2018年10月03日

セーブル ティーカップ&ソーサー 1867年           セーヴル フランス ティーC&S

今回はセーブルのティーカップ&ソーサーを紹介しま
しょう。


xx-2C8T2138








写真1)セーブルC&S ミントグリーン 花絵 1867年

滅多に入手できないセーブルの最上級のC&Sです。
ミントグリーンとホワイトのツートンカラーを地に、窓絵
に赤紫の単色花絵が描かれています。



xx-2C8T2143







写真2) 同上 カップ 


白磁部分には、淡い色彩でアイビーが添えられていま
すが、とても素晴らしい筆致で見事な出来です。高台
には半円形の金彩が装飾されており、これはこの作品
が最上級のグレードである事を示しています。



xx-2C8T2142








写真3) 同上 カップ内部とハンドル

カップ内部はフルに金彩が施され、上部には金彩を掻き
落とす技法で渦巻き文様が描かれています。これも作品
の格を示すものですね。



xx-2C8T2144








写真4) 同上 カップの絵付けと盛金

単色の花絵は多色と違って、濃淡だけで質感や色彩を
表現しなければならず、難しい技法といわれています。
花絵を囲む窓の金彩は、盛金(レイズゴールド)の技法
が使われています。セーブルは金彩に銅板転写を使う
事が多いのですが、これらはもちろん全て手描きです。



xx-2C8T2139








写真5) 同上

花絵はカップに4面、ソーサーにも4面描かれています。
もちろん、全体としてのバランス・構成の傑出したもの
で、フランスの洒落た雰囲気を醸し出しています。



xx-2C8T2141









写真6) 同上 ソーサー裏面

マークから白磁が1860年、装飾をつけて全体が完成する
のは1867年と分かります。
絵付けはL-D-Barre、1844年から81年までセーブル窯に
在籍した花のペインターです。



アンティークとしてのコンディションも素晴らしいものなの
で、是非手にとってご覧ください。




アンティーク西洋陶磁器専門店 
   アンティーク アーカイヴ  東京 二子玉川
         TEL-03-5717-3108
   ホームページはこちらです  
http://archiv.jp/





dresdner220 at 15:08│Comments(0) セーブル | 作品紹介

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

dresdner220

記事検索