2011年11月

2011年11月29日

「印象主義からユーゲントシュティールへ              マイセンの絵付け展」のお知らせ

「印象主義からユーゲントシュティールへ 
  マイセンの絵付け 展」 のお知らせ


クリスマスイルミネーションに街が美しく輝く季節です。例年はアンティーク アーカイヴにおいて、ドイツのクリスマスを催していますが、開店12年を迎えるに当って、久しぶりに企画展を開催いたします。


「印象主義からユーゲントシュティールへ マイセンの絵付け 展」と名付けたこの展示会は、19世紀末から20世紀初頭に至るマイセンの絵付け芸術を俯瞰しようと試みるものです。従来この種の試みは、同じマイセンでもフィギュアがコレクションの中心でした。今回は敢えてフィギュアをはずし、マイセンの絵付けのみで構成しようという企画です。こうした試みはあまり例がありませんが、いちアンティークディーラーとして、できる限りの努力をしたつもりでおります。


期間   20111211日(日)~27日(火)展示即売  

於 アンティークアーカイヴ店内 午前11時~午後19時まで


今回は記念図録を限定50部のみ製作いたしました。感謝価格で領布いたしますので、購入ご希望の方はお早めに当店までご連絡下さい。

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写真1) 記念図録  表紙

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写真2)同 裏表紙
記念図録 ハードカバー 28ページ フルカラー A4

少数印刷なのでちょっと高価ですが制作実費4800円を4000円(税込)にて領布致します。



次回のブログでは、展示会の内容の一部を紹介致します。

アンティーク西洋陶磁器専門店 
               アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
                        tel 03-5717-3108
           ホームページはこちらです  http://archiv.jp/

 

 

 

 



dresdner220 at 19:07|PermalinkComments(4)TrackBack(0) イベント 催事 | ユーゲントシュティール

2011年11月22日

セーブル アールデコのC&S                  セーヴル ルールマンのカップ

前回のアールデコの話ついでに、今回はセーブルのデコのC&S
をご紹介します。今回の作品は個人的にとても思い入れのある
もので、たった今フランスからアーカイヴに到着したばかりです。

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写真1)「セーブルのアールデコ様式」  2007年刊

上の書籍はセーブルのアールデコ様式の作品を集めたもの
ですが、この本の表紙のC&Sに一目で魅せられてしまいました。
簡素の極地ともいえるフォルムとデコラ、本当に美しいカップ
&ソーサーです。ずっとこの作品を一度でもいいので扱って
みたい、という強い思いを抱いていました。知り合いのアール
ヌーボーやデコを得意とするディーラーにそれとなく頼んでおい
たのですが、ナナ何と3年越しにその望みが叶いました。

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写真2)セーブル C&S Jacques-Emile Ruhlmann デザイン

本作はJ.Ruhlmannが1933年にデザインしたものです。一般には
ルールマンのカップと呼ばれています。アールデコ様式から、既に
モダニズムや機能美さえも感ずる事のできる先進的なデザインです。

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写真2) 同上

本日アーカイヴにやってきた本作は、1933年のオリジナル時代の
ものではなく、近年に製造されたものです。しかし、さすがセーブル、
余計なアレンジや装飾を付け加えることなく、オリジナルを完璧に
再現しています。

こうした憧れの作品に出会えることこそが、アンティークディーラー
最大の醍醐味を考えています。


アンティーク西洋陶磁器専門店 
               アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
                        tel 03-5717-3108
           ホームページはこちらです  http://archiv.jp/


dresdner220 at 18:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0) セーブル | 作品紹介

2011年11月10日

 朝香宮邸の夜間開館 その2   東京都庭園美術館   ナイトミュージアム

前回の続きです。
かねてから「美術館は夜にこそ開館すべき」と主張してきましたが、
今回は本当に素晴らしい夜になりました。これを契機に美術館の
夜の開館がもっと普及すればと思っています。

今回はセーブルの香水塔などを紹介します。

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写真1) アンリ・ラパン 「香水塔」 セーブル

この作品は一般に「香水塔」とよばれます。部屋に香水の香りを
漂わせたいとの目的で作られましたが、実際にその目的が果たさ
れたのかは知りません。個人的には、むしろ、ラパンの他の作品と
同様に照明としての機能が主であったと考えます。

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写真2) 磁胎が透けて、淡い光が部屋を照らす

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写真3) 修復の跡

この香水塔は結構激しく破損し、修復されているのに気が付き
ましたか?写真には大きな修復痕がみえます。この他、側面に
も同様な跡があります。何時どのように破損し、誰が修復したの
でしょう。興味があります。

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写真4)ロイヤル・コペンハーゲン 「ペンギン」 

美術館収蔵のフィギュアです。ということは朝香宮允子妃殿下のコレ
クションという事でしょうか。R・コペンハーゲンの芸術家テオドール・
マドセンが1902年に原型をデザインしたものです。マドセンは一羽、
二羽、三羽、のシリーズで制作しましたが、これは三羽のフィギュア
ですね。

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写真5) ラパンのベース  

陶器製です。セーブル製ではありませんが、彼の特徴が良く出ています。

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写真6) アンリ・ラパン 油彩壁画 大食堂

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写真7) サイン

ラパンの絵画です。画家としての面目躍如といったところでしょうか。
サインと1935の年号が見えます。

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写真8) ピアノとエッチングガラス

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写真9)浴室のタイル

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写真10) 書斎

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写真11) 書斎の丸天井

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写真12)階段の装飾

ラパンとともに邸の工事にあたった宮内省内匠寮工務課の仕事。

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写真13) 夜の外観

本当に素晴らしい邸宅です。 デコは本当にいい・・・・・



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               アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
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2011年11月05日

朝香宮邸の夜間開館    東京都庭園美術館        アールデコの館

陶磁器やガラス工芸ファンにはお馴染みの、旧朝香宮邸
東京都庭園美術館が改修のために10月31日より全面休館
になっています。しかも、相当大きな改修らしく数年にわたる
休館です。個人的に大好きな美術館なので、ちょっと寂しい
思いです。
 
これに因んで、最後の数日のみ、ライトアップして、夜9時まで
開館するという特別展が行われました。実は全く知らなかった
のですが、妻が情報を持ってきました。しかも、写真も自由に
撮れるとのことです。これは行くしかない!と、ちょっとショップを
早仕舞いして二人で出かけました。

7時頃に着いたのですが、混んでました。皆知っている人は
知っているのですね。しかし、夜景マニアの私としては、滅多
にないチャンスです。写真を撮ってきましたので、ご紹介します。
ただ、三脚とストロボは禁止という制約があり、また人込みの
中で他の鑑賞者に迷惑にならないようにと思いましたので、
その辺はご勘弁下さい。

大好きではありますが、ラリックやアールデコは専門外なので
解説なしに写真だけ貼っていきます。

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写真1) 庭園美術館玄関 夜は全然別の表情を見せてくれます

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写真2) ライトアップされたファサード 青が印象的

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写真3) 玄関 ラリック ここはいつも人でいっぱいでした

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写真4) 正面玄関 ラリック ガラスレリーフ 女性像

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写真5) ラリックの傑作です 

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写真6) UP 夜の表情は昼間とは全く違います

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写真7) さらにUP  神々しい

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写真8) 美術館所蔵のラリックの食器

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写真9) 照明も素晴らしい

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写真10) 大客室のシャンデリア ラリック

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写真11) 大食堂 石榴とパイナップルの照明 ラリック

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写真12) 11)の照明は部屋の天井にあるので、あまり気付きません

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写真13) デコ文様が美しい

次回にも続けます。セーブル、アンリ・ラパン作の香水塔など
をご紹介します。


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