2017年07月

2017年07月25日

宝塚アンティークフェア 2017  出品作品

今月の末、7月28日(金)29日(土)30日(日)は、宝塚ホテル
のアンティークフェアに出展いたします。
催事の詳細は以下をご覧ください。
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/takarazukah/event/dJ1LnFK5Gy/index.html

今回のブログでは、この催事に出品する作品の一部を紹介
致します。

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写真1) 宝塚アンティークフェア出品作品 

写真左上より右へ

) マイセン 額装飾皿 「天文学の天使」 透かし彫り 
 
1880年頃

2)マイセン フィギュア 「貴族のカップル」 
 
1890年頃

3)マイセン フィギュア 「花綱の少女」 
 
1860年頃

4)KPMベルリン ディッシュ 「公園の貴族たち」 
 
1820年頃

5)マイセン フィギュア「女神と天使 水のアレゴリー」
 
1860年頃

6)ヘレンド イルカの蓋物 「ポワゾン」 
 
1980年頃

7)KPMベルリン フィギュア ビスク「マリー・ルイーゼ」
 
1960年頃

8)ロイヤル・クラウン・ダービー C&S「ジャパン エリザベス」
 
1980年頃

9)ロイヤル・コペンハーゲン C&S「フローラダニカ」 
 
1980年頃

10)マイセン 蓋付ベース 「紺地金彩 花絵」
 
1980年頃

11) マイセン C&S 「グランツゴールド 宮廷の小花 黄色地」
 
1990年頃

12) ヘレンド C&S 「ファンタスティック・バード」ウロコ文様 
 
1990年頃

13)セーブル C&S  オボイード 「ブリュードロア 王者の青」
 
1930年頃

14) ローゼンタール フォギュア 「振り向く猫」Th・ケルナー
 
1930年頃

15) ヘキスト 飾り皿「公園の貴族たち」ボロンガロの透かし彫り
 
1985年頃 

 お暑い中ですが、皆様お誘いあわせの上、どうぞご来場
ください。会場にて、皆様にお会いできる事を楽しみにして
おります。



西洋陶磁器専門店
 
アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
     TEL-03-5717-3108
 ホームページはこちらです  
http://archiv.jp/



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2017年07月23日

マイセン グリーンのワトー絵付け  カラーのワトー絵付け

先日、ドイツのディーラーから、マイセン「サマーナイト」のアイ
テムを探しているという問い合わせがありました。最近はドイ
ツにもこれらの流通はなく、「もう、日本にしかないのではない
か」と嘆いていました。

残念ながら、探しているアイテムは持っておらず、この依頼は
受けられませんでしたが、その際、最近のマイセンのリテール
価格がとても上がっているという話題になりました。

確かに最近のマイセンの価格は、エッと驚く価格が付けられて
いる事があります。しかし、これは日本に限ったことでなく、ド
イツでも同様だという事でした。マイセンが出す所謂「定価」が
高騰しているのですね。

以下、価格の具体例を見ていきましょう。

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写真1)マイセン 飾皿「グリーンワトー」 1900年頃

マイセンにおいて、人物絵はとても格の高い絵付けです。花、
果物、鳥、動物、などの絵付けをマスターしたペインターにしか
描く事を許されない装飾です。特にこのグリーンは酸化銅の
絵の具という特殊な技法が必要とされるため、価格も高価に
なります。



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写真2) 同上 クローズアップ

酸化銅の絵付け(ドイツ語ではコパー・ファルベ)は、最初に
黒や褐色で線描の部分を描きます。よく乾燥させた後にグリー
ンの酸化銅の絵の具を載せていきますが、ここで黒の線描は
見えなくなってすまいます。これを焼成すると、緑の絵の具が
透き通り下の線描と共に絵付けを完成されます。

という訳で、とても高度な絵付けである事は間違いないので
すが、問題は価格です。



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写真3) グリーンワトーC&Sの価格

雑誌の特集に、グリーンワトーのC&Sを使ったテーブルコー
ディネーションが紹介されていました。コーヒーC&S一客の
価格は453,600円です(420,000+消費税)。
100均で、そこそこのカップ&ソーサーが買えてしまう現在、
この価格は何を意味するのでしょう。



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写真4) マイセン C&S「カラーのワトー絵」 1985年頃

マイセンのワトー絵には、グリーンだけでなく多色で描かれた
カラーのワトー絵の装飾もあります。




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写真6)  同上 クローズアップ

18世紀のワトー絵の銅版画を写した絵付けで、グリーンワト
ーよりもさらに高い価格が付けられています。定価表などが
ないので、現在の価格が幾らなのかは分かりませんが、グリ
ーンワトーの価格から見て、一客50万円はくだらないのでは
ないかと思います。

何と贅沢なコーヒーカップかと思いますが、マイセン磁器は
もともと庶民のものではないので、これはこれでいいのかなと
も感じます。18世紀は王侯貴族の独占物、19世紀においても
極限られた人達の贅沢品でした。日本でもマイセン磁器を、
がんばれば買える様になったのは、ここ3~40年の事です。

果たして、マイセン磁器でお茶を飲む事ができる人々が存在
する国はどの位あるのでしょうか? 極限られた一部の富裕
層は別として、先進国以外のほとんどの国では、マイセン磁器
の存在すら知られていないと思います。

最近では中国、韓国、台湾などの東南アジアの需要も多い様
ですが、マイセン社のターゲットすでにこうした国々にシフトし
ており、マーケティングもこれらを強く意識したものになってい
ます。

これから先、マイセンはどのような道を歩いていくのでしょうか。




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アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
     TEL-03-5717-3108
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