ダーク・ウォーター

  • author: driftingclouds
  • 2005年11月29日

レディースデーの休日に『親切なクムジャさん』を観ようと思ったら満員だったので、近くでやっていたこっちを観ることに。

日本映画の『仄暗い水の底から』のリメイク。
監督は『セントラル・ステーション』『モーターサイクル・ダイアリーズ』のウォルター(ヴァルテル)・サレス。
実は元の映画の方を観ていなかったのですが、先日テレビでやったので観ました。
で、結論から言えば大変珍しい例ですが私はリメイク版に軍配を上げたいと思います。

日本版が最近粗製濫造気味のジャパニーズホラーの域を出ていないのに比べ、このリメイク版は母子の哀しい愛の物語として再生されています。
まあ、主演女優の差もあるよねぇ。どっちがどうとは言わないけどさ(言ってるよ!)
その分ホラー風味は薄くなっていますので、そういうものを期待する人はがっかりするかもしれないですね。
でも、下手なホラー描写に頼らなかったぶん主人公に感情移入する事が出来るようになっていて、彼女が心理的に追いつめられていく感じが恐かったです。

アメリカ映画にはあり得ないくらい湿度の高い映画なのは、監督はじめスタッフがほとんど南米の人だからなのでしょうか。
何となくラテンの暗さと日本的な暗さって共通するものがあるような気がします。
あのマンションも良くあんなとこ見つけてきたもんだ。

不動産屋がジョン・C・ライリー、マンションの管理人はピート・ポスルスウェイト、ジェニファーの弁護士にティム・ロスとマニア心をくすぐるキャスティングもナイスでした。
あ、そうだジェニファーの別れた旦那役がダグレイ・スコットだったよ。もう凄い久しぶりに見たよ、なんかヤスくなったなぁ。
それにしても、ジェニファーも母親役が似合うような年になったんだねぇ…しみじみ。

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