世界

  • author: driftingclouds
  • 2005年12月19日

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公式サイト

監督:賈樟柯(ジャ・ジャンクー) 日本=フランス=中国 2004年

もう細かいところの記憶が薄れつつあるので簡単に…

北京郊外にある『世界公園』。世界の名所がミニチュアで再現されたこの公園のキャッチフレーズは“一日で世界を回ろう”
そこで働くダンサーのタオ(趙濤/チャオ・タオ)を中心に同僚のダンサーたち、恋人のタイシェン(成泰[炎/木]/チェン・タイシェン)などの関係を描きつつ、猛烈な勢いで変わっていく北京の現在を描き出す…

飛んでいく飛行機を眺めながらタオが「私の友達で飛行機に乗った事のある人はいないわ」と言うのとは違って、私たちはそこそこのお金さえあれば簡単に飛行機に乗れるけど、それでも、何でもあるけど何もない、どこへでも行けるけど、どこへも行きつけない、それはこの閉塞した世界に生きる我々が共通して抱く思いなのじゃないだろうか。
だからこそ、ラストの絶望が胸に突き刺さる。

実は賈樟柯の映画を観るのはこれが初めて。他の作品も観てみたくなった。

残念ながら、ビデオ(HD)撮り。
製作はオフィス北野がメインらしい、だとすればこれは日本映画という事になるのだろうか?

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この記事へのコメント

「世界」上映終了期間ギリギリに行きました。
「プラットホーム」はスタイル(文体)の方が
先行している感じが鼻について好きになれません
でしたが、これは見逃さないで良かったです。
ロシア人ダンサーとの友情が美しくて泣きました。

1. Posted by らら 2005年12月20日 11:20

>ロシア人ダンサーとの友情
良かったですよね〜、感想にも書くつもりだったのに時間が経ちすぎてて忘れてしもうた…

それにしてもロシア女性の出稼ぎ先が今や日本ではなくて中国だという事に世の移り変わりをしみじみと感じました。

何となくこれは賈樟柯の中でもちょっとタイプの違う映画と言われてるみたいですね。
とりあえず、観てみないと何とも言えないので今度借りてこようと思います。

2. Posted by KEI 2005年12月22日 00:33

こんばんは。
実はおととい、無理矢理時間を作ってこの映画を見てきました。・・・実はうとうとしてしまったのです。そして不覚にもテーマも何もつかめないまま帰って参りました。

アニメーションが入ったりして、おもしろい趣向だなあとは思ったのですが、感想が未だにまとまりません。困っています・・・

3. Posted by 藍*ai 2005年12月30日 00:51

>藍*ai さん
明確なストーリーやテーマがあるというよりは、登場人物たちの感じる事を一緒に感じるという映画なのではと思います。
現実にはどこへも行けない主人公たちがアニメの世界では空を飛べる…何ともいえない気持ちになりました。

4. Posted by KEI 2005年12月31日 00:58

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