2004年09月30日

X Prize:SpaceShipOneのX Prize正式トライ1回目成功

9月29日23:12(JST)、White Knight/SpaceShipOneが離陸。そして9月30日00:10(JST)にSpaceShipOneが分離しロケット点火。その後高度100キロをクリアし、00:34(JST)無事着陸した。降下中SpaceShipOneがロールをうってみせたように見えたが、錯覚だろうか。あまり真剣に見ていなかったので、ちょっと確信が持てないが、まあその気持ちも解る。

実際に高度100キロをクリアしたのか、詳細データの発表を待たなければならないが、ほぼ間違いなく正式トライ1回目は成功だ。X Prize獲得のため、2回目のトライは10月4日の予定。

  

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2004年09月27日

Virginが2007年より商業宇宙飛行開始

Reutersより。イギリスのVirginは、世界初の旅客宇宙飛行サービスを2007年から開始する計画のようだ。利用する機体はご存じSpaceShipOneをベースに開発する模様。

運行予定としては、搭乗員数5人で、飛行高度130キロの非周回軌道飛行。料金は1万1000ポンドと書いてある。日本円にしたら2200万円強。なかなか結構なお値段だけど、ロシア宇宙局のISS観光フライトは2億円以上だから、ISSに比べたらかなり低いところまでしか行けない、地球を周回できないことを考えても、お値頃なのかもしれない。

Virginによると、まずは裕福な層をターゲットに営業し、それから数年かけて運賃を引き下げ、一般的な旅行客も捉えていくそうだ。

  
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旧いSF小説の映画化と旧いSF映画

すっかり連休気分だったので、映画アイ,ロボットを観た。おなじみのアイザック・アシモフわれはロボット」の映画化、というふれこみだ(同じタイトルだしね)。正直なところ、別に「われはロボット」が原作ですよとか、言わなくても良いんじゃないのか、と感じた。

シチュエーションなんかも実に近年のハリウッド的で、そのヒロイズムが鼻につく。いやそれこそが現在のハリウッドがなし得るモダナイズなんじゃないかと言われてしまえば、そうかもと思わないじゃないけど、やっぱり「われはロボット」が原作ですよなんて謳う必要性は全く感じない。

私的な必要性という意味では、この手の展開の映画はもうおなかいっぱいだ。ビジネスとして成立させるには必要なことなのかもしれないけど。

などと思いつつ、到着したDVD版「スター・ウォーズ トリロジー」をまとめて視聴(あぁ連休気分)。なんだ思い切りこてこてのヒロイズムじゃないかと言われたらそれまでだ(苦笑)。しかしまあなんというか、やはり面白い。僕はリアルタイムで観ているので、色々な想い出の分よけいにそう感じるんだろう。それにあの時代に突然、すこんと突き抜けたこの映画(エピソード4)が登場したことに、わけもなく感銘した気持ちが、今もよみがえるからだ。

唯一残念なのは、せっかくのDVD版なんだし、特別編だけじゃなくて公開当初の版も、圧縮率高めステレオ音声のみでいいから入れておいて欲しかったな。制作側としては無駄というか、むしろ出したくないかもしれないけど、観る側としては、そこにこそ思い入れが詰まっているのだから。

  
Posted by dpr_japan at 09:25Comments(0)TrackBack(0)Entertainment

2004年09月21日

天動説と地動説

今日の朝早くから、日本の小学校4年生から6年生の42%が天動説を信じているぞ、というニュースが流れた。国立天文台の縣助教授が実施した理科教育の実態調査によるもので、いくつかの設問を用意し、口頭回答や筆記回答ではなく、複数の選択肢から正しいと思うものを選ばせるという形をとったようだ。

「地球は太陽の周りを回っている」「太陽は地球の周りを回っている」の2択問題では、天動説の回答が42%。月の満ち欠けについての4択問題では正答率47%、「月が地球のかげに入るから」37%「いろいろな形の月があるから」2%。太陽が沈む方角の4択問題では正答率65%。といった結果だった。

縣さんはこの結果について、月の満ち欠けはもちろん、地球が丸いことや自転/公転していることすら扱わない小学校理科教育の中身に問題があると指摘している。多くのメディアも、「ゆとり教育」の弊害だ的な論調が多い。

まあ確かにそういう側面もあるだろう、というかその通りなのかもしれないけど、実際にこの調査を実施するにあたって、子供らにどのようにアプローチしたのかはっきりしないので何とも言えないが、むしろ最近の子供たちのしたたかさというか、ひねくれている側面が表われているんじゃないのか、という気がする。

つまり変な回答をすれば「うけるかも」という発想だ。The MANZAIやひょうきん族に端を発した近代お笑いブーム、特に昨今の若手芸人発掘気分に基づくブームによって、明示的にではないとしても、笑いについて技術的側面を浮き彫りにしがちなテレビ番組がいかに多いことか。こうした風潮によって、若年層が総じてプチお笑い評論家やプチお笑い芸人を気取っていることを、考慮しないといけないんじゃないかなあ。

ま、そういう見方はさておき、今回のニュースに関して、「ゆとり教育」の内容の薄さと、子供らに学ぶことの楽しさを伝えることができない教育現場の力不足を嘆く論調が多い。ただこれも、「ゆとり教育」の問題はともかくとして、全国数多の教師に対し、学ぶことの楽しさを伝える能力を求め、さらに大半の子供らが学ぶ楽しさを知ることを求めるなんて、そもそも無理のある話だ。

僕が受けてきた教育の中で、ふくらむ興味に真摯に応え続けてくれた教師なんて、片手に余る程度の人数しかいない。ましてや、子供らが学ぶ楽しさを覚えるかどうか、いつ覚えるかなんてことは、それぞれ本人次第だ。従って、4割の小学生が天動説を例え本気で信じているとしても、それを嘆く必要はないのだ。もしかすると天動説を信じていることが、知の探求のきっかけになるのかもしれないのだし。

学校にあまりに多くのことを求めすぎている現状の方こそ、問題視すべきだろう。

  
Posted by dpr_japan at 08:55Comments(2)TrackBack(3)Science

2004年09月18日

国際宇宙ステーション第10次クルー打ち上げ延期

APより。ていうかTassとInterfax?そういやGoogle NewsってTassやInterfaxが出てこない気がするな。どうでも良いか。

国際宇宙ステーション(ISS)の第10次クルーを運ぶ予定だったSoyuz(ソユーズ)の打ち上げが、5日から10日遅れる模様だ。当初の打ち上げ予定は10月9日だった。Soyuz側のドッキングシステムに問題が生じているそうだ。

そういえば、先般ISSでも酸素供給システムにトラブルが出ていたっけ。その前の船外活動服トラブルやら、その船外活動が必要になったジャイロトラブルなど、一見科学の最先端なのにという気がしないでもない。しかし厳しい条件で運用しているからこそ、トラブルになってしまうことが多いともいえる。

なんにせよ、こういうトラブル話が出るにつけ、ISSにロシアが参加していて良かったなと思ってしまう。なんといってもロシアには、ミール宇宙ステーションの長期にわたる運用実績がある。あれが動かないこれが動かない、あれが壊れたこれが壊れた、挙げ句の果てにはロケット飛ばせないから、当分そっち(ミール)で何とかしてね的なおおらかさ。こうしたアドホックな(失礼)宇宙ステーション運用経験があれば、およそどんなことがあっても大丈夫じゃないかという安心感を与えてくれる。

イメージでいえば、たたき上げの職人的なロシア宇宙局に対し、頭脳派のビジネスマン的なNASAという感じ。

  
Posted by dpr_japan at 09:23Comments(0)TrackBack(0)Science

2004年09月17日

Airbus、2006年から機内携帯電話の利用実現へ

Reutersより。Airbusが飛行中の機内から携帯電話を利用できるようにする計画について、2006年から運用開始と発表。PDAやノートPCなんかの機内インターネット利用についても、別途試験中だそうだ。

世界最大手の航空機メーカーBoeingは、すでに機内インターネットサービスConnexion by Boeingの商業運用を始めている(はず)。それを考えると、Airbusはずいぶん遅れを取ってしまったなあ。大型旅客機メーカーで、Boeingに買収されちゃう憂き目にとりあえず遭わなそうな会社といえば、Airbusかロシアの会社くらいしかなさそうだものなあ。がんばれAirbus。

そういえば飛行機乗りたいな。羽田-八丈島便からYS-11が消えてから乗ってないや。YS-11に乗りたい。

  
Posted by dpr_japan at 17:51Comments(0)TrackBack(0)Computers & Internet

Earthlink製ファイル共有プログラム

Earthlink製ファイル共有プログラムって書いちゃいけないのかな。オフィシャルなプログラムじゃなくて、正確にはEarthlinkの開発部門がファイル共有サンプルプログラムを作成したってことだ。名前はSIPshare。名前の通り、SIPを使っているのが特徴。SIPというのは電話網制御っぽいことをインターネットでやるものというか、いわゆるテレフォニーアプリケーションなんかで用いることを念頭に作成したプロトコル。

別にH.323でも良いんじゃないのと思うけど、実用面を追求するとかじゃなくて、SIPでもこんなこともできるよ、というのが目的だから、これはこれでいいのだ。当然Earthlinkが将来的にSIPベースのファイル共有環境を強力に推進していく、なんてことを示す訳じゃない。

  
Posted by dpr_japan at 05:08Comments(0)TrackBack(0)P2P

2004年09月16日

A9正式運用開始

Amazonの子会社で検索サービスのA9.comが、正式運用を始めたみたいだ。ユーザーインターフェースは、ベータ版の頃と比べて、かなりすっきりした良い感じ。

ただし一般検索や画像検索を除いて、Amazonのデータベースを参照する書籍検索や、Internet Movie Databaseのデータを参照する映画検索、GuruNetの辞典検索なんかは、日本語が通らない。当たり前か。でもせめて書籍検索は、日本のAmazonのデータベースを参照してくれればいいのに。

  
Posted by dpr_japan at 04:02Comments(0)TrackBack(0)Computers & Internet

2004年09月15日

大型書店で出会う楽しさ

丸の内に新しい商業施設がオープンしたそうで、中でも注目なのは丸善丸の内店だ。何でも販売書籍数120万冊を誇るらしい。120万タイトルだったらもっとすごいけど、そんなことはないんだろうな。

近頃本を買うのも、すっかりAmazonばかりになってしまっているが、大型書店にはインターネット書店に無い楽しさがある。それは思いもかけない出会いというやつだ。こんな本を買おうという目的を果たすだけなら、Amazonで充分なのだけど、大型書店に並ぶ膨大な数の背表紙をあてどもなく眺めていると、突然ひらめくように本が「買え買え」と訴えてくることがある。こうした出会い頭に購入する本は、往々にして新しい興味の範囲を拓いてくれる。やはり活字バカとしては、そんな出会いを大切にしたいのだ。

ところで丸の内の新商業施設オアゾ(OAZO)のニュースを読んでいたら、先行した丸ビルが開業から2年という記述を見つけた。そうだっけか。もうそんなに経ったのか。なんだか半年くらい前の気がしていたんだけど。

  
Posted by dpr_japan at 07:27Comments(0)TrackBack(0)Books

2004年09月13日

美しいナビゲーション

KDDIのCDMA1XWINプロモーションフラッシュ。久しぶりに、あぁ綺麗なナビゲーションだなあと感心してしまった。巧みとまでは思わないけど、じゃまくさくない誘導が美しい感じ。こういうのを見ると、ユーザーインターフェースはビジュアルだけじゃなく、総合的なセンスがどれほど良いかにかかっているんだな、とつくづく感じ入る次第。

時にはざっくりとしたユーザーインターフェースデザインも、純朴な感じで、かえって好印象だったりするけどね。アイデアだけが先行していたりとか、凝っているんですよ良いでしょう?的な、変に押しつけがましいユーザーインターフェースデザインは、まとまりがなくて一番ダメだな。

  
Posted by dpr_japan at 22:02Comments(0)TrackBack(0)Art