2006年10月11日

ホモシステインとは

ホモシステインは新たな動脈硬化の危険因子。
高血圧、高脂血症、喫煙、糖尿病、肥満などの動脈硬化の危険因子に加え、ホモシステインが新たな動脈硬化性疾患の危険因子として注目されている。
ホモシステインとは:体に重要なたんぱく質は肝臓で種々のアミノ酸を材料として合成されますが、たんぱく質構成アミノ酸であるメチオニンの代謝中に硫黄を持ったアミノ酸であるホモシステインが生成される。その代謝の過程でビタミンB6が不足するとホモシステインからシステインへの代謝が低下し、ホモシステインが余り、血中ホモシステイン値が上昇する。また葉酸、ビタミンB12が不足してもホモシステインからメチオニンへの代謝が低下して血中ホモシステイン値が上昇する。
ホモシステイン低下療法が虚血性心疾患を予防するとの臨床研究がある。
葉酸、ビタミンB12やビタミンB6はホモシステインの産生を抑制するとのことである。
厚生労働省による第6次改定日本人の栄養所要量(平成12年度から16年度の間使用)によると、ビタミンB6の1日当たりの栄養所要量は成人男性で1.6mg、女性で1.2mg、許容上限摂取量は100mgである。葉酸の1日当たりの栄養所要量は成人男性、女性とも200μgとされ、許容上限摂取量は1000μgである。食事からの摂取が不十分、または既に虚血性心疾患などの動脈硬化性の疾患がある場合は、ビタミン剤の補充も必要とのことです。

ちなみに小麦胚芽にはビタミンB6が100g中1.1mg、葉酸が490μgも含まれています。

dr_kasai at 15:20│Comments(0)TrackBack(0)clip!一般 

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