ターンレフト、ターンライト

  • author: driftingclouds
  • 2004年12月02日

同じアパート(入り口は別々)の隣同士の部屋に住む音楽家の卵ジョン(金城武)、翻訳家のイブ(梁詠[王其] ジジ・リョン)。
ジョンは出てすぐに右に曲がる癖があり、イブは左に曲がる癖があるため会ったことが無い。
ある日公園で出会った二人は実はお互いが高校生のときに出会って淡い恋ごころを抱いた同士だったことを知り、電話番号を交換するものの突然の雨に濡れて番号を書いたメモが読めなくなってしまう。
すぐそばにいるのに、なかなか出会えない二人の恋の行く末は…

ということで今時珍しいぐらいベタなすれ違いのストーリー。
二人とも不器用で友達もほとんどいなくて、孤独だからせっかく出会った縁を大事にしたい、他の人じゃダメなんだって純粋さもあって、その辺りけっこう感情移入して観てしまいました。ちょっとは乙女な部分もあるんだからね!私だってさ。
行動がシンクロしているのに、微妙なズレのために出会えない二人がじれったいというか、可哀想になって来ちゃうのは二人の俳優の持ち味のおかげもあるかも。
動物に真剣に話しかけて可笑しくないなんて金城君でなきゃ出来なさそう、そういえば、パイナップル缶に話しかけてたこともあったね(笑)
それぞれに横恋慕する男女が絡むんだけど、この二人のキャラクターがかなりエキセントリックなのが香港映画らしいというか、ジョニー・トーらしいというべきかしらん。
私なら、留守中にあんなことされたら触ったものを捨てるだけじゃ済まないけど…
とはいえ、この二人のキャラがけっこうスパイスになってるのも確か。
大家さんたちもいい味出してるしね。
そして、最後まで二人は出会えないの…?と思わせておいてあの驚天動地の結末。(微妙にネタバレ?)いやはや恐れ入りました。
結末は判りきってると言っても、アレは予想つかないし。
色彩ともても可愛らしくて、特にジジの衣装のストライプonストライプの微妙な色合いとダサ可愛い感じがすっごく気に入ってしまいました。マネは出来んけど。(あと10歳若くて背が10センチ高くて体重が…だから無理だって!)

これ、日本で上映されてるのは北京語版なんだけど、なんで広東語版じゃないのかしら?確かに金城君は北京語の方がネイティブなんだろうけど…
私は香港映画の魅力の何%かはあの広東語の響きにあると思ってるので、香港映画が北京語だとがっかりしてしまうのだ。
最近は広東語と北京語で平気で会話してる映画も増えたしなぁ。

どうでもいいことですが、パンフレットのミルキーウェイとレインツリーピクチャーズの説明が逆になってますよ>松竹(パンフ編集・発行)さん

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