2007年02月28日

「いざ、さらば」

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突然だが、今日をもってこの「Dr.Tigerの男気レポート」を終了することになった。思えば連載を続けたこの一年近くの間で商品市場は大きく動いた。非鉄金属の銅・ニッケルは過去最高値を更新、その後約4割下落している。原油も過去最高値となる70ドルを更新後、50ドル台まで下落した。だが、国際商品の上昇トレンドは当分変わらないと見ている。中国とインドの巨大なマーケット・消費が穀物・石油・非鉄金属など、ありとあらゆる分野の需給を逼迫させることになる。需要が急激に拡大する一方で供給は限られている。価格の高騰は必至なのである。




貴金属  金、銀、白金がストップ安
東京市場は金、銀、白金がストップ安。円相場は118円台前半で強含み。上海発株価暴落が欧州、ニューヨークを経て東京にも波及。つれてドル安、商品全面安という展開。今回の株価暴落が一過性なのか、それとも中国経済の先行きを暗示しているのかどうか。昔は「米国がくしゃみすると日本は風邪を引く」といわれたが、今や「中国がくしゃみすると世界が風邪を引く」状態になっている。米国の1月中古住宅販売が予想外の伸びとなったが、暖冬が寄与した模様。28日は新築住宅販売が発表される。ニューヨーク金は夜間取引で大幅に下げており、700ドルが遠のいた形。

<目標値>(期先)
金2,700円、銀560円、白金4,700円




石油  原油続落でガソリン、灯油も一段安
         
東京ガソリン、灯油とも原油続落を見て下降した。一時はストップ安をつけたが、いきなりの原油の下げにつられて投げが出た結果である。大引けにかけては雷同売りが後退し、下げ渋り場面が見られた。原油相場はまだ高値圏にとどまり、65ドルに挑戦する勢いを持っている。ガソリンのケイ線を見ると、短期、中期、長期平均線が一点に交差する流れにあり、過去においても大型暴騰相場となったパターンであることから、強気方針を固めて買い玉を這わせ始めた投機筋が認められるのも肯ける。強気勢力が原油安の反動高を契機に買い玉を増やす可能性があるだけに、値に惚れて売るのは危険といえるだろう。ここは突っ込んだら買い玉を仕込むスタンスとしたい。

<目標値>
東京ガソリン58,000〜62,500円 東京灯油54,500〜57,500円



                      
穀物  思わぬ中国ショックに2日連続でストップ安

東京穀物は連日のストップ安。中国株式の暴落が、世界穀物需要を左右しかねないとした売りに円高を嫌気した売りが加わり、手仕舞売りが殺到、トウモロコシ先限は2万8,080円、Non−GMO大豆先限も5万0,320円まで一気に売られた。シカゴ穀物市場はファンドの参入が活発なため、中国の動き次第では資金を引き上げるとの見方も出来るが、夜間取引は下げ渋っており、中国ショックが尾を引く恐れは弱くなった。この下落を投機筋が押目と見るか、ファンドの動きが鈍くなるとみるかどうかが、市場のムードを左右しそうだが、まずは3月1〜2日の農業観測会議がカギになろう。

<目標値>(期先)
トウモロコシ 30,000円  大豆53,000円





Dr.Tigerの見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。お取引のご判断はお客様ご自身で行っていただきますよう、お願い致します。

2007年02月27日

「オンライン・トレード」

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商品市場、商品取引はもしかしたら最も素朴で、最も原始的な取引だと言えるのかも知れない。世界の「相場の歴史」で、「砂糖相場」や「米相場」以前に「証券市場」「債券市場」が整備されていたという話は聞いたことがない。「相場」の熱をダイレクトに感じることのできる市場だけに、一時期はその「熱っぽさ」が逆に嫌気された面もあると思う。だが、「オンライン取引」の時代を迎えて商品市場はその魅力を今一度取り戻そうとしている。シンプルで、ダイナミックな商品市場の動きはこれからの時代にふさわしい投資手法であろう。



貴金属  円高で軟調

東京市場は4品とも軟調。円相場が強含みで推移しており、再び119円台に上伸するのかどうか。最近の月間変動幅は昨年11月3円07銭、12月4円69銭、1月4円05銭…平均3円94銭。今月は26日時点で2円74銭にとどまっている。果たして、どちらに振れるか。ドル安・円高となった場合、ドル建て金は上昇するが、円建て金は下落する。多くの中銀は外貨準備の多様化を進めているが、金の比率が高まっているのは確か。金は商品と通貨という二つの顔を持っているが、外貨準備の比率が高まれば、より通貨的役割が高まることになる。

<目標値>(期先)
金2,720円、銀575円、白金4,780円



石油  NY原油時間外取引は高いが製品は反落
         
東京ガソリン、灯油とも下落した。これは原油が時間外取引も堅調ながら、為替の円高を嫌気され、これをきっかけにして買い玉を利食いするタイミングと考えた向きが利食い先行させた結果、マチマチで始まったガソリン、灯油が大引けにかけて下げた背景である。中東情勢は米国とイランの対立が厳しくなっている。ロシアが米国によるイランへの武力攻撃を阻止したいとの意向を表明するなど、戦争状態を回避したいとする国際世論が盛り上がっているが、ロシアの仲介では対立を緩和させるのは難しそうだ。中国、ロシアはイラン制裁に消極的で、石油利権でイランと接近しているだけに説得力がない。このまま、米国のイラン攻撃の可能性が強くなれば、原油、ガソリン、灯油とも一気に急騰する公算大。

<目標値>
東京ガソリン58,000〜62,500円、東京灯油54,500〜57,500円


                      
穀物  トウモロコシ、大豆ともストップ安

東京トウモロコシは全限月ストップ安(500円)、Non-GMO大豆も期先2限月を除いてストップ安(1,000円)に売られた。両穀物が急落した背景は、シカゴ穀物が高値圏から下押して引けたことや、夜間取引安や円高などが響いたためだ。また、3月1日から2日にかけて、米農務省の農業観測会議が開催され、需給予想が披露されるため、シカゴ、東京の両市場ともに利食売りが出て大きく売られた。ただし、この下げは押目と見る向きが少なくなく、急落しても妙な安心感が出ていたようだ。この下げは材料による下げというよりテクニカルな下げと判断出来よう。

<目標値>(期先)
トウモロコシ 30,000円、大豆53,000円



Dr.Tigerの見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。お取引のご判断はお客様ご自身で行っていただきますよう、お願い致します。

2007年02月26日

22年間の重み。

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本日発会した2008年2月限が一時2700円を突破、2702円まで上昇した。
1985年9月以来、実に約22年ぶりの高値を更新した訳であるが、果たして21年前はどのような年であったのだろうか。プラザ合意があった。この後日本は円高不況を経てバブルへ向かう。敗戦後の日本社会の終着であり日本が最高に豊かになっていった年であった。この22年間、何かが歪んでいたと思うのは私だけであろうか。経済・社会・風俗・ありとあらゆる分野で歪みが生じていた。それがこの22年間なのではないかと思う。




貴金属  白金、上場来高値更新

東京市場は4品とも強調。金は85年9月以来の2,700円台示現。白金は一時4,782円を示現、上場来の高値更新。商品の代表格である原油が切り返してきたことで、商品市場全体が強気ムードに包まれている。原油高はインフレにつながるし、イランの核開発問題はくすぶったままで、先行きが見えない。原油価格が一段高となった場合、史上最高値圏にあるニューヨーク・ダウやドルが売られる可能性が高く、金市場には追い風となる。今週、米国では主要景気指標が相次いで発表されるが、なかでも住宅販売(中古27日、新築28日)の動向が注目される。

<目標値>(期先)
金2,720円、銀580円、白金4,780円




石油  NY原油時間外取引が続伸して堅調に終る
        
東京ガソリン、灯油とも一段高で終った。これは、先週末に引き続きニューヨーク原油時間外取引が大幅に続伸しているためである。原油相場は60ドル台を固めて65ドルを窺う展開へと移行していると見る向きは多い。弱材料を消化してしまったということであり、根強いインフレ懸念、中東情勢が緊迫化する恐れなどがファンド買いの根拠となっているようだ。国内の製品現物需給は確実に改善されている。在庫の連続減少がそれを現している。外資系ファンドが強気で再び参入していることも支援要因。すでにシンガポール市場では先高人気が盛り上がっている。米国内における石油需給がひっ迫する可能性や、中東情勢が深刻化する懸念が強くなっているからである。

<目標値>
東京ガソリン58,000〜62,500円、東京灯油54,500〜57,500円



                     
穀物  トウモロコシは高値更新

東京トウモロコシはシカゴ安も夜間取引高と貴金属高が支援材料となり、先限は上場来の高値2万9,330円で大引けた。2月20日現在のシカゴトウモロコシ市場におけるファンド筋の買い越しは38万7,380枚に膨らみ、22日現在の取組枚数も154万6,255枚と増え続けているものの、縮小する気配は見られない。その背景は、エタノール向け需要などを見込んで新穀限月にまで買い玉が入っているためで、ファンド筋の建玉と取組を見て、行き過ぎと判断しがたい環境になっている。4月から天候相場に入るが、これから投機筋の参入も増えそうだ。

<目標値>(期先)
トウモロコシ 30,000円、大豆53,000円



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2007年02月23日

「さらに強気」

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昨年の後半に入ってから、商品価格の上昇、特に銅・ニッケルといった非鉄金属市場における価格急騰局面が急速にピークアウトし、「商品の時代は終わった」という声も聞かれた。だが、基礎的な用件〜ファンダメンタルズ〜は以前と全く変わっていないのではないだろうか。中国・インドといった新興市場国の経済成長は明らかであるし、世界的に新たな鉱物資源はほとんどなく、需給は極めてタイトな状態がこれからも続くと考えられる。




貴金属  金、銀など堅調

東京市場は金、銀が堅調。白金、パラジウムは期近安の期先高。白金は辛うじて4,700円台をキープ、史上最高値更新を視野に入れた動き。円相場は121円台半ばだが、円安を予想する声が多い。アナリストらによると、〇唆眤膽蠅慮沙佐兮が金価格に与える影響は軽微、鉱山生産減少は投資家の金買い意欲を誘う付加的要素だが、主導的要因にはならない、C論学的緊張やドルの先安観測、金ETF(上場投信)への資金流入継続などの活発な投資需要を背景に価格が上昇するとの見方が強い、ざゝ觸名観測はすでに価格に織り込み済み…などとしている。

<目標値>(期先)
金2,670円、銀560円、白金4,720円




石油  原油高見て連日のストップ高

ニューヨーク原油相場は61ドル台へ上昇する続伸となり、これを受けて東京ガソリン、灯油は期先限月が連日のストップ高を演じている。米国内の石油事情がひっ迫する可能性が高まっている。また、ナイジェリアの武装勢力が国外や観光地まで攻撃目標を拡大するなどが強材料。OPECの減産体制を見直されている点も無視出来ない。また、国内の製品需給を見ると、2月17日現在の全国ガソリン在庫が2週連続の減少、灯油は6週連続の減少と在庫調整が進んでいる。3月限納会はガソリンが急落、灯油が一段高と対照的な納会となった。ガソリン、灯油ともに原油相場へ連動する相場展開が見込まれているので、米国内の石油需給と中東情勢、OPECの減産体制の行方などから目を離せない。

<目標値>
東京ガソリン58,000〜62,500円、東京灯油54,500〜57,500円
                    



穀物  ファンド筋の買いが活発化し上値を追う

シカゴ穀物はファンド筋の買いが膨らんできた。21日現在の取組枚数はトウモロコシが154万枚0,639枚、大豆は50万6,528枚に急速に膨らんでいるが、その背景はファンド筋の買い。また、22日現在のファンド筋の推定買い越し枚数はトウモロコシが39万4,048枚(2月13日36万9,548枚)、大豆が11万7,164枚(同10万3,164枚)と短期間で買いが膨らんできたことが判る。しかも、ファンド筋は利食いより買い乗せする動きを優先している。金も原油も上昇し、CRB指数も上向き。トウモロコシはエタノール人気に天候不安、大豆は減反と天候不安を手掛かりにまだまだ上昇しそうだ。

<目標値>(期先)
トウモロコシ 30,000円、大豆53,000円



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2007年02月22日

「利上げの責任」

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昨日の日銀の利上げによって、これが設備投資や住宅投資の冷え込みにつながり、また、なかなか賃金が上がらなくて消費も弱い点を政府は心配しているという。「今回の政策決定についての国民への説明責任を果たすとともに、結果責任についても負っていただけるものと考えている」という発言もあったようであるが、冗談ではないかと思うほど馬鹿げた内容である。
「景気が良くなれば財政政策のおかげ」で、「景気が悪くなったら日銀の利上げのせい」というスタンスは受け入れられない。




貴金属  金などストップ高で一段高

東京市場は金、白金、銀がストップ高。白金はストップ高のあと、軟化。原油価格の60ドル突破、イラン問題、日銀が利上げしたが、円キャリートレードの流れは不変…といったように、貴金属市場を取り巻く環境は明るい。イランのアフマディネジャド大統領は「最短で自国の核技術の権利を得るために活動を続ける」ことを明らかにした。こうした強硬姿勢が先行き、どのような波乱を招くのか。金はすでに650ドル近辺の下値固めを終えており、いよいよ700ドルが視野に入った。700ドルは多くのアナリストが予想する通過点に過ぎない。

<目標値>(期先)
金2,650円、銀560円、白金4,710円




石油  原油急騰で製品市況はストップ高含む急騰

ニューヨーク原油相場は60ドル台の引けとなり、前日比で急上昇を演じた。米国内の石油製品輸送パイプラインの漏れ事故と、製油所爆発事故が重なったために売り玉手仕舞が集中して急上昇したもの。これを受けて東京ガソリン、灯油とも期先から急上昇となり、期先はストップ高を演じている。踏み上げの格好であり、事故を起こした製油所の操業再開メドが立っていないことが心理的に刺激したようだ。OPECの減産に対する期待感が薄れ、米北東部の気温上昇などがブレーキとなっていただけに、突発事故への反応は強く、一気に浮上した格好だ。ただ、パイプラインの修理は短期間に終ると思われ、市場が製油所爆発を織り込んで消化すると、再び売られる可能性がある。目先は上下波乱の様相を呈しているといえそうだ。

<目標値>
東京ガソリン58,000〜61,500円、東京灯油54,500〜57,500円



    
穀物  天候人気が加わり大豆とトウモロコシがストップ高

東京トウモロコシはストップ高に張り付き、Non−GMO大豆も当限が前日比1,680円高で大引、他の限月は終日ストップ高(1,000円)に張り付いた。16日にワールドウェザーが、4月からラニーニャ現象が発生する可能性があるとし、その余韻が残るなかで、今度はクロップキャストが『今春は多雨、夏は高温乾燥型の天候が見込まれる』との長期予報が出て、天候リスクプレミアムを積極的にとりに行く向きが多くなった。特に、トウモロコシの需給がエタノール向け需要の増大を背景に危機的な環境にあり、作付面積急増と高単収が望まれるだけに、民間会社の予報の影響度は計り知れない。

<目標値>(期先)
トウモロコシ 30,000円、大豆53,000円



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