2007年04月06日

牛乳は紅茶の健康利益を消去との記事

健康食品新聞の海外情報にこのような記事が載っていたので紹介します。
これまでに、紅茶が血流を改善し、動脈を弛緩させることが報告されてきたが、ベルリン大学病院研究グループは、牛乳が心臓血管病に対する予防作用を消去する事を示したとあります。牛乳に含まれるカゼインタンパク質が、心臓病予防作用を増強する紅茶成分カテキンを減少させることを示したことから、今回の知見は、いつもミルクティーを摂取しているイギリスのような国で、なぜ紅茶を摂取していても心臓病や脳卒中のリスク減少が認められないかを説明できる、と考えている。研究グループは、女性健常者16人を対象に、お湯、紅茶、ミルクティーを摂取した場合の影響を比較するため、摂取前および摂取2時間後に、超音波を使って前腕動脈の機能を測定した。その結果、紅茶はお湯に比べて有意に血流を改善したが、ミルクティーは血流の改善が認められなかった。動物実験でも、ラットに紅茶を摂取させると、血管の拡張を促進させる多量の一酸化窒素を産生した一方、牛乳の添加は作用を妨害したことが認められたというものです。
このことはコーヒーやココアのポリフェノールにも影響があるようにも思えますが。

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2007年03月16日

中国の専門家が選んだ健康食ベストテン

表記の記事が目に付いたのでご紹介します。
中国で最も人気の高い健康科学専門誌「大衆医学」(上海科学技術出版社)が2006年2月号で”有益心脳健康的10大効果食品”と題した面白い巻頭特集を組んでそうです。
栄養学、心臓血管内科、神経内科、中医学の43専門機関の125人に体や脳に良い食材を挙げてもらい、総合して順位を付けたものだそうです。1位から順にみていくと
1位:きのこ、2位:燕麦、3位:海魚、4位:洋葱、5位:大豆、6位:オリーブ油(茶油)、7位葡萄酒、8位:番茄、9位:山査、10位:人参 となっています。
2位の「燕麦」は日本ではカラス麦ともいい、コレステロール値を下げる事から高脂血症や動脈硬化、糖尿病の予防食として日本でも見直されつつあります。3位は血管を強くして動脈硬化予防や健脳に良いとされるDHA、EPAを多く含む海魚で、4位の洋葱とはタマネギ、8位はトマト、9位は山査子(さんざし)となっています。この雑誌は日本でもヘルスフードやサプリメントの開発責任者には広く知られてており、製品のアイディアによく利用されるそうです。2位の燕麦は米国ではオートミールとして昔よく食べられていましたが、グルメ指向の時代に飽きられ、最近は見向きもされなくなりつつありましたが、前述の生活習慣病予防のほか、男性の強壮剤として食効が見直されているそうです。
健康食品の業界では、米国、そして中国で話題になった製品が、その後日本でもブレイクしているそうです。燕麦は要注目かもしれませんね、というものです。

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2007年03月08日

オーツ麦のβー1/3,1/4グルカンの評価

血糖・血圧降下作用で再評価という記事が目にとまったのでご紹介します。
米国で注目を集めるオーツ麦の可溶性食物繊維というタイトルで。
キノコ類に含まれるβー1/3,1/6グルカンの臨床研究が進む中、オーツ麦に含まれる可溶性食物繊維(βー1/3,1/4グルカン)が、にわかに注目されている。米国では、栄養補助食品健康教育法に基づき「1日3gのオーツ麦可溶性食物繊維の摂取は、冠動脈心臓病のリスクを低減する」といったヘルスクレームが許可されている。この背景には、オーツ麦が欧米では幅広く親しまれている食品である事に加えて、これまでの研究で、可溶性食物繊維が血中脂質濃度に影響を与え、心疾患リスクを下げる事が科学的に証明されている点がある。
例えば、血清コレステロールへの影響を調べた試験では、オーツ麦抽出物摂取群は血清総コレステロール及びLDLコレステロールレベルが、コントロール食群に比べ有意に低下。ほかにも血糖値改善効果、血圧降下作用、免疫増強効果などが動物実験レベルで確認されている。
米国の受託試験会社が実施したオーツ麦抽出物のグルコース、インシュリンレスポンスに及ぼす影響をみた臨床試験では、軽度高コレステロール血症の被験者(男性7人、女性16人)にコントロール食を1週間摂取させた後に、低(1%)あるいは高(10%)βーグルカンを含むオーツ麦抽出物をクロスオーバーパターンで、それぞれ5週間摂取させた。その結果、グルコース負荷試験において、グルコースレスポンス及びインシュリンレスポンスは、オーツ麦抽出物摂取群で、コントロール食群のレベルから有意に低下した。又その効果は低(1%)βーグルカン食群よりも高(10%)βーグルカン食群でより大きかった。
また、ミネソタ医科大学ではオーツ麦シリアル(可溶性βーグルカン含有)摂取による血圧に及ぼす影響を臨床試験で検討した。軽度の高血圧症の男女18人に対し、オーツ麦シリアル(βーグルカン/1日5.52g)を6週間摂取後に血圧の変化を分析した結果、有意な血圧降下(収縮期ー7.5mmhg、拡張期ー5.5mmhg)を観察、総コレステロール(9%)、LDLコレステロール(14%)も有意に低下した。というものです。





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2007年03月07日

健康と酢のかかわり

こうじマチネーという会報の中に横井醸造工業の横井社長の、お酢についての記述があり、新たな知見ということでご紹介したい。
酢と健康の関わり合いについて、九州大学健康科学センターの藤野助教授の講演「血液の粘弾性と健康」からの引用ということです。人間の脳にくる老化現象であるボケの原因の一つは、脳の血行不良といわれている。”赤血球の大きさは1000分の7ミリ。(脳などの)微細な血管を赤血球が自分の身の丈より狭いところを通るので、運動会の梯子くぐりみたいなもので一立方ミリの中に500万の赤血球がパアッと流れたら微細なところで流れが遅くなったり、詰まってしまう。だから、梯子くぐりをする赤血球はしなやかでないと駄目なのだが、これをしなやかにする薬はないとのことで今これが出来るのは黒酢だけだ”と言う内容。黒酢は飲むだけで驚いた事に血液のさらさら度が増す。血液のさらさら度とは医学的には粘弾性とか血液凝固性という二つの言葉で言われているとのことです。ボケ予防のため酢を日頃から飲む習慣をつけておくのも一つの選択肢のようですね。
その他に酢の実践的利用法として、こよなく酒を愛でる諸兄にという事で「お酒を飲んだら酢を一杯」。二日酔いと、不快な呼気(熟柿臭)も防ぎ、朝も健やか。盃一杯(30ml)位を水で4〜5倍に薄めて、おつもり時かその晩に飲用。翌日、頭痛がしてからでは効果なし。とのこと。

当社の商品の中にも原料素材にこだわり小麦の生命の源である貴重な小麦胚芽を原料にしたアミノ酸含量の豊富な小麦胚芽酢があります。一度お試しください。

dr_kasai at 10:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!健康酢 

2007年01月15日

こんにゃく芋のセラミド

こんにゃく芋には米や小麦に比べ7〜15倍ものセラミドが含まれているそうです。
こんにゃく芋はこんにゃく製造に適した大きさになるまでに、3年もかかるそうです。しかも、ただ植えておけばよいのではなく、冬に一度掘り起こし春に植え直すという手間のかかる作物なので、日本で栽培する農家が減り、現在の主な生産地は中国に移っているようです。一般的なこんにゃく作りは、こんにゃく芋の皮を除いて天日乾燥し粉状にした「こんにゃく精粉」を原料にしているためセラミドが殆ど含まれていない。一方昔ながらの皮ごとこんにゃく芋をすりつぶして作る「生芋こんにゃく」にはセラミドが豊富とのことです。生芋こんにゃく100gで1日の推奨摂取量(600μg)が摂取できるとのことです。これはごはんなら白米で、お茶碗25杯、玄米で10杯、こんにゃくなら約半丁だそうです。
セラミドの最近の研究では、肌の老化やアトピー性皮膚炎によるカサつきや肌あれがおきている時には、患部だけでなく体全体にセラミドが不足している事が確認されているそうで、その結果、乾燥や肌荒れ、かゆみなど、水分不足からくる肌トラブルを引き起こしていると考えられているとのことです。

当社が扱っています小麦胚芽もセラミドが豊富に含まれており、小麦胚芽1gで1日の推奨摂取量(600μg)を摂取する事ができます。食品の加工原料素材としてお試しください。

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2006年12月25日

糖尿病の予防効果

面白い記事が載っていましたので、紹介します。
オーストラリアの研究者が米国の学会で発表したものだそうです。糖尿病予防には、坂を上るより下る方が効果があるというものです。
運動不足ぎみの45人に標高差約500mの山腹で4ヶ月間、上り下りの運動をしてもらい、上りのグループは、下方から山腹を歩いて上り、下りにケーブルカーを利用。下りのグループは、上りにケーブルカーを利用し、山腹から歩いて下ってもらったそうです。
研究の結果は上るグループだけが、中性脂肪の値が改善され、耐糖能では下りグループが8.2%改善したのに、上りグループは僅かな改善(統計的な意味がある変化ではない)しか得られなかった。
下りに糖尿病予防効果がある理由として、筋肉の遅筋、速筋が関係あるようで、坂道や階段を下る時には、膝が曲がるのに合わせて、腿や脹脛の筋肉伸びていく。下る時、速筋はほぼ糖だけをエネルギーにしているとのことで、下りを多くすれば、糖を多く消費することにつながるとのこと。一方、上りは主に遅筋を使いそうで、遅筋のエネルギーは、約6割が脂肪で、4割が糖だそうで、上りはダイエットに向いているとのことです。
糖尿病とその予防に役立つ栄養素については、糖尿病の大きなリスク要因は「肥満」があげられる。脂肪の摂取量を減らす事が一番の予防策。血糖値の上昇を抑える為に「野菜」「きのこ」「海草」などの食物繊維が多く含まれた食材を摂取する事も大切。また、エネルギー代謝を促進する効果があるビタミンB群も役に立ちます。

食物繊維、ビタミンB群の多い物に小麦胚芽があります。食品の加工原料には最適な物です。

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2006年12月21日

食物繊維が不足

大阪信愛女学院の学校医でみえる塩田先生の食育についての中に記載されていた物です。
現代人は食物繊維の摂取が足らない。小学校の低学年の児童でも便秘をする子供が増えているとのこと。食物繊維はご存じのように身体の外に余分な油分を便として排出する働きがある。ですから、不足すると便秘になりやすくなる。食物繊維を多く含む食品はひじき(100g中54.9g)、乾燥わかめ(100g中38.0g)、小豆(100g中16.0g)となっている。ふつう食物繊維を多く含んでいる食品と思われがちなごぼうは100g中3.6g、かぼちゃは100g中3.0g、さつまいもは100g中2.3g、さといもは100g中2.2gしか意外と含まれいないようで、野菜よりも海藻類の方が食物繊維を多く含んでいる事から、いもや野菜ももちろん良いが子供たちにもっと海藻類を食べさせて欲しいとのいうものです。


当社が扱っている商品の中にもファインブランという食物繊維が40%も含まれている食品加工原料があります。



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2006年12月08日

トランス脂肪酸問題がとうとう行政レベルまでに

”ニューヨーク市がトランス脂肪酸禁止へ”
行政レベルでの禁止措置は全米初。
12/5にニューヨーク市が外食産業において、心疾患リスクを高めるトランス脂肪酸の禁止(実際は1食あたり0.5g未満の含有制限)を決定したと言うものです。行政レベルが今回のような措置をとるのは全米初となるため大きな波紋を呼んでおり、全国的にこの動きが広まっていくと考えられている。米国大手ファーストフードチェーンやファミリーレストランなどは、すでに自主的にトランス脂肪酸を含んでいない油脂への変更を決めているところも多いそうです。米食品医薬品局(FDA)は今年の1月1日から、加工食品にトランス脂肪酸含有量表示を義務付けてもいます。
トランス脂肪酸含有量は国産のマーガリンでソフトタイプのもので15%〜20%位、カートンタイプで20%前後と言ったところです。日本人の摂取量少なく(エネルギー比で1%以下)問題なしといわれてきましたが、影響は必至と見るべきでしょう。

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2006年11月21日

亜鉛不足の恐怖

先週TVで表記の内容で放映していました。
亜鉛とは、身体に必要な16種類のミネラルのひとつで、食事で補わなければならないものです。血液中と臓器に半分ずつ存在し、不足すると臓器のストックから使われていきます。
亜鉛が不足すると記憶力が低下したり、味覚が衰えるだけでなく、新陳代謝が正しく出来ず、シミや肌荒れの原因になります。亜鉛は身体の300種類もの新陳代謝に関わっており、不足すると年齢以上に老化が進行してしまうそうです。
亜鉛の1日の摂取量の目安は女性で7mg、男性で9mg。亜鉛は多くの食材に含まれておりますが以下の原因で慢性的に不足といわれているそうです。
1)アルコール アルコールを肝臓で分解する時に亜鉛が消費される。
2)タバコの喫煙 タバコを吸ったときに発生する活性酸素を撃退する時に亜鉛が消費される。
3)ストレス ストレスで分泌される神経伝達物質を亜鉛が抑制する為、ストレスが多いと亜鉛が消費される。
4)食物繊維の摂りすぎ 野菜や海草に豊富な食物繊維は、亜鉛を吸着して体外へ排出してしまいます。ダイエットで食物繊維を摂りすぎている人は要注意。
亜鉛不足の解消方法は
1)亜鉛の豊富な食材を摂取 肉を食べる、亜鉛は肉の動物たんぱく質と相性が良いようで、たんぱく質のシスチンとヒスチジンというアミノ酸が吸収率をアップしてくれるそうです。
2)食材の組合せで解消 クエン酸とビタミンCの組合せが良い。お酢や梅干に豊富なクエン酸は、亜鉛を包んで吸収されやすいかたちにしてくれるそうです。

食品の亜鉛含有量は以下の通りです。食品100g中のmg
小麦粉(強力粉):0.8mg、コーンミール:1.4mg、オートミール:2.1mg
きな粉:3.5mg、大豆:3.2mg、エンドウ豆:3.6mg
いわし(煮干):7.2mg、うなぎ(蒲焼):2.7mg
牡蠣:13.2mg、かに缶:4.7mg、たらこ:3.8mg
豚肉(レバー):6.9mg、牛肉(かたロース):5.8mg、鶏肉(もも皮なし):2mg

当社で扱っている小麦胚芽には全脂商品で10.9mg、脱脂商品で15.9mgも含まれており、新商品の開発に是非お役立て下さい。

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2006年11月17日

どのようなものにポリフェノールは含まれているか。

抗酸化作用を有するポリフェノールは次のような食品にあるようです。

 フラボノイド
  ・フラボノール
      ルチン:オニオン、レタス、ブロッコリー
      ケルセチン:トマト、リンゴ果皮、ブドウ、オリーブ油、お茶、赤ワイン、
            オニオン
      ミリセチン:クランベリー、ブドウ、赤ワイン
      ケンペロール:ブロッコリー、だいこん、お茶、グレープフルーツ
  ・フラボン 
      アピゲニン:セロリ、パセリ
      クリプシン:果物の果皮
  ・フラバノール
      カテキン類:お茶、赤ワイン、アセンヤク
  ・フラバノン
      タキフォリン:柑橘果物、ピーナッツ
      ナリゲニン:ユーカリ
 ノンフラボノイド
      コーヒー酸:コーヒー、スイートポテト、リンゴ、ワイン
      クロゲニン酸:コーヒー、タバコ、オリーブ油、大豆
      イソビテキシン:お米
      クルクミン:ターメリック
      リグナン:ゴマ
      タンニン酸:お茶、赤ワイン、シソ、セージ

  最近デトックス(解毒)を推進するということでオニオンのケルセチンが話題になっています。ケルセチンは別名ビタミンPとも言われています。

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