春の日のクマは好きですか?

  • author: driftingclouds
  • 2006年06月16日

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監督:ヨン・イ 2003年 韓国

スーパーで働くヒョンチェ(ペ・ドゥナ/斐斗娜)はちょっと世間とズレた性格のせいか、男の子に振られてばかり。
ある日図書館で借りた美術書に「春の日のクマのように、君が愛おしくてたまらない」と書きこまれているのを見つけたヒョンチェは、それが自分あてのメッセージだと思いこみ、その謎の人物を“ヴィンセント”と名付け彼を捜し出そうとする。
そんな彼女の前に幼なじみのドンハ(キム・ナムジン/金南進)があらわれる。彼は実は昔からヒョンチェのことが好きなのだが、ヴィンセント探しに夢中なヒョンチェはそれに気がつかない…

ドゥナたんの魅力は、ちょっと世間からずれたキャラクター(『ほえる犬は噛まない』とか『リンダ リンダ リンダ』とか)を演じる時に最大限に発揮されると思う。
この映画の、デートで恋愛映画観ながらスルメ食べたり、キスシーンで笑っちゃったりするような不思議ちゃん、しかも恋に恋する少女という、並の人ならあイタタ…となるキャラクターも彼女が演じると実にキュートに見えるから不思議である。
くるくる変わる表情を見ているでも楽しいのだが、トナカイ帽子のドゥナたんとかメガネっ子ドゥナたんとか、妄想シーンのコスプレとか、サービスショット(をい!)なども満載されている。

さて、そんなドゥナたんの魅力は堪能出来るのだが、じゃあ、映画として面白いのかというと…う〜んちょっとねぇ。
なんと言うか作りが全体に雑。
一つ一つのエピソードだけを見れば、恋愛初期の可愛らしさとかを感じさせてくれる部分も無きにしもあらずなんだけど、それがブツ切れに羅列されるだけで大きな流れになっていかないもどかしさを感じてしまう。
だいだい、ヴィンセントの正体がそれまでちらりとも姿を見せない男性で、彼がメッセージを送っていたのは病院で働く耳の聞こえない女性だったてのはね〜、いくらなんでも唐突すぎと言いたくなってしまう。
ちらっとでも匂わせるシーンを最低でも1シーンぐらい入れておくべきじゃないの?
ヒョンチェのお父さんや友達のミランなんて、扱いによってはいくらでも面白くなりそうなキャラなのに、まったく活かされてない、というか、ある状況を作り出すためだけに配された”為にする”人物みたい。
せっかく可愛いドゥナたんがもったいないなぁ〜と思ってしまうよ。

あ〜早く『グエムル』が観たいもんだのう。

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