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    カテゴリ: モバマス・デレステSS

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1393851037/

    1: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/03(月) 21:50:37.20 ID:PdcOCm5B0

    ちひろ「プロデューサーさん、今日も残業ですか?」

    P「ええ。ちょうどキリよく終わらせたいので」カタカタカタカタ

    ちひろ「ここのところずっとそうじゃないですか。ちゃんと休めてます? というか、そもそもちゃんと寝ていますか?」

    P「正直に言うと……実はここ二、三日事務所に泊まっちゃってます」

    ちひろ「やっぱりそうでしたか! もう、何やってるんです!?」

    ちひろ「一旦仕事をやめて、帰宅してください!!」

    P「そうもいきませんよ。今月末にはあの某TV局の有名音楽番組に事務所のみんなが出演することが決定したんですから……準備を万全にしないと」

    ちひろ「だからといって、そんなに無理したらプロデューサーさんが倒れちゃいますよ! いい加減休んでください!」

    P「大丈夫ですよ。こう見えて体力には自信ありますから」

    ちひろ「ダメです! 早く家に帰ってください!!」

    P「だから平気ですって――――」


    フラッ


    P「あ、あれ………? なんだか……眩暈が………」

    バタリ

    ちひろ「ちょ、プロデューサーさん!? しっかりしてください!! プロデューサーさん!!」  
       






    3: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/03(月) 21:52:16.23 ID:PdcOCm5B0

    ―――――――――

    ―――――

    ―――


    P「あれ、知らない天井だ」

    ちひろ「よかった! 目が覚めたんですね」

    P「ちひろさん………ここは……?」

    ちひろ「病院です。プロデユーサーさんが突然倒れたので救急車に来てもらったんですよ」

    P「そうだったんですか………すいません。お手数かけてしまいまして」

    ちひろ「まったく………私の言った通りでしたでしょ? 反省して下さいね」

    P「は、はい……」

    医者「疲労による貧血だと思いますが、念のために検査をいたしましょうか?」

    P「あっ、いえ。結構で―――」

    ちひろ「ぜひ、お願いします!」

    P「ちょ、ちひろさん!?」

    ちひろ「これを機に診てもらってください!」

    P「ええぇぇ~」

    ちひろ「業務命令です。先生、お願いします」

    医者「わかりました。では、こちらにどうぞ」

    P「ちぇ、面倒くさいな………」

    ちひろ「な・に・か・いいましたか?」

    P「な、ナンデモナイデス……」




    4: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/03(月) 21:53:31.11 ID:PdcOCm5B0

    ―――

    医者「お待たせして申し訳ございません。検査の結果が出ました」

    P「どうせ、ただ疲れが溜まって倒れただけでしょ?」

    医者「…………」

    P「な、なんですか先生。そんな神妙な顔して………ち、違うんですか?」

    医者「Pさん………どうか落ち着いて、気をしっかり持って聞いていただけますか?」

    P「な、なんですかそれ!? どういう意味で………」

    医者「X線検査の結果、胃に腫瘍が発見されました」

    P「腫瘍? 腫瘍ってなんです?」

    ちひろ「!?」

    医者「更に調べてみたところ……その腫瘍は、悪性腫瘍と判明いたしました」

    P「ど、どういう意味ですかそれ……?」

    ちひろ「ああ……そ、そんな………」

    医者「Pさん……貴方は―――」






    医者「末期癌に侵されています」







    【モバP「ヒーローだぁぁぁぁぁッ!!!」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/21(木) 02:06:57.66 ID:q7YKmZ8F0

    【ウィークポイント】


    つかさ「おはよー」

    未央「あ、つかさ社長。おはよう!」

    つかさ「おっす、未央」

    未央「では本日も恒例のアレを」

    つかさ「おう、やるか」


    ガシッ(がっちり握手)
    グッ(手を離してグーにする)
    トンットンッ(軽く上下に拳をぶつける)
    ゴッ(正面から拳をぶつけ合う)


    P「なんだ? その謎の儀式みたいなの」

    未央「朝のあいさつ的な何かだよ」

    P「何かってなんなんだ」

    つかさ「今日も一日気張っていくっつーことで、気合い入れてんだよ。仕事モードにスイッチ切り替える手段としてはなかなかだと思うわけ」

    P「へえ」 






    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/21(木) 02:09:45.19 ID:q7YKmZ8F0

    つかさ「お前もやる?」

    P「え、俺も?」

    未央「気合いを入れなきゃいけないのはアイドルだけじゃないしね」

    P「まあ、そうだな。それじゃやるか」

    つかさ「よし、んじゃいくぞ」

    P「とりゃ」

    ぺしっ、ぺしっ

    つかさ「よわっ」

    P「そうか?」

    つかさ「こんなへなちょこじゃ逆に気が抜けるだろ」

    未央「もっとガンガン力入れようよ」

    つかさ「やり直しだ、やり直し。こんなんじゃ論外」

    P「む……そこまで言うなら」

    P「ふんっ!」


    ゴンッ!


    P(あ、ちょっと力入れすぎたか? 骨と骨がぶつかった感触が……)

    P「ごめん、痛くなかったか?」

    つかさ「………」

    P「つかさ?」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/21(木) 02:11:39.37 ID:q7YKmZ8F0

    つかさ「……ねーし」

    P「?」

    つかさ「い、痛くねえし。まあまあやるじゃん、目が覚めた」

    つかさ「じゃ、アタシちょっとコーヒー買ってくるから」

    スタスタ
    ガチャ、バタン

    未央「……どしたの、社長?」

    P「ああ……多分、見せたくなかったんだな」

    未央「見せたくないって、なにを?」

    P「JKにして社長にしてアイドル。一見なんでもできて弱点らしい弱点のないように見えるつかさだが、ひとつだけ明確なウィークポイントがある」

    未央「それは」

    P「それは」


    ガチャリ


    つかさ「言い忘れたけど、別に泣いてないからな。思ったよりPのパンチが痛くて泣いちまったとかじゃないからな!」

    P「意外と泣き虫なところだ」

    未央「なるほど」

    P「さっきはごめんな。痛くするつもりはなかったんだ」

    つかさ「な、泣いてない! 泣いてねえし!」

    つかさ「ちょっと人様より涙腺ゆるいだけだっての!」

    未央「じゃあやっぱり泣いてるんじゃん……」




    【モバP「桐生つかさは意外と……」】の続きを読む

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    1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/05(土) 18:31:59.82 ID:PXJKj0CR0

    「……ただいま」

    「お帰り。ほれ、タオル。メールすりゃ迎えに行ったのに」

    「コンビニまでそんなに距離無いし、走れば大丈夫かと思ったんだけど」

    プロデューサーから手渡されたタオルを頭に被る。
    ちょっとアイスを買いに行くだけのつもりだったけど、急に降り出した雨にやられてしまった。

    「なんか悪いな凛。シャワー浴びた方がいいんじゃないか? 風邪引くぞ?」

    「そうする。あ、奈緒、これ冷凍庫に入れといて」

    「あいよ」

    「加蓮、着替え出しといてやってくれ。それと凛、総選挙一位おめでとう」

    「ありがと。…………えっ?」

    髪を拭く手を止める。
    何となしに返事をしちゃったけど、今とんでもない事を言われた気がする。

    「え、あの、いま」

    「ん? いや、だから、」





    2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/07/05(土) 18:34:30.21 ID:PXJKj0CR0

    「おめでとう。三代目シンデレラガールだ、凛」


    六月も半ばの、梅雨の日の事。

    コンビニでアイスを買った帰りに、私はシンデレラになってしまった。



    3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/07/05(土) 18:38:56.43 ID:PXJKj0CR0

    モバマス三代目シンデレラガール、渋谷凛ちゃんのSS
    Pはプリムスの三人を担当してます



    4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/07/05(土) 18:45:42.54 ID:PXJKj0CR0

    「「ええぇーーーーっ!!」」

    私を挟んで、奈緒と加蓮が叫ぶ。

    「ま、マジかよPさん!? ホントに一位なのか!」

    「ホントだホント。嘘なんか吐くか」

    「すごいよ凛! いつも頑張ってたし、一位……も……」

    抱き着いてきた加蓮が、驚いたように私の顔を見つめる。

    「……? どうしたの、加蓮」

    「凛、それ……」

    ぽた、ぽた。
    あれ、まだ拭き足りなかったかな。雨粒が、目元から滴っ、て……

    「あ、れ……」

    ぽた、ぽたり。

    「あの、ちがっ、雨、濡れたから……」

    止まらない。
    だめだ、プロデューサーの前なのに。嬉しさは言葉で伝えなきゃいけないのに。

    「あ、あー! 風邪引いちゃマズいし、シャワー浴びよう、凛! な!」

    「……おう、早く浴びてこい。加蓮、ちょっと」

    奈緒がぐいぐいと私の背中を押す。
    気を遣ってくれたんだろう、泣いちゃう私なんかよりよっぽどリーダーに向いてるんじゃないかな。
    奈緒は大人だ。本人に言うと、照れてそっぽを向くんだろうけどね。




    【渋谷凛「ガラスの靴」】の続きを読む

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    1: ◆SbXzuGhlwpak 2017/08/15(火) 15:05:07.25 ID:JLhtp60R0

    注意事項

    ・武内Pもの

    ・武内Pもの





    ガチャ


    蘭子「イフリートの息吹よ……(外熱かったです……)」

    美波「お帰り蘭子ちゃん。蘭子ちゃんの服装だと大変だったよね」

    蘭子「これは我が身を忌々しき太陽から守る装束なり。加護であって呪いではない(確かに熱いですけど、肌が焼けずにすむんですよ)」

    李衣菜「あー。この前ノースリーブで外ぶらついて、みくに怒られちゃったよ。跡がついたらどうするんだにゃ! って」

    美波「ふふ。みくちゃんらし――あら?」


    <SAY☆ いっぱい♪ 輝く~♪ 輝く、星になれ♪


    蘭子「むむ。あの使い魔は、もしや我が友の」

    美波「ええ。プロデューサーさんの携帯ね」

    李衣菜「さっきまで部屋にいたんだけど、忘れちゃったのかな?」


    <運命のドア開けよう♪ いーま、未来だけ見上げて♪


    蘭子「どど、どうするんですか?」

    李衣菜「え? そりゃあこんだけ鳴り続けているんだから、出た方がいいんだろうけど……」

    蘭子「わ、我らと我が友の絆といえど、無断で使い魔を行使するのは――」

    美波「相手はまゆPさんね。……大事な用件かもしれないし、プロデューサーさんなら事情を話せばわかってくれるわ」


    <そっと 鏡を覗いた――ッ


    美波「もしもし。シンデレラプロジェクトの新田美波です」

    まゆP『あれ? すみません、番号を間違え――』

    美波「いえ、これはプロデューサーさんが携帯を部屋に置き忘れたようなので、急ぎの用件だったらいけないと思い代わりに出ました」

    まゆP『ああ、そういうわけか。別に急ぎの用件じゃないからまた後でかけなおすよ』

    美波「はい、そのようにお願いします」

    まゆP『ありがとうね。じゃあ』


    ピッ――プー、プー……


    美波「……フー」





    新田美波
    2409801


    神崎蘭子
    2534702


    多田李衣菜
    2519602






    2: ◆SbXzuGhlwpak 2017/08/15(火) 15:05:58.46 ID:JLhtp60R0

    蘭子「しゅ、終幕か……?」

    李衣菜「あー、美波さんがいて良かった。仕事の話だったらって考えると、私じゃ怖くて出れないよ」

    蘭子「し、然り!」

    美波「私だって相手が知っている人じゃなかったら出れなかったから。って、あれ?」

    李衣菜「どうし――え?」

    蘭子「何事――――――――わ、我が友?」

    李衣菜「う、うん。この待ち受けの画像、プロデューサーだね」

    美波「……」

    蘭子「わわ、我が友が……なぜ、同胞(まゆP)と肩を組み合っているのだ?」

    李衣菜「な、仲が良いんだよ」

    蘭子「かか、顔……近く……近すぎませんか?」

    李衣菜「ど、同期で一番の仲良し……だから」

    蘭子「……わざわざ、それを……待ち受けに?」

    李衣菜「ま、まあうん。普通は……恋人と、だよね」

    蘭子「…………我が友」ガクッ

    李衣菜「蘭子ちゃん? 蘭子ちゃんしっかり!」

    美波「……」

    美波(プロデューサーさんが……ホモ?)

    美波(いえ、それは無い。蘭子ちゃんの無邪気な甘え方にイヤらしい目で見ちゃいけないと必死になってたし、なんだかんだで脇が甘い李衣菜ちゃんのエッチなところを見て動揺したことが何度もある)

    美波(じゃあなんでこんな待ち受けを? 場所は……独身男性の一人暮らしってこんな感じなのかな? 多分まゆPさんの部屋。ビール缶とおつまみも写ってるし、宅飲みして酔っぱらった勢いで撮った? でもそれを待ち受けにする理由にはならない)

    美波(そもそもなんでプロデューサーさんは携帯を忘れたの? そんなことこれまで一度も無かったし、待ち受けを人に見られたくないモノにしているなら特に気をつけるはず)

    美波(ということは――見られたくないんじゃなくて、見せたかった)

    美波(つまり――)


    この時美波の脳髄に電流が走る!!!




    【まゆP「ホモになるぞ!」武内P「その手がありました……ッ!?」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 13:54:18.96 ID:yHosGlvt0

    みく「正直、邪魔だからはやく帰ってほしい」

    P「やだやだ! 事務所でお仕事したくないっ!」

    みく「もー! そうやって子供みたいにしてても終わらないでしょー?」

    まゆ「でも、プロデューサーさんもきっとお仕事が大変なんですよぉ」

    P「ううう、ママゆは天使……」

    みく「ほら、まゆチャンが甘やかすからPチャンが女子寮に居ついちゃうんだにゃ」

    まゆ「プロデューサーさん、今日の晩御飯はなにがいいですかぁ?」

    P「んー、肉じゃがが食べたいなあ」

    みく「言ってるそばからゲロ甘空間つくらないでっっ!」  
       






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 13:56:08.44 ID:yHosGlvt0

    P「本音を言えば、アイドル達に甘えたくて女子寮に来ているとこはある」

    みく「そんな高らかに宣言されても……ここ男子禁制だよ?」

    P「俺は大人だからいいんだ!」

    みく「それ、ただの屁理屈!」

    まゆ「プロデューサーさん、お料理ができましたよぉ」ホカホカ

    P「おっ、まゆありがとう。それにしてもえらく早いな」

    まゆ「うふっ、冷蔵庫のあり合わせで作っただけですから」

    P「ふむ……しかし、見た目からして肉じゃがのフォルムからは大きくかけ離れているが……」

    みく「まゆチャン、コレ肉じゃがじゃなくてポテトサラダにゃ!!」

    まゆ「ポテトサラダ」

    みく「きょとんって顔しないで」




    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 14:00:05.21 ID:yHosGlvt0

    P「でもまあ、おなかペコペコだから食べていいかな」

    みく「せっかく作ってもらったんだし、食べ終わったら仕事に戻ってね」

    まゆ「まゆが食べさせてあげますよぉ。はい、あーん」

    P「あーん。んー、もぐもぐ……アッアッ、いっ、いたいいたいいたい!」ガリガリ

    みく「Pチャン!? なんで急に悲鳴あげだしたの!?」

    P「ひぐっ、めっちゃ卵の殻がはいってた……」

    まゆ「だ、だいじょうぶですかプロデューサーさん」

    P「めっちゃ大丈夫」ダラダラ

    みく「口が血まみれにゃ」




    4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 14:07:58.87 ID:yHosGlvt0

    P「そう言えば、他の子たちはどうしてるんだ?」ガリガリ

    みく「それでもちゃんと食べるんだね」

    まゆ「そうですねぇ、いつもはもっとたくさんいるんですけど……」

    みく「たぶん、自分の部屋でくつろいでるんじゃない?」

    P「それじゃあ、ふたりはどうして談話室にいるんだ?」

    みく「それは……」

    まゆ「プロデューサーさんが来てくれてるからですよぉ、うふ」

    P「えっ? ちょっと泣いていい?」





    【みく「女子寮にPチャンが遊びに来た」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/17(木) 05:14:40.49 ID:+16hRPuq0

    ・「アイドルマスター シンデレラガールズ」のSSです
    ・地の文形式





     それは、とある夏の出来事。
     太陽がじりじりと照り付け、けれど、からからに乾いた空気と時折吹く風のお陰でそれほど暑くは感じない、そんな日のことでした。





    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/17(木) 05:17:28.02 ID:+16hRPuq0

    参考:藤原肇
    NHjShys



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/17(木) 05:19:04.40 ID:+16hRPuq0

     家から少し離れた場所を流れる、川のほとり。
     おじいちゃんに教えてもらった、いつものスポットで、私は静かに釣り糸を垂らしていました。

     いつもなら一匹や二匹程度かかっていてもおかしくない頃ですが、その日は調子が芳しくなく、釣果はなし。いわゆるボウズというやつです。

     これだけ音沙汰が無いと、思考は少しずつ、魚以外のことへとシフトしていきます。
     焼き物のことだったり、夏休みの宿題のことだったり、昨日見たアイドル番組のことだったり。
     私も一度くらい、飾り気の無い作務衣じゃなくて、テレビの中の女の子が着ているような煌びやかなドレスに身を包んでみたいな。でも、おじいちゃんが見たら驚いて腰を抜かすかも。

     そんな妄想をしていたからでしょうか。
     恥ずかしながら、私はその声を耳にするまで、すぐ後ろに立つ人の気配にまったく気づいていなかったのです。

    「何をしているのでございますかー?」

    「!?」

     びくん、と跳ねるように振り返った私は、その姿に言葉を失いました。




    【藤原肇「蜃気楼少女」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 14:03:39.85 ID:59WFIRAZ0

    某大手ハンバーガーチェーン店内


    凛「やっぱり私は臭いだね。ここは絶対に譲れない……Pがスーツでデスクワークしてるとき、後ろを通りかかったらわかるんだ──営業回りとかで流した汗の臭いが。ちょっと蒸れた刺激臭が、頭の芯に突き刺さる感じって言ったらわかるかな……アレを嗅いだら最後、考えるよりも先に体が動くよ。なんでもいいから、Pの臭いが染みついたものがほしいって」

    加蓮「それ、もう中毒じゃん」

    凛「うん、だから定期的に隙を見つけて嗅ぐようにしてる。アレが体から抜けたら、仕事にならないから。それで、加蓮はどうなの?」

    加蓮「アタシは血管かなー」

    凛「へえ……目の付け所が良いね」

    加蓮「でしょ。事務所でもたまに力仕事があったりするけど、Pってそういうとき腕捲りするじゃん。ワイシャツをグイッとやってさ……そのときに浮かんでたりするの。腕筋に沿って。血管がバキバキって。で、そこには当然、血が流れてるわけだから、見てたら吸いたくなるわけね」

    凛「わかる」

    加蓮「この前、Pが事務仕事で指を切ったときとか、ホント酷かったもん。しゃぶりたい衝動を抑えるのに必死でさ、全力で奥歯噛みしめて我慢してた」

    凛「すごいね、加蓮。多分、私だったら普通にしゃぶってると思う」

    加蓮「タイミングが良かっただけだよ。ちひろさんが来なかったらアタシもしゃぶってたから」

    凛「だよね。そこでしゃぶらない理由もないし」

    加蓮「もうちょっと強引に迫っておけば良かったんだけど……あれは惜しかったなー」

    凛「そう何度も飲めるものじゃないから、チャンスは大事にしないとね」

    加蓮「もちろん。次こそ絶対しゃぶらなきゃ」








    奈緒「な、なに言ってるんだ……二人とも」





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 14:05:20.64 ID:59WFIRAZ0

    凛「あっ、奈緒。帰ってきてたんだ」

    加蓮「随分長いから心配したよ。ほらっ、座って座って」

    奈緒「今……なんの話してたんだよ」

    凛「なにって……Pのどこが良いかって話だけど」

    加蓮「そうだよ(便乗)」

    奈緒「もっと普通に良いとこあるだろ!なんでそんな変なとこばっかり語り合ってるんだ!」

    凛「…………えっ、どうしてと言われても──」

    加蓮「暇だったからとしか言いようがないというか」

    奈緒「だ、か、ら!そうじゃなくって臭いだとか血管だとか、特殊なところ以外にも良いとこあるだろって話だよ!大体、そんなニッチな会話って外でするようなものじゃないぞ!」

    凛「今のが、特殊?」

    加蓮「普通の女子トークでしょ」

    奈緒「おかしいのはそっちの方、みたいな顔するなっ!」

    凛「はあ……奈緒、まずは座りなよ。立ちっぱなしだと、落ち着いて話もできないしさ」

    奈緒「嫌だっ!事の真相がはっきりするまでは、そこに座りたくない!言っとくけど、あたしは本気だぞ!」

    加蓮「ワガママ言っちゃダメだよー、奈緒。良い子だから座りなって」


    奈緒「ば、ばかにするなぁ!あたしにだってプライドってものが────」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 14:06:37.20 ID:59WFIRAZ0

    凛「ほら、騒いだから周りも見てる。とにかく一旦座った方がいいと思う」

    奈緒「ぐっ、ぐぬぬっ……」

    加蓮「大丈夫、怖がらなくても平気だから」

    奈緒「こっ、これは妥協したわけじゃないからなっ!店の人に迷惑かけないためにも、仕方なく座るだけなんだから!」


    凛(チョロいね)

    加蓮(チョロすぎ)


    奈緒「ふう……言われた通りちゃんと座ったんだから、今度は二人が言うこときく番だぞ」

    凛「構わないよ。ただ……」

    加蓮「奈緒は結局、アタシたちになにを話してほしいわけ?」

    奈緒「いや、だからさっきから何度も何度も繰り返し言ってるだろ。Pの良いところを語るなら、他にもっと良い部分があるって」

    凛「例えば?」




    【奈緒「音楽性の違いが生まれたのはどう考えてもプロデューサーが悪い」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481207227/

    1 : ◆ksPx5/M7Wg 2016/12/08(木) 23:27:07.65 ID:8dMc5qjp0

    並木芽衣子さんとイヴ・サンタクロースのSSです 
     






    2 : ◆ksPx5/M7Wg 2016/12/08(木) 23:29:04.10 ID:8dMc5qjp0

    ガチャ

    芽衣子「うぅ~さむさむぅ」

    イヴ「おつかれさまですぅ~」

    芽衣子「イヴちゃんおっつかれー。ブリッツェンも!」

    ブリッツェン「ブモッ」

    芽衣子「こたつこたつ……あぁ~生き返るぅ~……」

    イヴ「今日は寒いですからね~」

    芽衣子「本当だよ。突然、冬! って気温になってさぁ」



    3 : ◆ksPx5/M7Wg 2016/12/08(木) 23:29:50.34 ID:8dMc5qjp0

    イヴ「今年は去年より寒いらしいですよ~」

    芽衣子「うへぇ、去年は暖冬って言われてたっけ」

    イヴ「でも、日本の冬はあたたかくていいですねぇ~」

    芽衣子「あ、やっぱり、えっと、グリーンランドだっけ。向こうの方が寒いよね」

    イヴ「それもあるんですけどぉ」

    芽衣子「?」

    イヴ「やっぱりこたつは素晴らしいですよ~♪」

    芽衣子「あぁ、そっちかー!」



    4 : ◆ksPx5/M7Wg 2016/12/08(木) 23:30:52.78 ID:8dMc5qjp0

    イヴ「こたつとストーブ……いいですよねぇ~心も体もぽっかぽかですよぉ~♪」

    芽衣子「いつの間にストーブを」

    イヴ「こたつだけじゃ寒いからってぇ、持ってきてもらいました~」

    芽衣子「ちゃんとやかんも乗ってる」

    イヴ「ストーブにやかん、あとこたつにみかんはお決まりだって聞きましたよ~」

    芽衣子「そうそう! あー、実家ではおでんとか焼き芋とかもやってたっけなぁ」

    イヴ「暖がとれて、さらに他のこともできるなんてすごいですよね~」

    芽衣子「日本のものらしいっていうか」



    5 : ◆ksPx5/M7Wg 2016/12/08(木) 23:31:43.80 ID:8dMc5qjp0

    イヴ「向こうじゃ暖炉だったんでぇ」

    芽衣子「そっちの方があったかそうだけど?」

    イヴ「こたつは足元からじんわりきますから~」

    芽衣子「あぁ、なるほどねー。でもこたつとストーブに馴染んだ身としては、暖炉の前にロッキングチェアは憧れるなぁ」

    イヴ「異国情緒、ってやつですかね~」

    芽衣子「随分難しい言葉知ってるねー」

    イヴ「うふふ、これでもサンタですから♪」

    芽衣子「へぇ、サンタってやっぱりすごい!」




    【芽衣子「こたつ・イン・サンタクロース」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463790145/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/21(土) 09:22:26.11 ID:6mSDtRAt0

    ・シンデレラガールSS
    ・世界線はモバマスとデレステが混ざっています
    ・三人称地の文メイン
    よろしくお願いします。  






    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/21(土) 09:23:09.49 ID:6mSDtRAt0

    正直、不安はあった。
    美波は心配半分感心半分で、愛梨の仕事ぶりを熱心に見つめている。
    カラフルな装飾が施されたメイドカフェ風の撮影現場。
    パンケーキの焼ける甘い匂い。
    愛梨の楽しげなハミング。
    文字通りの甘い空間。
    料理姿を撮られているときの愛梨は、普段の姿からは想像もつかないほどに手際が良い。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/21(土) 09:24:40.04 ID:6mSDtRAt0

    美波にしても、母親からの花嫁修業により料理も一通りできるようになっている。
    だからこそ、ちょっと悔しい、とか、今度教えてもらおうかな、とか持ち前の負けず嫌いと好奇心を抱えながら観察している。
    たしかに愛梨のテキパキとした動作は目を見張るものがあった。
    体に染み付いている、という表現がぴったりである。
    調理の一連の流れはしなやかに踊るようで、愛梨も楽しいのか、歌を口ずさんでいた。

    「わたしだけの特権、特権、特権ですっ♪」



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/21(土) 09:27:11.35 ID:6mSDtRAt0

    先日の愛梨のメイド喫茶体験レポも、美波のメイド衣装グラビアも、どちらもその月の雑誌の売れ行きに大きく影響を与えるほどに評判が良かった。
    その結果を受け、アイドル雑誌の編集部から今回はその二人での撮影の依頼が来た。
    美波は前回、服のファスナーが噛んでしまった挙句プロデューサーに恥ずかしい姿を見られたり、終いにはなぜかドSメイドの恰好をさせられたりしたせいで、メイド関連の仕事に対し若干身構えていた。
    しかし、今回は正統派メイド服だけの撮影と聞いて、胸を撫で下ろしていた。
    それでも、露出の多い衣装はもう慣れたしまったらしいが、コスプレの類いはまた緊張の度合いが違うらしい。



    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/21(土) 09:32:52.83 ID:6mSDtRAt0

    美波が現在着ているのは、シンプルなヴィクトリアンメイド型で、濃紺のロングスカートのワンピースに白いエプロン、頭にメイドキャップ、スカートの下は黒のパンストにハーフブーツと肌の露出が少なく、西洋貴族に仕える家政婦を彷彿させる。
    対して愛梨の衣装は、前回のメイド体験で着たような、まさしく『コスプレ』と言えるフレンチメイド型。
    短いスカート、ガーターベルト付きニーソックス、エプロン、袖口、カチューシャなどに過剰なまでにヒラヒラとした白のフリルをあしらい、少し胸元を開けてあざといまでの可愛らしさを全面に押し出している。




    【新田美波「ミーナミン! キャハっ☆」】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 20:52:44.66 ID:URCLB2Wb0

    アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
    短め、書き貯めありです。  






    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 20:53:56.25 ID:URCLB2Wb0

    ありす「最近よくももありと耳にします」

    桃華「ももあり…って、なんですの?」

    梨沙「はぁ?アンタそういうの今更聞く?」

    桃華「そうは言われましても…知らないものは知らないので、しょうがないですわ」

    ありす「ええっと…仲の良い二人組をそのようにセットで呼ぶことがあるんです」

    梨沙「アタシと晴のビートシューターを『はるりさ』とか言ったり」

    ありす「ちょっと前では私と文香さんで『ふみあり』などはよく聞きました」

    桃華「つまり…世間の皆さんにわたくし達の仲の良さを認知していただいているということですの?」

    ありす「まぁ…そうですね///」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 20:55:17.89 ID:URCLB2Wb0

    梨沙「それにしてもなんでいきなり言われるようになったのかしらね?」

    ありす「…早苗さんです」

    桃華「早苗さんがどうかしまして?」

    ありす「早苗さんがこの前の『Near to you』の練習中の私たちを色んなところに吹聴してまわった結果…」

    桃華「あの時はついつい張り合ってしまいましたわね…」

    梨沙「でも、アタシ達の間だと今更じゃない?結構遠慮なしにズバズバ言い合ってるじゃない」

    ありす「私たちが大きな舞台で組んだことはそんなにありませんでしたからね、それまでは大体クールで通していましたし」

    梨沙「クール・タチバナ(クールとは言っていない)」

    桃華「ありすさん、寝るのでしたらわたくしの膝をお貸ししましょうか?」

    ありす「その反応はなんですか!お二人とも!!!」

    梨沙「え?今の完全にツッコミ待ちでしょ?」

    ありす「そうですけども!」

    桃華「認めましたわ!?」

    ありす「ええもうテンション上がって口走ってしまったことを散々弄られればこうもなります!」

    梨沙「ああもうほら、落ち付きなさいって」



    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 20:56:45.17 ID:URCLB2Wb0

    桃華「でも確かに、それまでL.M.B.G.で以外ですとお姉様方と組むことが多かったので…素を出していなかったことは確かですわね」

    梨沙「ああ…逆に年下と組むとなんだかんだ世話焼いちゃうしね」

    ありす「今回は桃華さんと一緒で…油断しました」

    梨沙「普段の小生意気なありすとかを見慣れていたら新鮮だろうしね」

    ありす「小生意気とはなんですか!というか私たちは皆同じようなものでしょう!?」

    桃華「あら、わたくしはお姉様方はちゃんと立てますわよ?」

    梨沙「アタシもPには色々言うけど一緒に組んでる人にはそこまで言わないわよ?」

    ありす「わ、私だって…!私だって…むぐぐぐぐ…!」

    桃華「大体いつもこうなるので、周囲から見ればユニットを組んだ時と変わらないように見えていたのかもしれませんわね…」

    梨沙「でもCDのジャケ撮影の時とかはどうだったの?あの時は二人一緒だったでしょ?」

    桃華「当時わたくしはまだL.M.B.G.に所属していませんでしたから…ありすさんともそこまで親しくはありませんでしたの」

    ありす「あの時周子さんや志希さんの弄り被害にあったり、二日酔いの早苗さんを介抱しているうちに自然と話すようにはなりましたけど」

    梨沙「あ~…あのメンバー相手だと大変そうね…」

    桃華「ふふっ…CDデビュー近辺のお仕事は凄かったですわね…」(ハイライトオフ)

    ありす「胃に穴が空くかと思いました…」(ハイライトオフ)




    【 桃華「ももあり、ですわ」】の続きを読む

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