『五線譜のラブレター』『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』

  • author: driftingclouds
  • 2005年02月17日

もう長い事放置してあったので簡単に

『五線譜のラブレター』

作曲家コール・ポーターとその妻リンダの愛情物語…
といっても、ポーターはゲイだったわけですが。
もちろん、当人たちが納得していればそういう関係も有りだと思うし、二人の間には濃密な結びつきがあったと思うけど、その場合の愛情って単純な男女の愛情とは違うものなのでは?
その辺りのつっこみかたが少々足りない気がします。
しかしながら、当然と言うべきか楽曲はどれも素晴らしく、贅沢な衣装や美術とともにそれらを楽しみました。


『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』

イスラムの中でも、戒律より精神を大事にする宗派らしいイブラヒムおじさんは、禁じられてるはずのお酒もたしなんだりしちゃう自由な精神の持ち主。
まったく息子への愛情を示そうとしない父親と暮らすユダヤ人のモモ少年(とはいっても、密かに貯めたお金で娼婦を買ったりするちゃっかりさも持ち合わせている)がおじさんと出会い、人生を教えられていく。
ここでの宗教は、生きていく上でちょっとした指標を与えてくれるもの、人生を豊かにしてくれるものとして描かれています。
それこそが本来の宗教ってもんなのではないのか、と無宗教の私が偉そうに言うのもなんなのですが。
イブラヒムおじさんを演じるのはオマー・シャリフ。何とも素敵に年を重ねましたね。映画の魅力の7割ぐらいは彼によるものだと思う。
モモ少年(というには微妙なお年頃。少年と青年のちょうど中間ぐらいか?)の、いかにもフランスの下町っこらしいませ具合も微笑ましい。
後半部分がやや急ぎすぎな気がしないでもないけれど、終わって満ち足りた気持ちになりました。

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