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    カテゴリ: モバマス・デレステSS

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    転載元 : http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1539965904/

    1 :◆dOYH2O5oOo 2018/10/20(土)01:18:24 ID:UqP

    P「すみません、仕事手伝ってもらって」

    留美「いいのよ、ふたりで協力した方が早いでしょう? 合理的よ」

    P「そうかもしれませんけど、留美さんはアイドルなのに…」

    留美「アイドル、ね。まだ見習いよ。それに職業病なのかしらね、こういうお仕事をしていると気が紛れるの」

    P「留美さん…」



    2 :◆dOYH2O5oOo 2018/10/20(土)01:19:00 ID:UqP

    留美「ああ、気にしないで。前の職場のアイツと違って君のお仕事を手伝うのは楽しいもの。それに資料の整理をしていると色々参考になるしね」

    P「…ありがとうございます留美さん。でも」

    留美「でも?」

    P「俺の仕事を手伝う暇もないくらい売れっ子にしてみせますから!」

    留美「…ふふ、やっぱり面白いわね、君って」



    3 :◆dOYH2O5oOo 2018/10/20(土)01:19:42 ID:UqP


    ーーーーーーーーーーーーー


    P「留美さん」

    留美「何かしら」

    P「改めてドラマ初出演、おめでとうございました!」

    留美「もう、何度目よそれ」

    P「はは、すみません。でも本当に嬉しくて…」



    4 :◆dOYH2O5oOo 2018/10/20(土)01:20:14 ID:UqP

    留美「まさかはじめてのお仕事がドラマのお仕事だなんて思わなかったわ。本当に私、ドラマに出たのよね…?」

    P「はい! テープが擦り切れるくらい見返しました! 」

    留美「テープって。今時?」

    P「はは、さすがに冗談ですけど。でも、セリフも表情も完璧に覚えるくらい見ましたよ!」

    留美「ありがとう。けど、なんだか照れくさいわ…」



    5 :◆dOYH2O5oOo 2018/10/20(土)01:20:41 ID:UqP

    P「留美さんすっごく綺麗でした。目がキリッとしていて凛々しくて…」

    留美「…目、ね」

    P「はい! 留美さんの目、すっごく素敵です」

    留美「…そんな風に言われたのはじめてよ私」

    P「え、そうなんですか?」

    留美「ええ。「怒ってるの?」とか「感じ悪い」とか。「君の顔じゃ営業は無理だな」なんて言われたこともあったわね」

    P「何ですかそいつら! 見る目がないですね!」




    【P「留美さん」 留美「何かしら」】の続きを読む

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    1: ◆JBqI9RdT/Q 2016/10/11(火) 01:54:29.77 ID:akS32gV50

    ▼前作・関連SS
    モバP「肇の地元で泊りがけの仕事」


    モバP「響子と観光地のプロモーションビデオ撮影」


    モバP「美優さんと仁奈と一緒に夕時をのんびりと」


    モバP「夏樹が悩んでいたので相談に乗った結果、休日を二人で過ごすことになった」


    -女子寮・響子とゆかりの部屋-

    ゆかり「鳥取の私立大学で開催される、学園祭のお仕事ですよね?」

    響子「はいっ♪学園祭でソロライブのお仕事ですっ!」

    ゆかり「ふふっ、声が明るく弾んで...響子ちゃんの気持ちがよく伝わります♪」

    響子「分かりますか?私の実家の近くの大学で、地元の友達も見に来てくれるそうです」

    響子「だから久しぶりに会えるのが、本当に楽しみで...ふふっ♪」

    ゆかり「それはまた...いいですね。私も故郷の友人と連絡は取り合っていますけど」

    ゆかり「やはり直接会って、お話したいですものね」





    2: ◆JBqI9RdT/Q 2016/10/11(火) 01:55:26.32 ID:akS32gV50

    響子「そうですよね。電話やメールだけだと伝わらないことって、結構ありますからね」

    響子「話したいことがたくさんあって、どんなことから話をすればいいのか迷ってますっ!」

    ゆかり「そうみたいですね...でも、一番の楽しみは別のことではありませんか?」

    響子「え~っと...その...」

    ゆかり「モバP(以下P)さんが響子ちゃんの実家に宿泊される、事務所は今その話題で持ちきりですからね」

    響子「で、でも!宿泊といっても、私の両親と私の今後のアイドル活動に関してお話するついでに泊まるだけですからっ!」

    響子「それに家には両親に、弟たちもいるから二人きりというわけじゃありませんからっ!?」



    3: ◆JBqI9RdT/Q 2016/10/11(火) 01:56:57.63 ID:akS32gV50

    ゆかり「でも楽しみなのは、変わりありませんよね?隠さなくてもいいじゃありませんか?」

    響子「...えへへっ♪はい...楽しみです」

    ゆかり「ふふっ、羨ましいです。私はお父さんが上京して、事務所でその話合いをされましたから」

    ゆかり「お父さんが私のために、東京まで足を運んでいただいたのは嬉しいんですけど...」

    ゆかり「肇さんや響子ちゃんのお話を聞くと、私も実家にPさんをお招きしたいと思ってしまいます」

    ゆかり「そうすれば、私がどのようなPさんと出会う前...Pさんが知らない私の事を知ってもらえて」

    ゆかり「私とPさんの心の距離...それがもっと縮まると思いますから」



    4: ◆JBqI9RdT/Q 2016/10/11(火) 01:57:48.29 ID:akS32gV50

    響子「なるほど...私、Pさんにたくさん手料理を食べてもらって...喜んでほしいってことしか考えてなくて」

    響子「ゆかりちゃんみたいな考え、思いつきもしなかった...」

    ゆかり「私は...響子ちゃんがしようとしていることが、羨ましいですよ?」

    響子「え?」

    ゆかり「ふふっ、男性の心を掴むには胃袋から...よく言われてますよね?」

    ゆかり「それができる響子ちゃん...本当に羨ましいです」

    響子「そ、そうかな...?」

    ゆかり「それにご実家で家事をしたり、料理を振る舞う姿を見れば...Pさんは感じ取ってくれます」

    ゆかり「響子ちゃんがどのように過ごしていたのかを...Pさんが知らなかった響子ちゃんをきっと」




    【響子「えへへ...♪今度のお仕事、楽しみだなぁ♪」】の続きを読む

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    1: ◆6QdCQg5S.DlH 2016/04/22(金) 02:32:06.84 ID:yLOHrj4Y0

    元ネタ








    2: ◆6QdCQg5S.DlH 2016/04/22(金) 02:33:20.07 ID:yLOHrj4Y0

    「いいよ」

    そう、返事が返ってきた。

    あたしの、一世一代の告白。

    ずっと好きだった、って。

    ほかにも、たくさんのことを、無我夢中になって伝えて。

    返ってきた返事は、とてもシンプルなものだった。

    「……」

    「……朋?」

    「本当に……?」

    「ああ、俺でよかったら付き合おう」

    聞き返しても、答えは変わらなかった。

    あたしと、付き合ってくれるって。

    夢見たいな返事を彼は返してくれた。

    「……あたしでいいの?」

    「あたしよりもっと可愛い子だっていっぱいいるのに」

    「じゃあ、断ったほうがよかったか?」

    「いや!」

    ……素直に嬉しいって言えばいいのに。

    わかってても言えなくて、もどかしい。

    「俺も、朋に告白されて嬉しかったし、朋が好きなんだ。今更なしにしろって言われても断るからな」

    「そんなことしないわよ!」

    「そうか、よかった」



    3: ◆6QdCQg5S.DlH 2016/04/22(金) 02:34:21.91 ID:yLOHrj4Y0

    「でも……本当に、いいの?」

    「だから――」

    「あたしとあんたって……ほら、アイドルとプロデューサーの関係じゃない?」

    「そうだな」

    「なのに……いいの?」

    「それがわかってて告白したのは朋だろ?」

    「うっ……そうだけど……」

    気持ちが抑えられなくて。

    爆発しちゃって、こうして告白しちゃって。

    ……今思い返したら、あたし結構恥ずかしいこと言ってたかも。

    「……勿論、バレないようにしなきゃいけないな」

    「だから、普通の恋人としてふるまうっていうのはむずかしいだろう」

    「そうよね……」

    人の口に戸は立てられない。

    どんなに秘密にするって言っててもどこかでもれちゃうもの。

    だから、ばれないようにしないといけない。

    ……それは道端で見かける学生のカップルとは違う恋人の形。

    あたしが望んだ恋人の形とは――

    「――でも、あたし、わかってて告白したんだもん」

    「そのくらい大丈夫よ」

    「そうか」

    「うん、大丈夫」

    「みんなにばれないようにがんばるわ!」

    ……こうして、彼との恋人関係が始まった。




    【朋「ぶきように恋してる」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/05(月) 21:29:45.85 ID:/6TGJVB60

    ――おしゃれなカフェ――

    <からんころーん

    高森藍子「!」

    藍子「加蓮ちゃーん! こっちですよ~っ」

    北条加蓮「藍子。……あはは、テンション高いなぁ」テクテク





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/05(月) 21:30:23.86 ID:/6TGJVB60

    ――まえがき――

    レンアイカフェテラスシリーズ第32話です。
    以下の作品の続編です。こちらを読んでいただけると、さらに楽しんでいただける……筈です。

    北条加蓮「藍子と」高森藍子「カフェテラスで」 
    高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「カフェテラスで」
    高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「膝の上で」    
    北条加蓮「藍子と」高森藍子「最初にカフェで会った時のこと」  

    ~中略~

    「北条加蓮と高森藍子が、静かなカフェテラスで」
    高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「風鈴のあるカフェテラスで」
    北条加蓮「藍子さんと」高森藍子「7月25日のカフェテラスで」 
    高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「暑い日のカフェで」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/05(月) 21:30:55.13 ID:/6TGJVB60

    加蓮「やほ、藍子」

    藍子「加蓮ちゃんっ。誕生日、おめでとうございます!」

    加蓮「ありがとー。いきなり来たね」

    藍子「今日は何があっても最初に絶対にこれを言うって決めていたんです。メールで言うのも我慢していたんですからっ」

    加蓮「メール?」

    藍子「ほら、日付が変わった時にメールを送るとか……それもいいかな? って思ったんですけれど」

    藍子「やっぱり私、加蓮ちゃんに直接言いたくて。電話でもなくて、メールでもなくて。このカフェで言いたかったんです。おめでとう、って!」

    藍子「加蓮ちゃん。誕生日、おめでとうございますっ」

    加蓮「そっか……ありがとっ。やっぱりくすぐったいねっ」

    藍子「くすぐったいんですか?」

    加蓮「うん、すごくくすぐったい。もう身体がムズムズしちゃう。もうこうして言われるのも何回目か分かんないくらいなのに、まだ慣れてないのかなぁ……ふふ。私も難儀だね」

    藍子「…………♪」

    加蓮「弱点見つけたーって顔しないの。こら」ベチ

    藍子「あたっ」



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/05(月) 21:31:24.02 ID:/6TGJVB60

    藍子「加蓮ちゃん、こちょこちょとかに強そうだから」

    加蓮「チャンスだって思った、と」

    藍子「チャンスだって思っちゃいました」

    加蓮「なら気合で克服しないとね」

    藍子「……ふふ。加蓮ちゃんが気合で、ですか?」

    加蓮「加蓮ちゃんが気合でです。キャラじゃない?」

    藍子「色んなことに挑戦する加蓮ちゃんを見る方は、私は好きですよ。大好きですっ」

    加蓮「そこ言い直す必要あった?」

    藍子「ホントはここで、店員さんが誕生日のケーキを! ってできればよかったんですけれど……加蓮ちゃん、甘い物が苦手だから」

    加蓮「気を遣わせちゃったかな」

    藍子「ふふっ」

    加蓮「ん? ……何その含み笑い。気になるなぁ、もう」




    【北条加蓮「藍子と」高森藍子「また同い年になって」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/10/19(金) 20:29:24.91 ID:OzXrTfSY0

    P「は?」

    千秋「聞こえなかったかしら? 雪見だいふくは主食よ」

    P「えーっと……"雪美"だいふくは主食とか言い出さなくて良かったなー、って安心するべきか?」

    千秋「そんな世界で2つしかないもの、主食にできるわけないじゃない。あれは全人類の財宝よ」

    P「それはそうだな」

    千秋「解ってるじゃない」



    2: ◆qTT9TbrQGQ 2018/10/19(金) 20:30:24.95 ID:OzXrTfSY0

    千秋「私ね、一度だけ雪美だいふく……雪美の頬を、噛んだことあるの」

    P「うちのアイドルに何やってんだ」

    千秋「大丈夫、甘噛みよ。それに雪美の了承は得たわ」

    P「どうやって」

    千秋「お昼寝している間、膝枕してあげる代わりにね」

    P「それ千秋しか得してないじゃん、詐欺だろ」

    千秋「これがWinWinな関係よ」

    P「んで、雪美の頬を食べた感想は?」

    千秋「甘美な宝石

    P「ごめんやっぱいいわ長くなりそう」

    千秋「酷くないかしら!? 聞いたんだからちゃんと聞きなさいよ!」

    P「ほら、最高なのは言われなくても分かっているからさ」

    千秋「まあ、それもそうね」



    3: ◆qTT9TbrQGQ 2018/10/19(金) 20:38:52.82 ID:OzXrTfSY0

    千秋「至高の味わいだったのは置いておいて、食感が雪見だいふくに似ていたのよね。温度以外。だから毎日、常日頃、雪見を感じるため、雪美だいふくを主食にしているの」

    P「脳大丈夫か? バグって雪見と雪美があべこべになってるぞ」

    千秋「問題ないわ」

    P「まあ、でもあれって薄い餅の下にミルクアイスが入っているからな。匂いや味も似ている……のか?」

    千秋「んー、そうかしら……いや、匂いはともかく、味は全然じゃない。塩味が無いわよ」

    P「おなかすいたーん?」

    千秋「しおみ派なのね。私はしおあじ派よ」

    P「まあ、それはそれとして、塩味が足りないなら自分で塩水を垂らせばいいんじゃないか?」

    千秋「そんな手があったなんて……!」



    4: ◆qTT9TbrQGQ 2018/10/19(金) 20:40:54.72 ID:OzXrTfSY0

    千秋「ということで事務所の冷蔵庫から雪見だいふくを取ってきたわ」

    P「おい、それは俺のだぞ」

    千秋「仕方ないわね。雪美の寝顔写真でどう?」

    P「そんな安売りしていいのか? この前ロケで寝てる雪美めっちゃ撮ったから要らないが」

    千秋「なにそれ聞いてないわよ寄越しなさい」

    P「対価は?」

    千秋「……雪美の着替えの時の写真でどう? 私がこの前こっそり撮ったの」

    P「それは犯罪だろ。というか俺も自重してるしそういうのは要らない」

    千秋「あら、貴方なら"雪美の素肌を眺めたい"とか言うと思っていたわ」

    P「まあ着替え見るだけなら、あの子、たまに俺の前で着替えたり、着替え手伝えって要求してくるから、割と見ているんだけどな」

    千秋「早苗さーん!!!!!!」

    P「いやお前も盗撮したからな!? というか俺のは同意の上というか不可抗力というか」

    千秋「……そうね。仕方ない。口止め料ということで、雪見だいふく半分で話をつけようじゃない」

    P「もうそれでいいよ。さっさと塩水垂らした雪見だいふく食うぞ」




    【千秋「雪見だいふくは主食よ」】の続きを読む

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    1 : ◆w2.bipZf6U 2018/10/19(金) 17:46:13.72 ID:aEfiuGp70

    ※アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。

    ※登場アイドル

    速水奏

    鷺沢文香

    道明寺歌鈴

    日野茜

    よろしくお願いします。




    2 : ◆w2.bipZf6U 2018/10/19(金) 17:49:29.09 ID:aEfiuGp70

    ―事務所―


    奏「おはよう、文香」

    文香「おはようございます、奏さん。今日はお休みと聞いていましたが……」

    奏「自主レッスンよ。無性に身体を動かしたくてね。文香は?」

    文香「私は、ボーカルレッスンです。……レコーディングも近いですから」

    奏「カバー曲のお仕事だったかしら?『大きな古時計』好評だったものね。今度は何を歌うの?」

    文香「『勇気一つを友にして』、という曲です」

    奏「イカロスの歌、ね」

    文香「はい。ギリシャ神話に登場する大工職人・ダイダロスの息子、イカロス。ミノス王から見放され、父と共に迷宮に幽閉されたイカロスは人工の翼で空を飛んで脱出します。しかし、空を飛べたことに調子に乗ってしまったイカロスは、父親の忠告を無視して太陽に近づきすぎたがために、翼を焼かれ海に落ちて死んでしまうんです」

    奏「人間の技術への過信や傲慢を戒めるための物語だったかしら?」

    文香「そうですね。ですが、この曲の場合は勇気ある挑戦者をたたえる、という捉え方をしています」




    3 : ◆w2.bipZf6U 2018/10/19(金) 17:51:08.49 ID:aEfiuGp70

    奏「……ねえ、文香。」

    文香「はい?」

    奏「イカロスはなぜ太陽を目指したのかしら? 脱出するだけならそんなに高く飛ぶ必要はなかったはずなのに」

    文香「……そうですね。同じ翼をつけた父親のダイダロスは無事に生還していますから、高く飛ぶ必要はなかったはずです。……きっと、彼は、彼にとって空は眩しかったのかもしれません」

    奏「眩しかった?」

    文香「……迷宮という閉ざされた世界から、新しく踏み出した空の輝きは、あまりにも眩しくて、これから紡がれる未来への期待で、頼りない翼への不安など……忘れてしまったのではないでしょうか」




    4 : ◆w2.bipZf6U 2018/10/19(金) 17:52:28.62 ID:aEfiuGp70

    奏「文香……」

    文香「……」

    奏「……もしあなたの翼が焼けて失くなってしまいそうになったら、私が手を取って一緒に飛んであげるわ。こんな蒼い翼でよければだけど……なんて」

    文香「……奏さん、ありがとうございます」

    奏「ちょっと青臭かったかしら?」

    文香「いいえ……嬉しいです」

    奏「そう言ってもらえると助かるわ」

    文香「……奏さんは、イカロスはなぜ太陽を目指したと思われますか?」

    奏「……そうね。イカロスは強くなりたかったんじゃないかって思うの」

    文香「強く?」

    奏「迷宮に囚われていたイカロスは、空を見上げて……ずっと太陽に憧れていたんじゃないかしら」

    文香「……」




    【【モバマスSS】奏「イカロスの翼」】の続きを読む

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    1: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/19(金) 12:26:52.57 ID:QG1MRpVU0

    7作目です。SS速報が復活したので、こちらで投稿することにしました。
    よろしくお願いします。



    2: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/19(金) 12:28:56.06 ID:QG1MRpVU0

    過去作

    Pとキュートな女の子たちシリーズ

    モバP「未来のお嫁さん?」響子「はい!」


    モバP「懐かしのお隣さん」美穂「お、お兄さん!?」


    モバP「僕は魔法使い」卯月「私がシンデレラ?」


    モバP「癒しの休日」ゆかり「ふふっ…♪」


    モバP「白詰草に想いを込めて」智絵里「見捨てないで…!」


    リトル・ハッピー・デイズシリーズ

    モバP「アイドル?」千枝「千枝をオトナにしてください!」


    誤字修正完全版
    https://www.pixiv.net/novel/member.php?id=9350076



    3: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/19(金) 12:30:23.42 ID:QG1MRpVU0

    俺の父は小学校の先生だった。父は悩んでいる子がいれば、誰よりも親身になって話を聴いてあげていた。
    落ち込んでいる子がいれば、その子が元気を取り戻すことができるよう励まし続けた。



    4: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/19(金) 12:30:55.30 ID:QG1MRpVU0

    担当クラスの子供たちだけではなく、保護者の方々や同僚の先生たちなど、たくさんの人から慕われていた父。
    俺はそんな父のことを誰よりも誇りに思っていた。
    いつしか、父のように、誰かの為に頑張ることができる立派な先生になる…それが俺の“夢”だったんだ。



    5: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/19(金) 12:33:20.28 ID:QG1MRpVU0

    ~7年前 とある居酒屋~
    「「「「「かんぱ~い!」」」」」カチーン

    月末の仕事終わり、俺は346プロ 第1~3芸能課合同プロデューサー報告会に参加していた。



    6: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/19(金) 12:33:55.10 ID:QG1MRpVU0

    第1A「みなさん、今月もお疲れ様です」

    第1B「いや~、ここ1ヶ月よく頑張ったよなぁ、俺達!!」グビッグビッ

    第1C「流石に全員集合というわけにはいかなかったが…まぁいいだろ」

    P「そのっ!本日はこうして報告会に参加させていただき、ありがとうございます!」




    7: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/19(金) 12:34:36.60 ID:QG1MRpVU0

    第1B「なにいってんだよ~所属は違えど、同じ346の仲間じゃないか。もっと肩の力抜けって!」プハーッ

    第1A「そうだよ。先輩っていっても、入社時期にそう差はないんだからさ」

    第1C「ま、報告会なんてのは建前で、実質ただの飲み会だしな」

    P「いえっ!俺、みなさんにはたくさん学ばせてもらってますから!ぜひ、先輩と呼ばせてください!」

    第1A「ははは、まいったな」





    【モバP「向日葵みたいなその笑顔で」薫「せんせぇ!」】の続きを読む

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    1 :名無しさん@おーぷん 2018/08/16(木)03:50:16 ID:2DB


    浅利七海が海を避けるようになった。

    きっかけは単純だ。

    船上での仕事の途中、誤って海に落ち、カナヅチゆえに溺れ、それがトラウマとなった。

    幸い俺が近くに控えていたため、すぐさま飛び込み助け出すことはできたが、当時は少々波が荒く、ほんの2、3分足らずの間とはいえ、幼い少女の心に恐怖を刻み込むには十分過ぎる経験となった。




    2 :名無しさん@おーぷん 2018/08/16(木)03:51:14 ID:2DB

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    3 :名無しさん@おーぷん 2018/08/16(木)03:51:26 ID:2DB

    七海「え、えーっと…。そ…そのお仕事はちょっと…」

    今日も、ちひろさんが手にした書類の束を見上げ、七海は口ごもる。

    千川ちひろ「気持ちはわかりますが、いつまでも海の近くのお仕事を避けていたら…」

    七海「は、はい…わかっては…いるのれす…」

    …いつまでもひきずってはいられないって。

    そう俺以外には聞こえないほどの声で呟き、うつむく。

    七海「…………」

    七海が海に怯えるようになって、少しずつ、だが確実に仕事は減っていた。

    もともとお魚アイドルとして売り出していたのだ。

    いくら魚好きである事に変わりはないといえ、いつまでも海辺での仕事を避けていては、選べる仕事は限られてくるし、ともすれば本来ならスポンサーが七海を想定していたようなイベントですらも他のライバルたちに出し抜かれ、奪い取られてしまう。

    彼女のアイドルとしての活躍の機会は確実に失われる。

    七海「わかっては…いるのれす…」

    もう…





    【【デレマスSS】P「浅利七海が海を避けるようになった」前川みく「マジか」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460821258/

    1: ◆6QdCQg5S.DlH 2016/04/17(日) 00:40:58.68 ID:e8WgRKfO0

    『そなたー?』

    モバP「……ん?」

    モバP「芳乃……?」

    ちひろ「……どうしたんですか?」

    モバP「いや、芳乃の声が聞こえて……」

    ちひろ「芳乃ちゃん……?」

    ちひろ「芳乃ちゃんなら、今レッスン中ですよ?」

    モバP「そうですよね……」

    モバP「でも、聞こえたんですよね、今」

    ちひろ「……幻聴じゃないですか?」

    モバP「ですかねぇ」

    モバP「……疲れてるのかな?」

    ちひろ「休憩します?」

    モバP「……そうですね」

    『そなたー』

    モバP「あ、また……」

    『こけたのでしてー』

    『……膝がわりと痛いのでしてー』

    『ぐすん、でしてー』

    モバP「……」

    ちひろ「じゃ、お茶入れてきますね……」

    モバP「今からレッスン場行くんで大丈夫です」

    ちひろ「……へ?」

    モバP「では」

    ちひろ「え、ちょっと、プロデューサーさん!?」





    2: ◆6QdCQg5S.DlH 2016/04/17(日) 00:41:48.39 ID:e8WgRKfO0

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



    モバP「芳乃!」

    芳乃「……そなたー?」

    トレーナー「あ、プロデューサーさん、お疲れ様です」

    モバP「お疲れ様です」

    トレーナー「どうしたんですか?」

    モバP「芳乃の様子を見にきたんです」

    トレーナー「芳乃ちゃんの?」

    モバP「はい」

    芳乃「わたくしは元気いっぱいなのでしてー」

    モバP「本当か?」

    芳乃「本当でしてー」

    モバP「……膝も大丈夫なのか?」

    芳乃「!」

    トレーナー「膝……?」

    トレーナー「もしかして、さっきこけたときに……?」

    トレーナー「やっぱり大丈夫じゃなかったんですね!」

    トレーナー「ちょっと見せてください!」

    芳乃「あーれーでしてー」



    3: ◆6QdCQg5S.DlH 2016/04/17(日) 00:42:25.02 ID:e8WgRKfO0

    トレーナー「あぁ、やっぱり怪我してる……」

    芳乃「すりむいただけでしてー」

    トレーナー「確かにそうみたいだけど……」

    トレーナー「どうして大丈夫なんて言ったんですか?」

    芳乃「……レッスンを続けたかったのでしてー」

    トレーナー「その気持ちはトレーナーとしてはうれしいんですけど」

    トレーナー「でも、それで足に負担がかかっちゃったら元も子もないじゃないですか」

    芳乃「……」

    芳乃「ごめんなさいでしてー」

    トレーナー「今度からはちゃんと伝えてくださいね」

    芳乃「はーいでしてー」

    モバP「……」

    『そなたのためにも更に精進しー、力になりたくー』

    モバP「!」

    『そのためにも、たくさんレッスンをしたかったのですがー……』

    モバP「……」

    モバP「芳乃」

    芳乃「なんでしてー?」

    モバP「あまり無理しないようにな」

    モバP「俺も心配するから」

    芳乃「……」

    芳乃「わかりましてー」

    『……そなたが心配するというのであれば』

    『以後気をつけることにしましょー』

    モバP「……」




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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1539680249/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/10/16(火) 17:57:29.99 ID:kQL/W8rg0

    地の文
    アイドル視点・P視点でもなく、ある男の視点からです
    なので不愉快に思ったり、不快感を感じる可能性もあります



    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/10/16(火) 17:58:15.50 ID:kQL/W8rg0

    いつも通り教室に入ると、男子がとある男子の机に集まっていた。
     俺は背負っていたリュックを机に置き、その集団に加わった。
    「おーす。なに集まってんだ」
    「おー。コレ見ろよ」
     そう言って、座っていた奴が雑誌を差し出してきた。
     俺はそれを受け取ると、雑誌の表紙をまじまじと見る。
    「ヤンデレか」
     ヤンデレ。正式名称は週間ヤングシンデレラ。
     実写化やアニメ化された作品が、多数連載されている人気マンガ雑誌。
     そして、男子高校生にとってマンガと同等に、巻頭グラビアも楽しみの一つ。
     今週は誰だろうと楽しみに見ると、自分の目を疑った。
     見慣れた幼馴染が表紙を飾っていた。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/10/16(火) 17:59:12.94 ID:kQL/W8rg0

     俺は幼馴染の横に書かれた彼女の名前を確認する。
     そこには、藤原肇と書かれていた。
     俺は再び、表紙を飾っている彼女を見た。
     黒い長い髪。白磁器の様に白い肌。パッチリとした瞳。少しぷっくりとした唇。
     子供の頃からずっと横にいた彼女だ。
    「マジかよ」
     俺は、慌ててページをめくる。
     数ページにわたって、色んな幼馴染が写っていた。
     昔から変わらない少しぎこちない笑顔。見たことのないすました顔。真剣なまなざしで轆轤を回す彼女。
     他にも諸々。
     そして、最後のページには黒色のビキニを着て、見たことのない挑発的な顔をした彼女がいた。
     俺は挑発的な彼女に目を奪われてしまった。



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/10/16(火) 17:59:44.78 ID:kQL/W8rg0

    「オマエ知ってた」
     無言で首を横に振り、雑誌を返した。
    「そっか。俺もいつも通り取ったらおどろいたわ」
    「俺にも見せて」
    「あいよ」
     後から輪に加わった奴に雑誌が渡された。
    「まじでアイドルやってんだな」
    「そりゃな」
     俺はテキトウに相槌をうった。
    「オマエは連絡取ってんの」
    「一応、な」
    「まじかよ。アイドルと連絡取り合うってマジあこがれんだけど」
    「そっか」
    「そっか。じゃねぇよ。全国の男子高校生が憧れてることだぞ」
     まるで狂犬のように噛み付いてきた。



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/10/16(火) 18:00:54.57 ID:kQL/W8rg0

    「って言われても、肇とはガキの時から一緒だったし」
    「それが羨ましいんだよ。ナチュラルに『肇』呼びしやがって」
    「お前らだって、高校途中まで同じ学校だったんだから、いいじゃねえか」
    「そりゃあそうだが、オマエという幼馴染がいたせいで何ともいえねえんだよ」
    「しらねえよ」
    「この贅沢者が。んで、ところで最近どんなやりとりした」
     狂犬からうって変わって、ゴマをする取り巻きの様に言ってきた。「特に話すことないぞ。元気にしてる?。とか、東京についてとか、他のアイドルの話とかしか」
    「あるじゃねぇか。他のアイドルの話ってどんなんだ」
     俺はいつの間にかクラスの男子に囲まれていた。
     一種の恐怖を感じる。
     俺は掻い摘んで肇から聞いた話題を話した。




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