2009年01月

2009年01月31日

チケッティング




サブプライム、リーマンショックに連動し自動車バブルがはじけ、
メディアの扇動もあって経済情勢が一層厳しくなった感がありますが、
この不況を乗り越えるためにプロスポーツチームが
どういった戦略をとるべきか?

普段は、ご相談を受けている球団には提案をしているが、
各球団のリリースがでてきたので、
事例をもとに、中島なりの視点から述べていきたいと思う。


ご存じのとおり、プロスポーツの場合、
主な収益源はスポンサーシップ、チケット、マーチャンダイジング。
最近では、そのほかにコンテンツ課金も見逃せない。


その中で今日は「チケット編」(プロ野球ver.)


個人向けのチケット価格は、
あらゆるニーズに対応する券種を
低価格のものから高付加価値のものまで
徹底的に開発し販売する時代になっています。

FC東京は、数年前からカテゴリー(対戦相手)ごとに
チケット価格を変えているが、
プロ野球もMLBのように、曜日や対戦相手で価格を変えるべき。

平日の不人気カードと土日の人気カードが同じ「価格」なわけはありません。

今や「一物多価」の時代

飛行機やホテルのマーケティングからいろいろ学びましょ。


で、楽天さんのリリース

日本プロ野球界初の試み、5段階価格設定「フレックス・プライス」を導入!
http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/368.html



●シーズンチケット編

対法人ということでは、スポンサーシップも年間チケットも
この不況では拡大は至難の業。

大企業はもちろん、中小企業もオーナーカンパニーの個人的趣味でも、
継続は厳しくなっている。


年間チケットの位置づけや販売戦略は、
Jリーグクラブ(個人重視)とプロ野球(法人重視)で
大きく異なることに注意。

2009年広島新球場の年間チケット購入率は非常に高く、
ライト外野前段は追加販売分も含めてほぼ完売。

新球場全体では、約8300席のうち、すでに約5500席売れています。
(公表済みデータです。)

自分が行かない分でも友人知人とシェアしたり、オークションへの出品などで
「もとをとれる」という意識が働いているのでしょう。

他球団も指定席(おもに法人)より、個人の年間指定席or自由席パスポート、
パッケージチケットの数を増やして、売上確保するべき。


もちろんサッカーと野球の試合数の違いもあるのですが、
プロ野球には、パッケージチケット等の商品開発力が一番求められています。

全72試合分よりも、
現実的に自分が来場するであろう試合分+付加価値のパッケージ。

単券の企画チケットより単価も確保できるので、
一番重視するべき顧客層。

もちろん、そのステータスをくすぐる付加価値が一番大事。

ただ試合をパッケージにするだけでは、
個別に買ったほうがリスクが低いわけですから売れません。


で、スワローズのリリース

「スワローズ・プレイヤーパック10+1(テン プラス ワン)」を発売します
http://www.yakult-swallows.co.jp/red_mpl/topicsView2.cgi?TYPE=e&SEQ=11442&COOKIEDATE=20090129



チケットに関しては、「売れる商品の開発力」
これに尽きる。


パッケージチケットの商品開発力に不安がある球団様!
ぜひ、弊社にご相談くださいませ。

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