THE 有頂天ホテル

  • author: driftingclouds
  • 2006年01月27日

監督・脚本:三谷幸喜 2006年

『グランド・ホテル』形式と言うよりは、香港の歳賀片形式といった方がいいような映画。(それ『オーシャンズ12』の時も言ったぞ、オレ)

ホテルという限られた空間で、ほぼリアルタイムで進行するということで、わりと舞台劇っぽかったです。
あっちこっち飛ぶエピソードはよくまとめられていたし、キャストは全員当て書きされたとあって、適材適所(オダジョーもな!)で全体としてはとても楽しみました。

ですが、すごく満足というわけにはいかなかったのは…

それぞれの顛末があって、それが最後に向けて収束していき、パーティーのシーンでド〜ンとカタルシスが来るってのが正しいお祭り映画のあり方だと思うんだけど、そこがどうも今ひとつ…
もともと三谷幸喜の笑いは爆笑という感じじゃなくて、くすっと思わず笑ってしまうような感じなのでそれだけで2時間越えは辛い。
映画なんだし、クライマックスに一つ大ネタが欲しかったわ。

そして、最後は登場人物全員があそこに集まって『Happy New Year!』と言ってほしかった、あそこにいない人がいるってのはどうなんだろう?
あそこはYOU(彼女がもともと歌手だったことを知っている人ってどのくらいいるんだろう?)の歌じゃぁなくて、彼女が歌ってもいいんだけど、その後は西田敏行で締めるべきでは?
例えば彼女の歌が終わって西田敏行登場…そっから引きの画になって…で、あのラストシーンにでも良かったじゃないのさ。
それが大物(というには粒が小さいけど)の役目なんだから。

あと、スイートの名前、『ガルボ』はいいとして、『グランド・ホテル』から取るのならジョン・バリモアから『バリモア』、ライオネル・バリモアから『ライオネル』じゃなくて(だってそれだけファーストネームぢゃん)、ジョーン・クロフォードで『クロフォード』とかにすればいいのに。
それに、高級ホテルという設定のくせに安普請過ぎないか?スイートであんなに音が筒抜けなんていや〜んでしょ。

しかし、一番の手抜かりは大晦日の話なのに公開が年明けってことだな…

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この記事へのコメント

人物全員を公開したかったの♪


1. Posted by BlogPetのlauchin 2006年01月30日 09:23

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