2007年01月10日

「値段を決定するもの」

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トラ画像4

相場において、最終的に取引価格を決定するものは需給要因でもなければ、その商品の持つ本質的な価値でもない。確かに「ファンダメンタル」(基礎的要因)にの一つである需給要因は、相場を、取引価格を動かす、一つの「材料」にはなるし、取引される商品の持つ本質的な価値が、相場での取引価格無関係であることはない。しかし、相場において最終的に取引価格を決定するのは集団心理である。特に参加者が多く、また取引価格が一方向へ動いているような相場では、それが顕著に表れる。




貴金属  円安で堅調な動き

東京市場は4品とも堅調。円相場は119円台前半で推移。昨年10月の119円80銭を視野に入れた動きとなっているが、米国の利下げ観測が後退したことが影響している。今年初のFOMC(米連邦公開市場委員会)は30〜31日に開かれるが、そこでは声明が注目される。原油価格の下落は経済にはプラスとされるが、これに対してOPECはどう動くか。産油国は原油価格をベースに予算を組んでいるため、低迷が長引くとオイルマネーが縮小する可能性が出てくる。ここへきて金と原油の比価が拡大したが、こうした傾向が続くのか、それとも先行き修正されるのか。

<目標値>(期先)
金2,430円、銀485円、白金4,300円

20070110


石油  ガソリン、灯油ともマチマチで終る

東京ガソリンは期近安、期央高、期先安と一貫性を欠いている。夕景にかけて期近が持ち直し、地合は引き締まり気味となっているが、原油相場の見通しが不鮮明なことから方向性が定まらないのが現状である。灯油も限月ごとにバラバラな動き。現物需給は改善の方向を示しているので、期近限月の基調が底固く推移するとの見方が台頭してきた。いずれにしても、原油相場が上下波乱の様相を停止しているために、ガソリン、灯油も不安定な動きを余儀なくされそうだ。ポイントはニューヨーク原油期近が55ドルを固めることが出来るかどうかであり、OPECの追加減産の有無、ロシアの原油供給体制の情勢(ベラルーシへの供給停止の後)などが市場の関心事となっている。

<目標値>
東京ガソリン59,000円 東京灯油55,000円




穀物  下げ過ぎ感と円安、夜間取引高で反発したが...

9日のシカゴ穀物はトウモロコシ、大豆とも続落したが、下げ過ぎ感と円安に夜間取引高が加わり両者ともに反発した。シカゴ穀物は、トウモロコシ期近が3.50ドル、大豆は6.50ドルの相場の節目にあり、夜間取引でこの水準を守ることが出来、国内市場も手仕舞の買い戻しが出ているが、インデックス・ファンドの動き次第ではまだテクニカルな売りがシカゴ市場で出てくることを想定しておく必要があろう。ただし、年明け後のトウモロコシの急落は、ファンダメンタルズに根差したものではなく、仮に、12日の米農務省予想が強気な内容になれば、大きく揺り戻すことが考えられる。

<目標値>(期先)
Non-GMO大豆 44,000円 トウモロコシ 25,500円

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