歯科医Dr.としの“今日のひとこと”

歯医者・小島利文が毎日を綴ります…

下あごが出ている

R君(6才)のお母さんより
「うちの子は小さい頃から受け口です。もうそろそろ矯正治療を受けたほうがよいですか?」


「そうですね。下あごが出ている反対咬合の場合、早めの治療がよいです。5、6才ぐらいからスタートした方がよい場合が多いです。あごがずれたまま体が成長していくのはよくないです。正常なあごの位置に戻して体が成長していくのがよいです。」

インプラントと消費期限

Q.インプラントを4倍以上しっかりくっつける加工技術とは?

A.食品には消費期限があり劣化します。インプラントは製品のできた工場出荷から炭化という劣化が起こります。院内でインプラント専用滅菌器処理を行うと炭化がなくなり約4倍くっつきます。




2ヶ月でできるインプラント」

Q.インプラント治療は治療期間がとても長く半年以上かかると聞きましたが?

A.アゴの骨の条件がよい場合、2ヶ月で歯を入れることも可能です。オペ時にインプラントを専用器械で炭化除去処理を行い、4倍のくっつき力を出して行います。



透明な矯正装置・2

40代Bさんより
「この透明マウスピースは24時間毎日入れているのですか?私のようなガタガタな歯並びでもなおりますか?」


「マウスピースはできる限り入れていて下さい。夜間だけではダメです。マウスピースでなおる人、なおらない人がいます。特にお子さんの場合は難しいです。」
最も優れた方法は、はり金をつけることです。



透明な矯正装置

Gさん(10才)のお母さんより
「透明のプラスチックの装置を入れて治す方法があると聞いたのですが?」


「そうですね、透明マウスピース矯正は主に大人の方で少しだけの曲がりを治す場合に有効です。子供の場合、多くは顎が小さいことに原因があるので、この透明マウスピースが適応になる子は20人に1人くらいです。」


かむ噛むトレーニング

前回のおさらい、ヒトは狩猟生活から農耕生活へと変わり、肉を引きちぎることをほとんどしなくなった。結果、顎は小さくなった。筋肉や骨を使わないため退化が起きている。顎が小さいことによる現代病として呼吸不全、顎関節症、歯並びが悪いなど。

今回は、予防治療について話します。引きちぎる食生活をやめてしまった現代人の生活。引きちぎりトレーニングを日々行うことによって「歯並び」が予防改善されることが多いです。
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退化と現代病

  前回のおさらい、サルは二百万年以上の時間をかけヒトへと進化したが、現代人はたった一万年という短い間に退化の道をたどっている。それは狩猟生活から農耕生活への劇的な変化で、特に現代人の食生活は肉を引きちぎることはほとんどなく、結果、顎は小さくなってしまっているということでした。
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肉を咬んでヒトは進化した

  前回は、サルが地上に降り、肉食中心の狩猟生活を始め、ヒトへと進化していく話をしました。
 今回は、肉食になったため、引きちぎって食べる、これがサルからヒトになっていく進化のポイントであることを更に詳しく話していきたいです。
 200万年以上の時間を経て、サルからヒトへと進化していくのですが、どうして、サルがサルのままではなくヒトへと進化したのか。1つのポイントは肉食中心になったことなのです。
前回にも述べましたが、小動物の硬い肉を食べる生活に変わり、その肉を食べるためには、立った姿勢で全身の筋肉を使って引きちぎっていたのです。毎日この引きちぎりを繰り返していました。
この時、ものすごく強い全身の筋肉の応力は骨にかかるのですが、その応力により骨の形は変わっていきます。どこに一番応力が加わったと思いますか?それは顔の目と目の間、鼻の上あたりに力がかかったのです。その結果サルの頭から、額が前方へ大きく進化していったのです。

 脳の前頭葉も発達しました。この引きちぎり全身運動を日々繰り返した結果、骨格特に顔がサルからヒトの顔へとなっていったのです。ヒトの誕生です。
 では、動物園のサルにこのような引きちぎりを繰り返せば、そのサルはいつかヒトに進化できるのでしょうか?答えはノーです。
実はサルがヒトに進化していくにはもう1つのポイントがあるのです。母指対向性というのですが、ヒトには親指と人差し指でつまむことができますが、サルはできません。前回述べた、木の下に降りたグループのサルは、木の上での生活を捨てて木の枝にぶら下がらなくなり、そのかわり、母指対向性というつまむことができる手を獲得していたのです。これにより、引きちぎりの全身運動ができるのです。母指対向性のないサルは、全身に力を入れることができないので、顔の骨は、変化していきません。

 そして、ここからが現代人の退化にかかわる問題です。約1万年前より人間は、狩猟生活、引きちぎり中心の生活をやめ、農耕生活を始めます。200万年以上かけてゆっくり進化したにもかかわらず、たった一万年という短い時間で、引きちぎる日常運動をやめてしまい、現代の食生活へと一気に変化していったのです。その退化の代償として、特に顔のまわりの筋肉は使われなくなり、結果として顎が小さいということが起きているのです。
 次回は顎が小さいことによる現代病について話したいと思います。

人類の進化と咬みあわせ

前回まで、無呼吸症候群などに代表される現代病と咬みあわせの話をしてきました。
様々な病気と咬みあわせが関係があることが少しずつわかっていただけたと思います。
子供の矯正治療からはじまり、大人になっても咬みあわせは大切で生涯どう健康で楽しく生活していくか。その本質をさらに話していきたいです。

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咬み合わせと呼吸

前回まで歯と呼吸の関係、人間に体にとって夜間寝ている時の呼吸の質がとても大切で、不眠や無呼吸症候群に関して話してきました。
今回は咬み合わせと呼吸の関係についてお話ししていきましょう。

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