2006年10月09日

しめじ的文体練習13

 






 さてさて


 どんどん文体練習をやっていきます!!


 


 1.メモ


 五限目が終わり、東西線のホームは学生でひしめいている。三鷹行きの電車に無理矢理乗り込む。目の前に真っ黒なギターケースを抱えた色の白い男。眼鏡をかけていて、縁は青。レンズは汚れていた。


 電車が揺れる。男は隣の乗客を睨んでいる。「楽器を蹴るな」と小さく呟くが、男の耳には聞こえていない。それもそのはず、男はイヤホンを差し込んでいる。やがて駅に到着し、男は降りる。


 三時間後。高田馬場を歩いていると、先ほどの楽器の男が酔いつぶれてしゃがんでいる。隣には腕の長い男。「ジンは飲むなと言っただろ。今度からは、カルーアにしろ」と言って長い腕で背中をさすりながら酒の飲み方を説明している。




 これを20「アナグラム」でやっていきます!!


20. アナグラム

 語源眼が終わり、投剤船の法学生はムヒで湿いている。見たか雪飲む車輪に槍ノリでこむ。目の前を真っ黒に凪ぎ案山子たーすけーたえろい呪い男。根を目がけて掻いて、不知は阿保。牛頭連はよれていた。

 油田しゃがれる。鳩なりの音を上告にきゃらんでいる。「餓鬼をっけルナ」土地戦粒焼くが、床のみ臣に箱消えていない。楚々ものはずれ、十八番と嫌本を差し込んでいる。エキガニと牛着やて、音緒は懲りる。

 参時間語。高台のばばあテルといるを、さっきの餓鬼と矛が世の井戸イブつれて顔謝でいる。派手な海栗の鳥顔な従兄弟。「ノムナイ人は撮っただろ。紺唐土は、カルー兄しろ」鵜となって夏の世界をさすりながら袈裟の味方が出で瀬泥を盲している。
 それではまた。

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