2006年12月27日

「トレーディング・システムの゛限界"−その2」

にほんブログ村 先物取引ブログ 先物投資情報へ
トラ画像1

どんなに優れたトレーディング・システムでも限界があるということは前回に述べた。その理由としてさらに付け加えるなら、取引に参加している投資家全員が同じトレーディング・システムを使ってしまった場合、「人より多く儲ける」ということは限りなく不可能になってしまうからということが挙げられる。1987年10月19日にアメリカ株式市場で起きた大暴落、通称「ブラックマンデー」はダウ平均が1日で508ドル、率にして20%超下落するというまさに「悪夢」であったが、この背景に、機関投資家の多くが、株価の下げ幅が一定以上になると自動的に売り注文を出すプログラム・システムを組んでいたことも原因になったと言われている。システムの弱点が露呈した瞬間である。このような時に自動売買システムは全く役に立たないどころか、取引の妨げになることを肝に銘じておかれたい。



貴金属  円高で4品とも軟調

東京市場は4品とも軟調。円相場は119円台から118円台に上昇したが、どちらかといえば円安を試しそうなムードだ。イランが核問題を巡り、原油を外交上の武器とすることを表明、地政学的リスクが高まりつつある。北朝鮮問題もリスク要因だが、やはりイランやイラクといった資源を持つ国の影響力は大きい。それは過去2度のオイルショックで証明されている。3度目が到来するとすれば中東が震源地になる可能性が高い。原油がある限り、中東情勢は変わらないともいえる。金の変動要因は、.疋襦↓景気、リスク…などに大別されるが、インフレに強いのが強みだろう。

<目標値>(期先)
金2,430円、銀495円、白金4,280円

20061227


石油  NY原油の急落で原油、ガソリン、灯油ストップ安
 
ニューヨーク原油は米北東部と中西部の気温上昇予報など嫌気されて急落、これを見て、東京中東産原油先物相場も期先からストップ安に張り付き、ガソリン、灯油も期先からストップ安となった。更に下げるとニューヨーク60ドル台攻防戦へと後退して下値不安が増大することになりそうだ。しかし、60ドルは強い抵抗となるとの見方が多いだけに、瞬間的に大台を割り込んでも反発する可能性は高い。一方、原油の暴落に影響されて東京ガソリン、灯油も急落を演じている。国内の製品在庫は12月23日現在でガソリン、灯油とも減少しているが、在庫水準が高いだけに、需給が改善されているとの印象を受けない。販売量の伸び悩みから、ガソリン、灯油とも先安不安を払拭出来ない状況が続きそうである。

<目標値>
東京ガソリン期先65,000円、東京灯油期先61,000円



      
穀物  インデックスファンドの動きに要注意

大納会が迫っているが、トウモロコシはまちまち、Non−GMO大豆は大引でストップ高まで買われる波乱を見せた。現地時間26日のシカゴ高と夜間取引高が大豆高の背景だが、気になるのはインデックスファンドが年明けに大豆を買ってくる、ないしは、既に買い始めているとの憶測だ。シカゴトウモロコシが年末にもかかわらず堅調なため、大豆の割安感が再び台頭して買われているようだ。しかし、トウモロコシの動きが止ると『割安が材料になりにくい』との見方もあり、まだ、大豆は他力本願型の相場スタイルにあると判断してよかろう。

<目標値>
(期先)Non-GMO大豆 44,000円 トウモロコシ 26,000円

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
登録サイト一覧




にほんブログ村 先物取引ブログ 先物投資情報へ
北辰物産関連


取引所
QRコード
QRコード
livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)