歯科医Dr.としの“今日のひとこと”

歯医者・小島利文が毎日を綴ります…

透明な矯正装置

Gさん(10才)のお母さんより
「透明のプラスチックの装置を入れて治す方法があると聞いたのですが?」


「そうですね、透明マウスピース矯正は主に大人の方で少しだけの曲がりを治す場合に有効です。子供の場合、多くは顎が小さいことに原因があるので、この透明マウスピースが適応になる子は20人に1人くらいです。」


かむ噛むトレーニング

前回のおさらい、ヒトは狩猟生活から農耕生活へと変わり、肉を引きちぎることをほとんどしなくなった。結果、顎は小さくなった。筋肉や骨を使わないため退化が起きている。顎が小さいことによる現代病として呼吸不全、顎関節症、歯並びが悪いなど。

今回は、予防治療について話します。引きちぎる食生活をやめてしまった現代人の生活。引きちぎりトレーニングを日々行うことによって「歯並び」が予防改善されることが多いです。
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退化と現代病

  前回のおさらい、サルは二百万年以上の時間をかけヒトへと進化したが、現代人はたった一万年という短い間に退化の道をたどっている。それは狩猟生活から農耕生活への劇的な変化で、特に現代人の食生活は肉を引きちぎることはほとんどなく、結果、顎は小さくなってしまっているということでした。
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肉を咬んでヒトは進化した

  前回は、サルが地上に降り、肉食中心の狩猟生活を始め、ヒトへと進化していく話をしました。
 今回は、肉食になったため、引きちぎって食べる、これがサルからヒトになっていく進化のポイントであることを更に詳しく話していきたいです。
 200万年以上の時間を経て、サルからヒトへと進化していくのですが、どうして、サルがサルのままではなくヒトへと進化したのか。1つのポイントは肉食中心になったことなのです。
前回にも述べましたが、小動物の硬い肉を食べる生活に変わり、その肉を食べるためには、立った姿勢で全身の筋肉を使って引きちぎっていたのです。毎日この引きちぎりを繰り返していました。
この時、ものすごく強い全身の筋肉の応力は骨にかかるのですが、その応力により骨の形は変わっていきます。どこに一番応力が加わったと思いますか?それは顔の目と目の間、鼻の上あたりに力がかかったのです。その結果サルの頭から、額が前方へ大きく進化していったのです。

 脳の前頭葉も発達しました。この引きちぎり全身運動を日々繰り返した結果、骨格特に顔がサルからヒトの顔へとなっていったのです。ヒトの誕生です。
 では、動物園のサルにこのような引きちぎりを繰り返せば、そのサルはいつかヒトに進化できるのでしょうか?答えはノーです。
実はサルがヒトに進化していくにはもう1つのポイントがあるのです。母指対向性というのですが、ヒトには親指と人差し指でつまむことができますが、サルはできません。前回述べた、木の下に降りたグループのサルは、木の上での生活を捨てて木の枝にぶら下がらなくなり、そのかわり、母指対向性というつまむことができる手を獲得していたのです。これにより、引きちぎりの全身運動ができるのです。母指対向性のないサルは、全身に力を入れることができないので、顔の骨は、変化していきません。

 そして、ここからが現代人の退化にかかわる問題です。約1万年前より人間は、狩猟生活、引きちぎり中心の生活をやめ、農耕生活を始めます。200万年以上かけてゆっくり進化したにもかかわらず、たった一万年という短い時間で、引きちぎる日常運動をやめてしまい、現代の食生活へと一気に変化していったのです。その退化の代償として、特に顔のまわりの筋肉は使われなくなり、結果として顎が小さいということが起きているのです。
 次回は顎が小さいことによる現代病について話したいと思います。

人類の進化と咬みあわせ

前回まで、無呼吸症候群などに代表される現代病と咬みあわせの話をしてきました。
様々な病気と咬みあわせが関係があることが少しずつわかっていただけたと思います。
子供の矯正治療からはじまり、大人になっても咬みあわせは大切で生涯どう健康で楽しく生活していくか。その本質をさらに話していきたいです。

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咬み合わせと呼吸

前回まで歯と呼吸の関係、人間に体にとって夜間寝ている時の呼吸の質がとても大切で、不眠や無呼吸症候群に関して話してきました。
今回は咬み合わせと呼吸の関係についてお話ししていきましょう。

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歯と呼吸

みなさん夜ぐっすり眠れますか?実は夜寝ている時の呼吸と歯には重要な関係があります。
さて、歯の役割とは何でしょうか。
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治療期間の短縮

Q.インプラント治療期間は半年位と聞きましたが、もっと短くならないでしょうか?



A.部分的で簡単なケースでは、3ヶ月程で終ります。インプラントが骨に生着するのに通常4〜6ヶ月かかっていましたが、光機能化装置をオペ直前に行うことにより、2ヶ月程に短縮します。


はり金をつける

Yさん(10才)のお母さんより
「今まで取りはずし型のプラスチックの装置で治療が進んできましたが、この先は、はり金をつける治療が最もよい方法ですか?」

「そうですね、はり金、ブラケットをつけるのは永久歯がほぼはえそろった時期がベストです。永久歯のブラケットをつけていく方法が現状最も優れた治療法です。」


インプラントとCT

Q.骨の量や形を詳しく調べるためにはCT撮影は必要でしょうか?


A.CT検査をすることで、より安全なインプラント治療が行えます。下あごの中の神経の位置、上あごと鼻腔の関係、3次元的な骨の変形など詳しくわかります。


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