2015年02月

2015年02月27日

マイセン FFブルーメ 最上級の花絵 最高の花

今回は「FFブルーメ」と呼ばれるマイセンの最上級の花の絵
を紹介します。

このブログでは過去にも紹介しているカテゴリーですが、取り
上げて欲しいというリクエストやご質問が多いテーマです。

この花絵のマイセンでの正式な名称は
「FFの花束の絵  多色による花 酸化銅のグリーンによる葉茎
銅版画を手本とした古典画法の描写 No.23の金彩 金の縁取り」
という長いものです。

この場合の銅版画というのは、マリア・ジビラ・メーリアンという
女性博物学者の記した昆虫植物図鑑の挿絵の事を指します。
従って、マイセンでの正式名称をもう少し意訳すれば、「「M.S.
メーリアンの銅版画を手本とした最上級の花の絵」というような
名称でいいのではないかと思います。
(2013年 7月30日のブログでも、このテーマを取り上げています)

今回はこの装飾の28cmプレートが入荷しましたので、絵付けの
詳細をご覧にいれようと思います。

s-2C8T7397








写真1) 「FFブルーメ」装飾のプレート 

この作品は1963年頃に作られたものです。「FFブルーメ」という
カテゴリーは1930年頃プファイファーの時代に確立されたもので
す。銅版画の線描を精密に表現した花絵は、正に最高の花という
称号にふさわしいものだと思います。
マイセンのペインターに尋ねたところ、シベリアリスにお腹の毛で
作った極細の筆で、これ以上できないくらいに細い線で描いていく
のだそうです。極細の線で面を作っていくので、線描の訂正は実質
的に不可能と強調していました。

なるほど・・・、本当にすごい絵付けです。

以下の写真で詳細をご鑑賞下さい。

s-2C8T7398







写真2) 同上 クローズアップ

s-2C8T7401








写真3) 同上 クローズアップ

s-2C8T7400







写真4) 同上 クローズアップ

s-2C8T7399









写真5) 同上 クローズアップ

s-2C8T7402








写真6) 同上 クローズアップ



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dresdner220 at 23:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マイセン花絵付けについての考察 | マイセン作品紹介
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