2012年06月

2012年06月26日

宝塚アンティークフェア2012 

今週末は、宝塚アンティークフェアに出展致します。
アーカイヴにとっては初めての催事なので、とてもはりきって
います。

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写真1)宝塚アンティークフェアのお知らせ

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写真2)会場の場所


本催事にて、アーカイヴが展示販売を予定している作品のごく
一部をここで紹介致します。

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写真3)マイセン「パテ・シュール・パテ 天使図」 1890年頃

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写真4)KPMベルリン 天使のボウル「豪華な花」 1900年頃

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写真5)R.コペンハーゲン フィギュア「嗚咽するパン」 1930年頃

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写真6)マイセン C&S 「名勝風景図 ピルナ」 1870年頃

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写真7)マイセン フィギュア 「パゴダ」 限定品
 2004年

初めてのお客様は、「ブログを見た」と是非一声掛けて下さい。
関西方面の方と、会場でお会いできるのを楽しみにしております。


アンティーク西洋陶磁器専門店 
               アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
                 TEL-03-5717-3108
           ホームページはこちらです  http://archiv.jp/

dresdner220 at 15:22|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 作品紹介 | イベント 催事

2012年06月24日

ローゼンタールのガラス パピュルス             パピルス Papyrus

梅雨が続き、東京はちょっと蒸してきました。
今日は涼しげなローゼンタールのグラスを紹介します。
本当に美しい作品で、個人的にも昔から大好きなグラスです。

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写真1) ローゼンタール パピュルス

1960年代から始った所謂「スタジオライン」の作品です。
新しい芸術家を登用し、時代に即した製品を作っていこう
とするローゼンタールの姿勢が、よく表れた作品と思います。

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写真2) 同上

1970~80年代にかけて、ローゼンタールは、高島屋が正規輸入
代理店となり、デパート内のインショップで大々的に紹介され
ていました。パピュルスのグラスシリーズは高級ラインで、とても
人気がありました。

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写真3)ローゼンタールのロゴマーク

パピュルスの作者はミカエル・ボェーム、1944年生まれのドイツ人
です。カッセルの造形美術専門学校出身で、当時新進気鋭の芸術家
でした。ガラスの造形に対して、深い知識と技術を有していたといい
ます。

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写真4)ミカエル・ボェーム  Michael Boehm 1944年生 ドイツ 

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写真5) Glasform Papyrus  

パピュルスは全て手作業で作られます。グラス部分は口吹きです。
この下部分に、グリーンのガラスを一滴乗せ、糸の様に長い足を
引っ張って作ります。サイズや形を守るためには、熟練の技術が
必要とされ、量産は出来なかったと言います。

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写真6)実験工房でテスト中のボェーム

こうした手のかかる作品は、今後ますます少なくなっていくでしょう。
もちろん、パピュルスのシリーズは今では作られていません。
アンティーク市場の中で、これらローゼンタールのスタジオラインは
重要な位置を占めるのではないでしょうか。


アンティーク西洋陶磁器専門店 
               アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
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dresdner220 at 18:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ガラス作品 | ローゼンタール

2012年06月08日

マイセンの花絵 イヌバラ イヌイバラ 

前回に引き続き、今回もマイセンの花絵付けを紹介します。
取り上げる花は「イヌバラ」です。「イヌイバラ」とも呼ばれる
一重のバラですね。

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写真1) イヌバラ イヌイバラ  

植物には詳しくないので品種などは分かりませんが、マイセン
では薄いピンクと白色の彩色で描かれることが多いですね。

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写真2)マイセン 一重のバラ 様式的な花絵 

上の写真は「様式的な花絵」で表現されたイヌバラの絵です。
マイセンの小品ですが、このような小さな作品から大作まで、
この花のモチーフは非常に多く見られます。ブルーの忘れな
草がかわいいですね。

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写真3) イヌバラ   自然主義様式の花絵 1985年頃

写真3)は近年に描かれた自然主義様式のイヌバラです。ここでも
忘れな草と共に描かれており、マイセンの花絵付けの特徴がよく表
れた作品と思います。

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写真4) 自然主義様式で描かれたイヌバラの絵  1890年頃

昨年、当店にて開催致しました「マイセンの絵付け展 印象主義
からユーゲントシュティールへ」において、とても評判の高かった
作品です。お客様の中には、身動きもせずにじっと見入っている
方もいらっしゃいました。

淡い色彩と柔らかなタッチが白磁に溶け込んでゆく、まるで印象派
絵画を彷彿とさせる作品です。こうなると、もう「やきもの」を超えて、
ファインアートの分野に入ると思います。 この作品においても、
マイセン伝統の構図である忘れな草との組み合わせで描かれて
います。 すばらしいイヌバラです。

マイセンのバラは本当に奥が深いです。


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dresdner220 at 15:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マイセン作品紹介 | 花とマイセン

2012年06月01日

マイセンの絵付け ジャーマンアイリス

最近、とても豪華なアイリスをよく見かけます。
ジャーマンアイリスはヨーロッパが原産であり、日本のアヤメや
菖蒲とは別の華やかさがあります。花弁も大きく、色彩もレイン
ボーフラワーと称されるように、とてもカラフルです。

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写真1) ジャーマンアイリス レインボーミックス

ジャーマンアイリスはマイセンの花絵付けのモチーフによくとり
あげられるので、今回はこれらの作品を紹介しようと思います。

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写真2)自然主義様式の花絵 マイセンベース  1890年頃

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写真3) 自然主義様式の花絵 クローズアップ

上の作品は1890年頃に作られたベースです。この頃は
自然主義様式の絵付けが最高の品質に達した頃であり、
見事な絵付けです。柔らかなタッチで描かれたジャーマン
アイリスは、ラフな絵付けにも係らず、少し離れて鑑賞する
と、非常にリアルに見えてきます。この頃ならでは、マイセン
マジックとも言える絵付けですね。

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写真4) プレート  1920年頃

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写真5) 同上作品   絵付けのクローズアップ

上の作品も同じ花の作品です。少し絵付けが固くなり、現在
の描写に近くなりますが、とても良く描かれていると思います。
花の持つ香るような雰囲気がこちらまで伝わって来ることこそ
マイセンの花絵付けの真髄と思います。



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dresdner220 at 15:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 花とマイセン | 自然主義様式の花絵
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