2010年05月

2010年05月31日

KPM ベルリン バラの絵付け

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写真1) 「バラの花とバスケット」 KPMベルリンの絵付け

ちょうどこの季節、ショップのある二子玉川周辺にも、バラの花が
今が盛りとばかりに咲き誇っています。

今回はKPMベルリンの素敵な絵付けの作品が入りましたので、
ご紹介します。絵付けの技法としては、伝統的なものですが、
モチーフがとても愛らしいです。バラの木の根元にバスケットから
こぼれた花々。何かの物語りを感じさせますね。今まで見たことの
ない珍しいモチーフです。

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写真2) 同 19cm プレート 

縁取りのブルーの朝顔も素敵です。
今回の入荷はカップ&ソーサーと19cmプレートのセットで、
価格は125,000円です。制作年代はマークからみて、20世紀
半ばと判断しています。
現在のKPMでは手描きの色絵付けのものはほとんど作られて
おらず、白磁やプリントものが中心だそうです。今の世の中で
手作りが難しいのは理解できますが、KPMの手描きの技術が
失われてゆくのは本当に惜しい!
こんなに愛らしい装飾、是非復活してほしいものです。

*本作品の詳細は下記HPよりご連絡下さい。
  一点のみの入荷です。売り切れの際は何卒ご容赦下さい。


アンティーク西洋陶磁器専門店 
               アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
                 TEL-03-5717-3108
           ホームページはこちらです  http://archiv.jp/


dresdner220 at 16:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) KPM作品紹介 

2010年05月16日

「マイセナー・マニュスクリプト」 Vol.-12 マイセン磁器のレリーフ装飾


久しぶりに「マイセナー・マニュスクリプト」紹介の
記事に戻ります。
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写真1)マイセナー・マニュスクリプトVol.12
「マイセン磁器のレリーフ装飾」 表紙


マイセナー・マニュスクリプトのVol.12は「マイセン磁器の
レリーフ装飾」の特集です。
磁器の装飾というと、どうしても絵付けに目が行きがちですが、
マイセンのレリーフには多くの種類があり見逃せません。
同じ絵付けでもレリーフ装飾が付けられると、価格がだいぶ
高くなるものもあります。
先ず伝統的なレリーフが紹介されています。

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写真2)マイセン窯における伝統的なレリーフ装飾

写真左ページ
1 アルト・オツィエ  2 アルト・ブランデンシュタイン
3 ノイ・ブランデンシュタイン  4 ノイ・マルセイユ

写真右ページ
5 スルコフスキー  6 ノイ・デュロング
7 ゴッツコフスキー 8 ケーニッヒス・プロイセン

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写真3) スワン・デザイン

スワン。デザインはとても有名なので、ご存知と思います。

以上が18世紀に作られた伝統的なレリーフです。



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写真4) Bフォーム・デザイン

19世紀の歴史主義時代に作られたB・フォルムの装飾です。
これと同種のX・フォルムも有名ですね。現在でも人気です。


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写真5)グロッサー・アウシュニッツ レリーフ

20世紀の傑作と評価されている「グロッサー・アウシュニッツ」。
これにレリーフを付けたデザインが、1993/94に発表されました。
作者はもちろんルードヴィッヒ・ツェプナーです。


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写真6) ヴェーレン・シュピール レリーフ

現代マイセンの主力となっているフォルム。マイセンの新しい
時代の装飾として売り出し中です。


書名   Meissener Manuskripte XⅡ
      「Scrafiret und gemuscheit」 
      Reliefverzierungen auf  Meissener Porzellan
発行   マイセン磁器製作所
編著者   Dr.HansSonntag    Uwe Beyer
発行年 1998 年 5000部限定 36ページ

*現在の入手は難しいようです

アンティーク西洋陶磁器専門店 
               アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
                 TEL-03-5717-3108
           ホームページはこちらです  http://archiv.jp/

dresdner220 at 16:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 書籍紹介 マイセナー・マニュスクリプト 

2010年05月10日

KPMベルリン 飾り皿 「印象主義様式の花の絵」 1910年頃

東京プリンスホテル、東京ドームホテルの催事には
たくさんの方々にご来場いただきました。ブログ上で
恐縮ですが、この場を借りて心より御礼申し上げたい
と思います。本当にありがとうございました。

今回、催事の会場に来られなかったお客様より、KPMの
絵皿についてのお問い合わせがありました。絵付けを
お勉強中とのことで、画像をもっとよくご覧になりたいとの
事でした。以下ご紹介致します。

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写真1)
KPMベルリン 飾り皿 「印象主義様式の花の絵」 1910年頃

画像の絵付け部分が光ってしまい、申し訳ありませんでした。
下に絵付けの拡大画像を載せておきます。

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写真2)    同上    絵付け部分の拡大画像

背景まで奥行きをもって描かれてであるのがお分かり頂けるで
しょうか。但し、決して細密に描いてある訳ではなく、むしろ大胆な
タッチで筆跡を残しながら、光や空気感をを表現しています。この
頃の印象主義様式の絵付けの特徴です。
細密に描かれた絵付けよりも、柔らかなタッチがかえって絵全体を
リアルに見せています。

写真2)は実物のプレートよりも相当拡大してありますが、こうした
絵付けはある程度距離をおいて鑑賞するのが前提であり、ルーペ
で一部分だけのみを鑑賞するのが正しいとは思いません。
拡大画像を載せることに戸惑いもあったのですが、磁器絵付けを
勉強されている方のご参考になれば幸いです。

アンティーク西洋陶磁器専門店 
               アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
                 TEL-03-5717-3108
           ホームページはこちらです  
http://archiv.jp/ 



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