ヒーロー・ネバー・ダイ(眞心英雄)

  • author: driftingclouds
  • 2004年01月15日

と、いうことで

ヒーロー・ネバー・ダイ(眞心英雄)

とにかく、漢、漢、漢の映画。

対立する二つの組織に属する殺し屋が劉青雲と黎 明(レオン・ライ)

劉青雲の格好がまず強烈です。
口髭に長いもみ上げ、スーツにテンガロンハットにウエスタンブーツ…アジア人で
こんな格好して良いのは劉青雲の他には宍戸 錠ぐらいしかいませんて!
対するマイトガイ旭…じゃなくて黎 明のほうは全身黒づくめでキメてます。
(日本じゃ黎 明主演作として封切られたようだけど、正直、存在感で負けてる
と思う…)

二人は敵同士だけど、心の底ではお互いのことを認めている。本当に理解し
あえるのはあいつだけだと思ってるのです。
この二人が酒場で会って意地の張り合いみたいなことをするんですが、ほとんど
子供の喧嘩みたいで笑っちゃいます。
ですが、ここで出てくるあるものと「上を向いて歩こう」のメロディーが、
後々効いてくるのです。くぅ〜〜、カッコイイ!

やがて組織同士の抗争が起き、激しい銃撃戦の後、劉青雲は足を切断、黎 明は
昏睡状態に。
そんな二人をよそに、ボスどうしは勝手に手打ちをし、邪魔になった二人は
組織から命を狙われることになります。

漢の映画と言いましたが、劇中には二人の女性も出て来ます。
劉青雲の彼女は、廃人同様になった恋人の代わりに1人でボスのところへ乗り込み、
一見か弱そうに見えた黎 明の彼女でさえ、恋人の危機とあらば一瞬のためらいも
なく、身を呈して行動する。その侠気たるや、男性陣に何らひけを取るものでは
ありません。
だからこそ、彼女達の運命が哀しい…

ここから壮絶な復讐劇の幕が開くのですが、これはもう観て下さい、とにかく
すっごいので。
特に足を切断した劉青雲の、鬼気迫る演技はもう…
ラストの銃撃戦、実はこの時劉青雲が死体だってことに、私は気がつかなかった
のだった…
そのくらい存在感があったんだもの、いやほんと、今まで知らなかったよ、
こんな役者が居たなんて!

正直「無間道」が霞んで見えるくらいの傑作。
もうひたすら、すげ〜すげ〜とつぶやきながら、いったいこのおっさん
は何者なんだろう?と思ったのがすべての始まりだったのでした。

逆に言うならこの映画を観て「こんなおっさんのどこが良いの?」と思うなら、
この先はただ退屈なだけだと思いますが(おっさん呼ばわりしてますが、当時
('98年)劉青雲34才。えっ?……若いじゃん)

まだ続けるよ!

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