やっぱり主題歌って重要なのよ

  • author: driftingclouds
  • 2006年03月04日

さて、本当は別のエントリを上げるべく昨日からしこしこ書いていたのですが、思うとこあってこっちを先にしますわ。
本日、李安(アン・リー)監督がアジア人として初のオスカー監督賞を受賞するか?と話題な『ブロークバック・マウンテン』を観てきたのです。
これはね、ほんとうにオスカーにふさわしい素晴らしい作品ですよ。感想はまた改めて…っていつになるかわかりませんけど。
でもね、もっと泣くかと思っていたんですがそうでもなかったです。というよりもっと心の深い所に触れる映画でした。

でね、映画が終わってエンドクレジットにはウィリー・ネルソンの歌う『He was a friend of mine』が流れるわけですよ。
訳詞が字幕で出るのでそれを読んでいたらそれまでの映画のシーンとかがわ〜と蘇ってきて、本編では涙が出なかったのに、クレジット見ながら泣いてしまいました。

だからね、やっぱり思うのですよ。主題歌というのは映画の一部なんだと。

周杰倫の歌う『霍元甲』の主題歌も、曲のカッコ良さに耳を奪われがちですが、歌詞をよく見てみるとなかなかに示唆に富んだ内容なのですね。
私は中国語は出来ませんが、漢字の国の人なので文字を眺めていれば大まかな意味ぐらいはわかります。そして、それはおそらくは映画の内容に沿ったものなのだろうということも容易に想像できるのです。

翻って日本で付けられた主題歌の内容といえば…まったく映画とはかけ離れた縁もゆかりもないものです。(S○NYのサイトで試聴しました。)
エンドクレジットにこの曲が流れるのと、ジェイの曲が流れるのではやはり映画の印象そのものが違ってしまう、別の映画になってしまうと私は思います。

ワーナーは殺到した(と思われる)抗議へのいいわけのためか、ジェイの曲をキャンペーンソングとすることにしたようですが、それは本末転倒というもの。
やはり、エンドクレジットにあの曲が流れることによって映画は完成するのだと声を大にして言いたい。

こうなるまでには、いろんな大人の事情があったらしい…ということも漏れ聞いてますけど、大切なのはプロデューサーの意向なのか?観客なのか?そこを良く考えてもらいたいものです。

これ以上不幸な映画を増やさないためにも。

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たかが主題歌、されど主題歌。

映画SPIRIT主題歌ジェイ・チョウ霍元甲差し替えへのあなたのコメントを残してください。諦めるのはまだ早いです。公開まで、公開されてもオリジナル版の上映を訴え続けます。

  • [ SPIRITの魂はジェイ・チョウの霍元甲にある。 ] 2006年03月07日 14:51

映画「SPIRIT」主題歌差し替え関連記事

「もうすぐ日本でも上映されるから、その時に聞けるよ」とうれしそうに話してたジェイの顔を思い出すと申し訳なくてならないのです。(抜粋) 1館でも、1日でもいい。オリジナル版の霍元甲を日本で見たいという気持ちに賛同いただける方はコメントをお願いします。

  • [ SPIRITの魂はジェイ・チョウの霍元甲にある。 ] 2006年03月15日 00:12

この記事へのコメント

こんにちは。
自分は特にジェイのファンということもないのですが、こういう行為はほんと許せないですよね。
おっしゃるように、「主題歌というのは映画の一部」ですよね。エンドクレジットに流れる音楽って、かなりポイント高いですから。
大好きなカウリスマキの『過去のない男』でも、エンドクレジットに流れたマルコ・ハーヴィスト&ポウタハウカの『STAY』の、“Will be fine,if you stay”という歌詞が映画にぴったりでした。

1. Posted by micchii 2006年03月06日 12:24

本当に主題歌は重要ですよね。毎週「求婚事務所」のエンディングに流れる「倒帯」で泣いている私も同感です。周杰倫特有の切ないメロディで、歌詞の内容がまたドラマにピッタリで、胸が締め付けられます。

逆にどんなに良い曲でも、○ムタク主演ドラマのような無茶な使い方をすれば、失笑物でしかないし。

ところで、オスカー監督賞はアン・リー監督が取りましたね。ジョージも助演男優賞受賞、おめでとうございます。

2. Posted by KIKI 2006年03月06日 20:54

>micchiiさん
私は、周杰倫のファンであり、中華映画のファンである以前に映画を愛する人間として、これまで何度もあった同じような事例の典型的なものとしてこのことに怒っています。
なぜ、こんなに単純なことがわからないのだろう?と。

アキの映画では『ラヴィ・ド・ボエーム』の”雪の降る街を”も忘れがたいです。最初はちょっと違和感があったけど、思い返せばあれ以上のものはないような。

>KIKIさん
日本だってドラマの主題歌なら一応内容に沿った曲を作るのに(キム○コのドラマは別)なんで映画にはこんなことが出来るのかと思いますよね。
もういっそ、香港や大陸のようにエンドクレジットばっさりカットのほうがまだマシですよ。
劇場へは自分でMD持参で行くことにしました。もう自己防衛しかないです。

3. Posted by KEI 2006年03月07日 00:34

『ラヴィ・ド・ボエーム』の”雪の降る街を”、事音楽に関しては、カウリスマキの映画の中でも最強ですよね。
DVDも持ってますが、マッティが病室に帰ってくるところから、繰り返し何度も観ました。
歌っている篠原敏武氏と出会ったのが篠原氏の経営するバーというエピソードも、カウリスマキらしくて好きです(笑)
マッティと出会ったのもバーですからね。バー以外で誰かと会うことはないのか・・・。

4. Posted by micchii 2006年03月07日 15:53

京都の映画祭に来た時もかたときも酒を離さなかったらしいですからね〜
思えばあれがマッティの最初で最後の来日だった…(涙)
筑紫哲也の番組のときも酔って筑紫をけむに巻いてたし(笑)

5. Posted by KEI 2006年03月08日 01:06

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