こんばんは、しめじです。
今回は画像無しです。ちょいと疲れた頭をほぐすために文体練習デモして寝ようかなと思っています。
明日一日で50ページ近く文章を書かなくちゃいけないのですが(さっきまで書いていた)とりあえず、小説風情の文章も書かないとさびますからね。
まずは1 メモのおさらいを。
1 メモ
五限目が終わり、東西線のホームは学生でひしめいている。三鷹行きの電車に無理やり乗り込む。目の前に真っ黒なギターケースを抱えた色の白い男。眼鏡をかけていて、縁は青。レンズは汚れていた。
電車が揺れる。男は隣の乗客を睨んでいる。「楽器を蹴るな」と小さく呟くが、男の耳には聞こえていない。それもそのはず、男はイヤホンを差し込んでいる。やがて駅に到着し、男は降りる。
三時間後。高田馬場を歩いていると、先ほどの楽器の男が酔いつぶれてしゃがんでいる。隣には腕の長い男。「ジンは飲むなって言っただろ。今度からは、カルーアにしろ」と言って長い腕で背中をさすりながら酒の飲み方を説明している。
この文章を今回は「5 遡行」「6 びっくり」で書いていきます!!
5 遡行
「カルーアにしろ、今度からは。ジンは飲むなって言っただろ」と連れの男が彼に言った。高田馬場のロータリーでの場面であったが、それ以前に彼を目撃していたのだ。彼はイヤホンをしている男に向かって非難を小さな声で浴びせ、睨んでいた。ちょうど彼の楽器が男に蹴られる前に、運悪く電車が揺れたせいだ。この眼鏡の薄汚い男は大事そうにケースに入った楽器を抱えていた。それは三鷹行きの東西線の中での一件。その日の五限が終わったころだった。
逆から小説を書くというのは面白い手法ですよね。『風とともに去りぬ』なんか有名ですよね。最近でもないですが、クリストファー・ノーランの映画『メメント』『フォロウイング』なんかは映像で遡行をやっているからすごいですね。
6 びっくり
マジで東西線こんでる!! ありえないって! なにが? いや乗れないのもありえないんだけど、俺の目の前にいたやつがマジありえない! メガネがさ、まず青いんだぜ、しかも汚れてんの!! ここでワンポインツありえない。さらにありえないのは、隣の親父に喧嘩ふっかけってんだよ! しかもさ、完全無視されてんの。マジありえないって!! だってさ、親父はイヤホンつけてたんだぜ、気づかないのかよ! マジひいたわ。それでそいつ、電車が到着したとたんにありえないくらいの速さで走ってったよ。その走り方といったら!! お前もいればよかったのに!
それから三時間後にまたビビった! 馬場のロータリーでなんだけど、マジありえなかった。何がって? そいつに会ったんだよ、相変わらずメガネ汚ねえ!! なんか連れと一緒にいて、連れもビビるくらい手が長いんだけど。見てみ、マジビビるって!! ありえないんだけどさ、そいつら何話してたと思う? 野郎二人でカルーアミルクの話してんだよ!! マジあほかって!!
うーん、なんともよく分らない文章になってしまいましたね。読む価値があまりないかもです。とりあえず感嘆符をつけるために若者語を使用してみましたが……上手くいってるんでしょうかね? 登場人物の書き分けの一環としては良い訓練になったかもしれません。ともあれ、どんどん書くことに意味があるのですから。
次回は「7 夢」と「8 予言」をやってみたいと思います!!
それではまたー(^o^)