2005年01月28日
中日落合監督「１２球団監督会議」欠席で大ブーイング
ツイート プロ野球１２球団監督会議が２７日、東京・高輪のホテルで開かれた。１２人の指揮官がそろうはずの会議にセ・リーグ覇者の中日・落合博満監督（５１）がただ一人「所用のため」欠席した。前代未聞の事態に、阪神・岡田彰布監督（４７）ら各監督から非難、不満の声が続出した。
ここまでオレ流？落合監督、１２球団監督会議を欠席
「オレ流」に批判続出
落合監督の「１２球団監督会議」欠席に大ブーイング
全球団の監督が顔をそろえるはずの議場に、セ優勝監督の姿だけがなかった。各球団とも監督、コーチが出席したのに対し、中日は“代役”の高代野手総合チーフコーチだけ。各監督から一斉に疑問の声があがった。
阪神の岡田監督は「１２球団が集まるんやから、出席せなあかんやろ」と球界の先輩をバッサリ。
巨人の堀内監督も「みんなで話し合う機会はそんなにないんだから」と、不満の色をのぞかせた。
オリックスの仰木監督は「あれ、来てなかったの？」と、皮肉たっぷりにとぼけてみせた。
各球団、報道陣に対しての欠席理由は「所用」。昨年１２月２０日の実行委員会で、この日の監督会議の開催が決定。その翌日に、落合監督から伊藤球団代表に「その日は勘弁してもらいたい」との電話が入った。伊藤代表は「（落合）監督からは、どうしても外せない用事があると聞いている。事務局に連絡したら『都合が悪かったらいいですよ』と言われた」と正当性を主張した。
落合監督はこの日、講演会のため監督会議を欠席した。１１月に監督会議が行われることが決まった時点で、すでに講演会の日程が決まっており、連盟サイドに理由を説明したところ了承されたため欠席した。落合監督は「監督会議の打診があった時には仕事の話が決まっていた。先方の仕事に穴をあける訳にはいかないので」と球団を通じてコメントした。
プロ野球１２球団監督会議は、普段ほとんど一同に集まる機会がない１２球団の監督が春季キャンプを前に、公式戦での使用球、交流試合のルールなど、さまざまなテーマを討議する大事な会議である。それを中日落合監督は所用を理由に欠席するとはいただけない。各球団から非難されても仕方がない。みんなから攻め立てられ代役で出席した高代野手総合チーフコーチが可哀想だ。所用と言うのは、講演会と聞きあきれてしまう。昨年の球界再編の混乱期に、落合監督はグラウンドの話題以上に球界改革を雄弁に主張してきた。監督会議に出席して各球団の監督と議論を交わし意見を言って欲しいかった。落合監督は１２球団監督会議より講演会の方が重要だったと言うのか？私は中日ドラゴンズファンとして落合監督のプロ野球１２球団監督会議の欠席はとても残念に思いました。
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