2006年09月28日

しめじ的文体練習10

 

  久々に復活です。

 これからしめじブログ復興計画を進めてまいりますので、よろしくお願いします(^-^)

 さっそく文体練習から!

 

 1.メモ

 五限目が終わり、東西線のホームは学生でひしめいている。三鷹行きの電車に無理矢理乗り込む。目の前に真っ黒なギターケースを抱えた色の白い男。眼鏡をかけていて、縁は青。レンズは汚れていた。

 電車が揺れる。男は隣の乗客を睨んでいる。「楽器を蹴るな」と小さく呟くが、男の耳には聞こえていない。それもそのはず、男はイヤホンを差し込んでいる。やがて駅に到着し、男は降りる。

 三時間後。高田馬場を歩いていると、先ほどの楽器の男が酔いつぶれてしゃがんでいる。隣には腕の長い男。「ジンは飲むなと言っただろ。今度からは、カルーアにしろ」と言って長い腕で背中をさすりながら酒の飲み方を説明している。

 これを17「合成語」でやっていきます!!

 17.合成語

 夕暮れ終了的な時系列の中、混雑満溢する東西線にぐい乗りした。黒ケース抱きした、色白眼鏡ボーイがたち乗りしているのを観察視した。その青年ボーイは隣立ちしていた男中年気味を睨みつぶやきして言うには、「わざ蹴り楽器はやめろ」しかし、イヤホン差ししていた彼は聞き取り不能で、到着ドア開きして、降車男となった。
 あとさきの時空間で、そのしょうもなボーイが知らず人と馬場ってるのを目撃視した。知らず人は「飲まずジンで、弱酒飲むほうがよい飲みだ」と背中なでしながら、酔っぱら寝しているボーイ男に飲呑解釈をしていた。

 

 それではまた。



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