Life is Strange_ Before the Storm_20180610153431


本作はライフイズストレンジの前日譚となる物語
メインであるエピソード3話と国内版ではボーナスエピソードが付いた構成になった、所謂ファン向けの作品。

前日譚(本作)→本編と時系列順でプレイするのも有りかもしれませんが、最後の方で本編のネタバレっぽい描写があるのであまりオススメ出来ません。

逆にファンならライフイズストレンジをさらに深く知る上で必須プレイのゲームでしょう。

あと、ビフォア・ザ・ストームってカタカナで書くとマヌケ.....


良い点

・クロエ視点の物語
本作のクロエは父親を亡くし、マックスも引っ越した後。さらにママは(クロエ主観として)いけ好かない男を連れ込むわで精神的にかなり荒んでる時期
Life is Strange_ Before the Storm_20180610110154

そんな訳で境遇を知らなければ引いてしまうくらいムチャクチャな事ばかり繰り返す問題児ですが、本編をプレイ済みだとそういった行動も可哀想に見えてきてちょっと辛い
こんな時期に支えてくれた友達こそがレイチェル
Life is Strange_ Before the Storm_20180610123912
不良のクロエと皆から好かれるレイチェルがどういった経緯で親友になったのかを、エピソード3話分じっくり描かれています。
※前日譚である本作はエピソードが3つしかありませんが、エピソード1つクリアするのに3時間前後くらい掛かるので結構じっくり描かれてると私は感じました。

本編だけだとレイチェルがどんな人物であったかがほとんど分からなかった事もあり、ファン必見のストーリーでしょう。


日記が物語を進める毎に書き足されていくシステムは前日譚でも健在、当然クロエの日記です。
Life is Strange_ Before the Storm_20180610103531
マックスの可愛らしい丸文字とは違い普通に読みやすいフォントや、あまりシール等を用いず自らが描いた絵が多かったりする

内気な性格ゆえに表には出さないが、日記には素の感情爆発させてる事もあったマックスですがクロエは言動と文章とであまり差が無いのもマックスとの性格や考え方の違いが出ていて面白い


あと場面毎に調べる事の出来るオブジェクトも相変わらずたくさんある。
Life is Strange_ Before the Storm_20180610112602
それらを見た時のクロエの反応が本編のマックスとは異なり基本トゲトゲしく、そこまで言わんでも....と思う時もあれば、よう言ったそれでこそクロエや!
なんてむしろ感心してしまうようなセリフがあり、本編同様場面が変わった際はついつい辺りをフラフラしちゃいました。



・打ち負かせ、バックトーク
時間を巻き戻すといった超能力的パワーを授かったマックスに対して、クロエは気の強さと口の上手さを使って相手を挑発し、こちらが有利になるように誘導するバックトークスキルを持ってます。
Life is Strange_ Before the Storm_20180610104647
周りのオブジェクトをあらかじめ調べておくことで、選択肢の種類が増えている事もある。
ほぼ言葉責めというかゴリ押しみたいなもんなんですが、上手く決まるとこれが結構気持ち良い
Life is Strange_ Before the Storm_20180610104800
マックスの能力と比べると地味であるのは否めませんけどね。



・マックスと仲が良かった頃のボーナスエピソード
本編はプレイしたけど、レイチェルとクロエの話はそこまで興味ないかも~
って人もいるかも知れません。でもこれはプレイして欲しい。
Life is Strange_ Before the Storm_20180612154204
マックスが引越しによってクロエと別れてしまう数日前の物語

こちらはマックス視点で進みます。
本編で再会を果たす以前の2人を描いたものって、本編でちょこっとあった位でこんな風に無邪気に遊んでる2人をガッツリ見れるのはファンにとってはかなり嬉しいエピソード。

バカみたいな仲の良さを見せつけられて涙...出ますよ...
Life is Strange_ Before the Storm_20180612162408
ただこちらはあくまでボーナスエピソードという事で、1時間そこらで終わってしまう。
勿体無い.....

あとライフイズストレンジなんですから、このエピソードがきれいに終わるとは思わないことです。



悪い点

・見ているだけの印象を受けがち
オブジェクト調べたり、そこらの人に話しかけたりは面白いのですが、本筋となる話は展開がやや遅く起伏も予想してたものより激しくない為か、選択肢を選んであとは見てるだけといった印象を受けた。

本編であるライフイズストレンジでは、マックスが時間を巻き戻す能力を使って様々な事が出来ました。
・初見じゃわからない選択肢、悩ましい選択肢も時間を巻き戻し総当たりができる
29f7276f
01de3d00

・質問への答えを知ったあとで時間を戻し、さも最初から知っていたように振舞う
6ddda3e8
↑初見時
↓答えを知ってから巻戻した時
87731386

・能力を活かしたちょっとした謎解き
謎解きしてる時のスクショ探したけどちょうどいいのがありませんでした、すみません。

※上記のものはライフイズストレンジ本編のスクショです。


マックスの能力はどういった経緯で会得したものであるか?
という疑問に対し、本編では最後まで明らかにされません(考察してる人はたくさんいます)が、アドベンチャーゲームとして良いアクセントになっていた事は前日譚である本作をプレイしよく感じました。

クロエだからこそのバックトーク要素も、実の所そこまで使う機会が無いってのも痛い


作りは全く違いますが、最近同じアドベンチャーのジャンルであるDetroit Become Humanなんかもプレイしたから、余計にそう感じたのかも知れませんね。
あの分岐の多さは衝撃的だった。



・選択肢の意味合いにズレがある
選択肢を選ぶ際に、単語だけで表示されるものもあり、これだッ!
と選んでみたら、「あ、そういう事かよ....」と自分が思い描いてた内容とは反対の意味だった何てことも少ないとは言い難い。

本編でもたまにそういったものはありましたが、最悪時間を巻戻してやり直す事が可能でしたからね。
でもクロエはそんな能力持っていないわけで、自分の意とは異なる選択肢を選んで物語が進んでしまうのはモヤモヤするものです。

特にバックトークでは、間違った選択をしてしまうと相手に打ち勝つ事が出来無くなってしまうといった事もあるので結構困る...



まとめ

展開が遅く起伏もあまり無いとは書きましたが、裏を返すと丁寧な作りなんですよ。
感傷に浸れるようなシーンは本編以上に多く感じましたし、ファン向けとしてなら十分楽しめるハズです。
Life is Strange_ Before the Storm_20180610123912

本編をプレイした上で、レイチェルって度々名前出てくるけどどんな人なのか?やクロエ視点のライフイズストレンジの世界に興味があるのならプレイの価値はあります。
ボーナスエピソードまで付いてますしね。


p.s
最近ライフイズストレンジ2が正式発表されましたね。
同じ世界観を持ち2にも繋がるとされる"キャプテンスピリット"もE3でトレーラーが公開されましたし、楽しみですなぁ