「八仙飯店之人肉饅頭」を観る

  • author: driftingclouds
  • 2004年03月28日

今までこの作品のことはいろいろ聞いていたものの、どうしても踏ん切りがつかなかったのですが、正しい香港映画迷になるためには観ないわけにはいかない(なんだそれ)と思い、意を決して借りてきました。

わたくし、一番苦手なのは中途半端にリアルなグロというやつです。
「ブレインデッド」のような突き抜けたグロならば、造りものとして楽しむこともできるのですが、ちょっとでも痛みとかが想像できるものはもうダメです。

この映画でも、実は実際の殺人シーンは直接的な描写が思ったより少なかったせいか、割と平気でした。(あくまで比較級)
しか〜し!映画中に何度か自殺を図るシーンがあるのですが、そのやり方が…………%#●◎&↓←☆@¢〜(言葉にできないので、物好きな方は実際に見てください)
いたいいたいいたいいたいよ〜、やめてやめて〜たすけて〜おかあさ〜ん!

なぜかこの映画のプロデューサー&出演はダニー・リー。(「狼/男たちの挽歌最終章」で男泣きに泣かせたあの人です)
刑事なのですが、いつもキレイなおネエちゃんをご同伴でにやけてます。
いったいなんでこんな姿に、と思うくらい緩んだ顔を見るのは「ウルトラセブン」が酒ヤケのむくんだ顔で、落とした女優のことを語っているの見るのと同じくらい悲しいものがありましたのことよ。
ほかの警官たちがまた酷い。
証拠もなく逮捕したのに、殴る蹴るの暴行はするは、未決囚なのに監獄に入れて囚人にリンチさせるは、やりたいほうだい。
そりゃ自殺もしたくなるわな、と思ってしまうぐらいです。

とにかく最後まで嫌な人物しか出てこず、後味最悪な映画でした。
インパクトは確かにすごいです。
黄 秋生(アンソニー・ウォン)の鬼気迫る演技は、もう二度と忘れられそうにありません。

黄 秋生はこれで、三級片(成人指定)映画として初めての香港金像奨最佳男性主角を受賞。
ちなみに、同じ年に「つきせぬ想い」「七月十四日之一生一世」の2本で劉 青雲もノミネートされているのですが、この迫力にはちょっと対抗できないかと…(余談ですがこの二人は実生活では仲良しだそうです。)

この後、黄 秋生さんは猟奇俳優の名を欲しいままにし、人肉饅頭シリーズ(シリーズ化て!)などに出演するのですが…
もうこれ以上は勘弁してください………

この記事にコメントする

名前
メール
URL
  • 情報を記憶:
  • 評価:

ページトップに戻る▲