童夢奇縁

  • author: driftingclouds
  • 2006年03月05日

067


監督:陳徳森(テディ・チャン)
寰亞電影有限公司、銀都機構有限公司、三木製作 2005年

12歳の光仔のママは3年前に自殺してしまい、今はお父さん(黄日華/フェリックス・ウォン)、弟、そして継母(莫文蔚/カレン・モク)と暮らしている。母親が自殺したのは継母のせいだと思っている光仔は彼女に敵意を抱いており、早く大人になって家を出て行きたいと思っていた。
ある日、いつものように家を飛び出した光仔は公園で不思議な老人(馮小剛/フォン・シャオガン)に出会う。老人の作った不思議な薬を浴びてしまった光仔が翌朝目覚めてみると、20歳過ぎの青年(劉徳華/アンディ・ラウ)に成長していた。
大喜びの光仔は、さっそくひそかに憧れていた学校の先生(應采兒/チェリー・イン)に近づいたり、大人の生活を満喫する。
その一方、今まで知らされていなかった母親の自殺の真相、父と継母の自分への愛情をも知ることになり、もとの姿に戻りたいと願う光仔だが、彼の身体は急激な老化が始まっていて…

う〜む、なぜ華仔はTIFFにこっちの映画を出さなかったのだろう…(香港では、ほぼ同時期に公開されていた)
『再説一次我愛[イ尓]』はアンディの製作だからってのはわかってるんだけど、あんなくだらない(あっ、言っちゃった!)映画よりこっちの方が何倍も良かったのに。

子供が一晩で大人になってしまう…というとトム・ハンクスの『ビッグ』を思い出すけど、こっちはあれとは違ってもっともっと苦いお話。(いや、あれはあれでいい映画なんだけど)

人生の不思議は時間をかけてゆっくり理解していけばいい…それがわかった時にはもう時間切れになっていることがある…人の一生は短いのだから。
時の流れは元に戻すことは出来ない、だから手遅れにならないように、大切なものを見落とさないように…

最後が納得いかないと思う人もいるかもしれないですが、私はやっぱりあれで良かったと思う。凄く切なくて胸が締め付けられるようだったけど、それだけじゃなくてちょっとだけ救いがあったから。

黄日華のお父さんがとても良かったのだけど、金像賞ではノミネートもされてないのね。なんでだ?
あと、画の感じが他の香港映画とちょっと違うように感じました、DVDのジャケットみたいにちょっとキモカワイイっていうのかな?結構新鮮。

香港からの帰りの飛行機で観たのだけど、これはぜひとも字幕付きで見てみたい。公開希望。

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この記事へのコメント

ひとつひとつのエピソードがよくできてきて、完成度の高い映画ですよね。私も字幕付で観たいと思います。ラストは意外だったけれど私もあれで良かったかと。香港の映画館では満席で、皆さんおおいに笑って泣いてました。
ほんと「愛してるよ〜」はファンのための映画だし、香港映画のくくりを越えて一般受けしそうなこちらを先に公開して欲しいです。

話変わりますが「忘れえぬ想い」、ラウチンにしかできない役ですね。子供のあやし方もとっても上手。

1. Posted by honeymilk 2006年03月06日 07:21

lauchinは、徳森にリックスと人とか生活♪
いや銀でビッグは継母とか理解するはずだったの。

2. Posted by BlogPetのlauchin 2006年03月06日 09:30

>honeymilkさん
映画館でご覧になったのですね。大いに笑って泣いて…ほんとそんな映画ですよね。
華仔の演技もこちらの方がず〜っとよかったと思います。
香港映画の奥深さを知ってもらうためにも公開して欲しいのですが。

3. Posted by KEI 2006年03月07日 00:14

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