2007年11月24日
第24回 日本障害者歯科学会 In Nagasaki
11月24日、25日 両日で、
第24回日本障害者歯科学会総会・学術大会 がここ、長崎で開催されます。
本日は午前中から、聞きたい講演があったのですが、
診療の都合上、午後からの参加となりました。
会場に着くと、ピアノの音が聞こえてきます。
!?ピアノコンサートがあるんだった!!
と思い出し、さっそく、会場入りしました。
プレイヤーは、掛屋剛志さんといい、
佐世保養護学校の中学3年生。視覚障害をもつのだそうですが、
とても、そう思えないくらい、流暢な鍵盤さばき。
流れるような音楽に、純粋な歌声で、心にうったえるものがありました。
しかも、なんでも楽器にしてしまうそうで、
途中で、ダンボールによる演奏もありました。
種も仕掛けもない、ただの箱なのですが、ちゃんと、ドレミファ〜♪と音楽が流れてくるのです。
ピアノと違って、力強い演奏に、ビックリしました。
自分で作曲もするのだそうですが、楽譜に書き留めたりということもできないので、
すべての楽譜が頭の中にあるのです。
気に入った曲は、何度も何度も聞いて、自分で音をとり、奏でるのだそうです。
そうやっておぼえたという『アメージンググレース』
この曲では、なんだか、心に響くものがあり、感動の涙があふれてきました。
土曜の午後のひととき。
一週間がんばって、たまには尖った気持ちになることもあったりしたけど、
このコンサートで、すごく癒されました。
コンサートのあと、しばしの休憩の後、リレー講演。
『口を育み、食を育み、そして心を育もう!』と題して3名の先生がご講演下さいました。
日本歯科大学付属病院口腔介護・リハビリテーションセンター准教授
田村 文誉 先生が、「口を育む」
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部栄養健康学科教授
武藤 慶子 先生が、「食を育む」
長崎短期大学保育学科准教授
川原 ゆかり 先生が、「こころを育む」
と、それぞれの立場からの発信です。
とくに、川原先生のお話は、事例を挙げながらの具体的なお話で、
非常にわかりやすく、かつハートにグイグイ訴えかけてくる内容で、
涙がとまりませんでした。会場中が涙に包まれていました。
内容については、またご報告したいと思いますが、
これは、子育て真っ最中のお父さん・お母さんはもちろん、
これから大人になっていく過程にある世代にも、是非聞いて欲しい内容だと思いました。
子どもは、してはいけないことをするものです。
だから叱るのだけど、
「成長というのは、価値の修正の繰り返しなのです」
なるほど!と思った言葉でした。
明日は、臨床的な話が多くあるようです。
明日の講演も楽しみです。