14 ID:BZV1/5bb0

    ネロ(ブライド)「む!マスター!いったい今までどこにいたのだ!?」

    マシュ「あ、花嫁衣裳のネロさん」

    ネロ(嫁)「昼過ぎ頃から忽然といなくなりおって!探したのだぞ!」

    立香「ごめんごめん。こればっかりはどうしようもなくて」

    立香「何か用でもあったの?」

    ネロ(嫁)「う・・・む、いや特に用があったわけではないのだがな」

    ネロ(嫁)「何となくだな、きさまの顔を見たくなって・・・」

    ネロ(嫁)「しかしどこを探してもおらんものだから、ついムキになって探し回って―」

    ネロさんは左手の指を弄りながら何やらもじもじしつつ小声で喋っています。

    ネロ(嫁)「いや!そんな事はもうよいのだ!」

    ネロ(嫁)「マスター出撃するぞ!なにやら火事場の臭いがする。派手に暴れるとしよう」

    立香「あぁ、ごめんネロ。これから召喚をするから出撃はその後でお願い」

    ネロ(嫁)「むぅ・・・いったい誰を召喚しようというのだ?」

    立香「え?いやぁ・・・あはは」

    ネロ(嫁)「はぁ・・・カルデアには余が3人も居るというのにそれでも飽き足らないとは」

    ネロ(嫁)「まぁよい。余は出撃の支度をして待っているゆえ早くするのだぞ」

    そう言い残すとネロさんは立ち去って行きました。



    7: ◆31nORkjqd2 2018/10/25(木) 20:35:29.52 ID:BZV1/5bb0

    マシュ「先輩はネロさんと本当に仲が良いですね。」

    マシュ「カルデアの中でもネロさん達3人の霊基は特に強力に強化されてますし」

    立香「そうだね。もともとセイバーが好きで初めたぐらいだし」

    マシュ「・・・はじめた?何をですか?」

    立香「あ、いや何でもない。こっちの話」

    マシュ「・・・?」

    立夏「よし!ついたね。召喚はじめようか」

    マシュ「あ、はい」




    【【FGO】藤丸立香「もういいや……つかれた……」】の続きを読む

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    転載元 : https://hayabusa.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1363428277/

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/16(土) 19:04:37.54 ID:wvtfrHg70

     ― 1995年、ある休日 ―



    幹也「先輩、これお昼お腹空きませんか?」

    白純「お腹空いたね……」

    幹也「ですよね……」


    幹也「この辺に、美味しいって評判の喫茶店……出来たらしいですよ」

    白純「あっ、そっか……」

    幹也「行きませんか」

    白純「行きたいなぁ」


    幹也「じゃあ今から行きましょう」

    白純「……」



    6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/16(土) 19:13:19.36 ID:wvtfrHg70

     ― アーネンエルベ ―


    (カランカラーン…)


    「いらっしゃいませー」


    (ざわ……ざわ……)


    白純(うっ……)

    幹也「結構混んでますね……」

    白純「そう、だね……」

    幹也「えーと……どこか、空いてる席は……」キョロキョロ

    白純「……」


    白純(……正直、こういう騒がしい所は……苦手だな……)

    幹也(……どこも一杯、か。……あれ? あそこ……)



    7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/16(土) 19:15:40.05 ID:yKwDXXHF0

    メイド考察か




    【白純「両儀さんのメイド姿…見たくないか?」幹也「え…?」】の続きを読む

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    1: ◆SxyAboWqdc 2018/09/05(水) 19:12:21 ID:Q0KTc/zM

    セミラミス「カルデアに召喚されて一か月。やっとのこと我専用の玉座が完成した」

    セミラミス「シミュレーターとは言え存外心地が良いものだな。うんうん」

    セミラミス「はっはははは。やり切った。やり切ったぞ我は。ははは」

    セミラミス「……暇だな。退屈だ。この広い空間に我一人となればさもありなん」

    セミラミス「どうしてくれようか」

    セミラミス「……マスターを呼ぶか」



    2: ◆SxyAboWqdc 2018/09/05(水) 19:22:23 ID:Q0KTc/zM

    シミュレーター内 虚栄の空中庭園

    立香「げほっげほっ! うえええっ……!」ゴホゴホ

    セミラミス「よく来たな我がマスター! 藤丸立香よ! まずは長旅ご苦労さまと言ってやろう!」

    セミラミス「物理的な距離はそうでもなかったが、首に鎖を巻きつけて無理やり引っ張ったからな! 肉体的に相当苦痛であっただろう!」

    セミラミス「持て成すぞ? 緑茶とほうじ茶とコーラとアクエリアス、どれがいい?」ワクワク

    立香「い、今それどころじゃないんだけど……乙女の肌に痕が残るようなことしないでよ……!」エエッホエッホ!

    セミラミス「我お手製の保湿クリームをやろう。治験としてバイト代も払うぞ」ヒョイッ

    立香「イヤな予感がするから遠慮させてください……」

    立香「あー、びっくりした。それで。何の用です? さっきまでマシュとリバーシやってた途中だったんすけど……」

    セミラミス「暇だ。我の退屈を癒せ。できなければ斬る」

    立香「斬る!?」ガビーンッ

    セミラミス「もしくはバシュムのエサにする」

    バシュム「ジュララララララララ!」フシュルルルルル

    立香「どっちにしろ死ぬ!」ガビーンッ



    3: ◆SxyAboWqdc 2018/09/05(水) 19:39:13 ID:Q0KTc/zM

    立香「なるほど。最近まではチクチクと宝具をシミュレーター内で作ってたのが終わったから」

    立香「急に暇になったので相手をしろと」

    セミラミス「直接的に相手をしなくともよいぞ? 暇を潰せるいい娯楽を紹介できるのであれば」

    立香「天草くんに相手してもらうとか……」

    セミラミス「召喚できたのか?」

    立香「未召喚でした……」ズーン

    セミラミス「であろう。仮にいたとして積極的に関わろうなどとは思わぬしな」

    セミラミス「なのでそれ以外の娯楽を用意せよ。この空中庭園は広いのでな。大抵の遊びには対応できると思うぞ?」ワクワク

    セミラミス「必要な人材がいれば我が連れてこよう。なぁに、その程度は女帝としての我の甲斐性だ」

    立香(面白いくらい自分の都合しか話さないなぁ)



    4: ◆SxyAboWqdc 2018/09/05(水) 19:40:44 ID:Q0KTc/zM

    立香「別に連れて来るのは構わないけど、さっきみたいな鎖ジャラジャラはちょっと……」

    セミラミス「なに? 不満か」

    立香「それもそうだけど、まずそんな不快な方法で連れてこられたら一緒に遊ぶ気も失せますって」

    セミラミス「ふむ。そうか。ならば別の方法を検討しよう。そうさな……」

    セミラミス「……ふーむ。今の出力なら呼べないこともないか? 小間使いとしては使えるかもしれぬな。そやつに招待を任せるとしよう」

    立香「?」

    セミラミス「我が攻撃手段として呼び出すバシュムがティアマト由来の蛇だということは知っておるか?」

    立香「ああ、うん。図鑑で見た。バビロニアの件もあったし」

    セミラミス「今ならギルタブリルをも召喚できるやもしれぬ。あれと同じような原理(ノリ)で!」

    立香「原理って書いてノリって読むのやめよう」

    立香「……って、ギルタブリル!? それだけはよしといた方がいいよ! 巴がブチ切れるよ!」

    セミラミス「はあああああああ! 我が意に応え出でよギルタブリル!」バチバチバチッ

    立香「もうやってるーーー! しかもなんか成功しそう!」ガビーンッ

    セミラミス「うおおおおおおおおおお!」

    バシュウウウウウウッ!




    【セミラミス「物凄い退屈なのでカルデアを練り歩く」】の続きを読む

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