つきせぬ想い(新不了情)

  • author: driftingclouds
  • 2004年01月10日

私、1人の俳優の作品をこんだけ集中的に観たのって
初めてかもしれません。いやはや。

つきせぬ想い(新不了情)

ず、ずるいじゃないか。ビデオ冒頭の広告が「ルージュ」だなんて。
主演の二人(張 國榮と梅 艶芳)が相次いで世を去った去年は本当に悲しい年だったよ…と涙腺がゆるみがち。

人付き合いが下手で仕事を干された作曲家のキット(劉 青雲)。
人気歌手の恋人とも別れ、下町の安アパートへ越して来た彼は、その階下に住む広東オペラの一家の娘ミン(袁 詠儀)と知り合う。
ミンの明るさに引っ張られしだいに気力を取り戻していくキット。やがて二人は愛しあうようになるが、ミンの病が再発し…

いや〜可愛い〜〜〜〜!!袁 詠儀(アニタ・ユン)が。

この映画の劉青雲は髪型と衣装がちょっと微妙…
まあ、10年前という中途半端に古い映画だということでそれは眼をつぶるとして。
二人が並んだ姿はまさに美女と野獣。。
不器用な男が溌溂とした少女に引っ張り回されるの図がすごく良く似合ってます。
相手が美男子じゃあこういうのは嘘くさくなっちゃうでしょ。

前半、忘れがたいシーンはいくつもあるのですが(夜店とか、階段で…とかIn the Moodを演奏するとことか)極め付けはこういうシーン。

デートに出かけた二人が入った店にミンの友達がいて、珍しくスカートをはいてお化粧までしてるミンをからかうと、キットが「デートなんだ。二人でロマンティック(ろまんてぃこと聞こえる)に食事をさせてくれ」と言うその照れたようなぶ然としたなんともいえん表情にちょっと萌え…

二人を取り巻く人々の描写もとってもいい。
ミンの母親(馮寳寳/往年の名子役だそうだけど、最後化粧して歌うとこであまりにも美人なのに驚く)広東オペラの仲間、お客さんたち…二人が自分達だけの世界に入っちゃうんじゃなくて、周囲の人たちとのかかわりの中で生きている。みんなに愛されて、見守られてるんだってことがきちんと描かれているから、その人たちと一緒に二人を応援したいって気になるんだと思う。
そのあたりが凡百の悲恋ものと違うとこなんじゃないのかな。

このあとは少々のネタバレを含むので読みたい人はクリック

と、すっかり感情移入させられた後の後半…
病床のミンに一生懸命(という感じなのだ)プロポーズするキット。
見舞いに来たキットの元彼女(劉嘉玲カリーナ・ラウ)に彼を元気づけるにはどうしたらいいか教えるミン。
そしてそして、「饅頭飴を買って来て」と頼むミン。
…………涙、涙。

当時まったくの無名だった二人を一気にスターダムに押し上げた、というのも納得の良作でした。
が、たぶんのこの映画を10年前に観ていても劉青雲のファンにはなっていなかったような気がします。
と、いうことで次は私が彼にハマるきっかけになった映画について(続く)

※「つきせぬ想い」は2月18日にDVD(国内版)が発売予定です。

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