SAYURI

  • author: driftingclouds
  • 2005年12月15日

あ”〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!ダメだ、耐えられない!
撮影中から珍妙なスチールの数々を目にしていたので覚悟は出来ていたつもりだったのですが、予想を上回る勘違いの連続に忍耐の限界を超えました。

いちいち突っ込みを入れていくといくらスペースがあっても足りないくらい、というか思い出したくないので書きませんが、最大に腹が立ったのが、着物と呼ぶには酷すぎるペラペラで色もおかしな着付けも酷い衣装と戦後のドヤ街のように汚らしい”みやこ”の町並み。
メイクもまるで”おてもやん”のようでまったく美しくないし…

『ラスト・サムライ』でやっとまともになったかに思われたアメ公の日本観は、またしてもショーグンの時代に逆戻りですよ。
いくら台詞で「芸者は娼婦ではない」とか言ってたって、結局区別できてないんじゃん。
置屋と女郎屋の区別も出来ないのかよ!

いくら描写が酷くともストーリーが素晴らしければ、多少(じゃないけど)のアラには目をつぶれるものですが、ストーリーも陳腐、人物描写にも深みがなくて退屈でした。
ってういうかさ〜これって『キャンディ・キャンディ』じゃん!
もちろんキャンディの方が何倍も面白いけどね!

キャストについては…
ツーイーちゃん全然魅力的に撮ってもらえてなくて可哀想…着物が似合わないいかり肩と新体操みたいな踊りも変だし。まあ、それは彼女のせいじゃ無いですが。
鞏俐(コン・リー)と楊紫瓊(ミシェール・ヨー)は所作とかも違和感がなく、良かったですが、鞏俐はお座敷以外の時はまるでおひきずりさんのような格好をさせられている…一流芸者のはずなのに…彼女の女の情念みたいなものは感じました。もうそりゃ感じすぎるくらいに。
渡辺謙は何しろ〈丘の上の王子様〉だからしどころ無し、押し出しは立派でしたが。役所広司のほうが男の嫉妬心とかを上手く表現できていて良かった、けどアレじゃただの野暮天だよ…
工藤夕貴も良かった、特に戦後の弾け方とあの時の顔が。
そして、桃井かおりは英語を話そうが何をしようが桃井かおりなのであった。

これでまたアメリカ人の余計な妄想が膨らむであろう事は間違いないと思うと、うんざりなのであった…

あと奈津子先生よ〜、台詞では舞妓って言っているのに、何故字幕では半玉なんですか?

とりあえずお口直しに『祇園の姉妹』でも観たいところですが、家にビデオがないんだな…

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この記事へのコメント

サムライとかをメイクした?


1. Posted by BlogPetのlauchin 2005年12月19日 09:41

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