リンダ リンダ リンダ

  • author: driftingclouds
  • 2005年08月31日

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実を言えばちょっと不安だった。
なにしろ『バカのハコ船』や『リアリズムの宿』を撮った人だもの。
聞いただけでアツそうな「女子高生がブルーハーツをやる」なんて題材がマッチするのだろうか?と思っていたのだ。

結果からいえばどうやらそれは杞憂だったみたい。
女子高生が主役ということで思い浮かべるのは「スイングガールズ」とか「がんばっていきまっしょい」とかのがむしゃらでハイテンションな女の子像だろうけど、自分がどうだったかと思い返してみれば、この映画のほうが実像に近んじゃないだろうか。

別にバンド活動とかやっていたわけじゃないので、そういう意味での共感は無いんだけど、この映画の空気感とかはすごく懐かしい気がした。
なんていうのかなぁ、忙しいのにゆったり流れている時間とでもいうような。
ああ、高校時代ってなんて贅沢な時間だったんだろう。
「本番は夢中で覚えてない事が多かったりして、途中の出来事の方が記憶に残ったりするんだよね」(うろおぼえ)と誰かが言うんだけど、ほんとにその通りだと思う。
そんなかけがえの無い時間を切り取って、大事に箱に収めたみたいな映画だなと思うのよ。
といっても美化された美しい思い出というんじゃなくて、ちょっとカッコわるかったり、間抜けだったりって部分も含めて青春だ、みたいな。
あ、だからブルーハーツなのか。

そしてなんといってもペ・ドゥナ。私にとっての韓流スターといえば彼女とソン・ガンホですから。
彼女はこのとき既に25歳だったのだが、高校生でぜ〜んぜん違和感無し。(もちろん褒め言葉)
あのひょうひょうとしててオフビートなたたずまいが映画の雰囲気と実によく合っているのね。
最初にテキト〜に返事してしまうとことか、カラオケ屋で一人特訓(?)するところとか(その前の店員とのやり取りも爆笑)、同級生から愛の告白をされるところの絶妙な受け答えとか、実は彼女の存在が映画のトーンを決定しているのではないかと思うほど。
周囲から浮き気味だった彼女がだんだんにみんなと打ち解けていって、最後見事なシャウトを聞かせるところにはじーん。

日本の女の子たちも可愛かったしね(と一言で片付けるやつ)
留年している先輩(山田優子 プロのミュージシャンだそうな)のキャラもいいなぁ。歌もカッコ良かったし。
今村萌ちゃんの歌声にも萌え〜(という駄洒落を何百人もの人間が使っているに違いない)

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この記事へのコメント

面白かったです!自分の高校時代の思い出と、けっこうマッチしてたりして、素直に楽しめました〜♪

1. Posted by はっち 2005年09月06日 20:44 5

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