長恨歌

  • author: driftingclouds
  • 2005年10月24日

導演:關錦鵬(スタンリー・クワン) 編劇:楊智深 総監製:成龍(ジャッキー・チェン)
監製:許朋樂、陳自強、陳保平、方俊 美術總監、剪輯指導:張叔平(ウィリアム・チャン)
成龍英皇影業、上海電影集団、文匯新民聯合報業集団、上海海潤影視製作、上海電影製作廠

公式サイト(中/英文)

1948年上海。王[王奇]瑤(鄭秀文/サミー・チェン)は親友の麗莉(蘇岩)のいとこである写真家、程先生(梁家輝/レオン・カーファイ)に紹介され、写真を撮ってもらう。
[王奇]瑤の美しさに魅せられた程先生は、ミス上海への応募を勧める。
見事準ミス上海になった[王奇]瑤は、国民党の幹部である李主任(胡軍/フー・ジュン)の愛人になる。
だがやがて国共内戦のため李主任は失脚し、逃亡する。隠れ家に訪ねてきた程先生に李主任は「自分は死んだと彼女に伝えてくれ」といい姿を消す。
1958年。麗莉は既に香港に去り、家も国家に差し出した[王奇]瑤は裕福な商人の息子、康明遜(呉彦祖/ダニエル・ウー)と愛し合うようになり、妊娠する。
だが、事業が上手く行かなくなった明遜は香港へ新たな仕事を求めて去り、一人上海に残された[王奇]瑤は病身の男と形ばかりの結婚写真を撮り、子供を私生児にしないようにして出産する。
1981年。その娘も大きくなったころ、程先生が文革時代に労働奉仕で知り合った青年が訪ねてくると、[王奇]瑤はその青年と関係を持つようになる。そして…

4人の男に愛された女性の一代記を上海の変遷とともに描いています。
鄭秀文はとても頑張っていると思うのですが、彼女の持つ現代的でシャキシャキしたイメージはこういうメロドラマには合っていなかったように思います。
じゃあ、だれなら良かったのかといえば、やはり張曼玉(マギー・チャン)を思い浮かべてしまいます。
実際、当初はマギーが演じる予定だったとか。

そのせいなのか、一つ一つのエピソードがわりとさらさら流れていってしまうように思え、今ひとつ物足りない印象です。もっとこっくりしたものを想像していたのですけど。
それにしても、なんで彦祖と一緒に香港に行かなかったんだろう?あの辺りがどうしても不明。
監督は「この映画の本当の主役は上海という街です」と言っていたので、そういうことなのか。

サミーよりも印象に残ったのは、彼女に密かな恋ごころを抱きながらそれをあらわすこと無く見守り続ける程先生を演じた梁家輝の方でした。
終始控えめな演技ながら、彼女に対する深い想いを感じさせ、それが手に入らないものだと知っているやるせなさを体現していました。
この映画は彼の映画だと言っていいと思います。

張叔平(ウィリアム・チャン)の美術はもうため息が出るくらい美しくて、目のご馳走でした。
あとひとつ、クラシックにきっちりと髪を撫で付けた彦祖は張震(チェン・チェン)と瓜二つだった…

それにしてもさぁ〜いくらファンかなんか知らないけどさ、ティーチインはファンミーティングじゃないんだから、映画と関係ないことを延々と聞こうとするのはやめてもらいたいもんだ。
おかげでせっかく有意義な質問が出て、面白くなりそうなところで時間切れ。ぷんすか!

なんだかんだ言っても公開されたらもう一度観に行ってもいいかな…

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  • [ soramove ] 2005年10月24日 00:32

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